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2023.07.20 公募推薦

上智大学の公募推薦の特徴と合格方法について

上智大学の公募推薦の特徴とは?学部別の倍率や対策方法と併せて大公開

「上智大学には入りたいけど、一般受験で受かる自信がない・・・・」

そんな方におすすめしたいのが、公募推薦入試の利用です。実は上智大学のほぼ全ての学部・学科で公募推薦を実施しており、学部によっては倍率が2倍程度のケースもあります。

しかし、試験の内容が分からなければ受けるべきか決めきれないと思いますし、どんな対策をすれば良いか分からないと合格も難しいと思います。

そこで今回は2024年度の上智大学の公募推薦の特徴や学部別の出願条件、受験する際に目をつけておきたいおすすめの併願先などについてまとめてみました。

内容をご覧いただければ上智大学の公募推薦に合格するためにやるべき事や倍率の低い学部まで分かります。ぜひ最後までお付き合いください。

なお、本気で上智大学の公募推薦を突破したいのでしたら、上智大学の公募推薦に特化したカリキュラムがある塾に加入するのが一番です。

上智大学の公募推薦に特化した塾のサービス内容は以下のページでご紹介しているので、ぜひご覧ください

上智大学の公募推薦の対策に特化した塾

目次

上智大学の公募推薦入試の概要

上智大学の公募推薦入試の概要

  • 国際色が豊かで、留学制度が整っている上智大学の入試
  • 上智大学には総合型選抜入試(旧AO入試)がない
    ⇒そのため、一般入試以外で上智大学合格を目指す受験生はこの公募推薦入試での合格を目指すことが一般的となります。(もしくは指定校推薦などもあります)
  • すべての学部で公募推薦入試を実施しています。出願できるのは一学部のみです。
  • 合格者はすべての学部合計で548名。全体の定員のおよそ4分の1ほどです。
  • 現役生のみを対象とする入試であり、合格したら入学を確約しなければなりません。
  • 試験は主に二つの観点で評価される
    ⇒出願書類の内容
    ⇒小論文などの学科別のテストと面接

主な出願条件

  • 評定平均が4.0以上であること
  • 英検2級以上を取得していること。
    または他の外国語検定試験で英検2級合格相当のスコアを取得していること。

※神学部は「評定平均3.5以上、外国語検定試験なし」で出願が可能です。
⇒「上智大学」というブランド名にこだわるのであれば、出願するのもおすすめです。

出願に必要なもの

出願をする際に必要な書類や資格

  • 上智大学志願票(上智大学webサイトにログインして確認)
  • 写真(正面向き、上半身、無帽、目元輪郭を隠さない、出願三か月以内)
  • 高等学校長の推薦状(所定用紙webサイトよりダウンロード)
  • 高等学校調査書
  • 自己推薦書(所定用紙をwebサイトよりダウンロード)
    ・A4サイズ 1枚以内で作成。
    ・手書きまたはWord形式での作成が可能
    ・募集要項において、「志望動機」「学力」「学業以外の卓越した能力」「課外活動・社会活動の実績」「特技」等を記述し、自己を推薦する内容であるものとされています。
    ・国際教養学部に出願する場合は、英語での記述が必要です。
  • 外国語検定試験の結果証明書類
  • 学科指定のレポート等特定課題
    (細かな内容について下記の学部ごとの説明を参照してください)

参照ページ:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

昨年度の各学部の公募推薦の倍率のまとめ

上智大学の各学部の公募推薦の倍率

学部 学科 受験者数 合格者数 実質倍率
神学部 29 14 2.0
文学部
史学
国文
英文
独文
仏文
新聞
10
30
12
9
15
18
100
9
10
2
8
13
12
26
1.1
3.0
6.0
1.1
1.2
1.5
3.8
総合人間科学部 教育
心理
社会
社会福祉
看護
20
79
47
31
48
4
13
8
16
21
5.0
6.0
5.9
1.9
2.3
法学部 法律
国際関係法
地球環境法
104
25
29
39
10
12
2.7
2.5
2.4
経済学部 経済
経営
50
55
19
22
2.6
2.5
外国語学部 英語
独語
仏語
西語
露語
葡語
112
19
16
9
7
3
59
18
12
5
6
2
1.9
1.1
1.3
1.8
1.2
1.5
総合グローバル学部 総合グローバル 127 57 2.2
理工学部 物質生命理工
機能創造理工
情報理工学科
12
7
18
7
4
7
1.7
1.8
2.6
国際教養学部 国際教養 66 33 2.0

上記のデータは、2023年度入学試験データ 特別入学試験 志願者・合格者数一覧を参照の上、作成。

神学部編

神学部編
それでははじめに、日本で唯一である神学部の公募推薦の詳細、学部の特徴などを紹介していきます。
*(情報はすべて2024年度入試のものです、ご参考ください。)

神学部には、神学科のみが設置されています。一二年生時に基礎科目を学び三年次から、

  • 神学系
  • キリスト教倫理系
  • キリスト教文化系

の3つの系に分かれ、各自の深めたい分野を学んでいきます。世界各地のカトリック大学のネットワークを駆使し、キリスト教の深い知識の習得が可能です。学部人数も少ないため、交友関係も深くなるでしょう。

学部人数も少ないため、交友関係も深くなるでしょう。

本学部では、カトリック神学を主な教育研究の対象としており、以下のような学生を受け入れます。

神学部のアドミッションポリシー

1.キリスト教に関する基本的知識を持っていること。
2.異文化や国際性に開かれた柔軟な思考能力があること。
3.人間の尊厳と社会正義に関心を持ち、ボランティア活動などの実践にも積極的であること。
4.カトリック教会と人類社会への貢献を望むこと。

多様な背景をもった学生を積極的に受け入れるために複数の試験制度を設け、日本語の他に英語やそれ以外の語学能力と歴史の知識の試験を行い、面接試験を重視します。また聖職志願者をはじめ社会の多様な人々を受け入れるため、編入学枠を設けています。

引用元:神学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

このように、そもそもキリスト教に関する基本的知識を求められていることから、事前にキリスト教の勉強を多少なりとも積んでいることは前提となっているため注意しましょう。

神学部の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)10:00~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送
・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効
試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.学科の指定する「レポート等特定課題」
・神学科
①内容:キリスト教を学びたいと希望するに至った過程、どのようなことを学びたいのか
②文字数等:A4用紙1600字前後、横書き、自筆のみ

二次選考 ・個別テスト
キリスト教外国語の基礎理解を問う試験(英独仏より選択)
キリスト教基礎理解の小論文(約800字)
・面接
募集人数 神学部神学科・・・8名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均3.5以上
倍率
(2023年度)
神学科・・・2.0倍
特筆すべき出願内容 特になし

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

神学部の公募推薦の内容は、やはり他学部に比べて評定などの基準値が低いことです。加えて、他学部では求められている、外国語検定試験基準もないため、神学部は出願がしやすいといえます。

やはり重要になってくるのはいかに、キリスト教の基礎知識を身につけているかにかかってくるでしょう。

キリスト教に関する基礎知識を得るためにも、世界史の古代のキリスト教成立過程の部分や念のために聖書を読んでおくなども良いと思われます。

文学部編

文学部編
続いては、文学部の公募推薦の詳細、学部の特徴などをご紹介していきます。

文学部には、哲学科、史学科、国文学科、英文学科、ドイツ文学科、フランス文学科、新聞学科が設置されています。オーソドックスな学科に加えて、新聞学という珍しい学科が設置されているのが特徴です。

一年生時から専門的知識を学ぶことができ、全学科で卒業論文が必修であるため深く自分の興味のあることと向き合うことができるでしょう。

文学部のアドミッションポリシー

本学部は、人間性の探究および人文教養の各領域について深く幅広い関心と動機づけを持つ学生が、学科を選択して入学し、自発的かつ積極的な態度で学業に研鑽することを期待します。そこで、次のような学生を受け入れます。
1.人文教養を主体的に探究しようとする意欲と、学業への誠実な態度を持っている。
2.志望する個別の専門分野について具体的な関心を持っている。
3.ものごとを批判的に考え、自らの意見を明確に表現するための基礎的なスキルを身につけている。
4.大学での学修に必要とされる基礎的な教養、知識、語学能力を備えている。

引用元:文学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

哲学科

上智大学の建学の精神である「上智への愛(フィロソフィア)」すなわち哲学を代表する学科であり、上智大学が開校した当初から設置されている歴史深い学科です。

哲学科のアドミッションポリシー

本学科では、次のような学生を受け入れます。
1.人間とそれをとりまく世界にさまざまな問題を見出し、その問題の表層的な解決ではなく本質的な理解を求めて、主体的・対話的・協働的に探求することに強い関心と意欲を持つ。
2.〈知恵を愛し求めること〉としての哲学を通じて思考力、判断力、表現力を陶冶することによって、〈他者とともに他者のために生きる〉ことに強い関心と意欲を持つ。
3.人間の社会、文化、歴史に関する基礎的な知識・教養と、日本語の優れた理解力・表現力、および堅実な英語の技能を持つ。

引用元:文学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

哲学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送
・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効
試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5. 外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6. 学科の指定する「レポート等特定課題」
①:内容:なぜ哲学を学ぶのか
②:文字数等:A4原稿用紙(400字詰)10枚以内、縦書き横書き自由、手書きのみ

二次選考 ・個別テスト
哲学への関心や思考力、表現力を問う試験

・面接

募集人数 14名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上

および外国語、国語、地歴それぞれの評定平均4.0以上

倍率
(2023年度)
1.1倍
特筆すべき出願内容 以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

哲学を学ぶにあたって必要なことはやはり、柔軟な思考と常識にとらわれない発想力が重要になってくるでしょう。

レポート課題の内容は、なぜ哲学を学ぶのかという本質的な内容であるため、自分の思考だけでは十分なものを書くのは難しいため、哲学に関する事前知識を十分に活用して書き進めていくのがいいでしょう。

テスト内容は、哲学に関する基礎的内容への理解ということから、世界史の文化史の中の哲学や思想に関する範囲は特に注意して勉強しておくことがおすすめです。

史学科

歴史的史料の評価・検証を行いつつ、そこから得られる教訓から未来への指針を作り出す学問を学ぶ歴史学を学ぶ学科です。たくさんの史料に触れることになるので、歴史好きにはたまらない学科であると思います。

歴史学は「過去を学ぶことによって、現在を深く理解し、未来への指針を獲得する」学問です。それに向いている資質を持った以下のような学生を受け入れます。

1.さまざまな社会事象やその歴史的背景について、幅広い関心と知識欲を持っていること。
2.ありきたりの解説に満足せず、自分の頭で考え問題点を発見しようとする主体性を持っていること。
3.史料の記述とねばり強く対話し、客観的に読解できるような忍耐力、文脈を把握する論理的な思考力を持っていること。
4.自らの主張を理論的に組み立て、他者に分かりやすく提示できる表現力を持っていること。

引用元:文学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

難解な歴史史料を読解していくわけですので、学校の授業などで配られる史料はもちろんそこから発展して興味を持った史料を自分で調べてみるなどをしておくとよいでしょう!

