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2023.09.09 総合型選抜(旧AO入試)

帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴と対策のコツ

帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴と対策のコツ

帝京大学は、首都圏の有名私大の一校です。5つのキャンパスがあり、10学部32学科を有する大規模な総合大学であるのが特徴となっています。

そんな帝京大学への合格を目指している高校生の中には、一般選抜だけでは不安なため、総合型選抜の利用を考えている人もいるのではないでしょうか?

今回は、帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴や対策のポイントを紹介します。最初にこの記事の主な内容を一覧にしてまとめました。

今回のポイント

  • 帝京大学の総合型選抜の特徴
  • 2023年度(昨年度)の各学部学科の倍率
  • 各学部の募集要項や出願条件
  • 学部ごとの総合型選抜の対策ポイント
  • 帝京大学の総合型選抜受験者がよく抱く疑問への回答

1つでも気になる項目がありましたら、ぜひ記事に目を通しておいてください。なお、この記事は次のような人にぴったりの内容となっています。

  • 帝京大学の総合型選抜の利用を考えている
  • 帝京大学の総合型選抜に出願できるのか知りたい
  • 帝京大学の総合型選抜の対策のポイントを知りたい

それでは、早速本題に移りましょう。

目次

帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)とは?

帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)とは?
帝京大学は、一般選抜に加え総合型選抜(旧AO入試)を実施しています。

帝京大学の総合型選抜は幅広い学部で実施されており、入学者が多いのが特徴です。

ここでは、帝京大学の総合型選抜の特徴や試験日程、実施している学部についてくわしく解説します。

【2024年度】帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴

帝京大学の総合型選抜の特徴
帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)の出願方法や出願書類は、他の大学の総合型選抜とそこまで違いがありません。一方で、試験日程や選考方法には帝京大学ならではの部分が多くあります。

帝京大学の総合型選抜の主な特徴は次の通りです。

  • 募集人数が多い
  • 二次選考を自分の得意な科目で受験できる
  • 同一学部・学科を2日受験すると合計点が一番高い日で合否が判定される
  • 英語の外部試験を利用すれば英語試験で最大100点に換算される

順番に見ていきましょう。

募集人数が多い

帝京大学の総合型選抜の特徴として、募集人数が多い点が挙げられます。

多くの大学では総合型選抜の募集人数は少なく、若干名しか募集していない大学も多いです。

その点、帝京大学では、経済学部の経済学科がⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期で208名、法学部の法律学科がⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期で142名といったように非常に募集人数が多くなっています。

帝京大学 入学試験要項 2024

二次選考を自分の得意な科目で受験できる

次に、帝京大学の総合型選抜の特徴として二次選考を自分の得意な科目で受験できる点も挙げられます。

総合型選抜では二次選考で基礎能力適性検査が課されますが、複数の科目の中から自分の好きな科目を選択可能です。

例えば、経済学部経済学科の1科目方式であれば10科目から1科目を選択することになります。

自分の得意な科目が一つでもあれば自信を持って二次選考に臨めるのは大きなメリットです。

同一学部・学科を2日受験すると合計点が一番高い日で合否が判定される

次に、帝京大学の総合型選抜ならではの特徴として、同一学部・学科を2日以上受験すると、選考に点数が一番良い日が採用される点も挙げられます。

総合型選抜の二次選考は2日からの試験日選択式となっており、そのどちらかで受験するか2日連続で受験するのかを選べます。

そして、2日連続で受験すると合計スコアが良い日が採用されるため、仮に1日失敗したとしても挽回可能になるのがメリットです。

2日連続で試験を受けるのは負担になりますが、合格確率を少しでも高めたい人はぜひ連続で受験しましょう。

英語の外部試験を利用すれば英語試験で最大100点に換算される

帝京大学の総合型選抜の特徴の最後は、英語の外部試験を利用すれば英語試験で最大100点に換算される点です。

総合型選抜では、出願時に英語外部試験のスコアを提出することで加点や点数換算といった恩恵を受けられます。

例えば、経済学部の経済学科であればスコアによって10点加点してもらえ、外国語学部であればスコアによって70~100の点数換算を受けられます。

そのため、英語に自信がある学生は対応している英語外部試験を受験することで、二次選考を有利に進めることが可能です。

総合型選抜(旧AO入試)で受験できる学部

総合型選抜(旧AO入試)で受験可能な帝京大学の学部一覧
次に、帝京大学で総合型選抜(旧AO入試)を実施している学部を表にしてまとめました。学科も合わせて紹介しているのでまとめてご確認ください。

学部 学科 コース
薬学部 薬学科
経済学部 経済学科
国際経済学科
地域経済学科
経営学科
観光経営学科
法学部 法律学科
政治学科
文学部 日本文化学科
史学科
社会学科
心理学科
外国語学部 外国語学科 英語コース
外国語学科 ドイツ語コース
外国語学科 フランス語コース
外国語学科 スペイン語コース
外国語学科 中国語コース
外国語学科 コリア語コース
国際日本学科
教育学部 教育文化学科
初等教育学科 初等教育コース
初等教育学科 こども教育コース
理工学部 機械・精密システム工学科
航空宇宙工学科 航空宇宙工学コース
航空宇宙工学科 ヘリパイロットコース
情報電子工学科
バイオサイエンス学科
医療技術学部 視能矯正学科
看護学科
診療放射線学科
臨床検査学科
スポーツ医療学科 健康スポーツコース
スポーツ医療学科 救急救命士コース
スポーツ医療学科 トップアスリートコース
柔道整復学科
福岡医療技術学部 理学療法学科
作業療法学科
看護学科
診療放射線学科
医療技術学科 救急救命士コース
医療技術学科 臨床工学コース

参照元:帝京大学 2024年度入試結果

帝京大学では、医学部以外の全ての学部で総合型選抜を実施しています。

各学部の昨年度の合格倍率

各学部の昨年度の合格倍率
次に、2023年度の総合型選抜における各学部の倍率を表にしてまとめました。

学部 学科・コース 志願者 合格者 倍率
薬学部 薬学科 405 164 2.5
経済学部 経済学科 1,121 366 3.0
国際経済学科 237 140 1.6
地域経済学科 81 47 1.7
経営学科 1,504 360 4.1
観光経営学科 300 116 2.6
法学部 法律学科 506 215 2.3
政治学科 143 67 2.1
文学部 日本文化学科 289 111 2.5
史学科 461 162 2.8
社会学科 308 151 2.0
心理学科 469 151 3.0
外国語学部 外国語学科
(英語コース)
280 162 1.7
外国語学科
(ドイツ語コース)
8 5 1.6
外国語学科
(フランス語コース)
11 7 1.6
外国語学科
(スペイン語コース)
13 8 1.6
外国語学科
(中国語コース)
20 6 2.8
外国語学科
(コリア語コース)
157 59 2.6
国際日本学科 55 31 1.7
教育学部 教育文化学科 198 80 2.4
初等教育学科
(初等教育コース)
224 134 1.7
初等教育学科
(こども教育コース)
116 58 1.9
理工学部 機械・精密システム工学科 38 17 2.2
航空宇宙工学科
(航空宇宙工学コース)
22 13 1.7
航空宇宙工学科
(ヘリパイロットコース)
4 0 0
情報電子工学科 109 40 2.6
バイオサイエンス学科 33 21 1.5
医療技術学部 視能矯正学科 100 46 2.2
看護学科 938 96 9.7
診療放射線学科 624 69 8.9
臨床検査学科 314 75 4.1
スポーツ医療学科
(健康スポーツコース)
460 128 3.6
スポーツ医療学科
(救急救命士コース)
280 33 8.5
柔道整復学科 65 35 1.9
福岡医療技術学部 理学療法学科 46 26 1.8
作業療法学科 9 4 2.3
看護学科 65 29 2.2
診療放射線学科 188 27 6.9
医療技術学科
(救急救命士コース)
53 16 3.2
医療技術学科
(臨床工学コース)
39 14 2.6

参照元:帝京大学 2023年度入試結果
※倍率は上記の入試結果の倍率部位を参照しています。

表を見ると、医療技術学部と福岡医療技術学部以外の学部・学科の倍率は3倍以下の場合が多いです。

例えば経済学部の国際経済学科は1.6倍、外国語学部の外国語学科(英語コース)は1.7倍と2人に1人以上の割合で合格しています。

一方で、医療技術学部と福岡医療技術学部は倍率が高く、医療技術学部の看護学科では9.7倍、福岡医療技術学部の診療放射線学科は6.9倍とかなりの高倍率です。

出願先によって倍率が大きく異なるため、事前に希望学部の倍率をチェックしておきましょう。

帝京大学の総合型選抜を受ける人に必須の対策項目

帝京大学の総合型選抜を受ける人に必須の7つの対策項目
帝京大学の総合型選抜の対策は、学部・学科関係なく共通で行うべき対策項目と志望する学部・学科単位で個別に念頭に置いておきたい対策項目に分かれます。

