各大学の対策情報
今回の記事では、立教大学の特別自由選抜入試の概要や対策の仕方について解説を行っていきたいと思います。
試験の概要について取り上げる前に少しだけ立教大学について紹介します。改めての話かもしれませんが、立教大学は東京都内の有名私立大学群であるMARCHを構成している大学の一つです。
そしてキリスト教主義に則ったミッションスクールでありアメリカの宣教師が19世紀後半に建てた私塾に端を発する由緒ある大学でもあります。
「語学力」と「リベラルアーツ教育」に力を入れており、生徒それぞれの希望に沿った柔軟な学びを得ることができ、世界基準の教育システムを多数取り入れています。
今取り上げたような特徴を持つ立教大学の総合型選抜に関する情報をこれからご紹介する順番で取り上げていきますのでご興味がある部位だけでもご覧くださいませ。
目次
立教大学の特別選抜入試の種類とそれらの概要
それでは、立教大学における特別選抜入試について説明を始めていきたいと思います。 まず立教大学において行っている主な特別選抜入試の種類としては、
- 自由選抜入試
- 国際コース選抜入試
の二つが主な形式としてあります。それ以外にもアスリート選抜入試や帰国性選抜入試などの種類がありますが、今回のページでは上記の二つについて紹介していきます。
自由選抜入試の概要
この入試方法は立教大学の全学部で行われている入試方法です。名前は耳慣れないものですが、一般的には総合型選抜にあたる入学試験方法となっています。
大学側が求める基準を満たしたうえで、各学部の学科ごとに設定されている書類による一次選考と、小論文や面接などの二次選考の二つを行い、合否が判断されます。
主な一次選考の提出物としては、
- 入学志願票
- 志望理由書(大学指定用紙)
- 高等学校調査書
- 外国語検定証明書 ⇒英語やフランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語など様々 (取得してから、2年以内に受験したものが有効)
が基本的なものです。それ以外にも各学科で指定される提出物があるため、それらは後の項目で細かく説明していこうと思います。
この入試制度では、学力だけの判断となる一般入試とは違い、高校で行ってきたことや、文章作成能力、面接など様々な能力を総合的に判断する入試制度となっているため、門戸が広く、誰にでもチャンスが開かれているものとなっています。
ただし、他学部、他学科との自由選抜入試による併願はできないため、自分が行きたい学科についてしっかりと見定めて決める必要があります。
国際コース選抜入試の概要
この入試方法は以下の学部が行っている特殊なプログラムに設けられている入試であり、以下の4つで行われております。
- 社会学部 国際社会コース
- 法学部 国際ビジネス法学科グローバルコース
- 異文化コミュニケーション学部:Dual Language Pathway
- GLAP(グローバルリベラルアーツプログラム)
国際コースは、グローバル化が進む社会の中で、国際的に活躍できる英語運用能力や国際的見地を持った人物を養成することを目的としたものです。
少人数のクラスで、オールイングリッシュによる授業がコースによっては展開されるため、海外大学の授業に対応できるレベルの英語力が求められています。ハイレベルな語学力を擁している人であれば、十分に合格が可能であり、さらに英語力などを底上げすることができるものであります。
試験内容としては、自由選抜入試と同じく一次選考に書類審査、二次選考に小論文や面接が課されています。
国際コース選抜入試の詳細説明
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年9月21日(木) |
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第一次選考(書類選考) 合格者発表日 | 2023年10月27日(金) | ||||||||||||||||||||||||||
第二次選考試験日 |
・社会学部 ⇒2023年11月18日(土) ・法学部、異文化コミュニケーション学部、GLAP ⇒2023年11月19日(日) |
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第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 (GLAPのみ第2回合格者発表を行う場合がある) | ||||||||||||||||||||||||||
一次選考 (主な提出書類) |
①入学志願票 ②高等学校調査書 ③志望理由書(社会学部、法学部、GLAPのみ) ④課題小論文(法学部・異文化コミュニケーション学部のみ) ・法学部 ⇒与えられた課題について論じる(詳細は8月8日(火)10:00より公開) ・異文化コミュニケーション学部 ⇒異文化を理解すること、それによる社会貢献について2,000字程度で論じる ⑤外国語検定証明書 |
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二次選考の種類と 課している学科 |
・筆記試験(小論文) ・面接 ⇒法学部・異文化コミュニケーション学部は面接のみ |
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募集人数と募集学科 |
・社会学部(社会学科、現代文化学科、メディア社会学科):各学科5名程度 ・法学部:15名程度 ・異文化コミュニケーション学部:15名程度 ・GLAP:12名程度 |
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出願時の最低評定平均 | 社会学部・法学部:全体の評定平均が3.8以上 | ||||||||||||||||||||||||||
併願の可否 | 他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 | ||||||||||||||||||||||||||
倍率 (2023年度) |
・社会学部 ⇒社会学科:7.7倍 ⇒現代文化学科:4.2倍 ⇒メディア社会学科:3.7倍 ・法学部:1.3倍 ・異文化コミュニケーション学部:3.1倍 ・GLAP:3.3倍 |
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特筆すべき出願資格 (一部抜粋) | ・異文化コミュニケーション学部
・社会学部
・法学部
・GLAP
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引用元:2024年度 立教大学 国際コース選抜入試要項 2024年度 立教大学 国際コース選抜入試要項 グローバル・リベラルアーツ・プログラム(GLAP) 2023年度 入試結果
自由選抜入試と国際コース選抜入試の併願について
同一の試験形式による中での併願は不可となっていますが、自由選抜入試と国際コース選抜入試の試験は試験日が被らない場合は併願が可能となっています。
ほとんどの学部との併願は可能となっていますが、以下の表を参照してください。
画像の引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項
国際コース選抜入試で社会学部に出願した場合は、自由選抜入試では異文化コミュニケーション学部の方式Bによる試験しか受けることができなくなるため、この点は特に注意が必要です。
学部別の入試日程などの情報まとめ
ここからは、各学部での入試日程、倍率、募集人数、出願資格についてまとめて紹介していこうと思います。
自由選抜入試における各学部の倍率の早見表がこちらです。
学部 | 倍率(2023年度) |
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文 | 3.1倍(志願者216名、合格者69名) |
異文化コミュニケーション | 5.4倍(志願者157名、合格者29名) |
経済 | 8.0倍(志願者159名、合格者20名) |
経営 | 3.3倍(志願者238名、合格者72名) |
理 | 3.4倍(志願者27名、合格者8名) |
社会 | 9.4倍(志願者207名、合格者22名) |
法 | 8.8倍(志願者88名、合格者10名) |
観光 | 7.1倍(志願者64名、合格者9名) |
コミュニティ福祉 | 2.9倍(志願者85名、合格者29名) |
現代心理 | 4.9倍(志願者222名、合格者45名) |
スポーツウエルネス | 3.8倍(志願者114名、合格者30名) |
参照元:2023年度 入試結果
文学部編
それではまず、はじめに説明していくのは、文学部です。
文学部には、キリスト教学科、史学科、教育学科、文学科の四つの学科が設置されています。文学科に関してはさらに専攻ごとに分かれており、英米文学専修、ドイツ文学専修、フランス文学専修、日本文学専修、文芸・思想専修の五つとなっています。
文学という、古来から蓄積されてきたテキストを読解、そして解釈していくことを通じて人類の普遍的価値や、真理を追究していくことを目的とし、時代を超えた教育を受けることができます。
学科や専修の枠を超えた幅の広い柔軟性に富んだ教育を行っており、自らの求める学びを追求していくことができるでしょう。分析力のとんだ、視野の広い人物を目指すことができる学部と言えます。
文学部のアドミッションポリシー
文学部がどのような学生を求めているかを判断するうえで重要になってくるのがアドミッションポリシーです。以下が、文学部のアドミッションポリシーとなります。
知識 高等学校を卒業するのに必要な単位を修得済であること、もしくはそれと同等の知識を有すること。
技能 授業を理解し、調査・分析・発表・討論を行うために必要となる日本語の能力を有すること。コンピューターの基本ソフトをある程度操作できることが望まれる。「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身につけておくことが必要である。
態度 文化の差異・性別・しょうがい等に対して偏見をもたず、さまざまな文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に活動できる素地があること。また、言語・芸術など人間の営為全般に関する興味・関心があり、それを学問的に探究する志を有すること。
体験 これまでの体験の意味を深く考え、それを今後に生かしていこうとする気持ちを持つことが望まれる。体験の内容は問わない。
以上のアドミッションポリシーを読み、文学部は文学という人々の思想が伝わるテキストを扱うという観点からも、広い視野を持ち偏見などを持たない人物であることはやはり重要だと感じます。
また高校卒業程度の知識は当然として、言語として日本語をいかに扱えるかという能力も求められているのがわかります。
文学部の自由選抜入試の概要
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年9月21日(木) |
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第一次選考(書類選考)の合格者発表日 |
2023年10月27日(金) ※ドイツ文学専修・フランス文学専修は第一次選考なし |
第二次選考試験日 | 2023年11月18日(土) |
第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 |
一次選考 (主な提出書類) |
①入学志願票 ②志望理由書 ⇒自身の実績や特に集中して行ってきたことに触れつつ入学してから学びたいことを2,000字程度でまとめる ※文学科日本文学専修、文芸・思想専修の志願者は、専修独自の志望理由書を使用 ③高等学校調査書 ④外国語試験証明書類(ドイツ文学専修、フランス文学専修は不要) ⑤活動報告書A(キリスト教学科、日本文学専修、文芸・思想専修、史学科のみ) ⑥修了学年に関する証明書(キリスト教学科[方式Ⅰ・資格Ⅳ]、史学科[資格Ⅵ]による志願者のみ) |
二次選考の種類と 課している学科 |
【全学科共通の試験】面接 【学科ごとの試験】 ・教育学科:小論文 ⇒教育や社会などをめぐるテーマが与えられ、読解力・論理的構成力・表現力などを総合的に評価される ・英米文学専修:英作文 ⇒英語の問題文が与えられ、それについて書かれた英作文から、読解力・文章構成力・表現力などを総合的に評価される ・ドイツ文学専修、フランス文学専修:外国語総合 ⇒ドイツ語総合・フランス語総合から1科目を選択 ⇒ドイツ語・フランス語の語学力を測るとともに、ドイツ語・フランス語の読解力と日本語による論理的構成力・表現力を測る総合問題が課される |