史学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送
・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効
試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
なし

課題図書あり、どちらか一冊を読む

①小川幸司・成田龍一編『世界史の考え方(シリーズ歴 史総合を学ぶ1)』(岩波新書、2022年)
②国立歴史民俗博物館監修/「性差の日本史」展示プロ ジェクト『新書版 性差の日本史』(集英社インターナショ ナル新書、2021年)

二次選考 ・個別テスト
歴史学と歴史についての理解と思考力を問う試験

・面接
課題図書の内容について質問される

募集人数 14名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上および地歴の評定平均4.3以上
倍率
(2023年度)
3.0倍
特筆すべき出願内容 必修履修科目
⇒世界史Bまたは日本史B

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

史学という学問の特徴上、地歴の評定平均の要求が高いのが注意点です。しかし、世界史または日本史のどちらかをとればいいので負担は多少軽減されるかと思います。

レポート課題がない分、面接において課題図書に基づいた質問をされることとなります。読んでいないと本当に面接試験はどうにもならないので、まずはどちらかの読みやすいほうをしっかりと読み切りましょう。そのうえで、本の内容を要約するなどして要点を整理しておきましょう。

テストに関しては、歴史科目一般について問われると思われますので世界史や日本史などの歴史科目は一般受験並みの知識を身につけておくようにしておいたほうが良いです。

国文学科

日本の古典文学を基盤にしつつ、国文学、国語学、漢文学の三分野を連動させて日本文化の研究を行っていく学科です。古典が好きな人にとってはこの学科はまさにおすすめでしょう。

国文学科のアドミッションポリシー

日本の伝統的な言語文化と日本語の特質を理解するために、文語や漢文訓読も含んだ日本語の豊かな言語作品を、国文学・国語学・漢文学の領域で広く深く学ぶ意欲を持ち、そのための基礎的な読解力を備えている学生を受け入れます。
1.古代から現代に至る日本の文学作品に関心があり、それぞれの原典資料を、より深く、より綿密に判断して読み解く力を更に伸ばし、自らの主体的な新しい読み方を発見し、それを他との対話の中で磨いて行くことに意欲がある。
2.古代から現代に至るまで一貫して「国語」であり続けた日本語の仕組みを、時に他国語との対照も交えながら、主体的に解明して行くことに意欲がある。
3.日本語・日本文学の歴史で、常に基盤の一つであった漢文体に関心があり、漢文体の作品を味わう力を、更に伸ばすことに意欲がある。

引用元:文学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

国文学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:日本の古典文学、近代文学作品をそれぞれ一冊読み、考えたことを文に即して具体的に記述する
②文字数等:B4縦書き原稿用紙それぞれ5枚以上、縦書き、自筆のみ

二次選抜 ・個別テスト
国文学、国語学、漢文学を学ぶための能力に関する小論文

・面接

募集人数 5名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上および国語の評定平均4.3以上
倍率
(2023年度)
6.0倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

2023年度に関しては、志願者12名に対し、合格者2名とかなり厳しい選考内容となりました。公募推薦では、求められている基準を満たしても合格は難しいです。

テストに関して、やはり国語全般に関する能力が求められると考えられるため現代文、古文、漢文に関する基礎的読解知識を確実に身につけておくようにしましょう。

英文学科

英語で書かれた文学作品を芸術的観点やその制作背景までを研究することで、英語の読解力や表現力を活用する方法を学べる学科です。ヘミングウェーやサリンジャー、果てはシェイクスピアまで何か一つでも誰しもが触れたことのあるであろう英文学を学びたい人には最適な学科です。

英文学科のアドミッションポリシー

本学科では、言葉というもの全般に興味があり、特定の言語のもつ社会的な意味作用や、言語表現としてのテクストの読解、分析に関心がある学生を受け入れます。

1.英語の修得が必要である理由を、国際共通語であるからという点のみに求めてしまうのではなく、国際共通語としての英語をとりまく負の要素も視野に入れたのち、それでもなお英語を学ぶ意味はどこにあるのかを考えることができる。
2.言語こそが人間の営為の根幹を形作っていることを理解し、その人間の言語活動の重要な一角を成している文学に、一定以上の関心がある。
3.他者を知るということは自己を知ることと連動しており、そのための媒介となるのが言葉であり、また言語表現としてのテクストであることを認識したうえで、そのテクストを読み解くための一定以上の英語運用能力を有している。

引用元:文学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

英語という言語に限らず、言語そのものを多角的にとらえる力が求められています。ただ英語を読めるようになるだけではなく、一歩踏み込んだ知識の習得は有益でしょう。

英文学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月8日(7)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査票

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:英文学作品の中で印象に残った登場人物をとりあげてその理由を述べる
②文字数等:A4用紙横書き、MS明朝体10.5ポイント、3000字程度、ワープロ原稿のみ

二次選考 ・個別テスト
⇒英語適性検査

・面接

募集人数 20名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上および英語の評定平均4.5以上
倍率
(2023年度)
1.1倍
特筆すべき出願内容 必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:準1級
・TOEFLiBT:67
・TOEICL&R及びS&W:LR700&SW270
・国連英検:B級
・IELTS:5.5
・TEAP:280(各65)
・TEAPCBT:470
・GTEC:1190
・ケンブリッジ英検:162

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

やはり英文学科であるため、英語に関して求められているレベルが非常に高いです。外国語試験検定基準が英検準一級レベル以上であり、事前に高い英語力を身につけておかなければなりません。

評定平均に関しても、英語が4.5以上という高いものであるため、学校の授業も力を入れて取り組む必要があります。

ドイツ文学科

ドイツ語圏の文学を学びながら、ドイツ語の習得と文化などを学んでいくことができます。ドイツ語の文学と言えば、やはりディズニー映画などでおなじみのグリム童話でしょうか、中央ヨーロッパの複雑な歴史や文化を学びたいという人には最適な学科です。

ドイツ文学科のアドミッションポリシー

本学科は、上智大学の建学の精神についての十全な理解に加えて、以下のような資質を持った学生を受け入れます。

1.ドイツ語圏の文学、芸術、思想、歴史等々に大きな関心を持ち、それらの学修に不可欠のドイツ語能力を確実に体得するため、日々の地道な努力を厭わず、自発的・持続的に勉学に取り組むことができる。
2.異文化に関する新しい知識や体験を求めようとする知的好奇心が旺盛で、自由で柔軟な精神を有し、加えて高度に学問的な内容の文章を読み書きするのに必要な論理的思考能力と豊かな言語表現力を持っている。
3.現代世界のありようを多角的に捉えることのできる視点、そして自己とは異質な文化を育んできた「他者」に対する想像力と寛容の精神、畏敬の念をもって、自国とドイツ語文化圏の相互的理解と協力関係の深化に貢献しようという強い意欲を有する。

引用元:文学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

英語検定基準に、ドイツ語検定などのドイツ語に関する資格が含まれているため、この学科を目指すならば事前にドイツ語の勉強をすすめ、先に基礎を固めておくことがスムーズな学習に繋がっていくと思われます。

ドイツ文学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:ドイツ語圏の文学、芸術、思想、歴史において興味を持っているもの
②文字数等:A4用紙2000~2400字、横書き、ワープロ原稿可

二次選考 ・個別テスト
与えられた日本語テキストから考えを論理的に展開、表現できるかについての小論文

・面接

募集人数 10名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上および外国語、国語の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
1.2倍
特筆すべき出願内容 必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

2023年度に関しては、倍率が1.2倍となりましたが、例年は大体2倍程度の倍率で推移しているため油断は禁物です。

個別テストに関しては、ドイツ語の問題ではなく日本語テキストの読解と小論文なので、特別にドイツ語の勉強をする必要などはないというのは受けやすい点でしょう。小論文対策に関しては、このページの終わりのほうに紹介していますので、ぜひ確認してみてください。

フランス文学科

パリなど様々な華やかなヨーロッパ文化の中心となってきたフランスの語学や文学を総合的に学習することができる学科です。文学に限らず発展した、演劇や音楽についても学ぶことができます。

フランス文学科のアドミッションポリシー

ひとりひとりがフランス語の修得と、フランス語圏の文学をはじめとする文化事象の学習を通して人間に対する理解を深め、他者との平和的共存をはかりつつ自己の個性を高めてゆくことを期待する本学科は、以下のような学生を受け入れます。
1.フランス語やフランス語圏の文学・文化を学び、柔軟かつ論理的な思考力を養い、自己とは異質なものを理解することに関心や意欲がある。
2.人文学に関する講義を聞いたり、芸術作品を鑑賞したり、書物や論文を読んでその要点をまとめたり、自分の考察を口頭や文書で発表するために必要な常識と、言語能力とを備えている。
3.自発的、主体的に考え、学ぶことができると同時に、他者との対話や共同作業を通じて学びあうことの意義を認識している。

引用元:文学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

フランス文学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2022年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」:なし

課題図書として、メリメ作/工藤庸子訳『カルメン』(光文社古典新訳文庫 『カルメン/タマンゴ』所収)を読む

二次選考 ・個別テスト
英語またはフランス語のディクテーションテスト、課題図書に関する小論文

・面接

募集人数 6名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
および英語またはフランス語、国語の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
1.5倍
特筆すべき出願内容 必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

フランス文学科は、評定平均基準が文学部の他学科に比べて、多少優しくなっています。

英語またはフランス語、国語で4.0以上をとればいいのでそこまで言語関連の分野が得意でなくても出願しやすいと考えられます。

個別テストがディクテーションテストと独特の試験を採用しています。リスニングの練習を重点的に行っておくことが大事です。スペルミスなどで点を落とすのは惜しいため、単語帳などを有効活用する勉強もしておきましょう。

外国語試験検定基準にフランス語検定なども含まれており、また個別テストでもフランス語が選択できおそらくフランス語のテストのほうが多少難易度は下がると考えられ、事前にフランス語をできるだけ習得しておくこともおすすめです。

新聞学科

設置している大学が日本の中でも少ないのが新聞学科です。新聞に限らず、ジャーナリズムという人々の思想に重要な影響を及ぼすメディア全般を学ぶことができる学科となっています。高度化していくメディア社会において、細かな深い知識を備えておくことは確実に生きる上で役立つでしょう。