前者の「学部・学科関係なく共通で行うべき対策項目」については以下の通りです。

志望学部・学科に関係なく対策が必須な7項目

  • 評定平均を上げる
  • 欠席・遅刻の日数を最小限にする
  • 英語力を上げて2級以上の英検を取得する
  • 合否判定において優遇される資格を取得する
  • 面接の対策をする
  • 志望理由書を作り込む
  • 基礎能力適性検査の対策をする

今取り上げた7つの項目については、これから1つずつ解説していきます。

なお、後者の学部・学科単位で個別に念頭に置いておきたい対策項目については後程、各学部・学科の出願条件や募集要項と共にご紹介しております。

評定平均を上げる

評定平均を上げられるだけ上げる
帝京大学の総合型選抜では出願時に評定平均の条件が課されませんが、合格を勝ち取るためには、評定平均は少しでも高い方が有利になります。

なぜなら、帝京大学のどの学部・学科も調査書を出願資料の1つとして提出させる以上、評定平均は大学側にチェックされるためです。

チェックされるタイミングは、書類の審査が行われるタイミングに加えて、二次選考の面接の際に面接官が出願書類に目を通すタイミングもあります。

評定平均を確認されるタイミングにおいては、評定平均が高い人は良い印象を与える事が出来ますし、低い人はネガティブな印象を与えてしまいます。

そのため、評定平均は少しでも上げておきましょう。

1つの目安は全科目の評定平均が4.0を超える事ですが、少なくとも3.5を超えて、3点台の後半は維持したいものです。

出願条件に評定平均が課されない事と、評定平均が全くチェックされない・合否判定に影響を与えない、という事は別物である事も押さえておきましょう。

欠席・遅刻の日数を最小限にする

欠席・遅刻数を最小限にする
欠席・遅刻の回数を最小限に留める事も総合型選抜で帝京大学に合格する際には欠かせません。

なぜなら、大学側に提出する出願書類の中に調査書があり、その調査書の中には欠席・遅刻の回数が書かれるためです。

欠席・遅刻が0であるから合否判定で有利になるとは言い切れませんが、明らかに多い場合は、大学側に以下のような不安を抱かせる事になります。

  • 素行不良の問題児なのではないか?
  • 入学後に授業に来なくなるのでは?
  • 授業に遅刻をして周りに迷惑をかけるのでは?
  • 大学を中退してしまうのでは?
  • だらしない人なのではないのか?

上記のような悪い印象を与えないためにも、遅刻も欠席もなるべく増やさないようにするのが無難です。

1つの目安としては、遅刻も欠席もそれぞれ、年間で3回以下に抑えると「多い」とは思われない可能性が高いので、この基準を目指すと良いでしょう。

英語力を上げて2級以上の英検を取得する

2級以上の英検の取得
英語力を上げて2級以上の英検を取得する事は帝京大学の総合型選抜の合否判定で有利になります。

なぜなら、帝京大学の総合型選抜では、2級以上の英検を取得している人や英語が得意な人を優遇する制度が複数あるためです。一例としては、以下の通りです。

メリットの内容 対象学部
10点加点 ・経済学部
(経済、地域経済、経営、観光経営学科)

・法学部
・文学部
・教育学部
・理工学部
(ヘリパイロットコースは除く)

・医療技術学部
(スポーツ医療学科健康スポーツコース)

一次選考の合否判定時の加算 理工学部航空宇宙工学科
(ヘリパイロットコース)
得点換算 ・経済学部
(国際経済学科)

・外国語学部

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

上記のように英検2級を取得する事は、大きなメリットがあります。

加えてただ英検2級を取得するのではなく、英検スコアは高ければ高いほど望ましいです。

例えば、得点換算の経済学部の場合、1980以上の英検スコアでの2級取得の際は換算点は80点です。

一方で、2150点以上のスコアを取得すれば、90点。そして、2304点(英検準1級以上)の場合は100点換算となります。

英検2級の取得を目指すと共に、スコアもなるべく高い点数を目指しましょう。

合否判定において優遇される資格を取得する

合否判定で優遇される資格の取得
帝京大学が合否判定において優遇すると公言している資格の取得をする事も合否判定において有利に働きます。

なぜなら、帝京大学が合否判定で優遇すると正式に表明している以上、資格を取得している受験生は資格を取得していない受験生よりも合否判定において有利になるためです。

優遇対象になる資格は志望する学部・学科によって異なるので、募集要項を確認していただきたいのですが、一例は以下の通りです。

  1. 日本漢字能力検定(漢検)2級以上
    〈(財)日本漢字能力検定協会〉
  2. 日商PC検定(文書作成)2級以上
    〈日本商工会議所〉
  3. ITパスポート
    〈(独)情報処理推進機構〉
  4. 情報処理検定第1級
    (ビジネス情報部門またはプログラミング部門)
    〈(財)全国商業高等学校協会〉
  5. CGエンジニア検定ベーシック以上〈(財)画像情報教育振興協会〉
  6. 実用数学技能検定(数検)準1級以上〈(財)日本数学検定協会〉
  7. 簿記実務検定1級〈(財)全国商業高等学校協会〉
  8. 簿記検定2級以上〈日本商工会議所〉

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

志望する学部・学科で優遇される資格の内容を確認し、その資格の取得を目指しましょう。

面接の対策をする

帝京大学の総合型選抜の面接の対策方法
総合型選抜で帝京大学の合格を目指すのでしたら、どの学部・学科を志望するのであれ、面接の対策を行うことは必須です。

まず大前提として、帝京大学の総合型選抜の二次選考では、全学部・全学科で面接が課されます。そのため、面接の印象を上げる事は合格に近づきます。

当日の面接で聞かれる内容は、募集要項を見る限り、自己アピールや志望動機といった一般的なものです。

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

時間も10分程度の比較的短い面接なので、踏み込んだ質問がされる可能性も低いので、対策は難しくありません。

一方で全く対策なしで面接に臨むと、面接でのマナーが分からなかったり緊張してしまい、きちんとした受け答えが出来ない可能性があります。

そのため、当日聞かれる内容を予測して、答えを考えておいたり、学校の先生や塾の先生に協力をしてもらって模擬面接を行う事は欠かせません。

模擬面接を通してスムーズに話せるようになったり、面接時の姿勢や喋り方など正しいマナーを身に付ける事が出来れば、合格に近づきます。

志望理由書を作り込む

志望理由書の作り込み
志望理由書の作り込みも総合型選抜で帝京大学の合格を目指すのでしたら欠かせません。

なぜなら、2024年度の総合型選抜においてはどの学部・学科の総合型選抜においても、志望理由書の提出が求められるためです。

志望理由書は手書きで200字程度なので、書き上げる事自体はそこまで時間はかかりません。

しかし、200文字だからこそ、帝京大学の特定の学部・学科を志望する理由をコンパクトにまとめる必要があるので、完成度が高い書類を作るのは難しいです。

そのため、一度書き上げた志望理由書は、学校の先生や塾の先生に添削を依頼し、何度もブラッシュアップをするようにしましょう。

最高の内容が出来上がったタイミングできれいな字で書き直して、文字のきれいさの面でも内容の面でも最高の書類を大学側に提出しましょう。

帝京大学の総合型選抜の出願書類はこちら

基礎能力適性検査の対策をする

基礎能力適性検査の対策
総合型選抜で帝京大学の合格を目指すのでしたら、二次選考で実施される基礎能力検査の対策も重要です。この基礎能力適性検査は、簡単に言えば、学力テストです。

なぜ基礎能力適性検査の対策が重要かというと、どの学部・学科も二次選考では基礎能力適性検査を課しており、この試験の出来栄えは合否判定を左右するためです。

対策のポイントは以下の通りです。

  • 受検する科目は選択できるので早めに決めきる
  • 当日受験する科目の過去問を調べてみる
  • 選択した科目については教科書レベルの知識を当日までに頭に入れる

前年度の過去問については、以下からダウンロードできますので、ぜひチェックしてみて下さい。
帝京大学の過去問題

最後に受験する科目選びについて補足をします。もし、あなたに得意な科目が無かったり、得意科目に関しても過去問を見て解けそうにない場合は、小論文の対策をして小論文方式を利用するのも手です。

基礎能力適性検査において小論文方式を導入している学部・学科は複数あるので、検討してみて下さい。

薬学部の出願条件と募集要項のポイント

薬学部の募集要項の概要と出願条件
次に、帝京大学薬学部の出願条件と募集要項について解説します。薬学部特有の対策のポイントについても解説しているのでぜひご確認ください。

募集要項の概要と出願条件

2024年度の帝京大学薬学部の総合型選抜における出願条件について、募集要項をもとにまとめました。

出願期間 ・Ⅰ期:2023年9月14日(木)~9月29日(金)