募集人数と募集学科 |
・キリスト教学科、日本文学専修、文芸・思想専修、ドイツ文学専修、フランス文学専修、教育学科:若干名 ・史学科、英米文学専修:10名程度 |
出願時の最低評定平均 |
・キリスト教学科:全体の評定平均が3.8以上 ・英米文学専修、教育学科:全体の評定平均が4.0以上 ・日本文学専修:全体の評定平均が3.8以上、国語の評定平均が4.0以上 ・文芸・思想専修:全体の評定平均が3.8以上、国語の評定平均が4.0以上、地理歴史および公民から合計6単位以上を修得しており評定平均値が4.0以上 ・史学科:全体の評定平均が3.8以上。加えて以下の条件のいずれかを満たすこと
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併願の可否 | 他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 |
倍率 (2023年度) | ・キリスト教学科:4.3倍 |
・文学科 ⇒英米文学専修:2.1倍 ⇒ドイツ文学専修:2.3倍 ⇒フランス文学専修:3.0倍 ⇒日本文学専修:4.7倍 ⇒文学・思想専修:7.0倍
史学科:1.1倍
教育学科:23.5倍
特筆すべき出願資格 (一部抜粋)
・キリスト教学科《方式Ⅰ》:A・Bの条件をすべて満たすこと A:次の資格Ⅰ〜Vのいずれかに該当する者 【資格Ⅰ】
高等学校等上記出願条件 1 に該当する教育課程(海外を含む)在学中に、継続的・主体的なボランティア活動、校内・校外活動、課外活動、あるいは海外活動をし、かつ、その活動においてめざましい実績を挙げた者、または指導的な役割を果たした者。
【資格Ⅱ】
高等学校等上記出願条件 1 に該当する教育課程在学中に、文化・芸術の分野(文学、美術、音楽、演劇など)における全国または国際レベルの大会において、上位に入賞し、かつ、その活動団体において指導的役割を果たした者、もしくは、文化・芸術活動において高いレベルの実績を挙げた者。
【資格Ⅲ】
高等学校等上記出願条件 1 に該当する教育課程在学中に、継続的・主体的なキリスト教関連諸活動をし、かつ、その活動においてめざましい実績を挙げた者、または指導的な役割を果たした者。
【資格Ⅳ】
外国において、外国の学校教育制度に基づく高等学校(第10学年以上に相当する課程)で、継続して 2 学年以上の課程を修了し(2024年 3 月までに修了する見込みの者を含む)、かつ、特色ある異文化体験を持つ者。 ※ここでいう「外国の学校教育制度に基づく高等学校」には、在外教育施設は含めない。
【資格Ⅴ】
特別支援学校高等部(在籍 3 年以上)を卒業する者で、校内・校外活動において継続的・主体的な文化・芸術活動、ボランティア活動、生徒会等で特筆すべき活動を行ったもの。
B:次のa・bいずれかに該当する者
(a)次の英語資格・検定試験のいずれかを受験し、スコアを提出できる者。 ▶︎利用できる英語資格・検定試験については、23頁を参照すること。
① ケンブリッジ英語検定 ② 実用英語技能検定[英検] ③ GTEC ④ IELTS(Academic Module) ⑤ TEAP ⑥ TEAP CBT ⑦ TOEFL iBT ※英語資格・検定試験の成績は 4 技能スコアのみ有効とする。 ※いずれも出願期間の初日から遡って 2 年以内に受験したものを有効とする。 (b)次の資格・検定試験のいずれかを受験し、スコア・級を提出できる者。
① ドイツ語技能検定試験、またはGoethe-Zertifikat(4技能) ② 実用フランス語技能検定試験、DELF/DALF、TCFのいずれか ③ スペイン語技能検定試験、またはDELE ④ 中国語検定試験、または漢語水平考試(HSK) ⑤ ハングル能力検定試験、または韓国語能力試験 ⑥ ロシア語能力検定試験 ⑦ 実用イタリア語検定試験 ※いずれも言語資格・検定試験の取得年限は設けない。
・キリスト教学科《方式Ⅱ》:次のいずれかを取得していること
① ケンブリッジ英語検定スコア150点以上 ② 実用英語技能検定[英検]スコア2,125点以上 ③ GTECスコア1,065点以上 ④ IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア4.5以上 ⑤ TEAPスコア267点以上 ⑥ TEAP CBTスコア510点以上 ⑦ TOEFL iBTスコア57点以上 ※英語資格・検定試験の成績は 4 技能スコアのみ有効とする。 ※いずれも出願期間の初日から遡って 2 年以内に受験したものを有効とする。
・英米文学専修
4 .次の(a)・(b)いずれかに該当する者。 (a)次の英語資格・検定試験のいずれかの成績を取得している者。 ▶︎利用できる英語資格・検定試験については、23頁を参照すること。
① ケンブリッジ英語検定スコア160点以上 ② 実用英語技能検定[英検]スコア2,300点以上 ③ GTECスコア1,180点以上 ④ IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア5.5以上 ⑤ TEAPスコア309点以上 ⑥ TEAP CBTスコア600点以上 ⑦ TOEFL iBTスコア72点以上 ※英語資格・検定試験の成績は 4 技能スコアのみ有効とする。 ※いずれも出願期間の初日から遡って 2 年以内に受験したものを有効とする。 (b)次の資格・検定試験のいずれかの成績を取得している者。
① ドイツ語技能検定試験 4 級以上、またはGoethe-Zertifikat 4 技能すべてA 2 以上 ② 実用フランス語技能検定試験 3 級以上、DELF/DALF A 2 以上、TCF 250点以上(ただし補足試験のスコアは含めない)のいずれか ※いずれも言語資格・検定試験の取得年限は設けない。
・日本文学専修
5 .次の(a)・(b)いずれかに該当する者。 (a)次の英語資格・検定試験のいずれかの成績を取得している者。 ▶︎利用できる英語資格・検定試験については、23頁を参照すること。
① ケンブリッジ英語検定スコア140点以上 ② 実用英語技能検定[英検]スコア1,950点以上 ③ GTECスコア930点以上 ④ IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア4.0以上 ⑤ TEAPスコア225点以上 ⑥ TEAP CBTスコア420点以上 ⑦ TOEFL iBTスコア42点以上 ※英語資格・検定試験の成績は 4 技能スコアのみ有効とする。 ※いずれも出願期間の初日から遡って 2 年以内に受験したものを有効とする。 (b)次の資格・検定試験のいずれかの成績を取得している者。
① ドイツ語技能検定試験 4 級以上、またはGoethe-Zertifikat 4 技能すべてA 2 以上 ② 実用フランス語技能検定試験 3 級以上、DELF/DALF A 2 以上、TCF 250点以上(ただし補足試験のスコアは含めない)のいずれか ③ スペイン語技能検定 4 級以上、またはDELE A 2 以上 ④ 中国語検定試験 4 級以上、または漢語水平考試(HSK) 4 級、 5 級、 6 級のいずれかで180点以上 ⑤ ハングル能力検定試験 4 級以上、または韓国語能力試験 2 級以上 ⑥ ロシア語能力検定試験 4 級以上 ※いずれも言語資格・検定試験の取得年限は設けない。
・文芸・思想専修
6 .次の(a)・(b)いずれかに該当する者。 (a)次の英語資格・検定試験のいずれかの成績を取得している者。 ▶︎利用できる英語資格・検定試験については、23頁を参照すること。
① ケンブリッジ英語検定スコア140点以上 ② 実用英語技能検定[英検]スコア1,950点以上 ③ GTECスコア930点以上 ④ IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア4.0以上 ⑤ TEAPスコア225点以上 ⑥ TEAP CBTスコア420点以上 ⑦ TOEFL iBTスコア42点以上 ※英語資格・検定試験の成績は 4 技能スコアのみ有効とする。 ※いずれも出願期間の初日から遡って 2 年以内に受験したものを有効とする。 (b)次の資格・検定試験のいずれかの成績を取得している者。
① ドイツ語技能検定試験 4 級以上、または Goethe-Zertifikat 4 技能すべてA 2 以上 ② 実用フランス語技能検定試験 3 級以上、DELF / DALF A 2 以上、TCF 250点以上(ただし補足試験のスコアは含めない)のいずれか ③ スペイン語技能検定 4 級以上、またはDELE A 2 以上 ④ 中国語検定試験 4 級以上、または漢語水平考試(HSK) 4 級、 5 級、 6 級のいずれかで180点以上 ⑤ ハングル能力検定試験 4 級以上、または韓国語能力試験 2 級以上 ⑥ ロシア語能力検定試験 4 級以上 ※いずれも言語資格・検定試験の取得年限は設けない。
・史学科:歴史関連の検定取得などを要件とする資格Ⅰ~Ⅵのうち、いずれかを満たすこと。また、下記の要件を満たすことも求められる
5 .次の(a)・(b)いずれかに該当する者。 (a)次の英語資格・検定試験のいずれかの成績を取得している者。 ▶︎利用できる英語資格・検定試験については、23頁を参照すること。
① ケンブリッジ英語検定スコア146点以上 ② 実用英語技能検定[英検]スコア2,067点以上 ③ GTECスコア1,027点以上 ④ IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア4.5以上 ⑤ TEAPスコア253点以上 ⑥ TEAP CBTスコア480点以上 ⑦ TOEFL iBTスコア52点以上 ※英語資格・検定試験の成績は 4 技能スコアのみ有効とする。 ※いずれも出願期間の初日から遡って 2 年以内に受験したものを有効とする。 (b)次の資格・検定試験のいずれかの成績を取得している者。
①ドイツ語技能検定試験 4 級以上、または Goethe-Zertifikat 4 技能すべてA 2 以上 ② 実用フランス語技能検定試験 3 級以上、DELF / DALF A 2 以上、TCF 250点以上(ただし補足試験のスコアは含めない)のいずれか ③ スペイン語技能検定 4 級以上、またはDELE A 2 以上 ④ 中国語検定試験 4 級以上、または漢語水平考試(HSK) 4 級、 5 級、 6 級のいずれかで180点以上 ⑤ ハングル能力検定試験 4 級以上、または韓国語能力試験 2 級以上 ⑥ ロシア語能力検定試験 4 級以上 ※いずれも言語資格・検定試験の取得年限は設けない。
・教育学科
4 .次の(a)・(b)いずれかに該当する者。 (a)次の英語資格・検定試験のいずれかを受験し、スコアを提出できる者。 ▶︎利用できる英語資格・検定試験については、23頁を参照すること。
① ケンブリッジ英語検定 ② 実用英語技能検定[英検] ③ GTEC ④ IELTS(Academic Module) ⑤ TEAP ⑥ TEAP CBT ⑦ TOEFL iBT ※英語資格・検定試験の成績は 4 技能スコアのみ有効とする。 ※いずれも出願期間の初日から遡って 2 年以内に受験したものを有効とする。 (b)次の資格・検定試験のいずれかの成績を取得している者。
① ドイツ語技能検定試験 4 級以上、または Goethe-Zertifikat 4 技能すべてA 2 以上 ② 実用フランス語技能検定試験 3 級以上、DELF / DALF A 2 以上、TCF 250点以上(ただし補足試験のスコアは含めない)のいずれか ③ スペイン語技能検定 4 級以上、またはDELE A 2 以上 ④ 中国語検定試験 4 級以上、または漢語水平考試(HSK) 4 級、 5 級、 6 級のいずれかで180点以上 ⑤ ハングル能力検定試験 4 級以上、または韓国語能力試験 2 級以上 ⑥ ロシア語能力検定試験 4 級以上 ⑦ 実用タイ語検定試験 3 級以上 ⑧ 実用ベトナム語技能検定試験(ViLT) 4 級以上 ※いずれも言語資格・検定試験の取得年限は設けない。
引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項 参照元:2023年度 入試結果