新聞学科のアドミッションポリシー

本学科では、以下のような学生を受け入れます。

1.情報化が進む現代社会において、ジャーナリズムやメディア・コミュニケーションの諸領域に積極的な関心を持ち、それを深く学び、考える意欲がある。
2.現代社会に対する問題関心を突き詰める姿勢と、それらの問題について批判的に検証する論理的な思考力、判断力がある。
3.自らの問題関心に基づいた調査研究の成果を表現する能力、説明する対話力がある。

引用元:文学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

新聞学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」

①内容:最近の時事問題を取り上げ、その問題の報道をあり方、自分の意見をまとめる
②文字数等:A4用紙横書き、2000字程度、ワープロ可

二次選考 ・個別テスト
ジャーナリズムに関する基礎的な試験

・面接

募集人数 40名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
3.8倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のいずれかを満たす事
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

上智大学の公募推薦入試の中で3番目に多い募集人数を出しているのが、新聞学科です。また、評定基準も他学科に比べ低くなっており、全体平均4.0以上とのことなので出願がしやすく、かつチャンスも多い学科と言えるでしょう。

このようにチャンスがある学科である分、提出物にはより一層余念がないように作成しましょう。時事問題を一つ取り上げるというのがレポートの内容ですが、日ごろからメディアを注視しておき自分が興味を持てかつ書きやすそうな事例をチェックしておくようにしましょう。

総合人間科学部編

総合人間学部編
続いては、総合人間科学部の公募推薦の内容、学部の特徴などについてご紹介していきます。

総合人間科学部には、教育学科、心理学科、社会学科、社会福祉学科、看護学科が設置されています。人と社会に寄り添う人材を育成することを目標としている学部であり、基本的には人にかかわる仕事のスキル全般を習得することができる学部です。

1年時には、学科を横断し様々な幅の広い知識を習得し、社会への理解を多角的に深めたのちにそれぞれの専門学科の内容を学んでいきます。

総合人間科学部のアドミッションポリシー

人間の尊厳とは何かを理解しその実現に向けて、教育、医療、福祉、さらには日々の生活の中で実践できる人材の養成を目指している総合人間科学部では、以下のような学生を受け入れています。
1.個人や社会、さらには諸外国で起きている人間の尊厳に関わるさまざまな事象に対して強い関心を持っている。
2.それらの事象を論理的かつ客観的に分析し表現するために必要な基礎的な知識と能力を持っている。
3.コミュニケーション能力を高め、他の専門領域の人々とも積極的に協働することができる。
4.困難な状況にある個人や地域社会を支援し、国際社会の発展に貢献したいという意欲に満ちている。

引用元:総合人間科学部| 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

教育学科

教育とは人を育てる過程において、重要な位置を占めている分野です。日本における教育のみならず、海外における国際的な教育にまで視点を広げて勉強することができます。教員を目指している人はもちろん、世界における教育の在り方や貧困地域における教育など、多様な教育に関する問題について興味を持っている人にとってこの学科はピッタリでしょう。

教育学科のアドミッションポリシー

人間と教育をめぐる諸問題に関心を持ち、それらの問題を柔軟かつ複眼的に思考することのできる学生を受け入れます。また、国際社会や異文化に対して広い関心を有する探究心の旺盛な学生を求めています。

1.人間と教育をめぐる諸問題に関心を持ち、その解決に取り組む意欲を抱く学生を求めています。その際、国際社会や異文化に対して広く関心を有する探究心の旺盛な学生を特に歓迎します。
2.学習の基礎力として、どの入試種別においても、日本語を用いて論理的に思考し、表現する能力と、英語による基礎的なコミュニケーション能力を要求しています。その上で、自らの考えを率直に表現できると共に、広く寛容な姿勢で他者の考えを受け入れ、柔軟に発想し、複眼的に思考することのできる学生を求めています。
3.さまざまな個性や多様な文化的背景を有する学生を歓迎します。
また、特別入試では、新聞等で報道される時事的問題の水準において、教育に関わる諸問題への関心や理解、それらに対して自分なりの考えを形成し表現する基礎的能力を備えた学生を受け入れます。

引用元:総合人間科学部| 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

やはり教育に関して学ぶ学科であることから、自分が日々通ってきた学校などは最適な問題提起の題材となります。生活する中で、問題意識を持ち様々なことに興味を広げておくことは重要となるでしょう。

教育学部の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:以下の指定図書どちらかの要約と内容について考えたことを書く

アマルティア・セン、2006 年 『人間の安全保障』 東郷えりか(訳、集英社)
木村元、2015 年 『学校の戦後史』 岩波新書

②文字数等:A4用紙横書き、2000字程度、ワープロ可

二次選考 ・個別テスト
教育に関する小論文

・面接

募集人数 10名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
5.0倍
特筆すべき出願内容 ・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

2年連続倍率が5.0倍台と非常に高くなった教育学科ですが、例年は2倍程度で推移していたため避ける必要は決してあるわけではないです。また、評定平均基準も全体4.0以上の比較的優しいものとなっているため、十分に合格のチャンスがある学科と言えます。

個別レポートは課題図書が指定されているため、どちらか自分に合ったほうを選択してしっかりとまずは読み切りましょう。その後要約を行うなどして要点をつかんだうえでレポートに臨みましょう。

個別テストの小論文対策は、このページの終わりのほうに紹介しているためぜひチェックしてみてください。

心理学科

様々な意見が錯綜し、社会の状況が刻一刻と変化を続ける現代社会において、人の心は一層傷つきやすいものとなっています。そのなかで、この学科では人の心を科学的アプローチから探求し、人間がよりよく生きられる社会を目指すことを学んでいきます。

心理学科のアドミッションポリシー

他者に対する温かな関心と人間の尊厳を尊重する姿勢を持ち、次のような素養を持つ学生を求めています。
1.身の回りで起きていることに対して好奇心を持ち、自ら調べ、学んでいこうとする意欲のある学生、さらに、物事を多角的な視点から柔軟に眺めようとする意欲のある学生。
2.先行する多くの文献を臆することなく読み進めることのできる学生、さらに、さまざまな領域の人々と協働的に学ぶことのできる学生。
3.物事を論理的かつ客観的に分析し、文章にまとめたり口頭で発表したりすることのできる学生。

引用元:総合人間科学部| 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

心理学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」

内容:自分にとって心理学を学ぶ意味はなにかについて書く
文字数等:A4用紙横書き、1200字程度、ワープロ可

二次選考 ・個別テスト
課題文に関する論述試験

・面接

募集人数 12名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
6.0倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

心理学科の特徴として挙げられるのは、求められている出願資格の基準が他学部に比べて優しいことです。

全体評定平均4.0以上や英検2級以上などは取りやすい部類に入ると考えられます。しかし、2023年度の入試では倍率6.0と非常に高くなりました。

合格の確立を上げるには、提出書類の完成度を上げること、そして個別テストの対策をしっかりと行っておくことが重要になります。

レポートの内容が心理学を学ぶ理由と漠然としている分、自分が持っているビジョンや希望を自由に書くことができます。内容に矛盾がないように筋道建てた文章を書くことを意識しましょう。

社会学科

構成で自由な社会の実現を目指して、社会にあふれる不平等を生む仕組みや、多様な価値観の共存を目指す勉強をすることができる学科です。メディアでも差別問題などは非常によく取り上げられており、それらの解決を目指すことは急務といえ、目的意識をもった勉強をすることができるでしょう。

本学科は、学位授与に向けた人材養成の目的を達成するため、以下のような意欲や関心を持つ学生の受け入れを希望します。
1.社会や文化と個人との多様な関係を深く理解するため、政治・経済・歴史など社会の広い領域への関心を持つこと。
2.論理的な思考力とコミュニケーションへの積極的な姿勢を持ち、さらにそれを鍛えて、他者や社会に対する豊かな想像力を育みたいという強い意欲を持つこと。
3.社会のメンバーが相互に理解しあい、その誰もが尊重される公正な社会の実現に向けて、自分なりの方法で貢献していきたいという将来構想を持つこと。

引用元:総合人間科学部| 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

社会学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:関心のあるテーマに関する社会学者の著書を読み、内容を踏まえて自分の考えを書く。
②文字数等:A4用紙2枚程度、横書き、ワープロ原稿(手書き可)

二次選考 ・個別テスト
文章理解力、表現力、思考力についての試験

・面接

募集人数 10名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
5.9倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

社会学科の推薦入試の特徴としては、要求される評定平均の他学部に比べての低さとテスト内容が小論文ではないことです。このような特徴から出願がしやすいために、2023年は5.9倍、2022年と2021年は4倍以上の倍率を誇っています。

さらに3年前の2020年度に関しても7.5倍と高くなっているので、ライバルに差をつけるためにも提出物に関しては手を抜かずに、的確な文章を書くことを心掛けましょう。

社会福祉学科

超高齢化社会を迎えている日本では、人々が人間らしい暮らしをすることのできる福祉社会を作り上げていくことが必要であり、その実現に向けた勉強を行える学科です。

現場実習などで実際の福祉の現場を体験し、さらに深い理解を目指すことのできることも魅力の一つです。

社会福祉学科のアドミッションポリシー

本学科では、以下のような学生を受け入れたいと考えています。
1.人間の尊厳に深い関心を持ち、社会の発展や世界・地域に貢献するために主体的かつ自発的に学ぶ意欲がある学生を求めています。
2.社会や福祉についての基本的な知識、新しい福祉社会について自由に考えることができる柔軟性と、他者とコミュニケーションをとりながら問題解決を図ることができる技能を求めています。
3.卒業後は、社会福祉の実践現場はもとより行政機関や産業界を含む、さまざまな場面で活躍し、新しい福祉社会を政策的・運営的にデザインし創造していくためにリーダーシップを発揮していくことを期待しています。

引用元:総合人間科学部| 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

社会福祉学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:現代において社会福祉が必要となっている理由について、専門的文献をふまえて自分の考えとともに書く
②文字数等:A4用紙2枚程度横書き、手書き不可、面接試験においてレポートを踏まえたプレゼンあり(模造紙サイズの資料も提示する必要あり)

二次選考 ・個別テスト
社会および社会福祉についての理解と思考力を問う試験

・面接

募集人数 15名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
1.9倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

社会福祉学科の特徴としては、レポート課題が非常に重たいことと言えます。通常の学科と同じくレポートを書くわけですが、それに加えて面接時にその自分が書いた内容を踏まえたプレゼンを行わなくてはならず、史料も作成しなくてはなりません。

そのためと言えるかはわかりませんが、他学科に比べ、倍率は低くなっているためしっかりと事前課題と面接に関しての対策を行えば、合格のチャンスは十分にあるといえます。誰かにお願いして、自分のプレゼン内容などの客観的意見を取り入れるようにしましょう。