・Ⅱ期:2023年11月6日(月)~11月17日(金)

・Ⅲ期:2023年12月1日(金)~12月11日(月)
締切日必着

試験日 ・Ⅰ期:2023年10月7日(土)、10月8日(日)
→選択式

・Ⅱ期:2023年11月25日(土)、11月26日(日)
→選択式

・Ⅲ期:2023年12月16日(土)

合格発表日 ・Ⅰ期:2023年11月1日(水)

・Ⅱ期:2023年12月1日(金)

・Ⅲ期:2023年12月21日(木)

主な出願時提出書類
(一次選考)
1.調査書
2.志望理由書
二次選考 ・面接
・基礎能力適性検査(3科目方式)
→化学・数学に加え英語・国語・生物のいずれか
募集人数 Ⅰ期
・薬学科:65名

Ⅱ期
・薬学科:13名

Ⅲ期
・薬学科:5名

出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2023年度)
2.5倍
特筆すべき出願内容 特になし

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

対策のポイント

帝京大学薬学部の総合型選抜の対策のポイント
薬学部の募集要項についてご紹介しましたので、次は、薬学部の総合型選抜の対策のポイントについてご紹介します。

薬学部の合格に欠かせない3つの対策項目

帝京大学薬学部の総合型選抜に合格するためには、以下の3つの対策が不可欠です。

  1. 基礎能力適性検査(3科目)の対策を行う
  2. 面接の対策を行う
  3. 志望理由書作成に力を入れる

2の「面接の対策を行う」と3の「志望理由書作成に力を入れる」は、全学部・全学科共通でご紹介した内容の通りです。

一方で1の「基礎能力適性検査(3科目)の対策を行う」については、薬学部向けに補足します。

基礎能力適性検査(3科目)の対策を行う

帝京大学薬学部の総合型選抜を受験する方は、基礎能力適性検査の対策を行いましょう。

基礎能力適性検査は二次選考の1つとして実施される以上、点数は合否に大きく影響するためです。

薬学部の基礎能力適性検査では三科目が課されます。

三科目のうち、化学と数学は選択必須であり、残り1科目を英語、国語、生物から選択することになります。

あなたが自信がある科目を選択し、合格の確率を上げましょう。

基礎能力適性検査の対策方法として、過去問を解くことがおすすめです。

過去問を解くことで自分の実力を測れるほか、時間配分や問題の出題傾向を把握できます。

前年度の過去問は、帝京大学公式サイトからダウンロードできるので、必ず本番前に過去問を解いておいてください。

帝京大学 過去問題

経済学部の出願条件と募集要項のポイント

経済学部の募集要項の概要と出願条件
次に、帝京大学経済学部の総合型選抜の出願条件と募集要項のポイントを解説します。

募集要項の概要と出願条件

2024年度の帝京大学経済学部の総合型選抜の出願期間や出願条件を表にしてまとめました。

出願期間 ・Ⅰ期:2023年9月14日(木)~9月29日(金)

・Ⅱ期:2023年11月6日(月)~11月17日(金)

・Ⅲ期:2023年12月1日(金)~12月11日(月)
締切日必着

試験日 ・Ⅰ期:2023年10月7日(土)、10月8日(日)
→選択式

・Ⅱ期:2023年11月25日(土)、11月26日(日)
→選択式

・Ⅲ期:2023年12月16日(土)

合格発表日 ・Ⅰ期:2023年11月1日(水)

・Ⅱ期:2023年12月1日(金)

・Ⅲ期:2023年12月21日(木)

主な出願時提出書類
(一次選考)
1.調査書
2.志望理由書
3.英語外部試験の利用証明書の写し
→英語外部試験利用制度の利用者のみ

4.簿記外部試験利用制度証明書類の写し
→簿記外部試験利用制度の利用申請者のみ

5.優遇資格の資格取得証明書の写し
→優遇資格の申請者のみ

二次選考 国際経済学科以外
・面接
・基礎能力適性検査
→小論文方式、1科目方式、2科目方式から選択

国際経済学科
・面接
・基礎能力適性検査
→1科目方式、2科目方式から選択

募集人数 Ⅰ期
・経済学科:137名
・国際経済学科:50名
・地域経済学科:25名
・経営学科:137名
・観光経営学科:43名

Ⅱ期
・経済学科:44名
・国際経済学科:16名
・地域経済学科:8名
・経営学科:44名
・観光経営学科:14名

Ⅲ期
・経済学科:27名
・国際経済学科:10名
・地域経済学科:5名
・経営学科:27名
・観光経営学科:7名

出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2023年度)
・経済学科:3.0倍
・国際経済学科:1.6倍
・地域経済学科:1.7倍
・経営学科:4.1倍
・観光経営学科:2.6倍
特筆すべき出願内容 特になし

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

対策のポイント

経済学部の対策のポイント
次に、経済学部の総合型選抜を受けるのでしたら、特に気を配りたい対策項目をご紹介します。

経済学部の合格に欠かせない4つの対策項目

経済学部の総合型選抜を受けるのでしたら、以下の4つの対策が不可欠です。

  1. あなたに合った基礎能力適性検査を選択する
  2. 英語外部試験のスコアや簿記資格があるなら書類を提出する
  3. 面接の対策として当日話すことを整理し、模擬面接を受ける
  4. 志望理由書を作り込む

3の「面接の対策」と4の「志望理由書の作り込み」については、全学部・学科の共通部位でご紹介した内容が参考になります。

一方で1と2については、補足が必要なので、これから取り上げます。

あなたに合った基礎能力適性検査を選択する

経済学部の総合型選抜では、あなたに合った基礎能力適性検査を選択することが大切です。

経済学部の基礎能力適性検査は小論文方式、1科目方式、2科目方式の3つから選択することになります。(国際経済学科のみ1科目方式、2科目方式から選択します。)

そのため、例えば国語が飛び抜けて得意な人は、国語のみで受験可能です。

もちろん、得意科目が2科目以上ある人は、2科目方式を選択し本番で失敗するリスクを分散できます。

また、小論文は1,400〜1,800字程度の文章の要点を100字以内でまとめ、自分の意見を400字以内でまとめる内容になっています。選択する場合には事前の対策が必須です。

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

英語外部試験のスコアや簿記資格があるなら書類を提出する

経済学部の総合型選抜に出願する人は、英語外部試験のスコアや簿記資格があるなら書類を提出しておきましょう。

経済学部の総合型選抜は、英検やTOEFL iBTで一定以上の点数を取っていると加点してもらえるのが特徴です。

具体的には、英検2級以上相当のスコアを取っていれば10点加点してもらえるので、合格に大きく近づきます。

また、簿記資格を持っていると、二次選考で簿記科目を選択した場合に、点数換算してもらえます。

具体的には全商簿記1級、日商簿記2級のどちらかを取得していると、80点に換算してもらえるため、二次選考で有利です。

詳しくは募集要項に記載しているので、英語資格か簿記資格があれば、忘れずに書類を提出しておきましょう。

帝京大学 入学試験要項 2024

法学部の出願条件と募集要項のポイント

法学部の募集要項の概要と出願条件
次に、帝京大学法学部の総合型選抜の出願条件や出願書類を解説します。二次試験対策も紹介しているのでぜひ参考にしてください。

募集要項の概要と出願条件

2024年度の帝京大学法学部の総合型選抜における募集要項の概要をまとめました。

出願期間 ・Ⅰ期:2023年9月14日(木)~9月29日(金)

・Ⅱ期:2023年11月6日(月)~11月17日(金)

・Ⅲ期:2023年12月1日(金)~12月11日(月)
締切日必着

試験日 ・Ⅰ期:2023年10月7日(土)、10月8日(日)
→選択式

・Ⅱ期:2023年11月25日(土)、11月26日(日)
→選択式

・Ⅲ期:2023年12月16日(土)

合格発表日 ・Ⅰ期:2023年11月1日(水)

・Ⅱ期:2023年12月1日(金)

・Ⅲ期:2023年12月21日(木)

主な出願時提出書類
(一次選考)
1.調査書
2.志望理由書
3.英語外部試験の利用証明書の写し
→英語外部試験利用制度の利用者のみ

4.優遇資格の資格取得証明書の写し
→優遇資格の申請者のみ

二次選考 ・面接
・基礎能力適性検査
→小論文方式、1科目方式、2科目方式から選択
募集人数 Ⅰ期
・法律学科:94名
・政治学科:25名

Ⅱ期
・法律学科:30名
・政治学科:8名

Ⅲ期
・法律学科:18名
・政治学科:5名

出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2023年度)
・法律学科:2.3倍
・政治学科:2.1倍
特筆すべき出願内容 特になし

