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2023.08.22 総合型選抜(旧AO入試)

駒澤大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴と対策方法を大公開

駒澤大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴と対策方法を大公開

駒澤大学は7つの学部で構成されている総合大学です。ほとんどの学生が都心の1つのキャンパスに集まり、他の学部学科の学生とともに講義を受ける機会が多いのが特徴です。

その環境から、多種多様な学問や知識に触れる機会があり、自身の考え方や価値観の幅を広げることができる大学となっています。

そんな駒澤大学への入学を目指している人は数多くいますが、中には一般受験での合格が厳しい人もいるのではないでしょうか。そのような方は、総合型選抜(旧AO入試)で受験するのがおすすめです。

ここでは駒澤大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴や対策方法を紹介します。記事の主な内容は次の通りです。

この記事の主な内容

  • 駒澤大学の総合型選抜の特徴
  • 2023年度の各学部の倍率
  • 学部学科ごとの募集要項や出願条件
  • 各学部学科の総合型選抜の対策方法
  • おすすめの併願受験先
  • 駒澤大学の総合型選抜を利用する学生がよく抱く疑問への回答

駒澤大学への受験を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

今回の記事は、特に次のような人におすすめです。

  • 駒澤大学の総合型選抜への出願を考えている
  • 駒澤大学で合格しやすい学部を探している
  • 駒澤大学に合格するための対策方法を知りたい

それでは、本題に移ります。

目次

駒澤大学の自己推薦選抜(総合型選抜)とは?

駒澤大学の総合型選抜
駒澤大学の総合型選抜は、総合型選抜という名称では実施されていません。自己推薦選抜という名称で実施されています。ここでは、駒澤大学の自己推薦選抜(総合型選抜)について詳しく解説します。

駒澤大学の自己推薦選抜のポイント

駒澤大学の自己推薦選抜の大きなポイントとして、選考方式が分かれている点が挙げられます。自己推薦選抜の選考方式は次の2つです。

  • 総合評価型
  • 特性評価型

それぞれ出願条件や二次選考の内容が異なるので、募集要項を確認したうえで自分にあった選考方法を選ぶ必要があります。

また、学科や選考方法によっては出願に一定以上の評定平均が必要な場合があります。場合によっては志望していても出願自体できない場合があるので注意してください。

一方で、二次選考の内容は小論文や面接(または口頭試問)を課す学科が多くなっておりますので、短期間の対策で合格も狙えます。そのため、出願条件さえ満たしていれば、合格しやすい受験方式と言えます。

総合評価型の特徴


自己推薦選抜の中でも総合評価型は、受験生の高校時代の活動や勉強意欲などを総合的に評価する選抜方式です。総合評価型の特徴としては3点挙げられます。

  1. どの学部学科であっても出願に一定以上の評定平均が必要
  2. 出願条件の評定平均を満たす方法が2通りある
  3. 二次選考で小論文と面接・口頭試問(一部学科はグループ討論)が行われる

1点目は、どの学部学科であっても出願に一定以上の評定平均が必要なことです。必要な評定平均は学部学科によって異なります。

例えば、法学部の法律学科フレックスBは必要評定平均が3.5以上なのに対し、経済学部は4.0以上が必要です。

2点目は、出願条件の評定平均を満たす方法が2通りあることです。

例えば、文学部の英米文学科の場合、全体の評定平均が3.8以上あるか、全体の評定平均3.5以上に加えて外国語の評定平均が4.0以上でも出願できます。

自分が志望する学部の出願に必要な評定平均をしっかりと確認しておきましょう。

3点目は、二次選考で小論文と面接・口頭試問(一部学科はグループ討論)が行われることです。また、文学部 国文学科では小論文と筆記試験、医療健康科学部 診療放射線技術科学科では小論文の代わりに筆記試験が行われます。

小論文と面接は一般選抜向けの受験勉強では対策しづらいので、事前に小論文対策と面接対策を欠かさないようにすることが大切です。

特性評価型の特徴

自己推薦選抜(特性評価型)は、高校自体の活動など受験生の特性を評価する選抜方法です。

選考を実施している学部・学科

特性評価型は総合評価型と異なり、実施学部が限られています。特性評価型の自己推薦選抜を実施している学部・学科は次の通りです。

学部 学科 専攻
仏教学部
文学部 歴史学科 日本史学専攻
外国史学専攻
考古学専攻
社会学科 社会学専攻
経済学部 経済学科
商学科
グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

特性評価型の出願条件の特徴とは?

特性評価型の特徴として、出願条件の豊富さが挙げられます。スポーツ大会やコンクールの入賞経験、ボランティア活動などの社会貢献の実績、英語外部検定試験の一定以上のスコアなど条件は様々です。

そのため、総合評価型より出願ハードルが高い選考方法です。募集要項を確認して志望学部がどのような出願条件をしているのか確認しておきましょう。

選考内容の特徴

各学部・学科とも一次選考と二次選考の2段階となっております。

一次選考では、書類選考が行われます。

経済学部では書類審査に加えて事前課題をこなす必要がありますが、基本的には出願書類の作り込みや調査書の内容が重要になると思いましょう。

一方で、二次選考は面接・口頭試問のみと非常にシンプルです。面接対策に集中できるので、出願条件さえ満たしていれば、対策しやすいメリットがあります。

なお、グローバル・メディア・スタディーズ学部のB方式では、二次選考で面接の代わりにプレゼン資料の作成およびプレゼンを行います。こちらの選考方式を選択する場合には、プレゼン対策を怠らないようにしましょう。

各学部が実施している自己推薦選抜の種類


次に、駒澤大学の中でも自己推薦選抜で受験できる学部を介します。総合評価型と特性評価型で受験できる学部が異なるため、それぞれ紹介します。

学部 学科 総合評価型 特性評価型
仏教学部
文学部 国文学科 ×
英米文学科 ×
地理学科 地域文化研究専攻 ×
地理学科 地域環境研究専攻 ×
歴史学科 日本史学専攻
歴史学科 外国史学専攻
歴史学科 考古学専攻
社会学科 社会学専攻
社会学科 社会福祉学専攻 ×
心理学科 ×
経済学部 経済学科
商学科
現代応用経済学科 ×
法学部 法律学科フレックスA ×
法律学科フレックスB ×
政治学科 ×
経営学部 経営学科 ×
市場戦略学科 ×
医療健康科学部 診療放射線技術科学科 ×
グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

まず総合評価型を見ていくと、全7学部16学科で実施しています。そのため、自分が志望する学部がどこであれ、自己推薦選抜で受験可能です。

次に、特性評価型を見ると、仏教学部とグローバル・メディア・スタディーズ学部、そして文学部と経済学部の一部学科で受験できます。

2024年度の自己推薦選抜の各学部別の出願日時や合格発表日

駒澤大学自己推薦選抜の入試スケジュール
ここでは、駒澤大学の2024年度自己推薦選抜の出願日時と合格発表日について紹介します。総合評価型と特性評価型で日程が異なるので、注意しましょう。

総合評価型の情報

総合型評価型の情報をまとめた表が以下になります。

学部 学科 募集人員 出願期間 試験日程 合格発表日
仏教学部 10人 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
2023年10月22日(日) 2023年11月10日(金)
文学部 国文学科 8人
英米文学科 12人
地理学科 地域文化研究専攻 8人
地理学科 地域環境研究専攻 8人
歴史学科 日本史学専攻 10人
歴史学科 外国史学専攻 7人
歴史学科 考古学専攻 3人
社会学科 社会学専攻 5人
社会学科 社会福祉学専攻 3人
心理学科 10人
経済学部 経済学科 10人
商学科 6人
現代応用経済学科 6人
法学部 法律学科フレックスA 25人
法律学科フレックスB 10人
政治学科 10人
経営学部 経営学科 20人
市場戦略学科 11人
医療健康科学部 診療放射線技術科学科 9人
グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科 34人

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

特性評価型の情報

特性評価型の情報をまとめた表が次の通りです。

学部 学科 募集人員 出願期間 試験日程 合格発表日
仏教学部 55人 2023年9月11日(月)~9月15日(金)
消印有効
第1次試験:書類審査
第2次試験:2023年10月21日(土)
第1次試験:2023年10月7日(土)
第2次試験:2023年11月10日(金)
文学部 歴史学科 日本史学専攻 2人
歴史学科 外国史学専攻 2人
歴史学科 考古学専攻 1人
社会学科 社会学専攻 2人
経済学部 経済学科 7人
商学科 13人
グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科 15人

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

昨年度の学部別の駒澤大学の総合型選抜の合格倍率

昨年度の駒澤大学の総合型選抜の合格倍率
次に、2023年度の駒澤大学自己推薦選抜の倍率を表にしてまとめました。

学部 学科 総合評価型 特性評価型
仏教学部 1.5倍
*受験者19人
*合格者13人
1.0倍
*受験者46人
*合格者44人
文学部 国文学科 3.1倍
*受験者31人
*合格者10人
英米文学科 1.4倍
*受験者14人
*合格者10人
地理学科 地域文化研究専攻 2.0倍
*受験者16人
*合格者8人
地理学科 地域環境研究専攻 1.8倍
*受験者11人
*合格者6人
歴史学科 日本史学専攻 2.6倍
*受験者26人
*合格者10人
2.0倍
*受験者4人
*合格者2人
歴史学科 外国史学専攻 4.6倍
*受験者32人
*合格者7人
2.0倍
*受験者2人
*合格者1人
歴史学科 考古学専攻 2.3倍
*受験者9人
*合格者4人