看護学科

キリスト教の精神に基づき、温かくしなやかな感性を育て、他者とともに共生する素養を身につけ、看護に関する基礎的知識と、実践的理解を深めていくことができる学科です。

看護師国家試験や保健師国家試験などの専門職業の受験資格を取得可能であり、看護を志す意識を持っている人には最適な学科でしょう。

看護学科のアドミッションポリシー

本学科の設置の目的を理解し、人間と社会をめぐる諸問題に関心を持ち、それらの問題を柔軟かつ複眼的に思考することのできる学生を受け入れます。また、幅広く深い学術への関心を持ち、科学の知、臨床の知、政策・運営の知を積極的に学ぶ姿勢を有し、ひとびとの健康と福祉に多様な形で貢献し、従来の職業看護教育を超えた看護の発展に寄与しようとする探究心の旺盛な学生を求めています。
1.幅広く深い学術への関心を持ち、科学の知、臨床の知、政策・運営の知を積極的に学ぶ姿勢を有している学生を受け入れます。
2.健康に関する諸問題に関心を持ち、それらの問題をさまざまな視点から考えることのできる学生を受けれます。
3.人々の健康と福祉に多様な形で貢献する明確な意志を持った学生を受け入れます。
4.看護学の発展に寄与しようとする探究心の旺盛な学生を受け入れます。

引用元:総合人間科学部| 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

看護学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」

内容

以下の 2 つの課題を提出すること。
①1 日看護体験や病院でのボランティア活動に類する体験、または、医療福祉関係者へのインタビュー等に基づき、あなたの考える看護師の役割について述べなさい。
②新聞に掲載された看護に関連する記事を素材として用い、社会にある医療・看護の問題や課題について文献を使用してまとめ、あなたの考えを述べなさい。

文字数等:①、②それぞれA4用紙横書き2枚、2000字程度、手書き不可

二次選考 ・個別テスト
⇒小論文

・面接

募集人数 20名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
2.3倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒数学IAⅡBまたは化学基礎・化学または生物基礎・生物

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

看護学科の特徴としてまず注意しなければならないのは、必修履修科目があるということです。数学ⅠAⅡBはおそらく行うとは思いますが、そうでない場合もあるのでこの学科を希望するにあたっては高校での履修科目に注意しておきましょう。

また、看護学科はレポート課題が少々重たくなっています。二つのテーマに関して書かなければならず、また一つ目のテーマに関しては看護実習やインタビューなど実地に赴く必要のあるテーマであるため、学校行事に限らず自身で足を運んで確実な内容を書けるようにしておきましょう。

法学部編

法学部編
続いては、法学部の公募推薦入試の内容や、学部の特徴について書いていきたいと思います。

法学部には、法律学科、国際関係法学科、地球環境法学科が設置されています。法律の基礎を学んでいく中で、社会に起きる様々な問題を法的に施行するリーガルマインドを学ぶことができる学部となっています。

学科に分かれてはいるものの、3つの学科の講義を自由に受けることが可能であり、法科大学院所属の専門家の方たちが教員として講義を受け持っていることから、高度な知識を習得していくことが可能です。

また、条件を満たし、成績優秀者であれば大学を3年で卒業することも可能な法曹コースが置かれていることも魅力の一つとなっています。

法学部のアドミッションポリシー

本学部では、大学入学前までに身に付けておくべき学力を有することを前提として、国内外を問わず、現代社会に生起する問題や紛争、地球規模の環境問題などに関心を抱き、それを法学・政治学的な観点に照らしつつ、客観的かつ柔軟に考察し、みずからの意見を主張するとともに、相手の意見に耳を傾けられるような学生を求めています。

引用元:法学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

法律学科

法律の基礎的な条文の知識を学ぶことだけにとどまらず、今日問題となっている夫婦別姓やなどの法律に関する問題に対して、法的な論理的思考をもって対処していく能力を身につけることを目標とする学科です。

それに加え、それらの社会問題に対しての適切な調整を行う能力も学ぶことが可能です。法曹を志望する人はこの学科がおすすめでしょう。

法律学科のアドミッションポリシー

本学科では、社会に現実として存在する紛争や問題の法的な解決に資する思考力・構想力(いわゆるリーガル・マインド)を養成します。そのため以下の学生を受け入れます。
1.社会と人間への高い関心を有する学生
2.社会科学一般への柔軟かつ広い興味や国際問題への関心を有する学生
3.高校までの学習により、上記関心を持つのみならず柔軟な思考のできる学生

引用元:法学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

法律学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書

「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:社会において法が果たしている役割や機能について具体例を挙げながら述べる。そのうえで、大学で法律学を学ぶことの意義を書く
②文字数等:A4用紙横書き、2000字程度、ワープロ可

二次選考 ・個別テスト
社会と法に関する設問を含んだ小論文(800文字)

・面接

募集人数 28名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
2.7倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

法律学科の特徴としては、募集人数が比較的多く、倍率もそこまで高くないということです。近年上智大学の法学部は評価を高めており、この法律学科は合格のチャンスも多くあるため狙い目の学科と言えるでしょう。

レポート課題の内容として、時事問題を取り上げそれに関する法律の関与を調べまとめなくてはならないため、日ごろからニュースなどには目を通しておき、自分が書きやすいと思えるテーマの情報を収集しておきましょう。

国際関係法学科

世界的なグローバル化の進展や、通信技術の発展により世界はより狭いものとなっています。そのために、国際社会には様々な問題が発生し、そのなかで国際法や国際至宝に関連した分野を学んでいく学科です。

法律に関することだけでなく、政治学の観点からも国際関係について学ぶことが可能となっており、法曹に限らず、外交官や国連職員など幅広い職業を視野に入れた教育を受けることができます。

本学科では、教員と学生が一緒になって、法学および政治学を基礎とした国際関係の分析を行い、解決に向けた提言を模索していきます。そのために、次のような特質を持つ学生を求めています。
1.国際社会に生起する外交、安全保障、紛争、難民、商取引、婚姻などの諸問題について関心を持つ学生
2.世界のさまざまな地域における社会のあり方を、偏見を抱くことなく観察し、分析することができる学生
3.国際舞台で活躍する人材に成長するための基礎になるような一定の語学力を持つ学生

引用元:法学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

国際的な問題に対して多角的な考え方を持ち、冷静な法律家に求められる客観的思考に基づく分析能力が求められています。また国際法という特性上、外国語に関して基礎以上の力を身につけておくことも重要となるでしょう。

国際関係法学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:国際社会において法が果たしている役割や機能について具体例を挙げながら述べる。そのうえで、大学で法学・政治学を学ぶことの意義を書く
②文字数等:A4用紙横書き、2000字程度、ワープロ可

二次選考 ・個別テスト
国際関係に関する小論文(800字)

・面接

募集人数 14名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
2.5倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:準1級
・TOEFLiBT:72
・TOEICL&R及びS&W:LR785&SW310
・国連英検:B級
・IELTS:5.5
・TEAP:330(各70)
・TEAPCBT:590
・GTEC:1190
・ケンブリッジ英検:162
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B2
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B2
・仏検:準1級
・DELF・DALF:DELFB2
・TCF:TCFB2

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

国際関係法学科は倍率が高くないことが特徴です。2023年の倍率が2.5倍、2022年も2.0倍と2倍台を維持しています。

レポート課題や小論文の難易度も平均的です。他の学科と比較して要求されている外国語試験検定基準が高いですが、それを満たせるのならおすすめの受験先と言えます。

地球環境法学科

地球温暖化や、酸性雨、放射能汚染など環境問題は日々深刻化していき人類の今後の安定した存続が危ぶまれている昨今において、それらの環境問題に関する解決策を法的な視点から学んでいく学科です。持続可能な社会を目指すことが、誰しもに求められる中でそれらに的確に対処していく専門家となることが可能です。

地球環境法学科のアドミッションポリシー

本学科では、主に法学と政治学の観点から、日本や世界が直面している環境問題への取り組みに資する能力を養成します。そのため以下のような特質を有する学生を求めています。

1.環境問題に関わる人間や社会のあり方に対して、高い関心を有する学生
2.海外事情・国際情勢に対する幅広い関心と一定の語学力を備え、グローバル化する環境問題にも対応しうる学生
3.社会科学一般を中心に柔軟かつ広範な関心を有する学生

引用元:法学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

日常的に環境問題に関するニュースは後を絶たず、それらのニュースへの強い興味関心をもつことは重要です。また、環境問題は一国だけで対処できる問題ではなく、他国との協力の上で成り立つものであるため、国際的思考や語学力を持つことも必要となってきます。

地球環境法学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:具体的な環境問題を一つ取り上げ、問題内容と問題に対する解決策を述べる
②文字数等:A4用紙横書き、2000字程度、ワープロ可

二次選考 ・個別テスト
社会と法に関する小論文(800字)

・面接

募集人数 11名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
1.7倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

地球環境法学科の特徴としては、出願のしやすさが挙げられます。必要評定平均は4以上で、外国語検定基準も英検二級程度以上となっており出願しやすく、誰にでもチャンスは広がっています。

課題レポートのテーマも環境問題に関するもので、環境問題の話題はニュースや新聞を少しでも読めば確実に存在しているため、題材を探すことは容易でしょう。

しかし、このように出願のしやすい学科であるからこそ、提出物の完成度の高さがより求められることになります。明確かつ簡潔な文章を心掛けましょう。

経済学部

経済学部編
続いては、経済学部に関する公募推薦入試の内容、学部ごとの特徴に関して書いていきたいと思います。

経済学部には、経済学科と経営学科が設置されています。経済や経営に関する知識は、企業においてだけでなく実生活にも役に立つことが多い分野であります。

また、キャンパスが都心にあるために、企業でのインターンシップや実務家による講座を体験することもできます。それに成績優秀者には早期卒業制度なども設置されておりますので充実した教育を受けることが可能となっています。

経済学部のアドミッションポリシー

本学部は、キリスト教ヒューマニズムの精神を基盤とし、現代社会の諸問題に対して、経済学と経営学を基礎とした複眼的な視点から判断して適切に対応できる能力を養い、グローバルな社会に貢献できる人材の育成を目指しています。

1.グローバル化する社会において、多様な諸問題に関心を持ち、その解決のために高い意欲をもって主体的に行動する学生を求めています。
2.経済学と経営学の専門分野の特性を考慮し、外国語の能力とともに、経済学科では論理的思考力(数学)、経営学科では歴史などの社会科系の素養に秀でた学生を求めています。
3.経済学と経営学の知識をもとにし、営利・非営利組織を問わず、多方面で社会に貢献しようとする意志と、潜在的な可能性を持つ意欲ある学生を求めています。

引用元:経済学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

経済学科

私たちが触れることが多いものとして、住宅や交通などの都市問題や、医療、年金などの問題は経済に深くかかわっているものであり、それらに対しての数学や、統計学などの数理科目を学んでいき理論的に対処していく方法を学んでいく学科です。英語を用いた科目も履修でき、国際的なビジネスの場に飛び立っていくことも可能でしょう。