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

対策のポイント

帝京大学の総合型選抜での法学部の対策のポイント
次に、帝京大学法学部の総合型選抜を受験するのでしたら、真っ先に対策をしておきたいポイントについて解説します。

法学部の合格に欠かせない4つの対策項目

総合型選抜で帝京大学の法学部の合格を目指すのでしたら、以下の4つの対策は欠かせません。

  1. あなたが得意な方式で受験する
  2. 書類をしっかりと準備する
  3. 面接対策をする
  4. 2級以上の英検を取得して10点分の加点をもらう

1の「自分が得意な方式で受験する」については補足します。

一方で2の「書類をしっかりと準備する」と3の「面接の対策をする」と4の「2級以上の英検の取得」は全学部・全学科の共通対策項目でご紹介した内容がそのままいかせます。

そのため、今回は割愛しますので、そちらをご参照ください。

あなたが得意な方式で受験する

帝京大学の法学部に合格するには、あなたが得意な方式で受験することが大切です。

法学部の総合型選抜は小論文方式、1科目方式、2科目方式の3つの方式で受験できます。

小論文方式の場合、1,400〜1,800文字の文章を読んだうえで、100字以内で要旨を記述し、400字以内で意見を書く事が求められます。

そして、1科目方式は8科目から1科目、2科目方式なら8科目から2科目選ぶことになります。対象になる科目は以下の通りです。

選択対象になる8科目一覧

  • 国語
  • 英語
  • 現代社会
  • 政治・経済
  • 日本史
  • 世界史
  • 地理
  • 数学

例えば、日本史が得意な人は、他の科目が自信がなかったとしても1科目方式で日本史のみでの受験が可能です。

自分の強みが活かせる方式がどれなのか、しっかりと検討しておきましょう。

文学部の出願条件と募集要項のポイント

文学部の募集要項の概要と出願条件

次に、帝京大学文学部の総合型選抜について、受験日程や出願に必要な書類・条件について解説します。

募集要項の概要と出願条件

2024年度の帝京大学文学部の総合型選抜の出願期間や試験日の情報をまとめました。

出願期間 ・Ⅰ期:2023年9月14日(木)~9月29日(金)

・Ⅱ期:2023年11月6日(月)~11月17日(金)

・Ⅲ期:2023年12月1日(金)~12月11日(月)
締切日必着

試験日 ・Ⅰ期:2023年10月7日(土)、10月8日(日)
→選択式

・Ⅱ期:2023年11月25日(土)、11月26日(日)
→選択式

・Ⅲ期:2023年12月16日(土)

合格発表日 ・Ⅰ期:2023年11月1日(水)

・Ⅱ期:2023年12月1日(金)

・Ⅲ期:2023年12月21日(木)

主な出願時提出書類
(一次選考)
1.調査書
2.志望理由書
3.英語外部試験の利用証明書の写し
→英語外部試験利用制度の利用者のみ

4.優遇資格の資格取得証明書の写し
→優遇資格の申請者のみ

二次選考 ・面接
・基礎能力適性検査
→小論文方式、1科目方式、2科目方式から選択
募集人数 Ⅰ期
・日本文化学科:30名
・史学科:53名
・社会学科:52名
・心理学科:50名

Ⅱ期
・日本文化学科:10名
・史学科:17名
・社会学科:17名
・心理学科:16名

Ⅲ期
・日本文化学科:6名
・史学科:11名
・社会学科:10名
・心理学科:10名

出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2023年度)
・日本文化学科:2.5倍
・史学科:2.8倍
・社会学科:2.0倍
・心理学科:3.0倍
特筆すべき出願内容 特になし

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

対策のポイント

帝京大学の文学部のの総合型選抜の対策のポイント
次に、帝京大学の文学部を総合型選抜で合格するためには特に欠かせない対策項目をご紹介します。

文学部の総合型選抜で重要な4つの対策項目

帝京大学文学部の総合型選抜を突破するためには、次の4つの対策が欠かせません。

  1. 基礎能力適性検査を対策する
  2. 面接の練習をしておく
  3. 志望理由書の作成に力を入れる
  4. 2級以上の英検を取得する

2〜4の内容については、基本的には全学部・全学科でご紹介した内容がそのまま使えます。そのため、以下をそれぞれご紹介下さい。

一方で1の「基礎能力適性検査を対策する」については文学部を受ける人向けに少しだけ、補足します。

基礎能力適性検査を対策する

帝京大学の総合型選抜を受験する学生は、基礎能力適性検査の対策をしておきましょう。

総合型選抜の二次選考では、受験生の学力を見るために基礎能力適性検査が課されます。

文学部の場合、小論文方式、1科目方式、2科目方式の中から選択可能です。

8科目の中から好きな科目を選べるため、得意な科目が限られる人も自信を持って受験できます。

また、どの科目を選べばいいのか迷う人は、公式サイトからダウンロードできる過去問を解いて、問題の傾向を把握したうえで科目を選ぶのがおすすめです。

帝京大学 過去問題

外国語学部の出願条件と募集要項のポイント

外国語学部の募集要項の概要と出願条件
次に、帝京大学外国語学部の総合型選抜の出願条件について解説します。合格を目指す際のポイントも解説しているので合わせてご覧ください。

募集要項の概要と出願条件

2024年度の帝京大学外国語学部の総合型選抜に出願する際の出願期間や出願書類をまとめました。

出願期間 ・Ⅰ期:2023年9月14日(木)~9月29日(金)

・Ⅱ期:2023年11月6日(月)~11月17日(金)

・Ⅲ期:2023年12月1日(金)~12月11日(月)
締切日必着

試験日 ・Ⅰ期:2023年10月7日(土)、10月8日(日)
→選択式

・Ⅱ期:2023年11月25日(土)、11月26日(日)
→選択式

・Ⅲ期:2023年12月16日(土)

合格発表日 ・Ⅰ期:2023年11月1日(水)

・Ⅱ期:2023年12月1日(金)

・Ⅲ期:2023年12月21日(木)

主な出願時提出書類
(一次選考)
1.調査書
2.志望理由書
3.英語外部試験の利用証明書の写し
→英語外部試験利用制度の利用者のみ

4.優遇資格の資格取得証明書の写し
→優遇資格の申請者のみ

二次選考 ・面接
・基礎能力適性検査
→1科目方式、2科目方式から選択
募集人数 Ⅰ期
・外国語学科:63名
・国際日本学科:25名

Ⅱ期
・外国語学科:20名
・国際日本学科:8名

Ⅲ期
・外国語学科:12名
・国際日本学科:5名

出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2023年度)
・外国語学科(英語コース):1.7倍
・外国語学科(ドイツ語コース):1.6倍
・外国語学科(フランス語コース):1.6倍
・外国語学科(スペイン語コース):1.6倍
・外国語学科(中国語コース):2.8倍
・外国語学科(コリア語コース):2.6倍
・国際日本学科:1.7倍
特筆すべき出願内容 特になし

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

対策のポイント

帝京大学の総合型選抜での外国語学部の対策のポイント
募集要項についてご紹介しましたので、次は、帝京大学の外国語学部の総合型選抜を突破するために特に重要になる対策項目をご紹介します。

外国語学部の合格に欠かせない5つの対策項目

外国語学部の総合型選抜の突破をするために欠かせないのが、以下の5つの対策です。

  1. 英語の対策をする
  2. 英語外部試験で高スコアを取っておく
  3. 面接の練習をして当日スラスラ話せるようにする
  4. 志望理由書の作成に力を入れる
  5. 受験する基礎能力適性検査の科目を決め、対策をする

3〜5の内容は、全学部・全学科の対策項目部位で取り上げた内容が参考になりますので、ご参照ください。

一方で1の「英語の対策をする」と2の「英語外部試験で高スコアを取っておく」についてはそれぞれ、補足します。

英語の対策をする

帝京大学外国語学部の総合型選抜に合格するためには、英語の対策が必須です。

これは、二次選考で課される基礎能力適性検査に英語が必須なためです。

1科目方式なら英語、2科目方式なら英語と他に1科目を選択することになります。

そのため、英語が苦手な人には合格のハードルが高い学部です。一方で、英語が得意な人は、受験が有利に進められるため、ぜひ出願することをおすすめします。

基礎能力適性検査の対策方法として、おすすめなのが過去問を解くことです。

過去問を解くことで自分のレベルが分かりますし、問題の傾向も掴めます。帝京大学の公式サイトからダウンロードできるので、忘れず解いておいてください。

帝京大学 過去問題

英語外部試験で高スコアを取っておく

帝京大学外国語学部の総合型選抜は、英語外部試験で高スコアを取っていれば有利になります。

これは、英語外部試験のスコアに応じて、基礎能力適性検査の英語科目の得点として換算してもらえるためです。

準2級以上相当であれば70点、準1級以上であれば100点換算してもらえるので、合格の確率が非常に高まります。

本番でミスした場合の保険にもなるので、可能なら忘れず英語外部試験のスコアを証明する書類を提出しておいてください。

なお、基礎能力適性検査で実際に受けた点数が換算した得点より高い場合はそちらを優先してもらえるので、そこまで英語外部試験のスコアが高くない人も安心です。

教育学部の出願条件と募集要項のポイント

教育学部の募集要項の概要と出願条件
次に、帝京大学教育学部の総合型選抜について、出願条件をくわしく解説します。

募集要項の概要と出願条件

2024年度の帝京大学教育学部の総合型選抜の出願情報について、入学試験要項をもとにまとめました。

出願期間 ・Ⅰ期:2023年9月14日(木)~9月29日(金)