志願者なし
社会学科 社会学専攻 2.0倍
*受験者12人
*合格者6人
2.0倍
*受験者2人
*合格者1人
社会学科 社会福祉学専攻 2.8倍
*受験者11人
*合格者4人
心理学科 3.8倍
*受験者30人
*合格者8人
経済学部 経済学科 2.7倍
*受験者35人
*合格者13人
1.2倍
*受験者6人
*合格者5人
商学科 2.0倍
*受験者14人
*合格者7人
1.2倍
*受験者14人
*合格者11人
現代応用経済学科 2.5倍
*受験者5人
*合格者2人
法学部 法律学科フレックスA 1.8倍
*受験者48人
*合格者26人
法律学科フレックスB 1.1倍
*受験者14人
*合格者13人
政治学科 1.4倍
*受験者18人
*合格者13人
経営学部 経営学科 2.9倍
*受験者55人
*合格者19人
市場戦略学科 3.8倍
*受験者42人
*合格者11人
医療健康科学部 診療放射線技術科学科 3.4倍
*受験者31人
*合格者9人
グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科 1.4倍
*受験者30人
*合格者21人
A方式:1.7倍
*受験者54人
*合格者31人

B方式:2.0倍
*受験者10人
*合格者5人

参照元:入学者選抜データ 2023年度 駒澤大学

まず、総合評価型の倍率は、全体的に低くなっています。多くの学部学科が1~2倍台となっており、高くても4倍台です。そのため、倍率の面ではどの学部も難易度が低いと言えます。

自分が志望している学科や利用をしている受験方式の倍率を把握したうえで、受験対策を行いましょう。

仏教学部の自己推薦選抜の特徴と対策ポイント


ここでは、仏教学部の自己推薦選抜の特徴と対策ポイントを解説します。総合評価型と特性評価型をそれぞれ解説しているので参考にしてください。

ちなみに仏教学部は禅学科・仏教学科の2学科制ですが、入試時には学科が分けずに募集しています。

仏教学部の総合評価型の出願条件と募集要項

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問
募集人数 10人
出願時必要最低評定平均 以下のいずれかを満たすこと
・全体の評定平均3.8以上
・全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語のいずれか1つが4.0以上
倍率
(2023年度)
1.5倍
*受験者19人
*合格者13人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

仏教学部の総合評価型の特徴

駒澤大学の仏教学部の総合評価型の特徴は、出願に一定以上の評定平均が必要であることです。具体的には次のようになっています。

  • 全体の評定平均3.8以上
  • 全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語のいずれか1つが4.0以上

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

上記のうちどちらかを満たしていれば問題ありませんので、国語か英語の成績が良ければ出願ハードルが低くなる学部と言えます。

二次選考では、小論文と面接・口頭試問が課されます。本番前にそれぞれの対策を行いましょう。

仏教学部の総合評価型の対策項目

対策すべきことは以下の3点です。

  • 自己推薦書を作り込む
  • 小論文対策を行う
  • 面接・口頭試問対策を行う

それぞれについて解説します。

自己推薦書を作り込む

自己推薦書を作り込みましょう。なぜなら書類審査の配点も大きいからです。仏教学部の総合評価型の配点は次のとおりです。

  • 書類審査:100点
  • 小論文:100点
  • 面接・口頭試問:100点

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

書類の配点が小論文、面接・口頭試問と同じになっています。そのため、自己推薦書の作成には時間をかけ、完璧なものを作り上げましょう。

小論文の対策を行う

仏教学部の合格を狙うのでしたら小論文の対策は欠かせません。なぜなら、二次選抜で小論文が課されるためです。

小論文の対策の際は、以下の4つが重要になります。

  • 小論文の基本的な型を身に付ける
  • 過去問に目を通す
  • 小論文でよく問われるテーマを把握する
  • 実践演習を繰り返す

大前提として小論文には型が存在しますので、型を覚えた上で練習を繰り返せば自ずと慣れます。

それに、本番日に出題される小論文の形式は過去問を研究すればある程度予測が出来ます。

テーマについても駒澤大学側が以下のように公開しているので、ある程度の事前の対策ができます。

小論文の論題は、宗教(仏教)と社会・文化との関わりについて問う傾向があります。

参照元:自己推薦選抜特設サイト 仏教学部 学部・学科メッセージ

そのため、小論文の型を覚える事と過去問の研究を行った上で、上記のテーマと関連した小論文を書く練習をしましょう。

そして書いた小論文については、必ず学校の先生や塾の先生に添削をしてもらいましょう。

さらに言えば、論旨の明確な小論文を書くには事前知識が必要不可欠です。そのため、余裕があれば仏教に関する新書などを数冊読んでおくのも望ましいです。

過去問は以下のサイトから入手可能ですので、ぜひ手に入れてください。

▶︎旺文社パスナビ(駒澤大学過去問題)

面接・口頭試問対策を行う

面接並びに口頭試問の対策も欠かせません。なぜなら、両方とも二次選考で実施されるためです。

面接・口頭試問の対策としては、本番で想定される質問に対する回答を事前に考え、模擬面接を繰り返すことがおすすめです。

駒澤大学の学部・学科教員のメッセージ資料では、以下の点についてきちんと答えられるように準備することを推奨していました。

  • 仏教学部の志望理由
  • 入学後の目標

参照元:自己推薦選抜特設サイト 仏教学部 学部・学科メッセージ

また、面接は事前に練習をしておかないと本番緊張して何も話せない可能性があります。そのため、学校の先生や塾の先生に練習に付き合ってもらいましょう。

練習の際には、受け答えだけでなく、座っている姿勢や入退室のマナーなども客観的にチェックしてもらい、問題点を解決しておきましょう。

仏教学部の特性評価型の出願条件と募集要項

出願期間 2023年9月11日(月)~9月15日(金)
消印有効
選考日 第1次試験:書類審査
第2次試験:2023年10月21日(土)
合格発表日 第1次試験:2023年10月7日(土)
第2次試験:2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.個人調書
3.自己推薦書
4.オンラインによる面接・口頭試問に関する承諾書
5.入学志願票
二次選考の試験内容 ・面接、口頭試問
募集人数 55人
出願時必要最低評定平均 全体の評定平均3.2以上
倍率
(2023年度)
1.0倍
*受験者46人
*合格者44人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)

2. 下記(1)もしくは(2)のいずれかに該当する者
(1)曹洞宗において得度した者(「寺族得度式」あるいは「寺族安名の親授式」を了じた者を含む)
(2)下記の技能試験のいずれかで基準以上の成績を修めた者
①日本英語検定協会の実用英語技能検定2級以上
※英検(従来型) 、英検S-CBT、英検CBT、英検S-Interview いずれも可
②フランス語教育振興協会の実用フランス語技能検定試験準2級以上
③日本スペイン協会西検事務局のスペイン語技能検定試験3級以上
④日本漢字能力検定協会の日本漢字能力検定試験2級以上(CBT を含む)
⑤TOEFL iBT®TEST 45 以上( 「TOEFL iBT®Home Edition」の成績も可)
⑥TOEIC®L&R TEST 500 以上(公開テスト、IP テストのいずれも可)
⑦日本中国語検定協会の中国語検定試験(中検)3 級以上
⑧HSK〈中国政府教育部公認〉4 級以上
⑨中国語コミュニケーション協会の中国語コミュニケーション能力検定試験(TECC)450 点以上
⑩韓国教育財団韓国語能力試験(TOPIK) 〈大韓民国政府教育省認定〉4 級以上
⑪ハングル能力検定協会のハングル能力検定試験準2級以上

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

仏教学部の特性評価型の特徴

駒澤大学仏教学部の特性評価型の特徴として、出願条件の豊富さが挙げられます。

英検等の英語外部検定試験のほか、フランス語検定やスペイン語検定、漢検などで一定以上のスコアを取得していれば出願可能です。

また、仏教学部らしく曹洞宗で得度した人も出願可能です。得度とは剃髪して出家することを指します。

そのほか、出願に全体の評定平均が3.2以上必要ですが、こちらはそれほどハードルは高くありません。

二次選考では、面接・口頭試問のみ課されます。そのため、書類審査に通過した後は面接対策に集中することが必要です。

仏教学部の特性評価型の対策項目

対策すべきことは以下の2つです。

  • 出願書類を作り込む
  • 面接・口頭試問対策をする

それぞれについて解説します。

出願書類を作り込む

出願書類を作り込みましょう。なぜなら、書類審査と面接の配点はそれぞれ以下のように同じ点数なので、合否判定において非常に重要だからです。

配点項目 点数
書類審査 100点
面接 100点

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

そのため、出願書類の作り込みをして高い評価を得る事を目指しましょう。

また、作成した書類は作成後に必ず添削をしてもらいましょう。添削を受けて明確になった改善点は改善を行い、最高の出願書類を完成する事が欠かせません。

面接・口頭試問対策をする

面接・口頭試問対策としては、何度も模擬面接を繰り返すことがおすすめです。その際、事前に、よく聞かれる内容に対しては回答を作成しておきましょう。

参考までに駒澤大学の学部・学科教員のメッセージ資料での中に記載をされていた、面接と口頭試問の詳細内容をそれぞれご紹介します。

面接で聞かれる事の一例

  • 志望理由
  • 入学後の勉学に対する目標や意欲

口頭試問の内容

  • 国語と英語と社会の問題が出され、口頭で答える
  • 国語と英語は成句や短文の音読と意味の説明
  • 社会は歴史上の重要な人物や出来事、著作に関する質問がされる
  • 出題内容は高校までの教育課程で学ぶ内容

参照元:自己推薦選抜特設サイト 仏教学部 学部・学科メッセージ

特に口頭試問は、対策をしているかどうかで出来が変わりますので、教科書レベルの内容は押さえるようにしておきましょう。

文学部の自己推薦選抜の特徴と対策ポイント

文学部総合型選抜の募集要項
次に文学部の自己推薦選抜の特徴や合格するためのポイントについて解説します。なお、総合評価型は全学科で実施しているのに対し、特性評価型を実施しているのは、歴史学科と社会学科の社会学専攻のみとなります。

国文学科の総合評価型の出願条件と募集要項

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・日本文学(筆記、小論文を含む)
・面接、口頭試問
募集人数 8人
出願時必要最低評定平均 以下のいずれかを満たすこと
・全体の評定平均3.8以上
・全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語のいずれか1つが4.0以上
倍率
(2023年度)
3.1倍
*受験者31人
*合格者10人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