経済学科のアドミッションポリシー

本学科の基本的な教育目標は、現代社会を取り巻く現実的課題を解決するための論理的思考能力の涵養です。経済学的視点にもとづき構築したモデルを駆使する学問的特性から、経済学の論理には「数学的思考」が不可欠です。このため、本学科では、入試科目として、論理的思考の基礎となる国語・外国語(英語等)に加えて数学を必須科目とし、高い意欲をもつ優秀な学生を受け入れます。
1.現代社会の諸問題に対して高い関心を持ち、社会に貢献できるようになりたいという高い意欲を持つ学生を求めています。
2.論理的思考の基礎となる言語能力(自らの考えを整理して言葉で表現する力や他者の考えを理解する力)、および数学的な思考能力を備えた学生を求めています。
3.学生が経済学科において、自ら主体的に行動し、対話を通じて他者を理解し、他者と協働できるようになることを期待します。

引用元:経済学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

経済学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
⇒なし

・課題図書
⇒竹村 彰通著 『データサイエンス入門』(岩波新書 1713)を読む。

二次選考 ・個別テスト
数学の基礎の理解力、思考力を問う試験

・面接
課題図書についての内容が問われる

募集人数 24名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
および数学ⅠAⅡBの評定平均4.5以上
倍率
(2023年度)
2.6倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒数学ⅠAⅡB

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

経済学科は文系科目という概念でとらえられることが多いですが、経済学の本質的な学びには数学の知識が欠かせないものであり、そのため出願要件にも数学に関する平均以上の能力が求められています。

しかし裏を返せば、数学に関してしっかりと固めることができていればあとの出願の条件は他学科と大差があるわけではなく、やりやすいものとなっています。課題図書に関しては、要約をするなどして要点を整理して作者の主張を理解しておくようにしましょう。

テストでは受験入試の数学問題が問われることになると考えられるので、上智大学の数学の過去問演習は重点的に行うのが良いと思われます。

経営学科

企業の経営に関する専門知識を学び、様々な分野で合理的な意思決定をすることを学んでいく学科となっています。経営は一人で行うものではなく、他者を動員して行っていくことであるため、経営にとどまらない社会的勉強をしていくことも可能でしょう。

経営学科のアドミッションポリシー

本学科は企業の経営活動に関する高度な専門知識を体系的に学習すると同時に、グローバルな社会との関わりの中で経営活動を理解し、経営に関する合理的な意思決定により社会に貢献できる人材の育成を目指しています。

1.多様な現実社会の問題に対し関心を持ち、主体的に関わりあう意欲を持つ学生を求めています。
2.多面的な視点から社会現象を論理的に分析して理解するために必要とされる日本語および外国語の能力、歴史などの社会科の素養、論理的能力に秀でた高い意欲を持つ学生を求めています。
3.将来、営利組織、非営利組織を問わず、国内外の組織やプロジェクトにおいて活躍する意欲のある学生を求めています。

引用元:経済学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

経営学科の公募推薦入試の特徴

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:経営学科を志望する理由を書く
②文字数等:A4用紙横書き、1200字程度、ワープロ可
*手書きの場合横書き原稿用紙(400字詰)を使用

二次選考 ・個別テスト
産業社会に関する理解力と思考力を問う試験(英語も含む)

・面接

募集人数 27名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
2.5倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級A
・TOEFLiBT:55
・TOEICL&R及びS&W:LR650&SW250
・国連英検:B級
・IELTS:4.5
・TEAP:270(各65)
・TEAPCBT:445
・GTEC:1060
・ケンブリッジ英検:147
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF,DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

経営学科の特徴としては、出願要件が高くなく、出願がしやすいことにあります。その分3倍ほどの倍率になってはいますが、提出課題や個別テストの小論文の完成度を高めることは合格へのチャンスを大きく広げることになります。

レポートの課題は経営学科を志望する理由なので、自分の将来の展望などを合わせて書くとまとまりのあるものになると思われます。また個別テストの内容は、産業社会に関する理解ということなので近代の経済についての事前知識を多少は勉強しておくようにしましょう。

外国語学部編

外国語学部編
続いては、外国語学部の公募推薦入試の内容、各学部の特徴について書いていきたいと思います。

外国語学部には、英語学科、ドイツ語学科、フランス語学科、イスパニア(スペイン)語学科、ロシア語学科、ポルトガル語学科が設置されています。

グローバル化の進展が留まることを知らずに広がっていく現在において、外国語を学ぶことは絶対的に逃れることができないものです。その中で、多くの人が習ってきた英語に加え、日本と関係の深い主要なヨーロッパの言語を学んでいくことができる学部となっています。

外国語学部のアドミッションポリシー

日本語の運用能力を基盤に、外国語運用能力の獲得に真摯に取り組むことのできる学生を求めています。また、単に言語運用能力にとどまらず、自らの住む地域から世界全体に至るまで起こっていることに積極的に関心を持ち、それを自分の問題として考え、解決策を見出していこうと努力を重ねていけることを期待します。

引用元:外国語学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

英語学科

世界的公用語として全世界で通用する言語が英語であり、今の社会を生きていくために英語の能力はこれからどんどんと必要になってきます。そんな英語を運用する能力と、それに加えた教養を学ぶことができるのがこの学科です。授業では、洋画や日米の歴史など一つの分野にとどまらない幅広い学びを得ることができます。

英語学科のアドミッションポリシー

1.英語圏の言語・歴史・政治・経済・社会・文化などに関わる諸問題に関心を持ち、英語の高度な運用能力を身に付けることを望む学生を求めます。
2.これまでにしっかりとした英語の学習経験のある学生で、高度な内容について英語で学習するための基本的な知識と技能を備え、真摯に勉学に取り組む姿勢を持つ学生を受け入れます。
3.英語とその他の外国語の実践的な運用能力を基盤として、外国語学部が設けている9つの「研究コース」のいずれかにおいて、自ら選んだ領域やテーマについて専門的に掘り下げることを期待します。

引用元:外国語学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

英語学科の公募推薦入試の内容

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:「高校時代に最も影響を受けた本あるいは先生とは」についてまとめる
②文字数等:A4用紙横書き、2枚程度、ワープロ可、日本語英語どちらでも可

二次選考 ・個別テスト
英語の諸技術適性検査

・面接

募集人数 70名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
および英語の評定平均4.3以上
倍率
(2023年度)
1.9倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:準一級
・TOEFLiBT:72
・TOEICL&R及びS&W:LR785&SW310
・国連英検:B級
・IELTS:5.5
・TEAP:330(各70)
・TEAPCBT:590
・GTEC:1190
・ケンブリッジ英検:162

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

言語の上智と言われる上智大学の看板学部である外国語学部の英語学科の特徴としていえるのは、意外にも倍率が低いという点にあります。

もちろん、英検準一級レベルの英語力が求められることは確かですが、募集人員も公募推薦の中で最も多く英語力さえ満たしていれば十分に合格の可能性はあります。

レポート課題の内容もそこまでテーマとしては難しいものではなく、個別テストの内容も一般の英語の入試問題に似た問題が出題されると考えられるため、対策は取りやすいといえます。

そのぶん、提出書類の完成度はあげ、レポートに関しては英語で書くことが可能ならアピールポイントになる可能性もあるため英語で書いてみることもありでしょう。

ドイツ語学科

ドイツ語の運用能力を高め、一年生の時にはコミュニケーション能力を重視した教育をし、言語や政治、メディアなど様々なドイツ語の情報を活用しドイツ語を深く学んでいく学科です。ドイツ語圏で一般的な留学時期よりも早い段階で半年間の留学ができるプログラムが用意されている点なども魅力の一つです。

1.ドイツ語圏の言語・歴史・政治・経済・社会・文化などに関心を持ち、ドイツ語の高度な運用能力を身に付けることを望む学生を求めます。
2.基本的に、本学科においてドイツ語の学習を開始したい学生を求めています。すでに何らかの形でドイツ語の学習経験のある学生で、改めて体系的に学ぶことを通じ、その運用能力の向上に真摯に取り組む姿勢を持つ学生も受け入れます。
3.ドイツ語と英語の実践的な運用能力を基盤として、外国語学部が設けている9つの「研究コース」のいずれかにおいて、自ら選んだ領域やテーマについて専門的に掘り下げることを期待します。

引用元:外国語学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

ドイツ語学科の公募推薦入試の内容

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:ドイツ語圏の文化、政治、思想など興味のある分野からテーマを一つ決めて考えを述べる
②文字数等:A4レポート用紙2枚程度横書き、2400~2500字、ワープロ可、引用や参考文献記す

二次選考 ・個別テスト
設問を含んだ小論文

・面接

募集人数 17名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
および外国語、国語の評定平均4.3以上
倍率
(2023年度)
1.1倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF,DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

言語の上智と呼ばれる上智大学の看板学部である外国語学部のドイツ語学科は、出願要件が比較的に容易な部類であり、レポート課題、個別テストの内容共にやりやすい内容となっています。

その分、書きやすいからこそ完成度の差は際立って見えてしまうことも多々あります。書きやすいからと言ってだらだらと書いてしまうと、一貫性のないものとなってしまうため、書く事柄は一つや二つに絞り、筋道だった文章を書くことを意識しましょう。

2023年度に関して言えば、倍率が1.1倍となっており、2022年度でも1.6倍と低いため狙い目の学科と言えます。ドイツ語に興味がある方はぜひ、出願してみましょう。

フランス語学科

世界で2番目に多くの国や地域がまたがっているフランス語圏の、思想や哲学、社会などを学びながら高度なフランス語の運用能力を学ぶことのできる学科です。

選択できる研究コースが多彩で、自分の興味関心を持った分野についての専門家が高い確率でいてくれるというのもこの学科の特徴と言えるでしょう。

フランス語学科のアドミッションポリシー

1.フランス語圏の言語・歴史・政治・経済・社会・文化などに関心を持ち、フランス語の高度な運用能力を身に付けることを望む学生を求めます。
2.基本的に、本学科においてフランス語の学習を開始したい学生を求めています。すでに何らかの形でフランス語の学習経験のある学生で、改めて体系的に学ぶことを通じ、その運用能力の向上に真摯に取り組む姿勢を持つ学生も受け入れます。
3.フランス語と英語の実践的な運用能力を基盤として、外国語学部が設けている9つの「研究コース」のいずれかにおいて、自ら選んだ領域やテーマについて専門的に掘り下げることを期待します。

引用元:外国語学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

フランス語学科の公募推薦入試の内容

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
⇒なし

課題図書について
⇒ブーシュラ・ラムゥニ・ベンヒーダ/ヨゥン・スラウィ『文明の交 差路としての地中海世界』(白水社、2016年[文庫クセジュ])を読んでおくこと

二次選考 ・個別テスト
小論文(1400~1600字)