・Ⅱ期:2023年11月6日(月)~11月17日(金)

・Ⅲ期:2023年12月1日(金)~12月11日(月)
締切日必着

試験日 ・Ⅰ期:2023年10月7日(土)、10月8日(日)
→選択式

・Ⅱ期:2023年11月25日(土)、11月26日(日)
→選択式

・Ⅲ期:2023年12月16日(土)

合格発表日 ・Ⅰ期:2023年11月1日(水)

・Ⅱ期:2023年12月1日(金)

・Ⅲ期:2023年12月21日(木)

主な出願時提出書類
(一次選考)
1.調査書
2.志望理由書
3.英語外部試験の利用証明書の写し
→英語外部試験利用制度の利用者のみ

4.優遇資格の資格取得証明書の写し
→優遇資格の申請者のみ

二次選考 ・面接

・基礎能力適性検査
→小論文方式、1科目方式、2科目方式から選択

募集人数 Ⅰ期
・教育文化学科:25名
・初等教育学科(初等教育コース):40名
・初等教育学科(こども教育コース):17名

Ⅱ期
・教育文化学科:8名
・初等教育学科(初等教育コース):13名
・初等教育学科(こども教育コース):5名

Ⅲ期
・教育文化学科:5名
・初等教育学科(初等教育コース):8名
・初等教育学科(こども教育コース):4名

出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2023年度)
・教育文化学科:2.4倍
・初等教育学科(初等教育コース):1.7倍
・初等教育学科(こども教育コース):1.9倍
特筆すべき出願内容 特になし

a参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

対策のポイント

帝京大学の総合型選抜での教育学部の対策のポイント
次に、帝京大学の教育学部の総合型選抜を突破するために欠かせない対策項目についてご紹介します。

教育学部に合格するために必須の4つの対策

帝京大学教育学部の総合型選抜を受験するのでしたら絶対に重要になる対策のポイントは以下の4点です。

  • 自分に合った受験方式を選ぶ
  • 面接に備える
  • 志望理由書の作成に力を入れる
  • 2級以上の英検を取得して+10点を獲得する

2〜4の内容は、全学部・全学科の内容がそのままいかせます。ぜひ以下をご参照ください。

一方で、1の「自分に合った受験方式を選ぶ」という点については、これから解説します。

自分に合った受験方式を選ぶ

帝京大学教育学部の総合型選抜に出願するときは、自分に合った受験方式を選ぶのが大切です。

教育学部は次の3つの方式から選べます。

  • 小論文方式
  • 1科目方式
  • 2科目方式

1科目方式、2科目方式では、8科目の中から1科目ないし2科目を選べます。自分が得意な科目のみ受験できるため、対策の負担が大きくないのは嬉しい点です。

また、小論文の内容は次のようになっています。

1400字~1800字程度の文章を読み、要旨を100字以内、意見を400字以内で書く

a参照元:帝京大学 入学試験要項 2024
上記の内容は、総合型選抜に備え小論文の対策をしている人にはそこまで難しくありません。

他に小論文を課される大学と併願して受験する場合には、こちらの方式を選ぶのがおすすめです。

理工学部の出願条件と募集要項のポイント

理工学部の募集要項の概要と出願条件

次に、帝京大学理工学部の総合型選抜の募集要項について詳しく解説します。

募集要項の概要と出願条件

2024年度の帝京大学理工学部の総合型選抜の募集要項を表にしてご紹介します。

航空宇宙工学科ヘリパイロットコースとその他の学科で出願条件が異なるので、それぞれチェックしておいてください。

航空宇宙工学科ヘリパイロットコース以外の学科・コース

出願期間 ・Ⅰ期:2023年9月14日(木)~9月29日(金)

・Ⅱ期:2023年11月6日(月)~11月17日(金)

・Ⅲ期:2023年12月1日(金)~12月11日(月)
締切日必着

試験日 ・Ⅰ期:2023年10月7日(土)、10月8日(日)
→選択式

・Ⅱ期:2023年11月25日(土)、11月26日(日)
→選択式

・Ⅲ期:2023年12月16日(土)

合格発表日 ・Ⅰ期:2023年11月1日(水)

・Ⅱ期:2023年12月1日(金)

・Ⅲ期:2023年12月21日(木)

主な出願時提出書類
(一次選考)
1.調査書
2.志望理由書
3.英語外部試験の利用証明書の写し
→英語外部試験利用制度の利用者のみ

4.優遇資格の資格取得証明書の写し
→優遇資格の申請者のみ

二次選考 ・面接
・基礎能力適性検査(2科目方式)
募集人数 Ⅰ期
・機械・精密システム工学科:10名
・航空宇宙工学科(航空宇宙工学コース):ヘリパイロットコースと合わせて9名
・情報電子工学科:17名
・バイオサイエンス学科:17名

Ⅱ期
・機械・精密システム工学科:3名
・航空宇宙工学科(航空宇宙工学コース):ヘリパイロットコースと合わせて2名
・情報電子工学科:4名
・バイオサイエンス学科:4名

Ⅲ期
・機械・精密システム工学科:2名
・航空宇宙工学科(航空宇宙工学コース):ヘリパイロットコースと合わせて2名
・情報電子工学科:4名
・バイオサイエンス学科:4名

出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2023年度)
・機械・精密システム工学科:2.2倍
・航空宇宙工学科(航空宇宙工学コース):1.7倍
・情報電子工学科:2.6倍
・バイオサイエンス学科:1.5倍
特筆すべき出願内容 特になし

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

航空宇宙工学科ヘリパイロットコース

一次選考出願期間 ・Ⅰ期:2023年9月14日(木)~9月29日(金)

・Ⅱ期:2023年11月6日(月)~11月17日(金)

・Ⅲ期:2023年12月1日(金)~12月11日(月)
締切日必着

一次選考試験日 ・Ⅰ期:2023年10月7日(土)、10月8日(日)
→選択式
・Ⅱ期:2023年11月25日(土)、11月26日(日)
→選択式

・Ⅲ期:2023年12月16日(土)

一次選考合格発表日 ・Ⅰ期:2023年11月 1日(水)

・Ⅱ期:2023年12月15日(木)

・Ⅲ期:2023年12月21日(木)

二次選考出願期間 ・Ⅰ期:2023年12月11日(月)、2024年1月24日(水)
→選択式

・Ⅱ期:2023年12月11日(月)、2024年1月24日(水)
→選択式

・Ⅲ期:2024年1月24日(水)、2024年2月16日(水)
→選択式
締切日必着

二次選考試験日 ・Ⅰ期:2023年12月16日(土)、2024年2月1日(木)
→どちらか1日のみ

・Ⅱ期:2023年12月16日(土)、2024年2月1日(木)
→どちらか1日のみ

・Ⅲ期:2024年2月1日(木)、2024年2月23日(金)
→どちらか1日のみ

二次選考合格発表日 ・Ⅰ期:2023年12月21日(木)、2024年2月10日(木)

・Ⅱ期:2023年12月21日(木)、2024年2月10日(木)

・Ⅲ期:2024年2月10日(土)、2024年2月29日(木)

主な出願時提出書類
(一次選考)
1.調査書
2.志望理由書
3.英語外部試験の利用証明書の写し
→英語外部試験利用制度の利用者のみ

4.優遇資格の資格取得証明書の写し
→優遇資格の申請者のみ

主な出願時提出書類
(二次選考)
1.英語の資格証明書
2.航空身体検査第二種『適合』を証明する書類
3.二次選考事前提出書類申請書
一次選考 ・面接
・基礎能力適性検査(2科目方式)
二次選考 ・面接
・適性検査
募集人数 Ⅰ期
・航空宇宙工学科(ヘリパイロットコース):航空宇宙工学コースと合わせて9名