国文学科の総合評価型の特徴

国文学科の総合評価型は、出願に一定以上の評定平均が必要です。具体的には次のようになっています。

  • 全体の評定平均3.8以上
  • 全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語のいずれかが4.0以上

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

上記のうちどちらかを満たしていれば問題ありませんので、国語か英語の成績が良ければ出願ハードルが低くなる学部と言えます。

国文学科の二次選考では、駒澤大学の自己推薦選抜の中で唯一、国語の筆記試験が課されます。文学史・文法の知識、国語学・国文学・漢文学に関する基礎的な知識が問われます。

それに加えて、小論文及び面接・口頭試問も行われます。

国文学科の総合評価型の対策項目

国文学科の総合評価型に合格するために対策すべきことは以下の3つです。

  • 筆記試験対策を行う
  • 小論文対策を行う
  • 面接・口頭試問対策を行う

それぞれについて解説します。

筆記試験対策を行う

筆記試験対策を万全にしておきましょう。駒澤大学の自己推薦選抜で数少ない筆記試験が行われるからです。

対策としては、過去問に目を通した後、演習問題を何度も解きましょう。そして、漢文学に関する知識も問われるので、漢詩のルールや代表的な詩人については覚えておきましょう。

要するに試験日までに知識を補充しつつ、過去問に似た問題を解き続ける事が重要です。きちんと対策をすれば、試験当日に合格点を取ることは十分に可能です。

参考:旺文社パスナビ(駒澤大学過去問題)

小論文対策を行う

小論文対策を行いましょう。小論文は苦手とする高校生が多く差をつけやすいので、きちんと対策をすれば、他の受験生に差をつけられます。

参考までに駒澤大学側が、公表している文学部・国文学科が小論文のポイントをご紹介します。

  • テーマや文章は、日本の文化・文芸に関するもの
  • 上記に関する文章やテーマの理解を前提に意見を書かせる
  • 文学史や文法をはじめとした基本的な知識も確認する

参照元:自己推薦選抜特設サイト 文学部 国文学科 学部・学科メッセージ

日本文化や文芸に関する小論文の演習を繰り返す事に加えて、日本の文化・文芸・文学史関連の知識を増やす事が重要です。対策量がものをいうので、きちんと時間をかけて準備しましょう。

面接・口頭試問を行う

面接・口頭試問対策を行いましょう。参考までに駒澤大学側が公表している面接・口頭試問で聞いてくる内容をご紹介します。

面接で聞かれる事の一例

  • 国語・国文学関係の基礎知識
  • 大学で学びたい事
  • 高校時代の学習や生活状況

効果的な対策内容は、とにかく模擬面接を繰り返すことです。口頭試問付きの面接練習を行えば、当日の回答がスムーズになるはずです。

自信を持って、本番に臨めるように何度も練習しましょう。

社会学科 社会学専攻の総合評価型の出願条件と募集要項

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問(グループ討論)
募集人数 5人
出願時必要最低評定平均 以下のいずれかを満たすこと
・全体の評定平均3.8以上
・全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語・公民のいずれか1つが4.0以上
倍率
(2023年度)
2.0倍
*受験者12人
*合格者6人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

社会学科 社会学専攻の総合評価型の特徴

社会学科社会学専攻の総合評価型の出願には、一定以上の評定平均が必要です。具体的には、次のうちいずれかを満たしている必要があります。

  • 全体の評定平均3.8以上
  • 全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語・公民のいずれかが4.0以上

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

上記のうちどちらかを満たしていれば問題ありませんので、国語、英語または公民の成績が良ければ出願ハードルが低くなる学部と言えます

社会学専攻の二次選考では、小論文と面接・口頭試問に加えて、グループ討論が課されます。

社会学科 社会学専攻の総合評価型の対策項目

対策すべきことは以下の3つです。

  • 小論文対策を行う
  • グループ討論対策を行う
  • グループ討論後の個人面接の対策をする

それぞれについて解説します。

小論文対策を行う

小論文対策を行いましょう。社会学専攻の小論文では、課題文を読み著者の考えを要約して説明する設問と、課題文を読んだうえで自分の考えを説明する設問があります。

これらには、読解力と文章力が求められます。そのため、過去問に目を通し、演習を繰り返しましょう。

参考:旺文社パスナビ(駒澤大学過去問題)

小論文のテーマや対策のアドバイスとしては、駒澤大学は以下のように発表しているので、参考にする事をおすすめします。

小論文のテーマ

  • 身近な社会現象
  • 国内外の社会問題

対策しておきたい事

  • 社会問題を扱っている新聞や新書などを読む事
  • テレビでの良質なドキュメンタリー番組の視聴
  • 文章や資料や図解の内容を正確に読み取る練習
  • 問われている内容に対する自信の考えを論理的に書く練習

参照元:自己推薦選抜特設サイト 文学部 社会学科社会学専攻 学部・学科メッセージ

文字数は800~1200字なので上記の点を押さえながら、社会現象や社会問題に関する800字~1200字程度の小論文を書く練習をするのが効果的です。

また、1時間で1,000字程度書く必要があるため、制限時間内に書き終える練習もできるだけたくさんしておいた方がいいでしょう。

グループ討論対策を行う

社会学専攻の二次選抜の面接では、先にグループ討論を行い、その後に個人面接を行う形を取っています。そのため、通常の面接対策に加え、グループ討論の対策も必要となります。

グループ討論については、5名~7名が1組になり、新聞記事や現代社会の課題といった当日与えられたテーマに関する資料を読んだ上で議論をします。

当日与えられたテーマに関する知識がないと討論中の発言が難しいので、日ごろから新聞を読むなどして知識を増やしておきましょう。

また、グループ討論は、練習をすれば討論中の議論のまとめ方や適切なタイミングでの意見の出し方が上手くなります。

そのため、資料を読み込んだ上で行うタイプのグループ討論の練習をする事をおすすめします。

グループ討論後の面接の対策をする

グループ討論の後に行われる個別面接の対策も欠かせません。なぜなら、選考の一環として行われる以上、個別面接での印象や受け答えも合否判定の要素の1つになるためです。

個別面接の場では、以下の事等を聞く事を駒澤大学は公表しているのできちんと当日話せるようにしましょう。

  • 高校時代の経験
  • 高校時代の成果
  • 社会現象への関心度合い
  • 社会に対する洞察力

参照元:自己推薦選抜特設サイト 文学部 社会学科社会学専攻 学部・学科メッセージ

理想としては上記の4点を聞く事を前提とした模擬面接を学校の先生や塾の先生に実施をしてもらう事です。

本番形式の練習を行い、大人の前できちんと伝える練習をすれば、当日もスムーズに話せるはずです。

英米文学科の総合評価型の出願条件と募集要項

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問
募集人数 12人
出願時必要最低評定平均 以下のいずれかを満たすこと
・全体の評定平均3.8以上
・全体の評定平均3.5以上かつ外国語の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
1.4倍
*受験者14人
*合格者10人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

地理学科の総合評価型の出願条件と募集要項

ここでは、地理学科の次の2つの専攻の出願条件と募集要項をまとめています。

  • 地域文化研究専攻
  • 地域環境研究専攻

それぞれの専攻の倍率も紹介しているので参考にしてください。

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問
募集人数 地域文化研究専攻:8人
地域環境研究専攻:8人
出願時必要最低評定平均 以下のいずれかを満たすこと
・全体の評定平均3.8以上
・全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語・地理歴史・公民・理科・数学・農業・工業・商業・水産のいずれか1つが4.0以上
倍率
(2023年度)
地域文化研究専攻:2.0倍
*受験者16人
*合格者8人

地域環境研究専攻:1.8倍
*受験者11人
*合格者6人

特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

歴史学科の総合評価型の出願条件と募集要項

ここでは、歴史学科の次の3つの専攻の出願条件と募集要項をまとめています。

  • 日本史学専攻
  • 外国史学専攻
  • 考古学専攻

それぞれの専攻の倍率も紹介しているので参考にしてください。

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問
募集人数 日本史学専攻:10人
外国史学専攻:7人
考古学専攻:3人
出願時必要最低評定平均 以下のいずれかを満たすこと
・全体の評定平均3.8以上
・全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語・地理歴史のいずれか1つが4.0以上
倍率
(2023年度)
日本史学専攻:2.6倍
*受験者26人
*合格者10人

外国史学専攻:4.6倍
*受験者32人
*合格者7人

考古学専攻:2.3倍
*受験者9人
*合格者4人

特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

社会学科 社会福祉学専攻の総合評価型の出願条件と募集要項

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問
募集人数 3人
出願時必要最低評定平均 以下のいずれかを満たすこと
・全体の評定平均3.8以上
・全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語のいずれか1つが4.0以上
倍率
(2023年度)
2.8倍
*受験者11人
*合格者4人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

心理学科の総合評価型の出願条件と募集要項

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問
募集人数 10人
出願時必要最低評定平均 全体の評定平均3.8以上かつ国語・外国語(英語)・数学の全てが4.0以上
倍率
(2023年度)
3.8倍
*受験者30人
*合格者8人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

国文学科・社会学科 社会学専攻以外の総合評価型の特徴

国文学科・社会学科 社会学専攻以外の総合評価型は、出願に必要な評定平均がそれぞれ異なります。学科や専攻ごとに必要な評定平均をまとめた表が以下の通りです。

学科 必要な評定平均① 必要な評定平均②
英米文学科 全体の評定平均3.8以上 全体の評定平均3.5以上かつ
外国語が4.0以上
地理学科 全体の評定平均3.5以上かつ
国語・外国語・地理歴史・公民・理科・数学・農業・工業・商業・水産のいずれかが4.0以上
歴史学科 全体の評定平均3.5以上かつ
国語・外国語・地理歴史のいずれかが4.0以上
社会学科 社会福祉学専攻 全体の評定平均3.5以上かつ
国語・外国語のいずれかが4.0以上
心理学科 無し 全体の評定平均3.8以上かつ
国語・外国語(英語)・数学すべてが4.0以上