・面接
課題図書に関する内容が問われる

募集人数 12名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
および外国語、国語の評定平均4.3以上
倍率
(2023年度)
1.3倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級A
・TOEFLiBT:55
・TOEICL&R及びS&W:LR650&SW250
・国連英検:B級
・IELTS:4.5
・TEAP:270(各65)
・TEAPCBT:445
・GTEC:1060
・ケンブリッジ英検:147
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF,DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

フランス語学科では、外国語検定基準が少し他学部他学科と比べ高くなっていることに注意してください。英語関係の学科ほどではありませんが、英語に関する要求は高くなっているため、力を入れて英語学習に取り組みましょう。

レポート課題がない分、面接の評価は非常に重要になってくるため、まずはしっかりと課題図書を読み切り、要約してみるなどして要点を整理し、作者の主張を理解することに努めましょう。

どうしても主観的見方では面接や小論文といった形式の評価は難しいため、客観的な意見を取り入れるために周囲の人に協力してもらい能力向上に努めるのがおすすめです。

イスパニア語学科

イスパニア語、つまりはスペイン語を用いる国はヨーロッパに限らず、スペイン本国が植民地としていた南米や、カリブ海諸国やアフリカなど複数の大陸にまたがって使われている言語で、広大な文化圏を形成しています。

そんなスペイン語の運用能力を向上させることができるのがこの学科です。

イスパニア語学科のアドミッションポリシー

1.イスパニア語圏の言語・歴史・政治・経済・社会・文化などに関心を持ち、イスパニア語の高度な運用能力を身に付けることを望む学生を求めます。
2.基本的に、本学科においてイスパニア語の学習を開始したい学生を求めています。すでに何らかの形でイスパニア語の学習経験のある学生で、改めて体系的に学ぶことを通じ、その運用能力の向上に真摯に取り組む姿勢を持つ学生も受け入れます。
3.イスパニア語と英語の実践的な運用能力を基盤として、外国語学部が設けている9つの「研究コース」のいずれかにおいて、自ら選んだ領域やテーマについて専門的に掘り下げることを期待します。

引用元:外国語学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

イスパニア語学科の公募推薦入試の内容

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書

「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
内容①:内容:イスパニア語圏の文化、政治、思想など興味のある分野からテーマを一つ決めて考えを述べる
文字数等②:A4用紙2枚、2400~2500字、手書き不可、引用や参考文献記す

二次選考 ・個別テスト
筆記による表現力、読解力と要約力を問う試験

・面接

募集人数 10名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
および外国語、国語の評定平均4.3以上
倍率
(2023年度)
1.8倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級A
・TOEFLiBT:55
・TOEICL&R及びS&W:LR650&SW250
・国連英検:B級
・IELTS:4.5
・TEAP:270(各65)
・TEAPCBT:445
・GTEC:1060
・ケンブリッジ英検:147
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF,DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

ロシア語学科

ロシアと日本の関係性は様々な問題を通して、複雑さを増していっており、ロシア語を学び、さらにその文化などを学んでいくことで、よりよい関係に導いていく礎を学ぶことができるのがこの学科です。一二年時には、週六コマ600分のロシア語の授業を通して、ロシア語の能力を向上させることができ、複雑なロシアの歴史や文化への理解を深めることができます。書くのも読むのも難しいロシア語を書けるようになれば間違いなく、一目置かれる人になれることでしょう。

ロシア語学科のアドミッションポリシー

1.ロシア語圏の言語・歴史・政治・経済・社会・文化などに関心を持ち、ロシア語の高度な運用能力を身に付けることを望む学生を求めます。
2.基本的に、本学科においてロシア語の学習を開始したい学生を求めています。
3.ロシア語と英語の実践的な運用能力を基盤として、外国語学部が設けている9つの「研究コース」のいずれかにおいて、自ら選んだ領域やテーマについて専門的に掘り下げることを期待します。

引用元:外国語学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

ロシア語や、ロシア語圏の文化や歴史を学びたいという意欲があることが何よりも前提です。それに加えて、自分が興味や関心を持ったことを自分で発展的に調べることを癖づけておきましょう。

ロシア語学科の公募推薦入試の内容

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3. 高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5. 外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①:内容:ロシア語およびロシア・ユーラシアの文化、社会をどのように学び、卒業後何をしたいか
②:文字数等:A4原稿用紙横書き、1800~2000字程度、ワープロ可

二次選考 ・個別テスト
ロシア、ソ連に関する基礎的知識を問う設問を含んだ小論文

・面接

募集人数 12名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
および外国語の評定平均4.3以上
倍率
(2023年度)
1.2倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

ロシア語学科の特徴としては、出願のしやすさにあるといえます。やはり外国語学科という特徴から、英語に関する平均以上の能力は求められていますが、それ以外の要求は比較的平易であり十分にチャンスが開かれているといえます。

しかし、このような場合は特に提出物の高いクオリティが求められます。ロシアやそれ以前のソ連に関する基礎的さらには発展的な知識も必要となるので、世界史で習う範囲以上の情報もしっかりと勉強しておきましょう。

ポルトガル語学科

ポルトガル語はポルトガルだけで話されている言語ではありません、多くの人口を擁するブラジルやそのほかの多くの国で話されている言語です。そんなポルトガル語の能力の習得や、ロマンあふれる大航海時代の歴史など様々なことを学ぶことができるそんな学科です。

ポルトガル語学科のアドミッションポリシー

1.ポルトガル語圏の言語・歴史・政治・経済・社会・文化などに関心を持ち、ポルトガル語の高度な運用能力を身に付けることを望む学生を求めます。
2.基本的に、本学科においてポルトガル語の学習を開始したい学生を求めています。すでに何らかの形でポルトガル語の学習経験のある学生で、改めて体系的に学ぶことを通じ、その運用能力の向上に真摯に取り組む姿勢を持つ学生も受け入れます。
3.ポルトガル語と英語の実践的な運用能力を基盤として、外国語学部が設けている9つの「研究コース」のいずれかにおいて、自ら選んだ領域やテーマについて専門的に掘り下げることを期待します。

引用元:外国語学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

ポルトガル語学科の公募推薦入試の内容

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査票

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:上智大学外国語学部ポルトガル語学科編『ポルトガル語 圏世界への 50 のとびら』(上智大学出版、2015 年)を読み、関心を持ったトピックについて他の参考文献を読み自分の考えを述べる
②文字数等:A4用紙横書き、1600字程度、手書き不可

二次選考 ・個別テスト
ポルトガル語圏に関する基礎的知識を問う設問を含んだ小論文

・面接

募集人数 12名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
および外国語、国語の評定平均4.3以上
倍率
(2023年度)
1.5倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

ポルトガル語学科の特徴として挙げられるのは、出願が比較的容易であるということです。評定平均は多少必要とはなるものの、それ以外の要件はそこまで高くなく、チャンスは多いといえるでしょう。

しかしその分、提出物の高いクオリティが求められることとなります。

特に課題レポートに関しては、課題図書が指定されているためしっかりまずは読み、要約などをして要点を整理しておき、簡潔な文章を書くことを心掛けましょう。作者の主張をつかむことをまずは目指すのが良いと思われます。

総合グローバル学部

総合グローバル学部編
続いては、総合グローバル学部の公募推薦入試の内容や各学科の特徴について書いていきたいと思います。

総合グローバル学部には、総合グローバル学科が設置されています。

聞きなじみのないこの学部ですが、総合グローバル学部では今日の世界が直面している様々な問題や課題を理解し、その解決を目指すための幅広い知識を習得することができる学部となっています。

国際的交流を広く持つ上智大学だからこそ設置されている学部であるのです。この学部に入れば、国際的公共知識人になることができるでしょう。

総合グローバル学部、学科のアドミッションポリシー

知的な関心と意欲を主体的努力によって伸ばし、グローバルな共生社会の形成に貢献しようとする以下のような学生を受け入れます。
1.グローバル化する世界が呈する正負の諸側面に対する大きな関心を抱き、高等学校在学中の現代社会に関わる授業等を通して一定の知識を有する者。
2.世界を構成するさまざまな地域や人々の多様性がもたらす人類の社会と文化の豊かさに対する大きな関心を抱き、高等学校在学中の地理、世界史に関わる授業等を通して一定の知識を有する者。
3.物事に対して根拠に基づいた論理的な思考ができ、かつ主体的に取り組むことができるよう努力を重ねてきた者。
4.グローバル化する世界の動きを理解するのに必要な基本的な文献を読解することのできる英語能力を有している者。

引用元:総合グローバル学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

総合グローバル学科の公募推薦入試の内容

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①:内容:現在関心を持っている社会課題を一つ取り上げ、参考文献を4冊以上参照して解決策を述べる
②:文字数等:A4用紙横書き、2000字程度、ワープロ可

二次選考 ・個別テスト
小論文(800字)

・面接

募集人数 60名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
2.2倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級A
・TOEFLiBT:55
・TOEICL&R及びS&W:LR650&SW250
・国連英検:B級
・IELTS:4.5
・TEAP:270(各65)
・TEAPCBT:445
・GTEC:1060
・ケンブリッジ英検:147
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

総合グローバル学科の特徴としては、募集人員が全学科のなかで二番目に多く多少外国語検定の英語に関する基準は高くなっていますが、その基準さえ満たしてしまえば十分にチャンスが開かれている学科と言えます。

しかし、その分提出物の内容をクオリティの高いものに仕上げなくてはいけません。

レポートの内容は、地球規模問題という広いテーマになっているため、ニュースなどのメディアにはしっかりと目を通しておくようにして、書きやすいテーマを探しておくようにしましょう。

国際教養学部

国際教養学部編
続いては、国際教養学部の公募推薦入試の内容と学科の特徴について書いていきたいと思います。

国際教養学部には、国際教養学科が設置されています。総合グローバル学部と名前だけ見れば似ていると感じるかもしれませんが、学ぶことのできる内容は違うものです。

総合グローバル学部がより現実的な世界的問題について考えていくのに対し、この学部では比較文化や国際的経営、経済学、社会科学などより国際社会を生き抜いていくための教養全般を学んでいく学部です。

大学ホームページの国際教養学部の詳細説明が英語で書かれているなど、英語を使用する高い能力を擁する人にも最適な学部であるとともに、さらに自分の英語能力や国際的な知識を身につけたいと考えている人にもおすすめの学部です。

専門分野に限らず、英作文、批判的思考力、パブリックスピーキングなどの多様な自分の求める能力を習得できる科目が用意されており、国際機関や増加する多国籍企業内で生きる人材になれるでしょう。