ドイツ文学専修とフランス文学専修は一次選考がありません。他学科でいうところの二次選考を最初から行うことになります。その分、ドイツ語やフランス語の語学力を問われる筆記試験が課されるため、そのための勉強は必要です。
小論文の問題内容や、詳細などは大学側から開示されていないため、難易度などは測りかねるところではありますが、基本的には正確な読解と、それを簡潔かつ論理的にまとめられるかどうかを見られる試験であります。
そのため他大学の問題などでもいいため、小論文を少なくとも5つ以上は解くようにしましょう。
学業やボランティアなどの社会的な実績をのこすことで、キリスト教学科などは外国語検定基準が下がったりするため、高校生活中に積極的な対外活動をしておくこともポイントとなる。
志望理由書の文量が、2,000字程度と比較的多めに設定されています。様々なこと書いてしまいがちですが、書く内容を二点や三点にしぼりそれらの内容を掘り下げていくような構成を行いましょう。読みやすい文章に仕上げられます。
対策のポイント
立教大学文学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについて解説します。
- 大学で学びたい内容に直結する探究活動を行う
- 書類をしっかりと準備する
- 面接対策をする
1の「大学で学びたい内容に直結する探究活動を行う」については補足します。
大学で学びたい内容に直結する探究活動を行う
基本的に受験倍率が2倍を超えている学部を狙う場合は、高校時点で大学の研究に直結するような主体的な探究活動が必要になります。例えば立教大学文学部文学科日本文学専修を受けたいのであれば、高校時代から和歌や古典作品に触れ、自分なりのレポートを作成するなどという活動が必要になります。
異文化コミュニケーション学部編
続いては、異文化コミュニケーション学部の説明をしていきます。
異文化コミュニケーション学部には異文化コミュニケーション学科のみが設置されています。この学部で、主に学ぶことになるのはその名の通り、グローバル化が進む社会の中で確実に必要となる、世界とコミュニケーションによって繋がっていく力を養っていくことです。
日本語と英語という基礎となる言語を正確かつ強固なものにしていくとともに、新たな言語をもう一つ、その言語の周辺文化とともに学んでいきます。海外留学を全員参加とするなど、実社会で活用するコミュニケーション力を磨くことができるでしょう。
また、前述した国際コース選抜入試をこの学部では設けており、DLPという授業や卒論までもを英語で行い、単位取得を目指すコースがあります。さらなる実践的な英語力を、店員15名という少数精鋭のクラスで四年間磨いていくことが可能です。
異文化コミュニケーション学部のアドミッションポリシー
学部がどのような生徒を求めているかを判断するのに、アドミッションポリシーは有用です。以下に、アドミッションポリシーを掲載します。
知識 高等学校における外国語(英語)科目、国語科目、地理・歴史・公民科目の内容を理解していることが必要です。また、政治・経済、倫理、芸術、数学、理科などの科目にも関心を持っていれば、なお理想的です。 技能 コンピュータの基本操作をマスターしていることが望まれます。「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身につけておくことが必要です。英語は学部必修となりますので、高等学校での、コミュニケーション英語基礎、コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ、英語会話について、十分に習得していることが必須です。 【Dual Language Pathway】 Dual Language Pathwayで学ぶためには、英語の4技能において高いスキルが必要です。 具体的には、実用英語技能検定(英検)CSE2.0スコア2,400点以上(従来型、英検CBT、英検2020 1day S-CBT、英検2020 2days S-interview いずれも可)、IELTS(Academic Module)オーバーオールバンドスコア6.0以上、TEAP(Reading/Listening+Writing+Speaking)スコア332点以上、TEAP CBTスコア671点以上、TOEFL iBTスコア80点以上の何れかが求められます。(2023年度入学者) 【PEACE CIC】 主に英語で中等教育を修了し、英語関連科目、社会、歴史、政治などの領域の内容を理解していることが必要です。また、経済、倫理、芸術、数学、理科などに関連する科目にも関心を持ち、入学後の日本語学習への意欲をもっていれば、なお理想的です。 【NEXUSプログラム】 中等教育を修了し、英語関連科目、社会、歴史、政治などの領域内容を理解していること、N3程度の日本語能力を持っていること、また日本語で必要な科目を履修していくための強い意欲が必要です。また、経済、倫理、芸術、数学、理科に関連する科目にも関心を持っていれば、なお理想的です。 姿勢 高い倫理性を持って、文化的違い・性別・しょうがいを理由とする偏見を持たないように努め、様々な文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に作業ができる素地があることが望まれます。また、社会や世界の現象に関心を抱き、それらを複眼的な視点から考えて問題を引き出し、その問題に取り組んでいこうとする意欲と志を持っていることが必要です。 【5年一貫プログラム】 上記の姿勢に加え、学業と社会への貢献への強い意欲を持ち、博士前期課程を経て、通訳翻訳、英語教育、日本語教育、国際協力いずれかの領域で、高度な専門知識を生かした仕事を目指す志を持っていることが必要です。 体験 海外体験のあるなしは問いません。人間とは何かといった問題、人と人とのコミュニケーションのありかた、自文化と異文化の相違といったことに興味や関心を持っていれば十分です。
引用元:異文化コミュニケーション学部・異文化コミュニケーション研究科の教育目的と各種方針
異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試の概要
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年9月21日(木) |
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第一次選考(書類選考)の合格者発表日 | 2023年10月27日(金) | ||||||||||
第二次選考試験日 |
・方式A ⇒2023年11月18日(土) ・方式B ⇒2023年11月19日(日) |
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第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 | ||||||||||
一次選考 (主な提出書類) |
①入学志願票 ②志望理由書(方式Bのみ) ⇒異文化コミュニケーション学部を志望する理由を、600字程度でまとめる ③課題作文(方式Aのみ) ⇒与えられた課題について「タイトル」「具体的な状況」「その状況における問題や課題」「問題や課題に対する取り組み」の要素を含めて2,000~3,000字程度で論じる ④高等学校調査書 ⑤英語資格証明書 ⑥他言語資格証明書(方式Aのみ) ⇒自分が用いる外国語検定の証明書類を提出 ⑦推薦状(方式Bのみ) ⇒高校の教員が記入 ⑧研究計画書(方式Bのみ) ⇒下記2点に触れて2,000字程度で作成する
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二次選考の種類と 課している学科 |
【方式A】 ・小論文(社会・文化・言語・教育などをめぐる課題文が与えられ、読解力・論理的構成力・表現力などを総合的に評価される) ・面接 【方式B】面接(提出書類である研究計画書を用いてプレゼン・質疑応答を行う) |
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募集人数と募集学科 |
・方式A:15名程度 ・方式B:5名程度 |
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出願時の最低評定平均 | なし | ||||||||||
併願の可否 | 他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 | ||||||||||
倍率 (2023年度) |
・方式A:5.2倍 ・方式B:7.0倍 |
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特筆すべき出願資格 (一部抜粋) | ・方式A
・方式B:資格Ⅰ~Ⅳのいずれかを満たすこと ⇒英語資格・検定試験の成績は4技能スコアのみ有効 ⇒いずれも出願期間の初日から遡って2年以内に受験したもののみ有効 【資格Ⅰ:通訳翻訳専門コース】
【資格Ⅱ:英語教育専門コース】
【資格Ⅲ:日本語教育専門コース】
【資格Ⅳ:国際協力専門コース】
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引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項 参照元:2023年度 入試結果
さて、異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試で特徴となるのは、方式がA、Bの二つに分かれているところです。
方式Aは一般的な四年生による大学卒業に向かっていく学部入学を目指す人が出願するものです。
一方の方式Bは、大学院との一貫教育による五年間で大学院修士までの学位を取得できるプログラムへの志願者を選抜する方式です。そのため希望するコースごとに出願資格が様々に分かれており、それぞれで外国語検定の基準が違いますので注意しましょう。
異文化との交流をする学部であるため、前提として英語能力が求められています。英語に自信がある方は、この学科にチャレンジしてみることも良いと思われます。
対策のポイント
立教大学異文化コミュニケーション学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについて解説します。
- 多方面からの異文化理解を行う
- 書類をしっかりと準備する
- 面接対策をする
1の「多方面からの異文化理解を行う」については補足します。
多方面からの異文化理解を行う
異文化に関する幅広い知識や視野を持つことが重要です。異文化理解を深めるためには、海外の文化や言語について学ぶだけでなく、異文化間でのコミュニケーションスキルや対人関係能力を磨くことも必要です。例えば、留学経験や国際交流活動への参加、語学力の向上などが有効な対策となります。
経済学部編
続いては、経済学部の特別選抜入試について解説していきます。
経済学部には、経済学科、経済政策学科、会計ファイナンス学科の三つの学部が設置されています。
日々大きく変わっていく、国内や国外の経済社会に対応できる自律的な思考力や、国際的教養、論理的かつ分析能力に富んだ人として成長していくことができる学部です。
それぞれの学科で特徴のあるカリキュラムを設定していますが、三学科が一体となった教育を行っており、カリキュラムは自分が勉強したいと思ったことにあわせ自由度が高くくめるようになっているところも魅力の一つであります。
税理士や、公認会計士などの専門資格合格へのサポートの体制も充実しており、将来的な職業支援などのバックアップも整っています。
経済学部のアドミッションポリシー
知識 経済学に関する特別の知識などは必要がないが、高等学校教育課程の全ての科目に対し真面目に取り組み相応の知識を有している必要があります。また、高い国語能力に加えて、外国語や数学の十分な知識が必要となります。また、社会科学を学ぶ学部であるので歴史や社会などについての水準以上の関心と能力を有していることが望まれます。
技能 日本語および英語などの語学力は習得しておくべき不可欠の技能と考えています。「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身につけておくことが必要です。また、社会的な諸問題に関する常識と深い洞察力や感受性も有していることが望ましいと考えます。大学では多くの文献を講読しますので、読書量が多く優れた読解力を身に付けておくことも望まれる能力です。
