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2025.01.15 総合型選抜(旧AO入試)

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜の特徴と対策方法

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜の特徴と対策方法

この記事では、国際色豊かな学習環境が魅力の立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)について解説します。

APUの総合型選抜(旧AO入試)は受験のチャンスが最大9回とかなり多く、さまざまな選考方法・学部を選んで挑戦できるのが特徴です。

この記事では主に以下の内容について詳しく解説しています。

  • 立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)の特徴
  • 2024年度(昨年度)の合格倍率
  • 立命館アジア太平洋大学(APU)の受験生が共通して対策すべき項目
  • 選考方法ごとの募集要項や出願条件
  • 選考方法ごとの対策方法
  • 立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜受験生がよく抱く疑問への回答

立命館アジア太平洋大学(APU)の合格を目指す方にぴったりの内容となっているので、何か一つでも気になる項目があればぜひご一読ください。

目次

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)とは?

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜とは
まずは、立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)の特徴や実施学部などについて解説していきます。

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)の特徴

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)では、3つの選考方法を実施しています。

選考方法 概要
総合評価方式・探究型~ロジカル・フラワー・チャート型~ 探究力のある学生を求める。自分なりの問いと答えを立てる独自の解答試験と書類審査、面接(口頭試問含む・オンライン)で合否判定。
総合評価方式・論述型 読解力と論理的思考力、文章構成力のある学生を求める。解答試験(小論文)と書類審査、面接(録画)で合否判定。
活動アピール方式 課外活動の実績や海外留学経験、語学力、探究力、各種資格などを持つ学生を求める。書類審査と面接(オンライン)で合否判定。

探究型は2回、論述型は3回、活動アピール方式は4回試験があり、異なる募集区分なら何回でも併願(最大9回)できるのが特徴です。他大学との併願もできます。

総合型選抜(旧AO入試)を実施している学部

立命館アジア太平洋大学(APU)では、設置する3学部すべてで総合型選抜(旧AO入試)を実施しています。

各選考の募集人数は以下の通りです。

学部 総合評価方式・探究型 / 論述型 活動アピール方式
アジア太平洋学部(APS) 27名 51名
国際経営学部(APM) 27名 48名
サステイナビリティ観光学部(ST) 27名 48名

参照元:立命館アジア太平洋大学 入学試験要項 2025年4月・9月入学 国内学生入学試験

各学部の2024年度の入試結果と合格倍率

立命館アジア太平洋大学(APU)の2023年度総合型選抜(旧AO入試)の入試結果をまとめました。
志願者数を合格者数で割り、小数点第2位を四捨五入しています。

【2024年4月入学 総合型選抜入試結果データ】

学部 入試方式 志望者数 合格者数 倍率
アジア太平洋学部 総合評価方式・探究型
〜ロジカル・フラワー・チャート型〜
22 11 2.0
総合評価方式・論述型 84 64 1.3
活動アピール方式 232 169 1.4
国際経営学部 総合評価方式・探究型
〜ロジカル・フラワー・チャート型〜
18 5 3.6
総合評価方式・論述型 60 39 1.5
活動アピール方式 186 106 1.8
サステイナビリティ観光学部 総合評価方式・探究型
〜ロジカル・フラワー・チャート型〜
19 8 2.4
総合評価方式・論述型 46 34 1.4
活動アピール方式 146 98 1.5

参照元:2024年4月入学 総合型選抜入試結果データ・2024年9月入学 秋期入試結果データ
※2025年度総合型選抜(旧AO入試)では、9月入学の「活動実績アピール入試」が「活動アピール方式」に名称変更しています。