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

心理学科は、他の学科と比べて必要な評定平均の条件が厳しいため注意してください。二次選考では、どの学科・専攻でも小論文と面接・口頭試問が課されます。

国文学科・社会学科 社会学専攻以外の総合評価型の対策項目

国文学科・社会学科 社会学専攻以外の総合評価型で、対策すべきことは共通しているので、まとめて紹介します。対策すべきことは以下の2つです。

  • 小論文対策を行う
  • 面接・口頭試問対策を行う

それぞれについて解説します。

小論文対策を行う

小論文対策を行いましょう。小論文の内容は学科・専攻によって異なるので、必ず過去問をチェックしてください。

▶︎旺文社パスナビ(駒澤大学過去問題)

参考までに駒澤大学側が公表している資料から各学科・専攻の小論文で問われる事と対策しておきたい事をまとめました。

学科 小論文の特徴 対策のアドバイス
英米文学科 ・英文を読み、自分の意見を日本語で記載
・文字数は、700~800字程度
・幅広い分野の英文の読解練習
・自分の意見を論理的に表現する練習
地理学科 ・地図や統計資料の読み取った上での論述 ・地図や統計図表の読み取り練習
・中学・高校レベルの地理の知識の習得
・日本や世界各地の様子や出来事への関心を持つ
・幅広い時代、ジャンルの文章を読む
歴史学科 ・B4版の問題用紙と解答用紙が配られ、自由に記述。
・問題は日本史・外国史・考古学史を選考した人なら共通で回答出来る内容。
・自分が興味を持っている人物や事柄について詳しくなっておく
社会学科
(社会福祉学専攻)
・国内外で話題の福祉に関する諸問題に関する設問 ・社会福祉の諸問題の知見を増やす
・色々な人権問題に詳しくなる
・高校レベルの社会問題に関する知識を押さえておく
心理学科 ・人間の心理や行動を理解するための基礎的な知識や科学的態度の有無が確認される内容になっている。 ・物事を色々な角度から捉えてみる事
・客観的な考えや視点で物事を見る心がけ
・論理的でわかりやすい文章表現の練習

参照元:自己推薦選抜特設サイト 文学部

志望学科・志望する専攻の出題形式に沿った上での小論文の演習を繰り返す事が重要です。また、演習の際は必ず添削をしてもらいましょう。

学校での対策が不十分である場合は、専門の塾に通うことも手です。

面接・口頭試問対策を行う

面接・口頭試問対策を行いましょう。これらの対策としては、あらかじめ当日聞かれることを想定した上で模擬面接を繰り返す事です。

参考までに駒澤大学側が公表している資料から各学科・専攻の面接の特徴をまとめてみました。

学科 面接の特徴
英米文学科 短い英文の音読とその内容に関する質問が行われる。発音・発語の流暢さ、リスニング力、英文理解力などが問われる。
地理学科 駒澤大学の地理学科で学びたい事、学びたい理由が問われる。
*時間は10分~15分程度。
歴史学科 以下等について聞かれる

興味関心をもっている歴史学・考古学に関する事柄ないし人物

これまでに読了した歴史学・考古学に関する書物、これまでに訪れた史跡・博物館の内容と感想

専任教員の研究についての理解

歴史学・考古学の研究方法についての理解

卒業後の進路、もしくは専門職(教員、学芸員など)についての理解

社会学科
(社会福祉学専攻)
以下等が確認される個別面接が行われる

・面接態度
・学習意欲
・入学後の学習計画
・福祉の諸問題に関する意見

心理学科 以下が確認される個別面接が行われる。

どのような質問に対しても、臨機応変に自分の意見を明確に述べることができるかどうか

参照元:自己推薦選抜特設サイト 文学部

歴史学科の特性評価型の出願条件と募集要項

駒澤大学の文学部歴史学科は、3つの専攻の全てで特性評価型入試を実施しています。

出願期間 2023年9月11日(月)~9月15日(金)
消印有効
選考日 第1次試験:書類審査
第2次試験:2023年10月21日(土)
合格発表日 第1次試験:2023年10月7日(土)
第2次試験:2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.個人調書
3.自己推薦書
4.オンラインによる面接・口頭試問に関する承諾書
5.入学志願票
二次選考の試験内容 ・面接、口頭試問
募集人数 日本史学専攻:2人
外国史学専攻:2人
考古学専攻:1人
出願時必要最低評定平均 無し
倍率
(2023年度)
日本史学専攻:2.0倍
*受験者4人
*合格者2人

外国史学専攻:2.0倍
*受験者2人
*合格者1人

考古学専攻:志願者なし

特筆すべき出願内容
(一部抜粋)

1.下記のいずれかに該当する者
① 特殊技能(例えば、各種スポーツ全国大会入賞等)を有する者
注 本学のスポーツ推薦選抜対象種目は除く。※下線のある種目は男子のみ
サッカー陸上競技=長距離・硬式テニス・剣道・硬式野球・空手道・相撲バレーボール卓球・体操競技・ボクシング・ゴルフ・アメリカンフットボール柔道バスケットボール
 
② 学術・芸術・文化の分野において特に優れた能力を有する者
(例:社会的評価の固まっている公募展、弁論大会入賞等)

③ 各種社会活動において顕著な功績を有する者
(例:ボランティア活動に関する NPO 証明書保有者等)

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

歴史学科の特性評価型の特徴

歴史学科の特性評価型の特徴として、出願にスポーツや芸術、社会活動での実績が必要な点が挙げられます。

スポーツ全国大会や公募展、弁論大会などでの入賞経験やボランティア活動に関するNPOの署名書の保有など、非常に厳しい条件が課されているため、出願ハードルは駒澤大学の自己推薦選抜の中では最も高いと言えます。

歴史学科の特性評価型入試の対策項目

歴史学科の特性評価型に合格するために、対策すべきことは以下の2つです。

  • 大学側に評価される能力・経験・実績をつける事
  • 二次選抜で実施される面接、口頭試問の対策をする

それぞれについて簡単に解説します。

大学側に評価される能力・経験・実績をつける事

「大学側に評価される能力・経験・実績をつける事」については、出願条件として課される以上、きちんと達成する事が欠かせません。

また、実績であれ能力であれ、経験であれ、少しでも規模が大きな方が評価されると考えましょう。例えば、日本選手権で優勝したよりも世界選手権でも優勝した、の方が実績としては大きいです。

加えて、客観的に証明が出来る証明資料を用意する事が欠かせません。

逆に言えば、大学側に評価される能力・経験・実績をつけて、それを証明できる証明書を手に入れることさえできれば十分です。

二次選抜で実施される面接、口頭試問の対策をする

二次選抜は、面接・口頭試問だけなので、対策をきちんとしましょう。対策としては、当日聞かれることを想定した上で、きちんと練習をする事です。

参考までに駒澤大学側が公表している面接で確認する予定の項目の一例をご紹介しますので、ご覧ください。

質問内容は、A)興味関心をもっている歴史学・考古学に関する事柄ないし人物、B)これまでに読了した歴史学・考古学に関する書物の内容と感想、C)これまでの活動・経験の中で、思考力・判断力・表現力を求められた場面は何か、D)これまでの活動・経験を歴史学・考古学の研究にどのように活かすのか、逆に歴史学・考古学の研究を自らの能力・技能の向上にどのように繋げてゆくのか、などです。

参照元:自己推薦選抜特設サイト 文学部

上記のような問いに対しては、あらかじめ回答内容を整理しましょう。

その上で、学校の先生や塾の先生に面接官になってもらい、面接の場で話せるように練習をする事が欠かせません。

社会学科 社会学専攻の特性評価型の出願条件と募集要項

出願期間 2023年9月11日(月)~9月15日(金)
消印有効
選考日 第1次試験:書類審査
第2次試験:2023年10月21日(土)
合格発表日 第1次試験:2023年10月7日(土)
第2次試験:2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.個人調書
3.自己推薦書
4.オンラインによる面接・口頭試問に関する承諾書
5.入学志願票
二次選考の試験内容 ・面接、口頭試問(プレゼンテーション含む)
募集人数 2人
出願時必要最低評定平均 全体の評定平均3.5以上
倍率
(2023年度)
2.0倍
*受験者2人
*合格者1人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)

1. 高等学校卒業年次1学期(または前期)までの全体の学習成績の状況が3.5 以上※ただし2023 年度内卒業者は卒業時まで

2. 次のいずれかに該当する者
①自由研究など、これまでの学習成果を研究論文として提出できる者
②広く社会・文化・科学等に関する領域で顕著な業績を挙げた者
③学内の生徒会活動や課外活動などで顕著な実績や能力を発揮した者
④学外の国際交流活動やボランティア活動等の社会的活動で顕著な業績を挙げた者

3. 上記2の資格を有すると認められる十分な証拠の提出や、関係者による証明ができる者
具体的には、研究論文、コンクール等の賞状、活躍を記載した新聞記事、技能検定などの証明書、学校長や所属長の証明書など。特に個人の能力や貢献を証明できる書類を提出できること。

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

社会学科 社会学専攻の特性評価型の特徴

社会学科社会学専攻の特性評価では、出願に全体の評定平均3.5以上が必要です。

そのほか、出願には研究実績や課外活動の実績が必要です。出願書類としてそれらの実績の証拠の提出が必要なので、募集要項を確認し出願できる実績があるか確認しておきましょう。