Ⅱ期
・航空宇宙工学科(ヘリパイロットコース):航空宇宙工学コースと合わせて2名

Ⅲ期
・航空宇宙工学科(ヘリパイロットコース):航空宇宙工学コースと合わせて2名

出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2023年度)
合格者なし
特筆すべき出願内容

帝京大学理工学部航空宇宙工学科ヘリパイロットコース各入試の一次選考を合格し、イとロの条件を満たす者。
イ 航空身体検査第二種適合相当の者。
ロ 実用英語技能検定(英検)1728以上(準 2 級以上の受験者)※1、GTEC(Advanced・CBT)680以上※1、IELTSTM(アカデミック・モジュール)4.0以上※2、TEAP( 4 技能)135以上※2、TOEFL iBT®42以上※2のいずれかの資格を有する者。
  ※1 2021年 4 月 1 日以降に受験した試験の成績を有効とする。
  ※2 2022年 4 月 1 日以降に受験した試験の成績を有効とする。

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

対策のポイント
(航空宇宙工学科ヘリパイロットコース以外の学科・コース)

理工学部の対策のポイント 航空宇宙工学科ヘリパイロットコース以外の学科・コース
次に、帝京大学理工学部(航空宇宙工学科ヘリパイロットコース以外の学科・コース)の総合型選抜の受験をするのでしたら真っ先に取り組みたい対策内容をご紹介します。

次に帝京大学理工学部の総合型選抜を受験する際のポイントを解説します。

合格に欠かせない4つの対策項目

航空宇宙工学科ヘリパイロットコース以外の帝京大学の理工学部の総合型選抜に合格するために欠かせない対策項目は、以下の4つです。

  • 受験予定の学科の受験科目を把握した上で対策する
  • 個別面接に備える
  • +10点の加点を勝ち取るために英検2級を獲得する
  • 作成した志望理由書の添削を大人に依頼する

2~4の内容は、全学部・学科共通の対策項目の内容がそのまま役に立ちます。そのため、ここでは1の「受験予定の学科の受験科目を把握した上で対策する」に絞って解説します。

受験予定の学科の受験科目を把握した上で対策する

帝京大学理工学部の総合型選抜に出願する人は、受験する学科の科目を把握しておきましょう。

理工学部では、2科目方式の基礎能力適性検査を実施しています。当然対策が必要なのですが、バイオサイエンス学科のみ受験科目が異なります。

表にしてまとめましたのでご確認ください。

学科 科目
1.機械・精密システム工学科
2.航空宇宙工学科航空宇宙工学コース
3.情報電子工学科
・英語、数学、物理、化学から2科目
※物理と化学の組み合わせは不可
バイオサイエンス学科 ・英語、数学、化学、生物から2科目
※化学と生物の組み合わせは不可

どちらも選択できない組み合わせがあることに注意してください。

公式サイトで過去問も配布しているので、問題の傾向などを知った上で、受験する科目を選びましょう。

帝京大学 過去問題

対策のポイント
(航空宇宙工学科ヘリパイロットコース)

理工学部の対策のポイント 航空宇宙工学科ヘリパイロットコース
次に、総合型選抜で航空宇宙工学科ヘリパイロットコースの合格を目指すのでしたら絶対に念頭に置くべき対策項目について解説します。

航空宇宙工学科ヘリパイロットコースの対策の項目

  • 面接の対策を行う
  • 英語力の向上が必須になるので英語の勉強に取り組む
  • 英語以外で選択予定の基礎能力適性検査の対策をする
  • 一次選考と二次選考のそれぞれで提出が必要な書類を準備する

1の面接の対策は、全学部・全学科の内容がそのまま参考になりますので、ご参照ください。

一方で1〜3の内容については、それぞれ補足します。

英語力の向上が必須になるので英語の勉強に取り組む

航空宇宙工学科ヘリパイロットコースの総合型選抜を受験する場合、英語力の向上が必須になります。

これは、一次選考の2科目方式の基礎能力適性検査では英語を選ぶ必要がある事に加え、二次選考の提出書類に英語外部試験の証明書が必要になるためです。

準2級以上のスコアが必要になるため、一定以上の英語力が求められます。そのため、英語に自信がない人にはおすすめできないコースです。

一方で、英語に自信がある人は試験を非常に有利に進められます。

そのため、英語力を上げる事が、航空宇宙工学科ヘリパイロットコースの合格率を高める事に繋がる事は押さえておきましょう。

英語以外で選択予定の基礎能力適性検査の対策をする

理工学部(航空宇宙工学科ヘリパイロットコース)の総合型選抜の二次選考で行われる、基礎能力適性検査は、2科目方式です。

そして、2科目の対象になるのは、英語に加えて、数学または物理です。

そのため、数学と物理のどちらを受けるかを決めたうえで対策が必要になります。

受ける科目の面でも対策方法に関しても過去問を確認する事は欠かせません。

そのため、以下から過去問を確認した上で、選択する科目を決めて、本番日に合格点を取るための対策を始めましょう。

帝京大学 入試情報 過去問

一次選考と二次選考のそれぞれで提出が必要な書類を準備する

航空宇宙工学科ヘリパイロットコースの総合型選抜を受験する際の注意点として、二度書類を提出する必要がある点が挙げられます。

一次選考の書類は他の学科と変わりませんが、二次選考では次の書類の提出が必要です。

  • 英語の資格証明書
  • 航空機操縦練習許可書の写し
  • 二次選考事前提出書類申請書

ここで問題となるのは、書類を一次選考合格発表後から二次選考書類提出締切日までに提出しなければならないことです。

期間が短いため、一次選考合格発表前から英語の資格証明書や航空機操縦練習許可書の写しを用意しておく必要があります。

特に、航空機操縦練習許可書は航空身体検査の予約・受験といった手続きが必要なので、必ず事前に済ませておいてください。

医療技術学部の出願条件と募集要項のポイント

医療技術学部の募集要項の概要と出願条件
次に、帝京大学医療技術学部の総合型選抜の出願条件や募集要項について詳しく解説します。

募集要項の概要と出願条件

2024年度の帝京大学医療技術学部の募集人数や倍率を表にしてまとめました。

出願期間 ・Ⅰ期:2023年9月14日(木)~9月29日(金)

・Ⅱ期:2023年11月6日(月)~11月17日(金)

・Ⅲ期:2023年12月1日(金)~12月11日(月)
締切日必着

試験日 ・Ⅰ期:2023年10月7日(土)、10月8日(日)
→選択式

・Ⅱ期:2023年11月25日(土)、11月26日(日)
→選択式

・Ⅲ期:2023年12月16日(土)

合格発表日 ・Ⅰ期:2023年11月1日(水)

・Ⅱ期:2023年12月1日(金)

・Ⅲ期:2023年12月21日(木)

主な出願時提出書類
(一次選考)
1.調査書
2.志望理由書

・以下は、スポーツ医療学科健康スポーツコースのみ

3.英語外部試験の利用証明書の写し
→英語外部試験利用制度の利用者のみ

4.優遇資格の資格取得証明書の写し
→優遇資格の申請者のみ

二次選考 スポーツ医療学科(健康スポーツコース)以外
・面接
・基礎能力適性検査(2科目方式)

スポーツ医療学科(健康スポーツコース)
・面接
・基礎能力適性検査
→課題作文方式、1科目方式、2科目方式から選択

募集人数 Ⅰ期
・視能矯正学科:35名
・看護学科:33名
・診療放射線学科:25名
・臨床検査学科:25名
・スポーツ医療学科(健康スポーツコース):65名
・スポーツ医療学科(救急救命士コース):18名
・柔道整復学科:20名

Ⅱ期
・視能矯正学科:7名
・看護学科:6名
・診療放射線学科:5名
・臨床検査学科:5名
・スポーツ医療学科(健康スポーツコース):18名
・スポーツ医療学科(救急救命士コース):3名
・柔道整復学科:4名

Ⅲ期
・視能矯正学科:3名
・看護学科:3名
・診療放射線学科:3名
・臨床検査学科:3名
・スポーツ医療学科(健康スポーツコース):5名
・スポーツ医療学科(救急救命士コース):3名
・柔道整復学科:3名

出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2023年度)
・視能矯正学科:2.2倍
・看護学科:9.7倍
・診療放射線学科:8.9倍
・臨床検査学科:4.1倍
・スポーツ医療学科(健康スポーツコース):3.6倍
・スポーツ医療学科(救急救命士コース):8.5倍
・柔道整復学科:1.9倍
特筆すべき出願内容 特になし

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

対策のポイント

帝京大学の総合型選抜での医療技術学部の対策のポイント
次に、医療技術学部の総合型選抜を受けるのでしたら優先的に対策しておきたい対策項目について解説します。

医療技術学部の総合型選抜の必須の4大対策項目

帝京大学医療技術学部の総合型選抜を受験する際のポイントは次の4つです。

  1. 学科によって基礎能力適性検査の科目が異なるので受験科目の対策をする
  2. スポーツ医療学科健康スポーツコースを受けるのなら2級以上の英検獲得と資格取得は欠かせない
  3. 面接の対策が必要
  4. 志望理由書の作り込みに力を入れる