態度 社会問題に深く関心を有する態度がまず望まれます。その際、高い倫理観と共に社会的弱者に対する優しい眼差しを有していることも重要なことと考えています。また、大学では多様な文化的背景や生活体験を有する人々と接します。そうした人々と共に学ぶためには偏見や差別意識を有さないことは当然の態度です。豊かな感性と社会常識を持ちながら、様々なことに積極的にチャレンジする意欲のある学生を求めています。
体験 基本的には高等学校で学習や行事に積極的かつ真面目に取り組んできた体験が大事です。その上でスポーツやクラブ活動、生徒会活動、ボランティアなど、何か真剣に取り組んできたことがあればより望ましいことと考えます。
経済学部の自由選抜入試の概要
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年9月21日(木) |
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第一次選考(書類選考)の合格者発表日 | 2023年10月27日(金) | ||||||||
第二次選考試験日 | 2023年11月18日(土) | ||||||||
第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 | ||||||||
一次選考 (主な提出書類) |
①入学志願票 ②志望理由書 ⇒自身の実績や特に集中して行ってきたことに触れつつ入学してから学びたいことを2,000字程度でまとめる ③高等学校調査書 ④外国語試験証明書類 ⇒自分が用いる外国語検定の証明書類を提出 |
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二次選考の種類と 課している学科 | ・総合科目(筆記試験) ⇒現代の政治や経済に関する知識や関心、基礎的な数学的分析能力を問う
・面接 |
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募集人数と募集学科 | 経済学部全体:三つの学科合わせて20名程度 | ||||||||
出願時の最低評定平均 | なし | ||||||||
併願の可否 | 他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 | ||||||||
倍率 (2023年度) |
・経済学科:5.4倍 ・経済政策学科:9.0倍 ・会計ファイナンス学科:11.7倍 |
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特筆すべき出願資格 (一部抜粋) |
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引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項 参照元:2023年度 入試結果
経済学部は、提出書類も他学部と比べて少なく、また英語試験検定基準もそこまで高いものではないです。そのため出願がしやすい学部と言えます。
試験内容として経済学という特性上、数学の基礎的知識の運用能力を図る問題が出題されます。形式としては一般的な入試問題であるとおもわれるため、立教大学の数学の過去問や他大学の過去問などで演習を積んでおきましょう。
提出書類として最も力を入れるべきは志望理由書となります。自身の経済学部に入ってから行いたいと考えていることを何点かに絞り具体的にかつ冗長にならない文章を書きましょう。
対策のポイント
立教大学経済学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについて解説します。
- 数学的分析力を養う
- 書類をしっかりと準備する
- 面接対策をする
1の「数学的分析力を養う」については補足します。
数学的分析力を養う
経済学部に入学するためには、数学力と経済理論の理解が必要不可欠です。数学は経済学の基礎となるため、高校での数学の基礎を養いましょう。また立教大学の数学の過去問や他大学の過去問などで演習を積むのも良いでしょう。
経営学部
続いては、経営学部の自由選抜入試の概要を説明していきます。経営学部には、経営学科、国際経営学科の二つの学科が設置されています。
どちらの学科でも基礎的な経営に関する知識を学べることはもちろんですが、最先端の経営や社会のニーズに応えることができるリーダーシップも身に着けていくことが可能です。
グローバルな経営活動が浸透している現在において、多様な人々を受け入れ、国際的な視野に立って、協働していくことが重要となっています。そのようなグローバルなリーダーシップを学べることも魅力の一つです。
経営学部のアドミッションポリシー
学部が求めている生徒像を確認することにおいて、アドミッションポリシーはとても有益です。以下にアドミッションポリシーを載せます。
知識 高等学校の卒業に必要な単位を修得済みか、修得する見込みであり、経営学を学ぶうえで必要となるレベルの日本語(国語)の力を有している必要があります。これに加え、「日本史」「世界史」または「数学」のいずれかについて秀でた力があることが望まれます。 技能 コンピュータの基本的なソフトをある程度操作できることが望まれます。英語に関しては、大学入学共通テストにおいて国際経営学科では85%以上、経営学科では80%以上の正答率を獲得できる英語力があることが望まれます。国際経営学科に入学を希望される方は、実用英語技能検定2,300点(準1級)、GTEC 1,180点、IELTS (Academic Module) 5.5、TEAP (R/L+W+S) 309点、TEAP CBT 600点、TOEFL 72点、と同等もしくはそれ以上の英語力を有していることが強く望まれます。また、経営学科に入学を希望される方は、実用英語技能検定2,125点(2級〜準1級)、GTEC 1,050点、IELTS (Academic Module) 4.5、TEAP (R/L+W+S) 267点、TEAP CBT 510点、TOEFL 57点、と同等もしくはそれ以上の英語力を有していることが望まれます。 態度 異なる文化・性別・しょうがい等に対しての偏見が少なく、様々な文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に作業ができる素地があることが望まれます。また、経営学あるいはリーダーシップ教育に関する興味・関心があり、学問的に探求する志を有していることが必要です。 体験 これまでの生活においてグループ・ワークを数多く体験していることが望まれます。高等学校における生徒会活動、クラブ活動、行事実行委員会活動などを経験するだけでなく、学校外の地域活動やボランティア活動を体験しているとさらによいでしょう。国際経営学科の場合でも、海外への渡航歴はなくても問題ありませんが、学外における英語活動(例 英語ディベート大会、英語スピーチ大会)に積極的に出場した経験があると望ましいです。
経営学部の自由選抜入試の概要
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年9月21日(木) |
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第一次選考(書類選考)の合格者発表日 | 2023年10月27日(金) | ||||||||||||||||||||||||
第二次選考試験日 | 2023年11月18日(土) | ||||||||||||||||||||||||
第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 | ||||||||||||||||||||||||
一次選考 (主な提出書類) |
①入学志願票 ②志望理由書 ⇒自身の実績や特に集中して行ってきたことに触れつつ入学してから学びたいことを2,000字程度でまとめる ③高等学校調査書(方式Aのみ) ④国際バカロレア資格(方式Bのみ) ⑤活動報告書A・B・Cのいずれか ⇒自身の実績を報告するもの。方式・資格ごとに書式や記入内容が異なる ⑥各検定資格の証明書 |
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二次選考の種類と 課している学科 |
【経営学科(方式A[資格Ⅰ][資格Ⅱ])】面接 【経営学科、国際経営学科(方式A[資格Ⅲ]、方式B)】 ・小論文 ⇒論文作成のための素材や枠がある程度与えられ、独創的発想・問題理解力・論理的構成力・文章表現力・知的素養などを評価される ・面接 |
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募集人数と募集学科 |
・経営学科 《方式A》 ⇒資格Ⅰ:10名程度 ⇒資格Ⅱ:10名程度 ⇒資格Ⅲ:20名程度 《方式B》 ⇒若干名 ・国際経営学科 ⇒方式A[資格Ⅲ]:20名程度 ⇒方式B:若干名 *資格Ⅲは経営学部全体で20名程度 |
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出願時の最低評定平均 |
方式A(資格Ⅰ):全体の評定平均が3.8以上 方式A(資格Ⅱ・資格Ⅲ):全体の評定平均が4.0以上 方式B:特になし |
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併願の可否 | 他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 | ||||||||||||||||||||||||
倍率 (2023年度) |
・方式A 資格Ⅰ・経営学科:2.6倍 資格Ⅱ・経営学科:8.1倍 資格Ⅲ・経営学科:2.1倍 資格Ⅲ・国際経営学科:3.3倍 ・方式B 経営学科:N/A(合格者0名) 国際経営学科:4.0倍 |
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特筆すべき出願資格 (一部抜粋) |
・方式A 【資格Ⅰ】次の(a)・(b)の両方を満たす者。
【資格Ⅱ】次の(a)~(d)のいずれかを満たし、かつ(e)に該当する者。
【資格Ⅲ】
・方式B
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引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項 参照元:2023年度 入試結果
経営学科の自由選抜入試の特徴として挙げられるのは、出願方式の多様さです。
スポーツや芸術などで高校時代に優秀な成績を収めることができた人は、英語検定資格の基準などがないために、ほかの受験生よりも出願がしやすく、合格も近づきます。
また、方式Bに関しては国際バカロレア資格が必要となりこちらも出願資格を得ることが難しいです。しかし、自分が取れる程度の英語力を身に着けているならば、出願を考えても良いと思います。
ただし、大半の受験生の皆様は、方式Aの[資格Ⅲ]による出願となります。こちらの出願には、英検準一級程度の英語レベルが求められています。そのレベルを満たすことが前提です。
小論文試験に関しては、一般的な小論文の問題が出題されると選抜方法の説明から考えられます。どうしても小論文形式の試験というのは、自分一人の力だけで対策することは難しいです。
そのため、客観的意見を取り入れるために周囲の人に協力してもらい、自分の文章を見直していきましょう。
対策のポイント
立教大学経営学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについてまとめます。
- 自分に合った出願方式を考える
- 書類をしっかりと準備する
- 面接対策をする
理学部編
続いては、理学部の概要と自由選抜入試の説明をしていきます。
理学部には、数学科、物理学科、化学科、生命理学科の四つの学科が設置されています。
現代産業を支えているものは何かと考えたときに、基本的には数学や物理学といった基礎科学の分野です。これらの学科では、基礎的な知識を強固なものとしつつも、演習や実験を通して発展的な将来活用していくことのできる知識を学ぶことができます。