二次選考では、プレゼンと面接・口頭試問を行います。事前にパワーポイントでプレゼン資料を提出する必要があります。

社会学科 社会学専攻の特性評価型の対策項目

社会学専攻の特性評価型に合格するために対策すべきことは、プレゼン対策です。プレゼン対策では以下の2つのことが重要です。

  • プレゼンテーション用の資料の作り込み
  • 発表練習を行う

それぞれについて解説します。

プレゼンテーション用の資料の作り込み

合格を勝ち取るためには、プレゼンテーション用の資料の作り込みが欠かせません。

なぜなら、出願資格として大学側に提出した実績についてパワーポイントの資料を使って発表する事が求められるためです。

駒澤大学側が公開しているように資料では以下が伝わる内容にする必要があります。

  • 高校時代に取り組んだこと
  • その経験から得た事

参照元:自己推薦選抜特設サイト 文学部

プレゼンテーションに使う資料の構成やスライドでの表現方法なども評価ポイントになっていますので、資料の作り込みが欠かせません。

資料の作り込みの結果、高校時代に取り組んだことや、その経験から得たことと大学で学びたいことが明確に関連した構成になった資料が完成すると高評価が狙えます。

そのため、作成した資料は先生などに見てもらい、上記のような構成になっているかフィードバックをもらいましょう。

最終的には見やすい資料であり、スライドを見ただけで伝えたいことが伝わる内容になっているのが理想的です。何度も修正を重ねて最高の資料を作成しましょう。

発表練習を行う

プレゼンテーションで高い評価を得るためにも発表練習を行いましょう。

なぜなら、プレゼンの時間は10分と短いので、制限時間内に内容を伝える練習をしないと当日時間をオーバーする恐れがあるためです。

それに、練習の段階で10分では終わらない量の資料であることが発覚した場合は、資料の枚数を減らす事も出来ます。

そのため、実際に作成したプレゼンテーション用の資料を使っての発表練習は重要です。

発表の練習の際には、先生などに聴講してもらい、以下の点がきちんと伝わるか確認してもらいましょう。

  • 自分の長所や能力が筋道立てて分かりやすく伝わる内容になっているか。
  • 説得力のある内容になっているか。

上記は駒澤大学側が公表している評価ポイントですので、ぜひ確認してもらいましょう。

参照元:自己推薦選抜特設サイト 文学部

経済学部の自己推薦選抜の特徴と対策ポイント


次に、駒澤大学経済学部の自己推薦選抜の特徴と対策方法について解説します。なお、総合評価型は全学科で実施していますが、特性評価型は経済学科と商学科の2学科のみで実施しています。

経済学科・商学科・現代応用経済学科の総合評価型の出願条件と募集要項

駒澤大学経済学部で自己推薦選抜(総合評価型)を実施しているのは次の3学科です。

  • 経済学科
  • 商学科
  • 現代応用経済学科

3つの学科の募集要項を1つの表にまとめているので、ご確認ください。

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問
募集人数 経済学科:10人
商学科:6人
現代応用経済学科:6人
出願時必要最低評定平均 全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
経済学科:2.7倍
*受験者35人
*合格者13人

商学科:2.0倍
*受験者14人
*合格者7人

現代応用経済学科:2.5倍
*受験者5人
*合格者2人

特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

経済学科・商学科・現代応用経済学科の総合評価型の特徴

経済学科・商学科・現代応用経済学科の総合評価型の特徴として、全体の評定平均が4.0以上必要な点が挙げられます。条件が厳しいため、普段の授業や定期テスト対策をしっかりと行う必要があります。

二次選考は小論文と面接が実施されます。

経済学科・商学科・現代応用経済学科の総合評価型の対策項目

経済学科・商学科・現代応用経済学科の総合評価型に合格するために対策すべきことは以下の2つです。

  • 小論文対策を行う
  • 面接対策を行う

それぞれについて解説します。

小論文対策を行う

小論文対策を行いましょう。経済学科・商学科・現代応用経済学科の総合評価型の小論文は課題文型小論文であり、課題文を読んだうえで自分の意見を述べる形式です。

駒澤大学側が公表している小論文の出題傾向や評価項目の一例についてもご紹介します。

テーマ 経済・社会の問題
題材 新聞の社説など
評価項目の一例 ・文章読解力
・論理的思考力
・考えを的確に表現する文章説明力
・誤字・脱字・表記ミスの少なさ
学習のアドバイス ・新聞を毎日読む事
・新聞の社説の100字要約
・新聞やニュースで出会った分からない言葉を調べる事

参照元:自己推薦選抜特設サイト 経済学部

また、小論文の対策は実際に書く練習が欠かせません。そのため、過去問を確認した上で、課題文読解型の小論文の演習を繰り返し行いましょう。

その際、必ず添削をしてもらいましょう。演習と添削を繰り返すことで小論文の力が身につきます。

参考:旺文社パスナビ(駒澤大学過去問題)

面接対策を行う

面接対策を行いましょう。対策としては、模擬面接を繰り返すことが挙げられます。

模擬面接の際には、経済学部の各学科が面接で聞く事を公開している以下の項目については面接官の人に聞いてもらいましょう。

面接で確認される主な項目

  • 高校での学修内容
  • 大学入学後に学びたい事
  • 卒業後の希望の進路
  • 関心を持っている経済や社会の出来事
  • 上記の関心を入学後や将来にどのように活かすのか

参照元:自己推薦選抜特設サイト 経済学部

受け答えだけでなく、姿勢や入退室のマナーも見られます。模擬面接を繰り返し行い、完璧にしておきましょう。

経済学科・商学科の特性評価型の出願条件と募集要項

経済学部で特性評価型の自己推薦選抜を実施しているのは経済学科と商学科です。まとめて紹介します。

出願期間 2023年9月11日(月)~9月15日(金)
消印有効
選考日 第1次試験:書類審査
第2次試験:2023年10月21日(土)
合格発表日 第1次試験:2023年10月7日(土)
第2次試験:2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.個人調書
3.自己推薦書
4.オンラインによる面接・口頭試問に関する承諾書
5.入学志願票
6.事前課題
二次選考の試験内容 ・面接、口頭試問
募集人数 経済学科:7人
商学科:13人
出願時必要最低評定平均 全体の評定平均3.8以上
倍率
(2023年度)
経済学科:1.2倍
*受験者6人
*合格者5人

商学科:1.2倍
*受験者14人
*合格者11人

特筆すべき出願内容
(一部抜粋)

1.卒業年次1学期(または前期)までの全体の学習成績の状況が3.8以上
※ただし2023年度内卒業者は卒業時まで

2.下記の技能試験のいずれかで基準以上の成績を修めた者
① 日本英語検定協会の実用英語技能検定2級以上
※英検(従来型)、英検 S-CBT、英検 CBT、英検 S-Interview いずれも可
② TOEFL iBT®TEST 45以上(「TOEFL iBT®Home Edition」の成績も可)
③ TOEIC®L&R TEST 500以上(公開テスト、IP テストのいずれも可)
④ TOEIC®L&R TEST および TOEIC®S&W TEST 700以上(公開テスト、IP テストのいずれも可)
⑤ GTEC 920以上(CBT タイプに限る)
⑥ TEAP 98以上(2技能)
⑦ TEAP 185以上(4技能)
⑧ 全国商業高等学校協会(以下全商と表記)の英語検定試験1級
⑨ 日本数学検定協会の実用数学技能検定試験準1級以上
⑩ 日商簿記検定試験2級以上
⑪ 全商の簿記実務検定試験1級
⑫ 情報処理推進機構(以下 IPA と表記)の基本情報技術者試験に合格した者
⑬ IPA の応用情報技術者試験に合格した者
⑭ IPA の IT パスポート試験に合格した者
⑮ 全商の情報処理検定試験1級(ビジネス情報部門)
⑯ 全商の情報処理検定試験1級(プログラミング部門)
⑰ 全国経理教育協会の社会人常識マナー検定試験1級
⑱ 実務技能検定協会の秘書検定試験準1級以上

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

経済学科・商学科の特性評価型の特徴

経済学科・商学科の特性評価型には以下のような特徴があります。

  • 出願時に事前課題をこなす必要があること。
  • 出願条件として全体の評定平均が3.8以上が必要。
  • 英検など英語外部検定試験のスコアや情報処理検定、簿記といった資格のいずれか一つがないと出願できない。

募集要項をチェックし、必要資格を満たせているのか確認しておきましょう。

経済学科・商学科の特性評価型の対策項目

経済学科・商学科の特性評価型に合格するために欠かせないのは、出願書類で高評価をもらう事と面接・口頭試問の対策です。

出願書類での高評価は合格には必須

合格を勝ち取るためには、出願書類で高い評価を受ける事が欠かせません。なぜなら、出願書類の配点が高いからです。

経済学科・商学科の特性評価型の配点は以下のとおりです。

  • 出願書類:150点
  • 事前課題:50点
  • 面接・口頭試問:50点

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

事前課題も出願時に提出するものの1つなので、出願書類が合否を決めると言っても過言ではない配点となっていますよね。そのため、以下の2点に取り組みましょう。

  • 作成した出願書類は学校の先生をはじめとした大人に添削を依頼する
  • 個人調書内の項目に書けるように、英語、簿記、情報処理などの資格を取得しておく

あなたの魅力が伝わる出願書類を用意できるかどうかは合否を大きく分けます。そのため、出願書類で高評価を受けるようにきちんと準備しましょう。

また、事前課題は時事問題や社会問題に関する自分の意見を800〜1,000字で書く小論文課題となっています。

特性評価型では小論文試験はありませんが、経済学部を志望する場合はしっかり小論文の対策もしておきましょう。

▶︎経済学部 自己推薦選抜(特性評価型)の2024年度事前課題はこちら

面接・口頭試問の対策をする

二次選抜が面接・口頭試問だけなので対策は必須です。効果的な対策を実施するためにも、駒澤大学側が公表している当日の形式や質問事項の一例をまとめました。

項目 詳細
面接官の数 複数
聞かれる話題の一例 ・高校での基礎知識
・入学後に学びたい事
・現在関心を持っている社会や経済の出来事
・現在希望している将来の進路