3と4は、全学部・学科の共通の対策項目部位でご紹介した内容がそのまま役に立ちます。

一方で1と2については、少し補足します。

学科によって基礎能力適性検査の科目が異なるので受験科目の対策をする

帝京大学医療技術学部の総合型選抜は、学科によって基礎能力適性検査の科目が異なります。

スポーツ医療学科健康スポーツコース以外は2科目方式で以下の6科目から2科目を選択できます。

選択対象になる6科目一覧

  • 英語
  • 国語
  • 数学
  • 物理
  • 化学
  • 生物

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

科目選択の際には、英語と国語の2科目は選択できないので注意してください。

一方で、スポーツ医療学科健康スポーツコースは、課題作文方式、1科目方式、2科目方式の中から選択できます。

課題作成分方式については、以下のような内容の小論文を書く事になります。

大学より出題された医療や健康に関する一般的なテーマについて、キーワードをもとに、自分自身の考えを600字以内で書く

引用元:帝京大学 入学試験要項 2024

また、1科目方式と2科目方式については、以下の11科目の中から選べ、英語と国語の2科目選択も可能です。

選択対象になる11科目一覧

  • 国語
  • 英語
  • 現代社会
  • 政治・経済
  • 日本史
  • 世界史
  • 地理
  • 数学
  • 物理
  • 化学
  • 生物

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

あなたの得意な科目に合わせて、受験学科を選択し、過去問を研究した上で対策に取り組みましょう。

スポーツ医療学科健康スポーツコースを受けるのなら2級以上の英検獲得と資格取得は欠かせない

帝京大学医療技術学部の総合型選抜では、スポーツ医療学科健康スポーツコースのみ英語外部試験で加点を受けられます。

出願時に英語外部試験のスコアを提出することで、10点の加点を受けることが可能です。

求められるスコアは英検2級以上相当なので、条件を満たしている方は、忘れずに書類を提出してください。

英検2級の話とはずれますが、スポーツ医療学科健康スポーツコースは優遇資格の書類提出にも対応しています。

対象の資格は漢検であり、漢検2級以上を取得すれば合否判定の際に考慮してもらえます。こちらも資格を取得していたら書類を提出しておきましょう。

福岡医療技術学部の出願条件と募集要項のポイント

福岡医療技術学部の募集要項の概要と出願条件
次に、帝京大学福岡医療技術学部の総合型選抜の募集要項について詳しく解説します。しっかりと目を通しておいてください。

募集要項の概要と出願条件

2024年度の帝京大学福岡医療技術学部の募集要項の概要を表にしてまとめました。

出願期間 ・Ⅰ期:2023年9月14日(木)~9月29日(金)

・Ⅱ期:2023年11月6日(月)~11月17日(金)

・Ⅲ期:2023年12月1日(金)~12月11日(月)
締切日必着

試験日 ・Ⅰ期:2023年10月7日(土)、10月8日(日)
→選択式

・Ⅱ期:2023年11月25日(土)、11月26日(日)
→選択式

・Ⅲ期:2023年12月16日(土)

合格発表日 ・Ⅰ期:2023年11月1日(水)

・Ⅱ期:2023年12月1日(金)

・Ⅲ期:2023年12月21日(木)

主な出願時提出書類
(一次選考)
1.調査書
2.志望理由書
二次選考 ・面接

・基礎能力適性検査
→1科目方式、2科目方式から選択

募集人数 Ⅰ期
・理学療法学科:15名
・作業療法学科:8名
・看護学科:15名
・診療放射線学科:11名
・医療技術学科:救急救命士コース・臨床工学コース合わせて15名

Ⅱ期
・理学療法学科:4名
・作業療法学科:2名
・看護学科:4名
・診療放射線学科:3名
・医療技術学科:救急救命士コース・臨床工学コース合わせて4名

Ⅲ期
・理学療法学科:3名
・作業療法学科:2名
・看護学科:3名
・診療放射線学科:2名
・医療技術学科:救急救命士コース・臨床工学コース合わせて3名

出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2023年度)
・理学療法学科:1.8倍
・作業療法学科:2.3倍
・看護学科:2.2倍
・診療放射線学科:6.9倍
・医療技術学科(救急救命士コース):3.2倍
・医療技術学科(臨床工学コース):2.6倍
特筆すべき出願内容 特になし

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

対策のポイント

福岡医療技術学部の対策のポイント
次に、総合型選抜で帝京大学の福岡医療技術学部に合格するために欠かせない対策内容について解説します。

福岡医療技術学部の合格に欠かせない3つの対策項目

帝京大学福岡医療技術学部の総合型選抜を受ける際に特に重要になる対策内容は次の3つです。

  1. 基礎能力適性検査で得意な科目を選択して対策をする
  2. 面接の対策に力を入れる
  3. 志望理由書を作り込む

2と3の内容は、全学部・全学科で取り上げた内容をご参照ください。一方で1の基礎能力適性検査については、少し補足します。

基礎能力適性検査は5科目(6科目)から1科目(2科目)選択する

帝京大学福岡医療技術学部の総合型選抜は、1科目方式か2科目方式から選択する必要があります。

選択した科目は二次選考日に受ける事になるので、高得点を取れるように対策する事が必要です。

二次選考の日に受ける事になる科目は1科目方式なら以下の5科目の中から1つ。2科目方式なら以下の6科目の中から2つ選ぶ事になります。

方式 科目
1科目方式 ・英語
・数学
・物理
・化学
・生物
2科目方式 ・英語
・国語
・数学
・物理
・化学
・生物

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024

選べる科目はほとんどが理系科目となっています。また、2科目方式の場合、英語と国語の組み合わせで受験することはできません。

そのため、理系科目が苦手な人にはハードルが高い受験方式となっています。

どの科目を選ぶのであれ、選択した科目は二次選考の日に受ける事になります。過去問を調べた上で対策しましょう。

帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)の受験者がよく抱く疑問

帝京大学の総合型選抜の受験者が良く抱く疑問
最後に、帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)に関する疑問について解説します。

受験者がよく抱く疑問に対しQ&A形式で回答しているので、しっかりとチェックしておきましょう。

他の学部や大学と併願できるの?

帝京大学の総合型選抜の併願受験に対するポリシー
帝京大学の総合型選抜は、他の学部や学科と併願できます。

帝京大学の総合型選抜は、Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期に分かれているため、Ⅰ期で受験した後に、Ⅱ期やⅢ期で同じ学部や他の学部を受験できます。

また、総合型選抜で受験した後、学校推薦型選抜や一般選抜で受験可能です。

その他、他大学との併願もできるため、帝京大学の総合型選抜を受験した後、他の大学の総合型選抜を滑り止めとして受験することも可能です。

おすすめの併願受験大学はどこ?

併願受験先としておすすめの大学名
帝京大学の総合型選抜を受験する予定の人におすすめの併願受験大学を3つご紹介します。

どの大学の総合型選抜も併願受験が可能な上、大学のメインのキャンパスが東京都内にあるので、併願にはうってつけです。

  • 帝京平成大学
  • 大東文化大学
  • 国士館

上記の3つの大学の中でも最後の国士舘大学は倍率が1倍台の学部が多いので注目に値します。国士舘大学の総合型選抜の特徴については以下のページでまとめているので是非ご覧ください。

国士館大学の総合型選抜の特集ページ

帝京大学に公募推薦はないの?

帝京大学の公募推薦
帝京大学では公募制の学校型選抜を実施しています。

学校型選抜では、総合型選抜で受験可能な学部に加え、医学部も受験の対象になっているのが特徴です。

学校型選抜は総合型選抜との併願も可能なので、どうしても帝京大学に進学したい人は併願受験も検討してください。

ただし、総合型選抜と異なり、理工学部の出願条件として次のような条件が定められているので注意してください。

・機械・精密システム工学科
・航空宇宙工学科(航空宇宙工学コース)
・情報電子工学科
数学・理科の評定平均3.5以上
・バイオサイエンス学科 理科の評定平均3.5以上

その他、医学部に出願するには評定平均が4.0以上必要になります。

帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)はどんな人におすすめなの?