国際教養学部、学科のアドミッションポリシー

The Faculty of Liberal Arts of Sophia University welcomes students who are:
本学部は以下のような学生を求めます。
1.Motivated to become active and responsible members of the global community and to participate in the creation of social, economic, and humanistic values essential for its sustenance and betterment.
能動的にかつ責任を持って、グローバル化する社会の一員となる意欲を持ち、その維持と改善に欠かせない社会的・経済的・人文的な価値の創出にすすんで参画する。
2.Intellectually curious and eager to improve their communication and analytical skills to constructively interact with others from diverse socio-cultural backgrounds.
多様な社会文化的背景をもつ他者と建設的に交流するために欠かせない知的好奇心の旺盛さ、自らのコミュニケーション能力・分析力を改善する強い意欲を持つ。
3.Prepared to expand further their knowledge so that they become able to identify and approach with competence global issues.
グローバルな問題を見極めアプローチしてゆくことができるよう、自らの知識を増やしてゆく覚悟がある。

引用元:国際教養学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

国際教養学部の公募推薦入試の内容

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
なし

二次選考 ・個別テスト
EnglishAptitudeTest(essay writing)
⇒小論文の英語版です

・英語面接

募集人数 37名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
倍率
(2023年度)
2.0倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒なし

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・TOEFLiBT:83
・IELTS:6.5
・TEAP:340(各75)
・TEAPCBT:615

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

国際教養学科の特徴として挙げられることは、高い英語能力が求められているということです。

レポート課題自体は課されていませんが、試験内容も英語による小論文であり、外国語試験検定基準もどの学科と比べても高度なものであるため、英語に自信のある方はチャレンジしてみるとよいでしょう。

しかし裏を返せばこの学科は英語の能力さえ高ければ、合格することはそこまで難しいものではないといえます。この学科を志望する人は、英語の勉強を重点的に行い万全の準備をして臨むようにしましょう。

理工学部編

理工学部編
それでは、最後に理工学部の公募推薦入試の内容と、各学科の特徴について書いていきたいと思います。

理工学部には、物質生命理工学科、機能創造理工学科、情報理工学科が設置されています。理学と工学を一体化させた理工融合型のシステムをとると同時に、文系学部と同一のキャンパスであるという利点を活かした分離融合型のシステムも取り入れています。

理系学問だけではカバーすることのできない、人とは何か社会とは何かという技術を活用する場所のことも学べるというのは強みであると思います。

理工学部のアドミッションポリシー

本学部は、国際的に多様化する現代社会が抱える科学・技術に興味や関心を持つ学生を求めています。
The Faculty of Science and Technology is seeking students who are interested in science and technology in today’s internationally diversified society.
1.科学・技術に関する専門科目を学ぶにあたり、数学、理科、英語についての知識・教養を身に付けている者。
Those who have acquired knowledge and basic abilities in mathematics, natural science, and English, which are required for learning specialized courses in science and engineering
2.科学・技術に関する諸問題について、論理的な思考力、幅広い視野およびコミュニケーション能力を持つ者。
Those who are logical thinkers, possess a broad perspective, and have strong communication skills to deal with various problems in science and technology
3.科学・技術に関して、探究心が旺盛で自然現象の解明や新たな技術革新に意欲を持つ者。
Those who have an inquiring mind and are eager to unravel the mysteries surrounding natural phenomena and/or create technological innovations in science and technology

引用元:理工学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

物質生命理工学科

自然界に満ちる、物質と生命の探求を、物理、化学、生物学などの既存の学問を融合して既存の枠組みにとらわれない方法で行っていく学科です。ナノテクノロジーや、環境と生命の調和、高機能材料の創成などをキーテーマとして、専門的な研究を行っていけることも魅力です。

物質生命理工学科のアドミッションポリシー

本学科は、自然科学における諸現象の解明や新たな物質の創成と技術開発への貢献を可能にする学生を求めています。科学・技術と地球環境の融和に関心を持ち、自然と調和した物質観・生命観を構築することに意欲を持つ学生を求めています。
1.高等学校の数学、理科、英語の授業内容を十分に理解している者。
2.論理的な思考力や幅広い視野、コミュニケーション能力を持つ者。
3.自然科学に強い興味をもち、諸現象の解明、新たな物質の創成や技術開発への貢献に意欲を持つ者。

引用元:理工学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

物質生命理工学科の公募推薦入試の内容

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①:内容:興味を持った自然、物質、生命現象について、化学・生物学・物理学の視点から興味を持った理由と自身が将来貢献したいことを解説する
②:文字数等:A4用紙横書き、800~1000字程度、ワープロ可

二次選考 ・個別テスト
自然科学を対象とした小論文(物理学、化学および生物学分野から二つ選択し解答)

・面接

募集人数 10名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
もしくは全体の評定平均3.8以上かつ数学と理科それぞれの評定平均4.5以上
倍率
(2023年度)
1.7倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒数学IAⅡBⅢおよび物理基礎・物理または化学基礎・化学または生物基礎・生物

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

物質生命理工学科に出願をする場合は、評定平均の要求に二つのパターンがあるわけですが、全体の評定平均4.0以上を目指すほうがベターであると思われます。

もう片方の平均の要求が数学と理科それぞれの平均4.5以上という高めな設定であるため、よほど理系科目に自信がある人でない限りは全体的にバランスよくとることを目標としましょう。

やはり理系の人にとって少し難しいと感じる人が多いと思われるのは、個別テストの小論文であると思います。

特に物質生命理工学科のテストでは二つの小論文を書く必要があるため、対策をすることは必須です。小論文は人に読んでもらい客観的な評価を得ることが大事であるため周囲の人への協力を仰ぎましょう。

機能創造理工学科

人間や環境をよりよくすることを基として、新しい物理現象の発見や応用について研究し、それを理学と工学を用いて、産業技術の発展を目指す学科です。

テーマとして、エネルギーの創出と利用、物質理解と材料、デバイスの創成、モノづくりとシステムの創造という三つを結合させ、自分の興味のある分野の研究を進めていくことができるのがこの学科の独自性であり魅力です。

機能創造理工学科のアドミッションポリシー

本学科は、幅広い教養とゆるぎない専門知識を背景に、柔軟な発想でそれらを融合し、科学・技術上の諸問題の解決への貢献を可能にする学生を受け入れます。
1.高等学校の数学、理科、英語の授業内容を十分に理解している者。
2.論理的な思考力や幅広い視野、コミュニケーション能力を持つ者。
3.本学科が担う物理学、機械工学、電気・電子工学を自ら幅広くかつ深く学ぼうとする積極性と、修得した学問・技術によって卒業後に社会へ貢献しようとする強い意志を持つ者。

引用元:理工学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

機能創造理工学科の公募推薦入試の内容

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
①内容:興味を持った自然現象、先端技術、環境問題について、機械工学などの視点から興味を持った理由と自身が将来貢献したいことを解説する
②文字数等:A4用紙横書き、900~1000字程度、ワープロ可、参考文献は字数に含めず、別紙に記載

二次選考 ・個別テスト
数学、物理の基礎に関する理解力、思考力および論述力と問う試験

・面接

募集人数 10名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
もしくは全体の評定平均3.8以上かつ数学と理科それぞれの評定平均4.5以上
倍率
(2023度)
1.8倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
⇒数学IAⅡBⅢおよび物理基礎・物理または化学基礎・化学または生物基礎・生物

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

機能創造理工学科の特徴としては、やはり出願のしやすさにあると思われます。これは理工学部のすべての学科に共通して言えることですが、要求必要評定平均4.0以上と英検二級以上の検定を有していれば出願はできますので、チャンスは広くなっています。

レポート内容に関しては、身の回りの興味を惹かれることを日ごろ意識しておき、レポートにかけるような題材を探すようにしておきましょう。筋道だった文章を書き、採点官が読みやすいものにすることを心掛けましょう。

情報理工学科

いよいよこの学科紹介も最後の学科となりました情報理工学科では、情報という近代社会に絶対的に必要なものを基盤に据え、人や社会が培ってきたものを発展させる創造力や暮らしやすい未来を構築する能力を育てることができます。

人間情報、情報通信、社会情報、数理情報をテーマとしてカリキュラムが作られており、幅広いオリジナリティーのある学問を探求することができるのも魅力です。

情報理工学科のアドミッションポリシー

本学科では、幅広い教養とさまざまな分野で活用されている情報に関する専門知識を修得し、それらを融合・応用・発展させることのできる人材を求めています。科学技術とそれを支える基礎学問、人間・社会に関する「複合知」の構築を背景に独創性を持って、未来の社会を構築することに意欲をもつ人材を求めています。

1.情報科学・通信工学・数学・生物学を学修する前提となる確かな基礎学力を持つ者。
2.学問に関する問題発見および課題解決に必要な論理的な思考力や幅広い視野、コミュニケーション能力を持つ者。
3.人間・通信・社会・数理の情報分野を複合的に学習し、現象を理解する原理の解明、新たなシステムの構築や技術開発への貢献に意欲を持つ者。

引用元:理工学部 | 教育研究上の目的、人材養成の目的、3つのポリシー

情報理工学科の公募推薦入試の内容

出願期間 ・Web出願期間:2023年11月1日(水)~11月7日(火)23:59
*Web事前登録は期間前から可能なので早めにやること
⇒Web出願後書類印刷し出願書類を大学に郵送

・出願書類提出期限:2023年11月8日(水)当日消印有効

試験日 2023年11月25日(土)
合格発表日 2023年12月7日(木)
主な出願時提出書類
(一次選考)
1.上智大学志願票
Web出願ログイン、検定料納入後印刷する

2.高等学校長の推薦状
所定用紙を上智大学ホームページから印刷

3.高等学校調査書

4.自己推薦書
「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」
「課外活動・社会活動の実績」「特技」等の自己を推薦する内容

5.外国語検定試験の試験結果証明のできる書類

6.学科の指定する「レポート等特定課題」
・①内容:(1)新聞などのメディアで報道された自然科学または科学技術で興味をひかれたものの内容とその理由
(2)この学科に入学を希望するにあたり、入学後学びたいことと理由・動機

・②文字数等:(1)(2)それぞれについてA4用紙横書き、1000字程度、ワープロ可

二次選考 ・個別テスト
⇒数学、物理の基礎に関する理解、思考力および論述力を問う試験

・面接

募集人数 10名
出願時必要最低評定平均 科目全体の評定平均4.0以上
もしくは全体の評定平均3.8以上かつ数学と理科それぞれの評定平均4.5以上

倍率
(2023年度)
2.6倍
特筆すべき出願内容 ・必修履修科目
数学IAⅡBⅢ

および物理基礎・物理または化学基礎・化学または生物基礎・生物

・外国語試験検定基準
以下のどれかを満たす事。
・英検:2級
・TOEFLiBT:42
・TOEICL&R及びS&W:LR550&SW240
・国連英検:C級
・IELTS:4.0
・TEAP:220(各50)
・TEAPCBT:325
・GTEC:960
・ケンブリッジ英検:142
・独検:準1級
・Goethe-Institutのドイツ語検定試験:B1
・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験:B1
・仏検:2級
・DELF・DALF:DELFB1
・TCF:TCFB1