また、理学部の特徴として、日本初の試みとして「サイエンスコミュニケーション」という科目を設置しており、他者に対してどのように専門的知識を伝えていくか学ぶことができます。私たちの生活に密接にかかわる、化学や物理などは専門的事柄になると高度で一般人には理解が追いつかないものも多いです。
実生活において用いていくには、他者からの理解を得ることがなによりも重要となるため、このような科目を学ぶことができるのが、理学部の魅力の一つと言えるでしょう。
理学部のアドミッションポリシー
学部がどのような人を求めているかを図ることにおいて、アドミッションポリシーは有益です。以下にアドミッションポリシーを載せます。
知識 数学科 高等学校での1)数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bの内容を理解していることが必要です。
物理学科 高等学校での2)物理基礎、物理、および1)数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bの内容を理解していることが必要です。
化学科 高等学校での3)化学基礎、化学、および1)数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bの内容を理解していることが必要です。2)物理基礎、物理の内容を理解していることが望まれます。
生命理学科 高等学校での4)生物基礎、生物、もしくは3)化学基礎、化学、もしくは2)物理基礎、物理、および1)数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bの内容を理解していることが必要です。
注 1)旧課程履修者は 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C 2)旧課程履修者は 物理Ⅰ、物理Ⅱ 3)旧課程履修者は 化学Ⅰ、化学Ⅱ 4)旧課程履修者は 生物Ⅰ、生物Ⅱ
技能 コンピュータの基本操作をマスターしていることが望まれます。英語の読み・書きは大学における専門分野の学習・研究活動には必須ですので、高校レベルの英語を充分に修得していることが必要です。また、論理的思考力、および、発表やレポート作成を行うための充分な日本語能力を有していることが望まれます。 「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身につけておくことが必要です。
態度 高い倫理性を持って、異なる文化・性別・しょうがい等に対しての偏見が無く、様々な文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に作業ができる素地があることが望まれます。また、自然に対して真摯に向き合い、自然界に存在する「不思議さ」を常に探求し真理を求める志を持つことが望まれます。
体験 日常の生活において自然現象に興味を持ち、自然の「偉大さ」「不思議さ」に触れ、それらを理解しようという努力をした経験を持つことが望まれます。
理学部の自由選抜入試の概要
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年9月21日(木) |
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第一次選考(書類選考)の合格者発表日 | 2023年10月27日(金) | ||||||||||||
第二次選考試験日 | 2023年11月18日(土) | ||||||||||||
第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 | ||||||||||||
一次選考 (主な提出書類) |
①入学志願票 ②志望理由書
③高等学校調査書 ④活動報告書A<出願資格A(a)・(b)、B(a)の該当者のみ> ⑤各検定資格の証明書 |
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二次選考の種類と 課している学科 | ・小論文
・面接 |
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募集人数と募集学科 |
・数学科:2名程度 ・物理学科:2名程度 ・化学科:4名程度 ・生命理学科:4名程度 |
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出願時の最低評定平均 |
評定平均値3.8以上 |
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併願の可否 |
他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 |
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倍率 (2023年度) |
・数学科:2.0倍 ・物理学科:2.5倍 ・化学科:3.0倍 ・生命理学科:8.0倍 |
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特筆すべき出願資格 (一部抜粋) | 【履修科目の要件】
【英語資格・検定試験の要件】
【その他の要件】次のAかBのいずれかに該当すること <A>
<B>
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引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項 引用元:2024年度 自由選抜入試 志望理由書 参照元:2023年度 入試結果
理学部の自由選抜入試の特徴として挙げることができるのは、出願資格の多様さです。高校時代に特筆すべき成果を残すことができた人は、出願資格として英語検定の基準や評定平均の基準が下がるため、出願がしやすくなっています。
それでも注意が必要なのは、全員に等しく全体評定平均基準3.8以上が課されている点です。これは前提となっているため注意しましょう。
しかし大部分の受験生は項目5のBの(b)による出願を目指すことになります。各学科の指定科目は上記表に書かれているためよく確認してください。
指定されている科目の評定平均4.5以上をとることが必要となります。高校での取り組み方が重要となるため、決して手を抜くなどということがないようにしましょう。
また第一次選考を通るためには、特筆すべき実績がない場合は、志望理由書のクオリティが必須です。自分が進学後に行いたいことを簡潔かつ具体的に書きましょう。
対策のポイント
立教大学理学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについて解説します。
- 高校の段階から実験に慣れる
- 書類をしっかりと準備する
- 面接対策をする
1の「高校の段階から実験に慣れる」については補足します。
高校の段階から実験に慣れる
理学部では、研究や実験に関する能力や経験が重視されることがあります。そのため、高校生のうちから科学系の研究や実験に積極的に参加し、自身の興味や関心を深めることが重要です。探究プログラムに参加するなど、実践的な経験を積むことが有益です。
社会学部編
続いては、社会学部の概要と自由選抜入試の概要を説明していきます。
社会学部には、社会学科、現代文化学科、メディア社会学科の3つの学科が設置されています。絶えず変化を続ける社会を対象として、身近な場面から広く国際的社会までをも視点に据え、新たな世界と出会い、分析し、実践的な提言を行う人材となる教育を受けることができます。
また、メディア社会学科は特徴的な学科で、メディアという現代社会に必須となっている対象を中心的に学んでいく学科であり、単純にあるがままを受け取るのではなく、批判的精神をもち対象を見極めていく素養を身に着けることができます。
一年生時からゼミ形式の授業を受けることができるのも魅力の一つで、初めから自分の興味のある専門分野を深めていくことが可能です。
社会学部のアドミッションポリシー
学部がどのよう人物を求めているのかを知るのに、アドミッションポリシーは有益な材料となります。以下に、アドミッションポリシーを掲載します。
知識 ・社会学に関する知識は特に必要としませんが、高等学校で学ぶ学科目について、はば広い知識を蓄えておくことが大切です。文系学部ではありますが、高校までの数学の考え方を知っていることも望まれます。 ・日本史・世界史を問わず、歴史に関する知識は重要です、特に近現代史の知識を持っていることが望まれます。また、現代社会を理解する上で、政治・経済に関する知識も持っていることが望まれます。
技能 ・自分の考えを、的確な表現を用いて口頭で発表することや文章にまとめること、さまざまな技法やツールを用いて表現し発信できることが望まれます。 ・そのためにも、パーソナル・コンピュータをはじめ、多様な情報機器や表現手段を使いこなす工夫をすることが望まれます。 ・「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身につけておくことが必要です。
態度 ・社会で生起するさまざまな問題に対する好奇心をもっていることが望まれます。 ・同時に、さまざまな社会的状況に置かれている人々に対して、共感をもって接することができ、他者を理解しようと努める姿勢が望まれます。
体験 ・日常生活において、社会に生起するさまざまな問題に関心をもち、それを理解しようと努力した経験をもつことが望まれます。 ・異文化体験、ボランティア体験、高等学校内外での活動体験などを通じて、他者を理解する想像力を高める経験をつんでいることも大切です。
社会学部の自由選抜入試の概要
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年9月21日(木) |
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第一次選考(書類選考)の合格者発表日 | 2023年10月27日(金) | |||||||
第二次選考試験日 | 2023年11月18日(土) | |||||||
第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 | |||||||
一次選考 (主な提出書類) |
①入学志願票 ②志望理由書 ⇒自身の実績や特に集中して行ってきたことに触れつつ入学してから学びたいことを2,000字程度でまとめる ③高等学校調査書 ④自由研究レポート ⇒各学科の求めるテーマに沿ったレポートを書く ⇒文字数等:A4用紙2ページに工夫してまとめる。手書きでもワープロでも問題なし ・各学科のテーマ
⑤各検定資格の証明書 |
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二次選考の種類と 課している学科 |
・小論文
・面接
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募集人数と募集学科 |
・社会学科:5名程度 ・現代文化学科:5名程度 ・メディア社会学科:5名程度 |
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出願時の最低評定平均 | なし | |||||||
併願の可否 | 他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 | |||||||
倍率 (2023年度) | ・社会学科:10.6倍 ・現代文化学科:8.3倍 ・メディア社会学科:9.1倍 | |||||||
特筆すべき出願資格 (一部抜粋) |
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引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項 参照元:2023年度 入試結果
社会学部の自由選抜入試の最大の特徴としては、与えられたテーマに沿った自由研究が課されているところです。この自由研究は、テーマが漠然としているため様々な題材が考えられるため、自分の題材を決める段階から難しいと思います。
そのため、自分が書きやすいと思える題材を探すために、ニュースや新聞などのメディアに毎日注目するようにしておきましょう。そこから自分の興味を掘り下げていくことができればよい研究とすることができます。 また、面接時には自分が行った自由研究に沿って口頭発表とその質疑応答が行われます。