参照元:自己推薦選抜特設サイト 経済学部

社会や経済に関する関心について確認されることがある以上、新聞や雑誌に目を通して経済や社会の出来事にふれておく事が欠かせません。

加えて、ただ、情報に目を通すだけではなく、出来事の背景についても調べると知識が深まります。

法学部の自己推薦選抜の特徴と対策ポイント

法学部総合型選抜の募集要項
次に、駒澤大学法学部の自己推薦選抜の募集要項や対策方法について解説します。なお、法学部は総合評価型のみ実施しています。

法律学科の総合評価型の出願条件と募集要項

法律学科にはフレックスA専攻とB専攻があります。ここでは、フレックスA専攻とB専攻をまとめて表にしています。

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問
募集人数 法律学科フレックスA:25人
法律学科フレックスB:10人
出願時必要最低評定平均 法律学科フレックスA:以下のいずれかを満たすこと
・全体の評定平均4.0以上
・全体の評定平均3.8以上かつ国語・外国語(英語)・公民のいずれか1つが4.0以上

法律学科フレックスB:全体の評定平均3.5以上

倍率
(2023年度)
法律学科フレックスA:1.8倍
*受験者48人
*合格者26人

法律学科フレックスB:1.1倍
*受験者14人
*合格者13人

特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

法律学科の総合評価型の特徴

法律学科の特徴はフレックスA専攻とB専攻に分かれていることです。これは、法律学科が昼夜開講制を実施しているためです。

フレックスAが昼間主コース、フレックスBは夜間主コースを指しているため、自分が希望するコースを選択してください。

2つのコースで出願に必要な評定平均も異なるので注意が必要です。それぞれに必要な評定平均が次のようになっています。

フレックスA 全体の評定平均が4.0以上
または
全体の評定平均3.8以上かつ国語・外国語(英語)・公民のいずれか1つが4.0以上
フレックスB 全体の評定平均が3.5以上

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

二次選考の内容はどちらも小論文と面接・口頭試問となっています。

法律学科の総合評価型の対策項目

法律学科の総合評価型に合格するために対策すべきことは以下の2つです。

  • 小論文対策を行う
  • 面接・口頭試問対策を行う

それぞれについて解説します。

小論文対策を行う

小論文対策を行いましょう。小論文の形式はフレックスA専攻とB専攻で異なるため、それぞれに応じた対策が必要です。

フレックスA専攻では文章に加えて表やグラフが出題されるため、それらを読み解く能力が必要になります。

一方で、フレックスB専攻では短い出題文に対し、自分の考えを述べる形式です。

受験する専攻に応じて、演習しましょう。

参考までに駒澤大学側がフレックスA専攻とB専攻の小論文において共通で公表している出題傾向と勉強のポイントをご紹介します。

出題テーマ ・現在の社会で起こっている様々な事柄
評価ポイント
(一例)
・高校生レベルの時事問題に対する知識の有無
・文章の表現力や論理性の高さ
・誤字・脱字の少なさ
学習のポイント ・政治や経済に関する記事や新聞を読む事
・自分の考えを組み立てて明確に伝える練習

参照元:自己推薦選抜特設サイト 法学部

上記の内容を踏まえながら、過去問を解いてみたり、小論文の問題集を解く事で小論文を書く事に慣れる事が重要です。

参考:旺文社パスナビ(駒澤大学過去問題)

面接・口頭試問対策を行う

二次選抜では、面接・口頭試問が行われる以上、対策は必須です。特に本番の形式を沿った形での対策は効果的なので、駒澤大学が公表している面接の形式をご紹介します。

時間 15分
面接官 2人
面接の形式 2人の面接官が2人の受験生に質問をする
質問項目

駒澤大学法学部で学ぶことを志望する理由、高校における学習・生活状況に関する自己評価、社会に対する関心を踏まえた大学での学びへの意欲

評価ポイント 各質問に対して、自分の言葉で面接官とコミュニケーションができるかどうか

参照元:自己推薦選抜特設サイト 法学部

上記の内容を基に、大人二人に生徒二人の形式の面接練習を繰り返す事をおすすめします。

政治学科の総合評価型の出願条件と募集要項

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問(グループ討論)
募集人数 10人
出願時必要最低評定平均 以下のいずれかを満たすこと
・全体の評定平均3.8以上
・全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語(英語)・公民のいずれか1つが4.0以上
倍率
(2023年度)
1.4倍
*受験者18人
*合格者13人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

政治学科の総合評価型の特徴

政治学科に出願するには、必要評定平均を満たす必要があります。具体的には次の通りです。

  • 全体の評定平均3.8以上
  • 全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語(英語)・公民のいずれか1つが4.0以上

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

上記のうちどちらかを満たしていれば問題ありませんので、国語や英語、公民が得意科目な人は、出願しやすいのが特徴です。

二次選考では小論文とグループ討論を行います。

政治学科の総合評価型の対策項目

政治学科の総合評価型に合格するために対策すべきことは以下の2つです。

  • 小論文対策を行う
  • グループ討論対策を行う

それぞれについて解説します。

小論文対策を行う

小論文対策をしましょう。政治学科の小論文では、出題文と共に表やグラフも出題されるため、それらを読み解く力とそのうえで自分の考えを分かりやすく説明する能力が必要です。

過去問に目を通し、過去問の型にあった演習を行いましょう。

参考:旺文社パスナビ(駒澤大学過去問題)

また、駒澤大学が当日の小論文の出題傾向や対策のポイントを公開していましたので、簡単にまとめました。

テーマ 現代における政治・法・社会問題
評価のポイント
(一例)
・文章が論理的である事
・考えが明確に表現されている事
心がけたい事 ・日ごろから新聞を読む事
・事件・政策・社会問題の背景を知り、自分ならどう考えるかを習慣化する事
・高校の社会科目の知識を習得する事

参照元:自己推薦選抜特設サイト 法学部

上記に加えて、余裕があれば、時事問題に関する新書を読んで知識が深めておく事をおすすめします。

グループ討論対策を行う

政治学科の二次面接ではグループ討論が行われます。そのため、グループ討論の詳細を把握した上で、事前に練習をする事をおすすめします。

当日の詳細の概要は以下の通りです。

  • グループ討論は5~7名が1組として行われる
  • 新聞記事や現代社会の課題がテーマとして出題される
  • 出題されたテーマに対して議論をする

参照元:自己推薦選抜特設サイト 法学部

グループ討論の中では積極的に発言をする事はもちろん大切です。しかし、グループ討論では他のメンバーとの協調性も求められます。

そのため、他の受験生を敵対視するようなことは避け、良い議論になるように互いに協力し合うことを意識しましょう。

経営学部の自己推薦選抜の特徴と対策ポイント


ここでは、駒澤大学経営学部の自己推薦選抜の特徴と対策のポイントを解説しています。なお、経営学部で実施しているのは総合評価型の自己推薦選抜のみなので注意してください。

経営学科・市場戦略学科の総合評価型の出願条件と募集要項

経営学部には経営学科と市場戦略学科がありますが、それらをまとめてを表にしています。

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問
募集人数 経営学科:20人
市場戦略学科:11人
出願時必要最低評定平均 以下のいずれかを満たすこと
・全体の評定平均4.0以上
・全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語・地理歴史・公民・理科・数学・工業・商業のいずれか1つが4.3以上
倍率
(2023年度)
経営学科:2.9倍
*受験者55人
*合格者19人

市場戦略学科:3.8倍
*受験者42人
*合格者11人

特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

経営学科・市場戦略学科の総合評価型の特徴

経営学科・市場戦略学科の総合評価型は出願に一定以上の評定平均が必要です。具体的には次のようになっています。

  • 全体の評定平均4.0以上
  • 全体の評定平均3.5以上かつ国語・外国語・地理歴史・公民・理科・数学・工業・商業のいずれか1つが4.3以上

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

一見ハードルが高いようですが、国語や外国語といった科目のうち、いずれかの成績が良ければ出願ハードルが一気に下がるのが特徴です。

二次選考では小論文と面接・口頭試問を実施します。

経営学科・市場戦略学科の総合評価型の対策項目

経営学科・市場戦略学科の総合評価型に合格するためにすべきことは以下の2つです。

  • 小論文対策を行う
  • 面接・口頭試問対策を行う

それぞれについて解説します。

小論文対策を行う

小論文対策を行いましょう。過去問を見る限り、経営学部の小論文では、新聞やニュースの記事の一部を読んだうえで、自分の考えを説明する必要があります。

参考:旺文社パスナビ(駒澤大学過去問題)

評価のポイントとしては、以下のように駒澤大学側に公表されています。

評価のポイントは、①問われている問題に対して自分なりの意見をきちんと述べているか(主張の明確性)、②その意見をサポートする根拠について筋道を立てて説明しているか(論理性)、③正しい日本語で表現されているかどうか(表現力)の3つです。

引用元:自己推薦選抜特設サイト 経営学部
上記を前提に小論文を書く練習をする事をおすすめします。

また、小論文の対策と共に普段から経済の動向や社会情勢に興味を持つようにしましょう。なぜなら、駒澤大学側は以下のような問題を出題すると公表しているためです。

  • 現在の経済・経営の諸問題に対する考えを確認する問題

参照元:自己推薦選抜特設サイト 経営学部

上記のような問題は、知識の有無で回答レベルが変わるため、知識を増やす事は欠かせません。そのため、毎日テレビニュースを見たり、新聞を読む事が非常に重要です。

大学側が視聴を推奨していたテレビ番組がありましたので、こちらでご記載します。

大学側が視聴を推奨しているテレビ番組

  • ワールドビジネスサテライト
  • クローズアップ現代
  • プロフェッショナル 仕事の流儀
  • 日経スペシャル ガイアの夜明け
  • カンブリア宮殿