引用元:2024年度上智大学入学試験要項推薦入学試験(公募制)

いよいよこの学科ごとの紹介も最後の学科となりました。最後の学科となった情報理工学科の特徴としては、まずレポート課題が比較的理工学部の学科の中では重たい内容となっていることです。情報を扱う学科ということもあり、文章を書くことには慣れておいたほうがよいでしょう。

しかしレポートの内容はそこまで二つとも難しいものではないため、自分の書きたいことを明確にし、簡潔かつ分かりやすい文章を書くことを心掛けましょう。人に見せてみて、客観的意見を取り入れることも重要です。

*より学科ごとの詳細について調べたい場合には、上智大学の公募推薦の要項を確認しましょう。
上智大学の公募推薦の募集要項はこちら

それぞれの試験の勉強方法、向き合い方

上智大学の公募推薦入試の勉強方法
上智大学の公募推薦入試は、調査書や自己推薦書、学科ごとのレポートなどの「書類審査」、学科ごとの「個別テスト」、そして「面接」の三つの観点の総合評価によって合否が決まる試験です。この項目では、それぞれの試験への対策について解説していこうと思います。

書類審査試験について

書類選考を突破するコツ
それではまず、書類審査試験の解説を行っていきます。調査書や推薦状に関しては自分でできることはそこまであるわけではありません。日常の高校生活に手を抜かず、真剣に取り組むのみです。

自分の力でよいものとすることができるのは、外国語検定と各学科で課される課題レポートの2つとなります。

外国語検定について

外国語検定は、学科ごとに細かく利用できる検定や必要級数などが定められているため、まずはその基準をクリアできるように目指しましょう。

しかし外国語の勉強は、その検定をとったら終わりというわけではなくその後も継続して行っていくことになるわけなので、目標級数に達したからとやめるのではなくさらに上の級数や得点を目指すようにし、能力の向上に励みましょう。

課題レポート

課題レポートは、各学科で求められている内容と設定されている条件をまずは満たしましょう。基本的に求められている内容としては、これから紹介する3つになります。

学科の志望動機
これは一番書きやすいものと言えます。矛盾がないように、自身の夢や希望を含め、また学科で学ぶことのできる内容を自分で調べて把握したうえで、それらを組み合わせて書くことを心掛けましょう。

学科の分野に関連した昨今の事象に関する自身の考え
これは書くのがなかなか難しいでしょう。まず何よりも、時事的内容を踏まえているので日ごろからニュースなどのメディアをチェックしておかないと浅い理解となってしまい、良い文章を書くことはできません。

日常的に自分の興味のある分野の情報にはアンテナを張っておきましょう。

課題図書を踏まえ、印象に残ったことなどまとめる
こちらも書きやすい部類に入ります。課題図書は一貫した作者の意見に沿って書かれているものであるため、作者の意図にうまく乗りそれを簡潔にまとめたうえで自身のそこから発展させた考えを書くようにしましょう。

基本的に課題レポートは、大学に入ってからたくさんこなしていくことになるレポートの予行練習と考えると少し気が楽になるかもしれません。何よりも重要なことは自身のいう意見に矛盾が生じないように、一貫性を持ち、冗長になりすぎないことです。

個別テストについて(主に小論文の対策に関して)

個別テストの対策方法
続いては個別テストについて解説していきます。個別テストでは、その学科に関連した内容を問う筆記試験を行うことになります。一般的なテスト形式の問題もありますが、多く見受けられるのが小論文形式の試験です。

一般的な問題であれば、その教科の勉強を行えば解けるのですが、小論文はただの勉強というよりは、書き方と自分の主張の導き方が重要になってくる少し対策することが難しいものです。

ここでは、小論文の簡単ないくつかのコツをご紹介していきたいと思います。

課題文の骨子をつかむ

小論文形式の試験で多いものが、課題文を与えその内容を踏まえたうえでその内容に関する自分の意見を述べさせるタイプです。

真っ先に自分の意見を書くのは難しいため、まずは自身の思考へ移るヒントを与えてくれる課題文の主張の骨子をつかみます。

このための練習として最適なのが、文章の要約を行うことです。自身の頭の中で整理ができると、自然と作者の主張も見えてきます。

作者の主張を一般化する

読み取れた主張をそのまま小論文で書き写すというのは望ましいことではありません。往々にして作者の主張は、そこだけを抜き取ってもわかりにくいからです。

教授はたくさんの小論文を読み採点をしていくわけで、そこで読みにくくわかりにくい文章を書いてしまうと、良い印象を与えられず、減点の対象となってしまうかもしれません。

主張を自分でかみ砕いて、誰もが読んで理解できるものに変化させましょう。ここで気を付けるのは、論点がずれないようにすることです。

自身の主張をまず先に書く

これは読みやすい小論文を書く上で必須の内容です。最初に簡単に課題文から読み取れた作者の主張などの内容をまとめ、それに対する自身の立場を明確にしましょう。

賛成、反対、部分的に賛成するなどです。そうしたのちに、自身の経験や考えを踏まえ自身の主張を固めていきましょう。

この三つを意識すれば、ほかの受験生よりもよりよい小論文を書けることは間違いないでしょう。

また、練習として試験前にいくつかの過去問を解きましょう。このときに、自分の文章の型を見つけておくと、その型にはめて文章を作ればよくなるので、焦らずに小論文試験に臨めると思います。

面接試験について

面接試験の突破方法
最後に面接試験について解説していきます。

まず、面接試験の概要ですが、試験時間は10分程度で、個人面接にて行われます。問われる内容としては、出願書類に記載した内容、高校時代に取り組んだこと、個別テストの内容についてなどを中心に質問されます。

また学科によっては、個別レポートを課さない代わりに、課題図書を読みその内容について面接で聞いてくるところもありますので、自分の学科の詳細はチェックしておきましょう。

どうしても面接試験というのは決まっていることなどはなく、生徒一人一人に対して問われる内容も変化していくものであり、対策をすることは難しいです。

また、過去の受験者の声として圧迫面接のような内容であったとの報告も上がっており、しっかりとした心構えをしておくことが何よりも重要です。

しかし、明確な自分の意志に基づき書類などは提出しているはずなので、その考えから外れずに堂々とした応答を心掛けましょう。

以上で、公募推薦入試の試験への対策の解説を終わります。基本的に、自分自身の考えを問われることが多い内容なので、自分が提出した内容を強固にし、自分のものにしっかりとしておきましょう。

上智大学の公募推薦で求められる事とは?

上智大学の公募推薦で求められること
最後に上智大学の公募推薦で求められる事をご紹介していきます。

何が求められるのか?

基本的にどの学部、学科においても、

  • 平均以上の外国語運用能力
  • 高クオリティの提出書類
  • 明確な目的意識

の三点が主に求められているものだといえます。

なかでも、外国語運用能力は何度か述べていますが、自分の努力次第でいくらでも引き上げることができるため勉強を怠らないようにしましょう。日々の勉強を継続することが何よりも重要です。

公募推薦で上智大学に合格しやすい人の特徴

合格しやすい人の特徴
上智大学の公募推薦入試に合格しやすい人の特徴として挙げられるのは、以下の通りです。

  • 最低でも英検二級以上かそれと同程度の外国語運用能力を備えている人
  • 各学部、学科のアドミッションポリシーと合致している人
  • 提出書類に対し、真摯に取り組み完成度を高めている人
  • 自身の学びたい内容について、深い洞察力と知識を備えておりかつ学部や学科とそれが合致している人

これら上記の内容を備えている人は、入試合格に近づくことができるでしょう。

併願としておすすめの大学はどこなのか?

おすすめの併願受験先
少し話は変わることになりますが、受験に万が一はつきものです。しかし、一つの入試がダメであってもまだほかに自分の学びたいことを学ぶことのできる大学は絶対にあります。悔しさをばねにして、一歩違う大学について向かっていくことも大事です。

そこで上智大学の公募推薦入試を受ける人におすすめの併願先の大学をご紹介したいと思います。

大学名 理由
青山学院大学 ①同じくキリスト教系の大学であること(ただし、プロテスタント系)

②MARCHを構成する大学であり、上智の併願先としては偏差値的に適する

③国際性が豊かであること

国際基督教大学 ①同じくキリスト教系の大学である(こちらもプロテスタント系)

②偏差値的に上智大学と同等である

③米国的リベラルアーツ教育に力を入れており、国際的教養人を目指せる

立教大学 ①こちらもキリスト教系大学(カトリックよりのプロテスタントである)

②MARCHを構成しており、滑り止めとして最適である

慶應義塾大学 ①偏差値的には上智大学と同等もしくは高いためチャレンジ校としておすすめ
(同じ理由で早稲田大学もおすすめです)

上智大学の公募推薦入試に関する総括

まとめ
このページでは、上智大学の公募推薦入試の内容や、各学部の特徴について紹介してきました。

様々な情報を紹介したので、一挙に理解し覚えることは難しいと思います。

そのため、何度も読み直していただいてもいいですし、実際に上智大学のホームページを自分で検索してみてチェックしてみることもいいでしょう。自分が受ける年度の情報は更新があるたびに絶対確認することが大事です。

それでは今回紹介した内容で重要だと思われることを列挙してこのページの説明を終了させていただきたいと思います。

  • 上智大学の公募推薦入試は、合格したら入学を確約される入試である
  • どの学科でも倍率はそこまで高くなく、努力次第で合格は十二分に可能である
  • 英検準一級以上やそれと同程度の外国語検定を取得すればどの学科も出願可能
  • 全体評定平均は4以上を必ずキープすること
  • 小論文の対策をしっかりと行い、ポイントを理解しておくこと
  • 自分が入りたい学科において何を学びたいか明確にしておくこと

上記の内容を守れば、上智大学の公募推薦入試は恐れるものではありません。このページが少しでも読者の方の助けになれば幸いです。ありがとうございました。

最後になりますが、当スクールでは上智大学の推薦入試に特化したコースを提供中です。他の塾とは異なり、上智大学の合格保証を提供していますので、上智大学の推薦入試を突破したい方は是非ご利用下さい。

当スクールの上智大学特化コースの特集ページ

当ページの主な参照サイト
上智大学ホームページ
各学部紹介
公募推薦入試概要
2024年度上智大学入学試験要項

*当ページは上記のサイト等をベースに正確な情報を掲載するように心がけておりますが、掲載している情報は2次情報になりますので念のために大学のHPや募集要項をご確認くださいませ。

公募推薦