口頭発表は、自分の研究を簡潔かつ丁寧に要点ごとに説明すればよいです。問題となるのは質疑応答の部分です。
質問をしてくるのはその道の専門家たちです。生半可な質問が来ることはないと思われるので、そもそも自分が発表や資料に質問を出される余地がないようなものを行うことも大事です。
しかしそれはおそらく不可能で何かしらの穴がどうしてもできます。
質問に対して答えに窮して、何も返すことができないというのが最もしてはいけないことです。来るであろう質問を予想してそれに対する返答を事前に準備しましょう。
事前準備のテクニックとしては自分で資料を作ったり、発表する段階で書くことを制限すると良いでしょう。なぜなら、制限した点については質問が来ることが想定される以上、自分で質問されるであろう点を作り出せるためです。
やや難易度が高いので相当な練習を積まないと難しいですが、事前に十分な練習を積めば本番でも問題なく行えるので個人的にはおすすめです。
対策のポイント
立教大学社会学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについて解説します。
- 社会問題へ関心を持つ
- 書類をしっかりと準備する
- 面接対策をする
1の「社会問題へ関心を持つ」については補足します。
社会問題へ関心を持つ
社会学部では、社会問題や社会現象に対する深い理解と関心が求められます。したがって、社会学や関連する分野の基礎知識をしっかりと身につけることが重要です。また、社会問題についての情報収集や議論、ディベートなどを通じて、自身の関心領域を明確にし、その分野に対する熱意や情熱を示すことが必要です。また社会学部は学祭的で幅が広い学問です。出願の際には具体的にどの社会問題かを明確にした上でその志望理由を明示しましょう。
法学部編
続いては、法学部の概要と自由選抜入試の概要を説明していきます。法学部には、法学科、国際ビジネス法学科、政治学科の3つの学科が設置されています。
法学部で学ぶことができるのは、私たちの生活に密接に関連している法と政治の基礎的知識と、その発展的内容です。
法学と政治学というのは一見すると関係がないことのように感じるかもしれませんが、政治を定めているのは法であり、法を定めることができるのもまた政治なのです。
これら法と政治を一つの学部で学ぶことができるため、学科間の垣根を超え総合的な法的・政治的思考を深め、物事の本質を見極める知恵を得られることが魅力と言えます。
また、5年間で修士号が取得可能な「大学院特別進学生制度」も用意されており、社会人になるにあたり必要となる知識を短期で集中して得ることができるのもこの学部の魅力の一つと言えます。
法学部のアドミッションポリシー
学部がどのような人物を求めているかを知る際に、アドミッションポリシーは有益となります。以下に、アドミッションポリシーを記載します。
知識 法学・政治学に関する特別な知識は必要ありません。ただし、法学・政治学を学ぶ上での基礎的な教養である「日本史」「世界史」、あるいは論理的思考能力の基盤となる「数学」のいずれかについて、十分な知識を有することが望まれます。 技能 コンピュータをある程度操作できることが望まれます。また、授業での発表・議論やレポートの作成を行うことができる日本語(「国語」)の能力が求められます。「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身につけておくことが必要です。 態度 高い倫理感を備え、異なる文化・性別・しょうがいなどに対して偏見を持たず、多様な人々と良好な関係を構築し、協働できることが望まれます。また、法律や政治をはじめ広く社会に対して関心を持ち、学問的に追求する志を有していることが必要です。 体験 新聞や本を日常的に読む習慣をつけておくことが望まれます。高等学校で生徒会活動、クラブ活動、行事実行委員会活動、ボランティア活動を行うなど、様々な人々と接し、多くの体験をしていることが望ましいといえます。
法学部の自由選抜入試の概要
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年9月21日(木) |
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第一次選考(書類選考)の合格者発表日 | 2023年10月27日(金) | ||||||||||
第二次選考試験日 | 2023年11月18日(土) | ||||||||||
第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 | ||||||||||
一次選考 (主な提出書類) | ①入学志願票
②志望理由書 ⇒自身の実績や特に集中して行ってきたことに触れつつ入学してから学びたい内容を2,000字程度でまとめる ③高等学校調査書 ④活動報告書B ⇒自身の特筆すべき実績をまとめる ⑤活動報告書C<出願条件4(c)資格による志願者のみ> ⑥修了学年に関する証明書<出願条件4(c)資格による志願者のみ> ⑦英語資格証明書 |
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二次選考の種類と 課している学科 | 面接 | ||||||||||
募集人数と募集学科 | 法学部全体:8名程度 | ||||||||||
出願時の最低評定平均 | 全体の評定平均3.8以上 | ||||||||||
併願の可否 | 他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 | ||||||||||
倍率 (2023年度) |
・法学科:6.6倍 ・国際ビジネス法学科:NA(合格者0名) ・政治学科:13.0倍 |
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特筆すべき出願資格 (一部抜粋) |
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引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項 参照元:2023年度 入試結果
法学部の自由選抜入試は出願するのが非常に困難です。
前提として、高校時代に特筆すべき実績をスポーツや文化芸術の領域で残していなけられば、出願することができません。そのため、一般的な受験生は出願のチャンスすら持てません。
なので、この学部を自由選抜入試で志望する人は高校のうちに実績を上げることをまず目標にしましょう。そうでなければ、一般受験で狙うのがベターであると考えます。
対策のポイント
立教大学法学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについて解説します。
- 高校の段階で学問・芸術・スポーツ分野で実績を挙げる
- 書類をしっかりと準備する
- 面接対策をする
観光学部編
続いては、観光学部の概要と自由選抜入試の概要を説明していきます。
観光学部には、観光学科、交流文化学科の2つの学科が設置されています。
地域や国境を越えたビジネスや旅行は、近年ますます活発化しています。2021年度以降、新型コロナウイルスの影響でその交流も途絶えてしまいがちでしたが、収束の暁には日本は観光やビジネスの目的地としてまたインバウンドでにぎわうこととなるはずです。
観光という国の発展に欠かすことのできないファクターを、ビジネス、地域社会、文化現象という3つの視点から学びます。そしてそこに経営学や経済学などの専門的知識も併せて学ぶことで、発展していく観光産業に的確に対応する人材となることができます。
また観光学部では、5年での修士号取得が可能な「大学院特別進学制度」も設けられております。そのため、人よりも早く高度な知識を備えて社会に出ていくことができるというのもこの学部の魅力の一つと言えます。
観光学部のアドミッションポリシー
学部がどのような人を求めているのかを図るのに、アドミッションポリシーは有益となります。以下に、アドミッションポリシーを記載します。
知識 観光に関する特別な知識は必要ありません。しかし、高校で履修する科目のいずれかにおいて秀でた力があることが望まれます。また、異文化に対して深い関心があることが望まれます。
技能 コンピュータの基本操作をマスターしていることが望まれます。また、授業における調査、分析、発表、議論のために必要となる日本語の力を十分に有していることが望まれます。 「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身につけておくことが必要です。
態度 高い倫理性の下で、異なる文化・性別・しょうがい等に対する偏見を持たず、様々な文化背景・生活体験を有する人たちとの間で積極的に人間関係を構築し、協働的に作業ができる素地があることが望まれます。
体験 高等学校での授業において、集団での協働作業を体験していることが望まれます。また、生徒会活動、クラブ活動、行事実行委員会活動、ボランティア活動などを体験しているとさらによいでしょう。特に海外への渡航経験は必要ありません。
観光学部の自由選抜入試の概要
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年 9月21日(水) |
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第一次選考(書類選考)の合格者発表日 | 2023年10月27日(金) | |||||||
第二次選考試験日 | 2023年11月18日(土) | |||||||
第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 | |||||||
一次選考 (主な提出書類) |
①入学志願票 ②高等学校調査書 ③課題作文 ⇒各受験資格に応じたテーマに沿って書く ・受験資格ごとのテーマ [資格Ⅰ]
[資格Ⅱ]
[資格Ⅲ]
[資格Ⅳ]
④英語検定資格の証明書 ⑤修了学年証明書(資格Ⅳによる志願者のみ) |
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二次選考の種類と 課している学科 | ・面接 ・小論文 | |||||||
募集人数と募集学科 |
・観光学科:5名程度 ・交流文化学科:5名程度 |
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出願時の最低評定平均 | 全体の評定平均3.8以上 | |||||||
併願の可否 | 他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 | |||||||
倍率 (2023年度) |
・観光学科:10.6倍 ・交流文化学科:2.8倍 |
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特筆すべき出願資格 (一部抜粋) |
・次の資格Ⅰ~Ⅳのいずれかに該当すること 【資格Ⅰ】
【資格Ⅱ】
【資格Ⅲ】
【資格Ⅳ】
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引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項 参照元:2023年度 入試結果
観光学部の自由選抜入試の特徴として挙げられることは、観光に関連する産業に携わりたいという強い意志を有している必要があるということです。
資格として、実際に観光事業の後継者であることや、ボランティアなどに参加した実績などを求めている場合もあり、出願の難易度は上がっています。もちろん、明確な問題意識をもっているならば、それが伝わるように課題作文に力を入れる必要があります。
課題作文がそれぞれの資格で課されているため、ここが第一次選考を突破するポイントになります。明確に一つの問題に絞った論じ方をするのが最もよいと思われます。強い意志を伝える必要があることから、自分がいかにその問題に対して考えているかという点をアピールするためにも重要です。
英語資格としては、英検2級以上の能力が求められているため英検2級以上の英語力を身に着けるようにしましょう。
対策のポイント
立教大学観光学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについて解説します。
- 地域や観光資源に関する調査と分析を行う
- 書類をしっかりと準備する
- 面接対策をする