参照元:自己推薦選抜特設サイト 経営学部

面接・口頭試問対策を行う

面接・口頭試問対策をしましょう。対策としては、本番で想定される質問に対する回答を事前に考え、さらにそれらの深掘りに対する答えも考えておくことです。

深掘りに対応するためには模擬面接が有効です。何度も繰り返し行い、深掘りにも対応できるようになっておきましょう。

参考までに、駒澤大学が発表している面接の場での評価ポイントをまとめてみましたので模擬面接の際に参考にしてみてください。

  • 経営学部で学びたい事の明確性
  • 経営や経済関連の諸問題に対する問題意識や意見の有無
  • 勉学に対する真摯な態度の有無
  • 円滑なコミュニケーションができるかどうか

参照元:自己推薦選抜特設サイト 経営学部

上記を面接官役の方に念頭に置いてもらった上で模擬面接を行えば実践的なトレーニングが出来ます。

医療健康科学部の自己推薦選抜の特徴と対策ポイント

医療健康科学部総合型選抜の募集要項
次に、駒澤大学医療健康科学部の自己推薦選抜の特徴と対策ポイントについて解説しています。なお、医療健康科学部に設置されている学科は診療放射線技術科学科のみです。

診療放射線技術科学科の総合評価型の出願条件と募集要項

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・筆記試験(数学(数I・II・A・B)、物理基礎、化学基礎)
・面接、口頭試問
募集人数 9人
出願時必要最低評定平均 以下の全てを満たすこと
・全体の評定平均3.5以上
・数学Ⅱ、数学A・B、物理基礎、化学基礎を履修している
・物理、化学、生物の内から1科目以上を履修している
倍率
(2023年度)
3.4倍
*受験者31人
*合格者9人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

診療放射線技術科学科専攻の総合評価型の特徴

診療放射線技術科学科専攻の総合評価型は、出願に一定以上の評定平均に加え、特定の科目を履修している必要があるのが特徴です。

全体の評定平均が3.5以上であり、数学Ⅱと数学A・B、物理基礎と化学基礎の4科目に加え、物理、化学、生物の中から1科目以上履修していることが必要です。

二次選考では小論文と面接を行います。

診療放射線技術科学科専攻の総合評価型の対策項目

診療放射線技術科学科専攻の総合評価型に合格するためにすべきことは以下の2つです。

  • 筆記試験対策を行う
  • 面接・口頭試問対策を行う

それぞれについて解説します。

筆記試験対策を行う

診療放射線技術科学科では、二次選考で小論文ではなく筆記試験を課しています。内容は、以下の通りです。

  • 試験範囲は、数学(数I・II・A・B)、物理基礎、化学基礎
  • サンプル問題では数学5問、物理と化学がそれぞれ2問出題
  • 試験時間は1時間
  • 配点は筆記試験100点、書類審査50点、面接100点

まずはサンプル問題を解いて、レベル感と時間配分をチェックしましょう。

▶︎医療健康科学部 診療放射線技術科学科 筆記試験サンプル問題はこちら

問題数は全9問と1時間で解くにしては多めですが、内容は基礎的なものが目立ちます。高校の学習範囲をしっかり理解していれば問題なく解けるでしょう。

配点も高いため、計画的に対策して高得点を取るのがベストです。

面接・口頭試問対策を行う

二次選抜で行われる面接・口頭試問の対策のポイントは、本番日に聞かれる内容や本番の形式を想定して練習をする事です。

そこで、駒澤大学側が公表している内容の中で特に押さえておきたいポイントをまとめました。

面接形式 個人面接
面接時間 15~20分
聞かれる事の一例 ・高校で学習した数学や理科の知識
・一般教養
・医療に関する知識

参照元:自己推薦選抜特設サイト 医療健康科学部

上記の内容に近い形式での模擬面接の実施は有効です。

また、面接本番日に聞かれる知識はあらかじめ教科書や参考書を読む事で増やしておく事も欠かせません。

特に数学や理科の教科書の中で掲載されているレベルの公式や原理については理解しておく事が重要です。

知識を増やしつつ、本番を想定した練習を繰り返す事が対策の秘訣です。

グローバル・メディア・スタディーズ学部の自己推薦選抜の特徴と対策ポイント


次に、駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の自己推薦選抜について、出願日程や選考方法を紹介します。総合評価型と特性評価型の両方を実施しています。

グローバル・メディア学科の総合評価型の出願条件と募集要項

出願期間 2023年9月29日(金)~10月6日(金)
消印有効
二次選考日 2023年10月22日(日)
合格発表日 2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.入学志願票
二次選考の試験内容 ・小論文
・面接、口頭試問
募集人数 34人
出願時必要最低評定平均 以下のいずれかを満たすこと
・全体の評定平均4.0以上
・全体の評定平均3.8以上かつ外国語(英語)の評定平均4.3以上
倍率
(2023年度)
1.4倍
*受験者30人
*合格者21人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

グローバル・メディア学科の総合評価型の特徴

グローバル・メディア学科は、必要な最低評定平均が高いのが特徴です。全体の評定平均が4.0以上、または全体の評定平均3.8以上かつ外国語(英語)の評定平均が4.3以上必要になります。

二次選考の小論文では、英文を読んだうえで設問に回答する小論文が設けられていることも特徴です。

参考:旺文社パスナビ(駒澤大学過去問題)

出願条件と合わせて、英語に自信がある人におすすめの学科と言えます。

面接は日本語で行われますが対策はしっかりと行いましょう。本番で想定される質問に対する回答を事前に考え、模擬面接を繰り返すことが効果的です。

グローバル・メディア学科の総合評価型の対策項目

グローバル・メディア学科の総合評価型に合格するためにすべきことは以下の2つです。

  • 小論文の対策を行う
  • 面接・口頭試問対策を行う

それぞれについて解説します。

小論文対策を行う

小論文対策を行いましょう。グローバル・メディア学科の総合評価型の小論文では、通常の設問型小論文に加え、英文を読んだうえで設問に回答する小論文が設けられています。

参考:旺文社パスナビ(駒澤大学過去問題)

そのため、読解力や文章力に加え、英語力も問われるのが特徴です。

効果的な対策を行うためには、駒澤大学側が公表している小論文の出題傾向や評価のポイントの把握が欠かせません。要点をおまとめしましたので、ご確認ください。

テーマ 経済や社会のグルーバル化によって生じる諸問題
問われる事 上記のテーマに対する基礎知識と問題意識
試験の形式 資料をもとに自分の考えを日本語で記載
評価のポイント ・キーワードの明確さ
・主張の明快さ
・主張を裏付ける根拠の妥当性

参照元:自己推薦選抜特設サイト グローバル・メディア・スタディーズ学部

上記を見ても、日ごろからニュースを見たり、新聞を読む事で、社会や経済のグローバル化に伴って生じる問題について詳しくなることが重要です。

加えて、ただ詳しくなるだけではなく、目にした問題に対して解決策について考えて、実際に文章にまとめる練習をする事も重要です。

理由は、小論文で良い評価を得るためには、主張を筋道を立てて正しく文章で伝えるトレーニングが欠かせないためです。

また、試験の場で出される資料は英語のこともあるので、必要に応じて英語のリーディング問題の演習をすることも重要です。

面接・口頭試問対策を行う

二次選抜では面接・口頭試問対策が行われる以上、対策が欠かせません。面接の対策では、本番と近い状況での模擬面接を繰り返す事です。

効果的な練習を行っていただくためにも、駒澤大学側が公表している本番面接の形式の要点をご紹介します。

面接官の数 複数
主な確認項目 ・グローバル・メディア・スタディーズ学部の特色を理解して、自らを磨く意欲があるかどうか

・コミュニケーション能力の有無

特記事項 英語での質疑が行われる事もある

参照元:自己推薦選抜特設サイト グローバル・メディア・スタディーズ学部

上記からもわかる通り、面接の練習の場では以下を意識した上での面接の対策が重要です。

  • グローバル・メディア・スタディーズ学部のカリキュラムを理解した上で明確な志望動機を伝える事
  • 相手が求めている事を理解して端的に回答するスムーズな受け答えをする事
  • 簡易的な英語での質疑応答の対策

グローバル・メディア学科の特性評価型の出願条件と募集要項

グローバル・メディア学科の自己推薦選抜(特性評価型)はA方式とB方式に分かれているため、それぞれ紹介します。

A方式

出願期間 2023年9月11日(月)~9月15日(金)
消印有効
選考日 第1次試験:書類審査
第2次試験:2023年10月21日(土)
合格発表日 第1次試験:2023年10月7日(土)
第2次試験:2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.個人調書
3.自己推薦書
4.オンラインによる面接・口頭試問に関する承諾書
5.入学志願票
二次選考の試験内容 ・面接、口頭試問
募集人数 15人(A方式とB方式の合計)
出願時必要最低評定平均 全体の評定平均3.2以上
倍率
(2023年度)
1.7倍
*受験者54人
*合格者31人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)

1.卒業年次1学期(または前期)までの全体の学習成績の状況が3.2以上
※ただし2023年度内卒業者は卒業時まで
2.下記(1)~(3)のいずれかに該当する者
(1)下記の技能試験のいずれかで基準以上の成績を修めた者
① ケンブリッジ英語検定 140以上
② 日本英語検定協会の実用英語技能検定 1950以上
※英検(従来型)、英検 S-CBT、英検 CBT、英検S-Interview いずれも可
③ GTEC 960以上(CBT タイプに限る)
④ IELTS™ 4.0以上(Academic Module オーバーオール・バンド・スコア)
⑤ TEAP 225以上(4技能)
⑥ TEAP CBT 420以上
⑦ TOEFL iBT®TEST 42以上(「TOEFL iBT®Home Edition」の成績も可)
⑧ TOEIC®L&R TEST 550以上(公開テスト、IP テストのいずれも可)
⑨ 日本数学検定協会の実用数学技能検定試験準1級以上
⑩ 情報処理推進機構(以下 IPA と表記)の基本情報技術者試験に合格した者
⑪ IPA の応用情報技術者試験に合格した者
⑫ IPA の IT パスポート試験に合格した者
⑬ 全国商業高等学校協会(以下全商と表記)の情報処理検定試験1級(ビジネス情報部門)
⑭ 全商の情報処理検定試験1級(プログラミング部門)
⑮ ニュース時事能力検定2級以上
(2)学術・芸術・文化の分野において特に優れた能力を全国大会レベルで発揮している者
(3)各種社会活動において顕著な業績(国際交流やボランティア活動など)を修めた者