帝京大学の総合型選抜がおすすめの人
帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)がおすすめなのは次のような人です。

帝京大学の総合型選抜がおすすめな人

  • 評定平均に自信がない人
  • 志望学部に受験するチャンスが複数欲しい人
  • 一般選抜と並行して総合型選抜に挑戦したい理系の受験生

出願時に評定平均が求められない

まず、評定平均に自信がない人に帝京大学の総合型選抜はおすすめです。

帝京大学の総合型選抜は出願条件として最低評定平均が設けられていません。そのため、他の大学では出願条件を満たせていない方でも出願できるメリットがあります。

受けられる回数が多い

志望学部に複数回受験したい方にも、帝京大学の総合型選抜はおすすめです。

帝京大学の総合型選抜では試験日が自由選択制となっており、2日連続の受験も可能です。

また、帝京大学は総合型選抜がⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期で分かれているため、Ⅰ期で落ちたとしてもⅡ期、Ⅲ期で同じ学部を受験できます。

一般選抜と並行して対策がしやすい

一般選抜と並行して総合型選抜に挑戦したい理系の受験生にとって帝京大学の総合型選抜はぴったりです。

なぜなら、以下の3つの理由があるためです。

  1. 専願ではないので他大に合格をした際に辞退が可能
  2. 本格的に準備が必要な出願書類は、志望理由書くらいしかない
  3. 二次選考の基礎能力適性検査では一般選抜の対策をいかせる

特に出願書類の準備にかかる時間を最小限に抑えられる点は注目に値します。

一般選抜で志望大学の合格を目指しつつも、総合型選抜でどこかの大学の合格を早めに確保しておきたい、という理系の人はぜひ挑戦しましょう。

配点や合格最低点はどれくらいなの?

配点や合格最低点
帝京大学の総合型選抜の配点や合格最低点を学部ごとにまとめた表が次の通りです。

学部 学科・コース 配点 合格者最低点
薬学部 薬学科 300 162
経済学部 経済学科 200 100
国際経済学科 200 84
地域経済学科 200 83
経営学科 200 120
観光経営学科 200 102
法学部 法律学科 200 103
政治学科 200 100
文学部 日本文化学科 200 129
史学科 200 107
社会学科 200 95
心理学科 200 110
外国語学部 外国語学科
(英語コース)
200 101
外国語学科
(ドイツ語コース)
200 108
外国語学科
(フランス語コース)
200 105
外国語学科
(スペイン語コース)
200 106
外国語学科
(中国語コース)
200 127
外国語学科
(コリア語コース)
200 107
国際日本学科 200 93
教育学部 教育文化学科 200 115
初等教育学科
(初等教育コース)
200 91
初等教育学科
(こども教育コース)
200 95
理工学部 機械・精密システム工学科 200 120
航空宇宙工学科
(航空宇宙工学コース)
200 86
航空宇宙工学科
(ヘリパイロットコース)
200
情報電子工学科 200 102
バイオサイエンス学科 200 105
医療技術学部 視能矯正学科 200 82
看護学科 200 150
診療放射線学科 200 142
臨床検査学科 200 123
スポーツ医療学科
(健康スポーツコース)
200 110
スポーツ医療学科
(救急救命士コース)
200 133
柔道整復学科 200 55
福岡医療技術学部 理学療法学科 200 72
作業療法学科 200 62
看護学科 200 79
診療放射線学科 200 136
医療技術学科
(救急救命士コース)
200 85
医療技術学科
(臨床工学コース)
200 96

参照元:帝京大学 2023年度入試結果

合格最低点を見ていくと5割~6割程度得点できれば合格できる学部・学科が多いことが分かります。一方で、福岡医療技術学部は全体的に合格最低点が低く4割程度の得点で合格できる反面、医療技術学部には合格点が7割を超える学科もあります。

そのため、狙う学部・学科によって合格最低点が大きく変わる事は押さえておきましょう。

受かりやすい学部や学科はあるの?

受かりやすい学部や学科はあるの?
帝京大学の総合型選抜について、倍率をもとに見ていくと、狙い目の学部・学科は次のようになります。

  • 経済学部国際経済学科(1.6倍)
  • 経済学部地域経済学科(1.7倍)
  • 理工学部バイオサイエンス学科(1.5倍)

上記の学部学科は2023年の倍率が2倍以下であり、出願条件も厳しくありません。

また、偏差値の観点で見ると、次の学部・学科が狙い目となります。

  • 医療技術学部視能矯正学科(35.0)
  • 医療技術学部スポーツ医療学科(健康スポーツコース)(35.0)

参照元:大学受験パスナビ 帝京大学 偏差値・共テ得点率

上記の2学科は、他の学部より偏差値が低めとなっています。

過去問はどこで入手できるの?

帝京大学の総合型選抜の過去問の入手方法
帝京大学総合型選抜の過去問は、帝京大学公式サイトの過去問題ページからダウンロードできます。

公式サイトでは、総合型選抜に加え、学校推薦型選抜や一般選抜の過去問を掲載しています。本番受験に臨む前に、過去問にしっかり目を通しておきましょう。

なお、問題に合わせて予備校教員による模範解答が掲載されています。

帝京大学 入試情報 過去問

浪人生でも受験できるの?

浪人生の出願に関して
帝京大学の総合型選抜は浪人生でも受験可能です。

帝京大学の総合型選抜の出願条件を見ていくと次のように記載しています。

1 .高等学校または中等教育学校を卒業した者および2024年 3 月卒業見込みの者。
2 .通常の課程による12年の学校教育を修了した者および2024年 3 月修了見込みの者。

引用元:帝京大学 入学試験要項 2024
上記の通り、卒業済みの人間も出願することが可能です。

ただし、理工学部航空宇宙工学科(ヘリパイロットコース)のみ次のような出願条件が定められています。

帝京大学理工学部航空宇宙工学科ヘリパイロットコース各入試の一次選考を合格し、イとロの条件を満たす者。
イ 航空身体検査第二種適合相当の者。
ロ 実用英語技能検定(英検)1728以上(準 2 級以上の受験者)※1
、GTEC(Advanced・CBT)680以上※1、IELTSTM(アカデミック・モジュール)4.0以上※2、TEAP( 4 技能)135以上※2、TOEFL iBT®42以上※2のいずれかの資格を有する者。
  ※1 2021年 4 月 1 日以降に受験した試験の成績を有効とする。
  ※2 2022年 4 月 1 日以降に受験した試験の成績を有効とする。

引用元:帝京大学 入学試験要項 2024
出願する前に、条件を満たせているのかしっかりと確認しておきましょう。

他にどのような受験方法があるの?

他にどのような受験方法があるの?
帝京大学の総合型選抜以外の受験形式を表にしてまとめました。

試験名 試験の特徴
学校推薦型選抜 総合型選抜を実施している学部に加え医学部で実施している公募推薦
一般選抜 当日の学科試験と面接で合否を判定する試験
大学入学共通テスト利用選抜 共通テストの結果と個別学力試験をもとに合否を判定する試験
海外帰国生入試 海外の高校に在籍していた日本人向けの試験

参照元:帝京大学 入学試験要項 2024
上記の他に、社会人入試を実施しています。様々な受験形式を実施しているため、総合型選抜に加え、他に合格を狙える試験があれば、そちらも併用して受験するのがおすすめです。

総合型選抜(旧AO入試)に落ちたらどうすればいいの?

総合型選抜(旧AO入試)に落ちたらどうすればいいの?
落ちた場合は、Ⅱ期やⅢ期の総合型選抜を受験し直すか一般選抜での合格を狙いましょう。

総合型選抜にはⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期がありますので、Ⅰ期に落ちたとしてもⅡ期やⅢ期で同じ学科に再チャレンジ可能です。

加えて、総合型選抜に落ちても一般選抜での受験は可能です。

そのため、1月末以降に行われる一般選抜の受験日までに対策をして、一般選抜で合格を目指すのも手です。

また、どうしても総合型選抜での合格にこだわるのでしたら、他の大学の総合型選抜に挑戦をする、という選択肢もあります。

帝京大学の総合型選抜(旧AO入試)に関する総括

帝京大学の総合型選抜に関する総括
最後に、今回ご紹介した帝京大学の総合型選抜のポイントをまとめました。

帝京大学の総合型選抜に関する要チェック項目

  • 帝京大学で総合型選抜を実施しているのは医学部を除く9学部
  • 学部ごとに二次選考の科目などが異なるので狙った学部に備えた準備が必要
  • 同じ学部学科でも複数の選考方式を採用しているので自分に合った方式を選ぶ
  • 総合型選抜はⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期に分かれており、3回チャンスがある
  • 帝京大学の総合型選抜は専願ではないので他の大学と併願可能
  • 倍率面では経済学部の国際経済学科と地域経済学科、理工学部のバイオサイエンス学科が合格しやすい
  • 過去問は帝京大学公式サイトからダウンロード可能

ぜひ、この記事を参考にして帝京大学の総合型選抜の合格を目指してください。

最後に、ここまで読んで帝京大学の総合型選抜の合格が難しそうだと感じた方は、ホワイトアカデミー高等部の無料相談会を一度ご利用下さい。

ホワイトアカデミー高等部の無料相談会では、帝京大学の総合型選抜の攻略方法に加えて現時点での合格見込みまで講師がお話しします。無料相談会は以下のページから申し込めますので是非ご利用下さい。

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*今回の記事を作成するために使用いたしました主な資料は次の通りです。ぜひ当ページの情報と併せてご確認ください。

帝京大学受験ガイド2024
帝京大学 入学試験要項 2024
帝京大学 2023年度入試結果

総合型選抜(旧AO入試)

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