1の「地域や観光資源に関する調査と分析を行う」については補足します。
地域や観光資源に関する調査と分析を行う
地域や観光地の特性や魅力を理解し、それらの課題や可能性を分析する能力を養うことが重要です。そのために、高校時代から地域調査やフィールドワークを経験することは有効と言えるでしょう。。
コミュニティ福祉学部編
続いては、コミュニティ福祉学部の概要と自由選抜入試の概要を説明していきます。
コミュニティ福祉学部には、コミュニティ政策学科、福祉学科の2つの学科が設置されています。
格差問題や少子高齢化の問題が深刻化していく昨今において、福祉的問題は広がり続けています。その中で、実際にキャンパス周辺の自治体や、コミュニティと連携をして実践的に福祉を学ぶことができます。
実例として東日本大震災時には、支援プロジェクトをスタートし、現在でも避難者との交流や支援を行っているなど、本当に社会に貢献をしていくことが可能なので非常に魅力の 多い学部と言えます。
コミュニティ福祉学部のアドミッションポリシー
学部がどのような人物を求めているのかを知るのにおいて、アドミッションポリシーは有益となります。以下に、アドミッションポリシーを掲載します。
知識 福祉の学びには社会の成り立ち、背景、構造と人間に対する理解と知識が必要となります。専門的なことは大学入学してからの学びとなりますが、少なくとも近代の歴史、現代の社会問題などの知識は必要不可欠のものといえます。日頃から新聞や社会評論的な雑誌等を読んでおく程度の努力と、そこから得られる知識を一般的な常識として持っていてもらう必要があります。「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身につけておくことが必要です。
技能 スタディ・スキルは大学での学びにおいて極めて重要な技能といえます。また現代ではICT(Information and Communication Technology)を使いこなすことが必然的に求められます。高度なことは入学後の技能の取得となりますが、ワード、エクセル、メールの送受信等ある程度コンピュータの基本ソフトを使えることが望まれます。
態度 福祉は極めて倫理性の高い専門領域です。それは人の尊厳を認め大切にすることから始まります。それは決して人を憐れむ心ではありません。人と社会に対しての理解と相手の立場と心を理解しようとする謙虚な姿勢です。常に自らを内省する態度と、そして相手を愛する心を持ち続けられることを期待します。 地球および地域社会の一市民として、高い公共性と倫理性を持ち、異なる文化・貧困・ジェンダー・しょうがい・子ども・高齢者等に対して、自らに内在している偏見に気づいて修正することができ、またこれらの人を排除することなく、異なる価値観を持った人たちと協働(社会的結束)しようとする人を求めます。
体験 入学前にボランティア活動などを経験することは、入学後の福祉の学びにとても意味があります。それは人を支援することの意味とそれが自分にとっての大きな学びになることに気づくからです。また「人と社会との関わり」、「人と人との関係の原理」などについても理解が深まります。それは大学での福祉の学びの基本的な心構えを入学前に自然に身につける有効な方法となります。
引用元:コミュニティ福祉学部・コミュニティ福祉学研究科の教育目的と各種方針
コミュニティ福祉学部の自由選抜入試の概要
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年9月21日(木) |
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第一次選考(書類選考)の合格者発表日 | 2023年10月27日(金) | |||||||||||||
第二次選考試験日 | 2023年11月18日(土) | |||||||||||||
第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 | |||||||||||||
一次選考 (主な提出書類) |
①入学志願票 ②高等学校調査書 ③志望理由書 ⇒自身の実績や特に集中して行ってきたことに触れつつ入学してから学びたいことを2,000字程度でまとめる ④活動報告書D ⇒それぞれの資格に合わせて、実績を証明する報告書を提出 ⑤英語資格検定証明書 ⑥プレゼンテーション資料 ⇒面接時にプレゼンテーションを行う ⑦他言語資格証明書(資格Ⅱによる志願者のみ) |
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二次選考の種類と 課している学科 | ・面接(提出書類のプレゼン資料を元に口頭試問7分、質疑応答を13分行う) | |||||||||||||
募集人数と募集学科 |
・コミュニティ政策学科:20名程度 ・福祉学科:8名程度 |
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出願時の最低評定平均 | 全体の評定平均3.8以上 | |||||||||||||
併願の可否 | 他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 | |||||||||||||
倍率 (2023年度) |
・コミュニティ政策学科:3.4倍 ・福祉学科:2.3倍 |
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特筆すべき出願資格 (一部抜粋) |
・次の資格Ⅰ~Ⅲのいずれかに該当する者 【資格Ⅰ】
【資格Ⅱ】
【資格Ⅲ】
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引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項 参照元:2023年度 入試結果
福祉学科の自由選抜入試の特徴としては、実績としての活動を残している場合は出願要件が容易になるが、実績がない場合は英検準一級程度の能力が求められるということです。
もちろん高校生活において、スポーツや文化芸術、福祉の観点で実績を残しておくことは素晴らしいですが、一般的な受験生でしたらまずは英検準一級を目指して勉強することがベターです。
しかし、出願要件を満たして一次選考を通り抜けられれば、二次選考は面接試験のみであるため、多少は楽になりますが、面接時に話す内容が明確でなかったり、簡潔でなく冗長であったりすると面接の評価は低いものとなります。
周囲の人に協力してもらい、客観的な意見を取り入れて、自身のしゃべり方の改善に努めましょう。
対策のポイント
立教大学コミュニティ福祉学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについて解説します。
- 英検準1級を取得する
- 書類をしっかりと準備する
- 面接対策をする
スポーツウエルネス学部編
次に、スポーツウエルネス学部の概要と、自由選抜入試について解説します。
スポーツウエルネス学部は、2023年度に新設された学部です。コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科から改組され、新たに学部として設置されました。
「ウエルネス」とはその人の価値観や生きがいなどを含んだ多元的な健康観を指し、スポーツ医学や健康科学を融合させた考え方です。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科での実績を元にカリキュラムを発展・充実させ、スポーツに関心を抱く優秀な人材を募り、多くの人のウエルネス向上とウエルネス社会の構築を目指す学部となっています。
スポーツウエルネス学部のアドミッションポリシー
自由選抜入試に合格するには、大学がどのような学生を求めているのか知ることがは不可欠です。自分が志望する学部のアドミッションポリシーはかかさずチェックしておきましょう。 スポーツウエルネス学部のアドミッションポリシーは次のようになっています。
知識 高等学校教育課程の全ての科目に対し真面目に取り組み相応の知識を有している必要がある。 技能 授業を理解し、調査・分析・発表・討論を行うために必要となる日本語の能力を有することが必要である。コンピュータの基本ソフトをある程度操作できることが望まれる。「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身につけておくことが必要である。 態度 文化の差異・性別・しょうがい等に対して偏見をもたず、さまざまな文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に活動できる素地があることが重要と考えている。また、スポーツウエルネス学に関する興味・関心があり、学問的に探求する志を有していることが必要である。 体験 基本的には高等学校で学習や行事に積極的かつ真面目に取り組んできた体験が大事である。その上でスポーツやクラブ活動、生徒会活動、ボランティアなど、何か真剣に取り組んできたことがあればより望ましいことと考える。これまでの体験の意味を深く考え、それを今後に生かしていこうとする気持ちを持つことが望まれる。
引用元:スポーツウエルネス学部・スポーツウエルネス学研究科の教育目的と各種方針
スポーツウエルネス学部の自由選抜入試の概要
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年9月21日(木) |
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第一次選考(書類選考) 合格者発表日 | 2023年10月27日(金) | ||||||
第二次選考試験日 | 1日目:2023年11月18日(土) 2日目:2023年11月19日(日) | ||||||
第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 | ||||||
一次選考 (主な提出書類) |
①入学志願票 ②高等学校調査書 ③活動報告書A ⇒それぞれの資格に合わせて、実績を証明する報告書を提出 ④英語資格検定証明書 ⑤小学校・中学校の在籍期間証明書(資格Ⅶによる志願者のみ) |
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二次選考の種類と 課している学科 |
・小論文 ・面接(1日目、2日目) |
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募集人数と募集学科 | スポーツウエルネス学科:30名程度 | ||||||
出願時の最低評定平均 | 全体の評定平均3.5以上 | ||||||
併願の可否 | 他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 | ||||||
倍率 (2023年度) | スポーツウエルネス学科:3.8倍 | ||||||
特筆すべき出願資格 (一部抜粋) |
・次の資格Ⅰ~Ⅶのいずれかに該当すること 【資格Ⅰ】
【資格Ⅱ】
【資格Ⅲ】
【資格Ⅳ】
【資格Ⅴ】
【資格Ⅵ】
【資格Ⅶ】
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引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項 参照元:2023年度 入試結果
スポーツウエルネス学部の自由選抜入試の最大の特徴は二次選考が2日に分かれている点です。初日に小論文と面接を行い、二日目にもう一度面接を行います。そのため、日程の都合上、国際コース選抜入試との併願ができなくなっています。
また、出願資格としてスポーツ分野や芸術分野、文系分野や理系分野などで実績を残す必要があるため、出願のハードルが高い学部と言えます。一方、求められる評定平均は3.5と高くないため、他の出願資格さえ満たせていれば学校での成績はそこまで重要視されません。
二次選考では面接を2日に分けて行うため、面接の対策に力を入れましょう。特に、2日目の面接ではプレゼンテーションとグループディスカッションを行うため、独自の対策が必須です。 出願のハードルは高いですが、出願資格を満たせている方はぜひこの学部への出願を検討してみてください。
対策のポイント
立教大学スポーツウェルネス学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについて解説します。