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

B方式

出願期間 2023年9月11日(月)~9月15日(金)
消印有効
選考日 第1次試験:書類審査
第2次試験:2023年10月21日(土)
合格発表日 第1次試験:2023年10月7日(土)
第2次試験:2023年11月10日(金)
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.個人調書
3.自己推薦書
4.オンラインによる面接・口頭試問に関する承諾書
5.入学志願票
二次選考の試験内容 ・プレゼンテーション資料の作成
・プレゼンテーション
募集人数 15人(A方式とB方式の合計)
出願時必要最低評定平均 全体の評定平均3.2以上
倍率
(2023年度)
2.0倍
*受験者10人
*合格者5人
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
無し

参照元:2024年度 自己推薦選抜要項 駒澤大学

グローバル・メディア学科の特性評価型の対策項目

グローバル・メディア学科の特性評価型はA方式とB方式に分かれているため、それぞれ紹介します。

A方式の特徴

グローバル・メディア学科のA方式は、出願に資格や実績が必要なのが特徴です。

現に英検や数検、情報処理検定やITパスポートといった資格や、芸術や社会活動での実績がないと出願が出来ません。

そのため、募集要項を確認し、出願条件を満たせているのかチェックしておきましょう。

A方式で対策すべきこと

A方式では、以下の2点が欠かせません。

  • 英語力を高めておく事
  • 面接・口頭試問対策

それぞれについて補足します。

英語力を高めておく事

英語力を高める事が重要な理由は、グローバル・メディア学科は英語力がある人を求めているためです。

その裏付けとして、面接の中でも英語での質疑応答も行う事があると公開していることにあります。

参照元:自己推薦選抜特設サイト グローバル・メディア・スタディーズ学部

そのため、英語力は高めておく事は合格に繋がる行為になります。英語力の高さを客観的にアピールするためにも、英検スコアやTOEICのスコアについては少しでも上げておく事をおすすめします。

面接・口頭試問の対策

また、面接・口頭試問の対策においては、駒澤大学側に評価されるポイントを押さえた上での練習が効果的です。

参考までに駒澤大学側が公表している面接の評価ポイントをご紹介します。

  • グローバル・メディア・スタディーズ学部の特性を理解した上で、自らを磨く意欲がある事
  • コミュニケーション能力の有無

参照元:自己推薦選抜特設サイト グローバル・メディア・スタディーズ学部
上記の2点が特に見られる事を念頭に置いた形での模擬面接を実施すると良いでしょう。また、面接の中では英語による質疑応答も行われることがあるので、英語の先生にも手伝ってもらうと良いでしょう。

B方式の特徴

B方式は、選考でプレゼンテーションを行うのが特徴の方式です。出願条件は難しくなく、全体の評定平均が3.2以上あれば出願可能です。

二次選考では、プレゼンテーション資料の作成と、それを使ったプレゼンを行います。試験当日にテーマが発表され、それに関するプレゼンテーション資料を90分以内に作る必要があります。

B方式で対策すべきこと

B方式ではプレゼン対策をしましょう。具体的には、発表練習と、資料作成練習です。

試験当日は、10分間のプレゼンに必要な資料を90分で作成する必要があります。そのためにも、以下の順番で対策をしていく事をおすすめします。

  1. 時間がかかっても見やすい資料を作れるようになる。
  2. 制限時間で及第点の資料が作れるようになる。
  3. 作った資料で発表する練習をする。

上記を上から順番に行い、本番日までには、制限時間で完璧な資料を作れて、作った資料で質の高い発表が出来るようになるとよいでしょう。そうすれば、自ずと合格が近づきます。

駒澤大学の特別入試に興味を持つ人が、良く抱く疑問について


最後に、駒澤大学の自己推薦選抜を受験する人が抱きがちな疑問について解説します。受験前にしっかりと目を通して疑問を解決し、万全の状態で受験に臨みましょう。

狙い目の学部・学科はどこ?

駒澤大学の自己推薦選抜の倍率面では、仏教学部がおすすめです。総合評価型と特性評価型のどちらも倍率が1倍台となっています。

また、総合評価型では文学部の英米文学科や法学部も倍率1倍台なので狙い目の学部と言えます。

次に受験のしやすさから判断すると、総合評価型による出願がおすすめです。

特性評価型では出願時に英語外部検定試験のスコアやボランティアなど社会活動が必要になる一方で、総合評価型は評定平均の基準さえ満たしていれば出願できるためです。

文学部の国文学科と医療健康科学部以外の学部学科を受験するのであれば、小論文・面接・口頭試問というスタンダードな試験の対策のみで済みます。ただし一部グループ討論を実施している学科もあるので注意しましょう。

駒澤大学の小論文はどのように対策をすれば良いの?

総合型選抜の小論文対策
駒澤大学の小論文対策では、過去問に目を通しておくことが重要です。駒澤大学の小論文は学部や学科によって出題方式が異なり、出題文だけでなく地図やグラフを読み解かなければならない場合もあります。

そのため、自分が受験する学部学科の過去問をチェックし、出題傾向を掴むことが大切です。過去問はパスナビに会員登録することでダウンロードできるため、忘れず登録しておきましょう。

▶︎旺文社パスナビ(駒澤大学過去問題)はこちら

過去問に目を通したら、後は演習あるのみです。何本も演習を繰り返すことで小論文の構成が身につくのと同時に、自分が伝えたいことを分かりやすく説明する能力が向上します。

また、演習時には高校や塾の先生に小論文を添削してもらうのがおすすめです。第三者から客観的に見てもらうことで、構成のあらや論点のズレを指摘してもらえます。

現役合格に導いてくれるおすすめの塾はどこ?

駒澤大学の自己推薦選抜の現役合格を目指している人は、総合型選抜専門の対策塾を利用するのがおすすめです。

総合型選抜専門の対策塾のメリットとして、通常の塾では難しい小論文や面接などの対策が可能な点が挙げられます。プロの講師が小論文の添削をしてくれますし、本番さながらの模擬面接も可能です。

また、専門の対策塾では、受験したい大学の情報を得やすいのもメリットです。その大学がどんな学生を求めているのかをプロの目で判断したうえで、小論文や面接でどのようなアピールをすればいいのか適切なアドバイスをもらえます。

少しでも合格の可能性を高めたい人は、ぜひ総合型選抜専門の対策塾を利用しましょう。

おすすめの対策塾はホワイトアカデミー高等部です。

ホワイトアカデミー高等部ではプロの講師陣がマンツーマンであなたの総合型選抜をサポートしてくれます。一人一人に合わせたカリキュラムを組んだ上で、その人にあったアドバイスをしてくれるのがメリットです。

面接やプレゼンテーションの対策も充実しているため、駒澤大学の自己推薦選抜の対策にピッタリです。

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他の大学と併願受験は出来るの?

総合型選抜の併願可否
駒澤大学の自己推薦選抜は専願でしか出願できません。

そのため、駒澤大学に合格した場合には、他の大学に合格したとしても必ず駒澤大学に入学する必要があります。つまり、他大学も受ける事をお考えでしたら、合格後の辞退が可能な大学がおすすめです。
一方で自己推薦選抜の総合評価型と特性評価型は併願が可能です。

出願にはそれぞれ別の書類を作成して提出する必要がありますが、少しでも合格の可能性を高めたい方は、併願も検討してみてください。

駒澤大学の総合型選抜と併願受験がおすすめの大学


先ほどご紹介しましたように駒澤大学の自己推薦選抜は専願なので、合格時には入学が必須です。そのため、もし滑り止めとして他の大学を受けるのでしたら合格時に辞退が可能な大学を選ぶのが無難です。

そこで、合格時の辞退が可能な総合型選抜を実施している駒澤大学志望者におすすめの都内の大学をまとめてみました。

  • 武蔵野大学の総合型選抜
  • 帝京大学の総合型選抜
  • 國學院大學の総合型選抜
  • 帝京平成大学の総合型選抜

上記の4つの大学の中でも特に武蔵野大学は、駒澤大学と同ランクまたは1つ上のランクなので、併願受験先としておすすめです。武蔵野大学の総合型選抜については以下のページで特集していますので是非ご覧ください。

この大学の特集ページ

駒澤大学の自己推薦選抜に関するまとめ


最後に、今回ご紹介した駒澤大学の総合型選抜のポイントをまとめました。

  • 駒澤大学の総合型選抜は自己推薦選抜という名称で行われている
  • 自己推薦選抜は総合評価型と特性評価型に分かれている
  • 総合評価型は全学部で実施しているが特性評価型は一部の学部学科でしか実施していない
  • 学部学科や方式によって出題傾向が異なるので自分の志望学科に絞った対策が必要
  • 駒澤大学の自己推薦選抜は専願でしか出願できない
  • 過去問はパスナビに会員登録することでダウンロードできる

ぜひ、この記事を参考に駒澤大学の自己推薦選抜の合格目指して頑張ってください。

最後に、ここまでの内容を見て駒澤大学の自己推薦選抜の対策が一人では難しそうだと感じましたら、ホワイトアカデミー高等部の無料相談会を一度ご利用ください。

ホワイトアカデミー高等部の無料相談会では、駒澤大学の自己推薦選抜の攻略方法に加えて現時点での合格見込みまで講師がお話しします。無料相談会は以下のページから申し込めますので是非ご利用下さい。

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*今回の記事を作成するために使用いたしました主な資料は以下の通りです。ぜひ当ページの情報と併せてご確認ください。

駒澤大学 自己推薦選抜
駒澤大学 自己推薦選抜(2024年度版)
駒澤大学 入学者選抜データ

総合型選抜(旧AO入試)

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