- スポーツウェルネス関連の経験を積む
- 書類をしっかりと準備する
- 面接対策をする
1の「スポーツウェルネス関連の経験を積む」については補足します。
スポーツウェルネス関連の経験を積む
スポーツウェルネス学部では、スポーツウェルネスに関連した実務経験やフィールドワークが評価されることがあります。そのため、地域のスポーツクラブやジム、健康施設などでのボランティア活動やインターンシップなどを通じて、実践的な経験を積むことが重要です。スポーツイベントの企画運営やフィットネスプログラムの立案など、実際のスポーツウェルネス活動に携わる経験を通じて、実践力を高めることが有益です。
現代心理学部編
それでは最後に、現代心理学部の概要と自由選抜入試の概要について説明していきます。
現代心理学部には、心理学科、映像身体学科の2つの学科が設置されています。根源的な問いである、心とは、人間とはといった問いを心、体、映像という3点から多角的に追及していく学部となっています。
映像身体学科というのが特にこの学部の特徴的な学科といえ、人間の心理が映し出される映画、テレビ、写真などという様々な表現行為の実態とその理論の基礎を追求していくという新しい分野です。
人の心について学びを深めていくことは、自分自身の心を知ることにも直結します。学問的に答えのない問を追求していく魅力あふれる学部と言えます。
現代心理学部のアドミッションポリシー
学部がどのような人物を求めているのかを知ることにおいて、アドミッションポリシーは有益となります。以下に、アドミッションポリシーを掲載します。
知識 高等学校を卒業するのに必要な単位を修得済みか、修得する見込みであることが必要です。
技能 入学のために特別な技能は必要ありません。しかし、本学部の多くの授業ではコンピュータを使用することになるので、コンピュータの基本的な操作は習得しておいた方がよいでしょう。「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身につけておくことが必要です。
態度 「心」「身体」「映像」に関する学問や実践に強い関心を持ち、専門的に探求する志を有していることが必要です。
体験 入学のために特別な体験は必要ありません。「心」や「身体」、あるいは「映像」の不思議さに興味を引かれ、その不思議さを掘り下げて考えてみたり、あるいは自ら色々な方法で調べたり実践を通して考えたりした経験などがあれば望ましいと言えるでしょう。
現代心理学部の自由選抜入試の概要
出願期間 |
・Web出願期間 ⇒2023年9月15日(金)~2023年9月20日(水) ・書類送付締切日 ⇒2023年9月21日(木) |
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第一次選考(書類選考)の合格者発表日 | 2023年10月27日(金) | |||||||
第二次選考試験日 | 2023年11月18日(土) | |||||||
第二次選考合格発表日 (最終合格発表日) | 2023年12月4日(月)11:00 | |||||||
一次選考 (主な提出書類) |
①入学志願票 ②高等学校調査書 ③志望理由書 ⇒自身の実績や特に集中して行ってきたことに触れつつ入学してから学びたいことを2,000字程度でまとめる ④英語資格検定証明書 ⑤活動報告書 ⇒それぞれの資格に合わせて、実績を証明する報告書を提出 ⑥修了学年証明書(心理学科[資格Ⅳ]、映像身体学科[資格Ⅲ]による志願者のみ) |
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二次選考の種類と 課している学科 | ・小論文:心理学科のみ ・面接:全学科 | |||||||
募集人数と募集学科 | ・心理学科:10名程度 ・映像身体学科:20名程度 | |||||||
出願時の最低評定平均 | 全体の評定平均3.5以上 | |||||||
併願の可否 | 他方式、他学部との併願:一部可能 他大学との併願:可能 | |||||||
倍率 (2023年度) |
・心理学科:4.9倍 ・映像身体学科:4.9倍 |
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特筆すべき出願資格 (一部抜粋) |
・心理学科:以下のいずれかに該当する者 【資格Ⅰ】
【資格Ⅱ】
【資格Ⅲ】
【資格Ⅳ】
【資格Ⅴ】
・映像身体学科:以下のいずれかに該当する者 【資格Ⅰ】
【資格Ⅱ】
【資格Ⅲ】
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引用元:2024年度 立教大学 自由選抜入試要項 参照元:2023年度 入試結果
現代心理学部の出願において注意すべき点は、映像身体学科の出願には特筆すべき実績を残す必要があるというところです。
心理学科においては、英検準一級程度の能力があれば出願することが可能ですが、映像身体学科はそうではないため注意が必要です。
しかし、第一次選考を通れば、二次選考では面接試験のみとなるためその点では多少楽と言えます。かといって面接試験で、話す内容が冗長で簡潔でなかったり、言うことが明確でなかったりした場合はよい評価を得ることはできないため注意が必要です。
面接の対策としては、客観的な視点から評価をしてもらうことが何よりも充当となります。周囲の人に協力してもらい、自分のしゃべり方を磨いていきましょう。
対策のポイント
立教大学現代心理学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについて解説します。
- 映像身体学科に出願するためには特筆すべき実績を残す
- 書類をしっかりと準備する
- 面接対策をする
立教大学の自由選抜入試で求められる事とは?
ここまで、具体的に各学部の特別選抜入試の概要をみてきました。様々な要件がもとめられていることがわかりましたが、まとめという形で簡潔に何が求められているのか、合格しやすい人はどのような人なのかということをまとめていきたいと思います。
何が求められるのか?
立教大学の自由選抜入試で何が求められているのか簡潔に箇条書きでまとめると、
- 各学部のアドミッションポリシーや概要に自分があっているかどうか
- 第一次選考において、英検2級もしくは準一級程度の英語能力
- 提出書類に対して、真摯にそして明確な文章を書くことを心掛け臨むこと
- 学部において何を学んでいくかについての明確なビジョン
- 面接試験にしっかりと対策をすること(ポイントを少し後述します)
- 小論文対策を行うこと
などが挙げられます。
面接試験の対策について
面接というものは、正解がなく、対策をしていくことは非常に難しいです。
しかし、ポイントを押さえて対策を行い、試験に臨めば恐れることは何もありません。ここでは3点ほど重要な点を挙げようと思います。
対策には他者を活用すること
これは各試験の概要の時に何度も言っていることですが、面接の対策には他者からの協力が不可欠になります。面接は試験官という一人の人間に向かって行うもので、一人で行うものではありません。
筆記試験ならば、自分だけの勉強で十分ですが、他者が絡むとなればその対策には他者の客観的意見が必要です。
例えば、しゃべり方や立ち居振る舞いは前提としてしっかりとさせておく必要があります。
また内容に関しても、志望動機などをしゃべることになると考えられますが、その内容は自分で読んでいたら良いと思っていても、案外矛盾点や冗長だったりするものです。
厳しめな評価をもらうようにして、完璧なものに仕上げていきましょう。
しゃべる内容は何点かにしぼりまとめておくこと
⇒自分が志望することが具体的であればあるほど、しゃべりたいことは増えてしまい、たくさんしゃべってしまいがちです。
しかし、あまりにも長ったらしい話し方をしてしまうと、面接官も理解ができず、聞くのも面倒に感じてしまいます。そのため良い評価を得られなくなってしまいます。
そこで、事前に自分がしゃべりたいことを3点や4点に絞り、まずは一気にそれらについてなんでもよいので書き出してみましょう。
そののちに、自分が書いたことを読み直し、内容を洗練させていきます。いらないと思った内容はどんどんと削っていき、簡潔だが要点がまとまった良い内容にしていくことができます。そうすれば誰しもに伝わる、良い内容となります。
面接本番では失敗しても良い
面接本番、誰しもがとても緊張して臨むことになります。たとえどんなに完璧に対策をしたと思っても緊張から、しゃべる内容が飛んでしまったり、早口になりすぎてしまったり、少し的を外した答えをしてしまいます。
しかし、それが普通です。よっぽど人としゃべりなれているという人でない限り、失敗はつきものです。
そのため多少の失敗は気にすることなく、次で挽回していこうという気持ちで試験中は臨んでいきましょう。一番大事なことは、しっかりとやりきることです。最後まで、自分の意思を貫徹しましょう。
合格しやすい人の特徴
立教大学の自由選抜入試で合格しやすい人の特徴をまとめると、、、
- 各学部のアドミッションポリシーと合致している人
- 提出書類のクオリティが高い人
- 英検準一級以上の英語力を持っている人
- 自分がやりたいことを明確に持っている人
- 高校生活において、特筆すべき実績を挙げられた人
以上の点を満たしていればいるほど、立教大学の自由選抜入試には受かりやすいといえます。
特に、提出書類のクオリティは重要になります。特筆すべき実績などは作ることは非常に困難です。しかし、書類は誰にでもクオリティを上げていくことができます。
自分の思いをつらつらと並びたてるだけではなく、要点をまとめ簡潔な文章を書くことを意識しましょう。字を丁寧に書くなど、根本的な点も大事になるので、一度下書きをして清書するなど工夫をしましょう。
併願としておすすめの大学はどこなのか?
立教大学の自由選抜入試に合格を目指しているであろう皆さんにいまから申し上げるのは心苦しいことではありますが、受験には失敗もつきものです。
たとえ努力を重ねても、その努力が実るとは限らないのが受験の世界です。そのため、立教大学だけでなく、その他の大学への併願を考えておくことは必要になります。
そこでここからは何校か併願におすすめと考えられる大学をここに書いておきます。実際に自分で調べることはもちろん重要ですが、参考にしてみてください。
併願先としてのおすすめの大学
- 上智大学 ⇒チャレンジ校として最適。キリスト教的精神を基礎としている。
- 明治大学並びに青山大学 ⇒同じくMARCHを構成しているため学力レベルが同等。入試制度も様々に整っており、求められる要件は似ている。
- 学習院大学
- 東洋大学 ⇒滑り止めとして最適。立教の要件を満たせなば、こちらの要件も十分に満たすことができる。
立教大学の特別選抜入試に関する総括
このページでは立教大学の特別選抜入試、特に自由選抜入試について細かく取り上げてきました。本当にそれぞれの学科で要件が異なり、すぐに理解することは困難です。
なので、ここまでの紹介で重要だと考えられる何点かをまとめておくので、まずはそれだけでもいいので覚えてくだされば幸いです。
- 出願するためには、最低でも英検二級程度の英語力が必要であるということ
- ほぼすべての学部で、2000字程度の志望理由書を書く必要があるということ
- その学部を希望する強い意志が必要であるということ
- 特筆すべき実績をスポーツなどで残さなければ出願できない学科があるということ
- どの受験形式においても、面接試験は必須であるということ
- 倍率などの情報が公開されていないということ
以上の数点がとりあえず覚えておいてほしいことです。 ここまでこのページを読んでくださりありがとうございました。ここで掲載できなかった、より詳しい内容ももちろんあります。
なので、大学のホームページのURLを記載するのでもっと知りたいと思ったことは自分で調べてみてください。自ら学び取っていく姿勢はいつでも重要となるので!
このページが皆様の受験の手助けになれたのならば幸いです。幸運を祈ります。
当ページの主な参照サイト 立教大学自由選抜入試要項 立教大学国際コース選抜入試要項 国際コース選抜入試に関するPDF資料 自由選抜入試に関するPDF資料 2023年度 入試結果
*当ページは上記のサイト等の内容をベースに情報を配信しておりますが、最新の情報を掲載出来ていない恐れがある事に加えて2次情報になりますので念のためにご自身で各種ページはご参照頂ければと思います。