倍率に関する解説

選考方法ごとに倍率に差がありますが、学部ごとの倍率差はあまりありません。

全体的に見ると、総合評価方式・探究型〜ロジカル・フラワー・チャート型〜の入試倍率が比較的高い傾向がみられます。

総合評価方式・論述型は3学部とも1.5倍程度のため、出願資格を満たしていれば狙い目です。

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)の入試日程・合格発表日

2024年度の入試スケジュール
2024年度の総合型選抜(旧AO入試)のスケジュールはこのようになっています。

入試方式 実施回 出願期間 試験日 合格発表日
総合評価方式
(探求型)
第1回 2024年9月2日(月)〜9月17日(火) 一次選考:9月28日(土)
二次選考:10月19日(土)
一次選考:10月11日(金)
二次選考:11月1日(金)
第2回 2024年11月21日(木)〜12月4日(水) 一次選考:12月14日(土)
二次選考:2025年1月25日(土)または1月26日(日)
一次選考:2025年1月17日(金)
二次選考:2025年2月6日(木)
総合評価方式
(論述型)
第1回 2024年9月2日(月)~9月17日(火) 一次(最終)選考:9月28日(土) 一次(最終)選考:11月1日(金)
第2回 2024年10月18日(金)~11月5日(火) 一次(最終)選考:11月16日(土) 一次(最終)選考:12月12日(木)
第3回 2024年11月21日(木)~12月4日(水) 2024年12月14日(土) 2025年1月30日(木)
活動アピール方式 第1回 2024年9月2日(月)~9月17日(火) 一次選考:書類選考
二次選考:10月12日(土)または10月13日(日)
一次選考:10月4日(金)
二次選考:11月1日(金)
第2回 2024年10月18日(金)~11月5日(火) 一次選考:書類選考
二次選考:11月30日(土)または12月1日(日)
一次選考:11月22日(金)
二次選考:12月12日(木)
第3回 2024年12月2日(月)~12月16日(月) 一次選考:書類選考
二次選考:2025年1月25日(土)または1月26日(日)
一次選考:2025年1月17日(金)
二次選考:2025年2月6日(木)
第4回 2025年3月7日(金)~3月21日(金) 一次選考:書類選考
二次選考:2025年4月26日(土)
一次選考:2025年4月18日(金)
二次選考:2025年5月8日(木)

参照元:立命館アジア太平洋大学 入学試験要項 2025年度4月・9月入学 国内学生入学試験(日本国籍保持者・永住者)

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜を受ける人に必須の対策項目

APUの総合型選抜で対策すべき項目
立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)は、選考方法ごとに試験内容が異なるため、それぞれに対応した試験対策が重要です。

そこでまずは、立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)を受験しようと思っている方に向けて、必ず対策しておくべきポイントをまとめました。

どの選考方法するかまだ迷っている方も、こちらで解説しているポイントを参考にして入試対策を始めてみてください。

評定平均を少しでも上げておく

1つ目は、評定平均を少しでも高くしておくことです。

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)では、出願条件として評定平均は定められていませんが、出願書類に調査書が含まれています。

どの選考方法でも一次選考で書類審査が行われるため、調査書の審査で必ず見られる評定平均は高ければ高いほど有利です。

最低でも2級、可能であれば準1級の英検の取得

.
最低でも英検2級以上を取得する
2つ目は、最低でも英検2級、可能なら準1級レベルの英語資格を取得することです。

立命館アジア太平洋大学(APU)は、キャンパスの公用語は日本語と英語で、生徒・教員の約半数が外国人参照元という国内屈指のグローバルな環境となっています。そのため、日常会話はもちろん、大学の講義も理解できるレベルの英語力が必要不可欠です。

例として、活動アピール方式で出願条件の一つとなっている英語資格のレベルを確認してみましょう。

TOEFL iBT® 42
IELTS 4.5
TOEIC®(L&R/S&W) 1150
実用英語技能検定 1980
TEAP 225
TEAP CBT 420
GTEC 960
ケンブリッジ英検 140
PTE Academic 42

参照元:立命館アジア太平洋大学 入学試験要項 2025年度4月・9月入学 国内学生入学試験(日本国籍保持者・永住者)

英検のスコア1980は2級の合格点である以上、英検2級が出願条件の最低ラインであることがわかります。

1980以上の英検スコアがあれば出願自体は出来るとはいえ、できる事ならば準1級レベルのスコアを持っておきたいところです。さらに言えば、1級レベルのスコアまで取得していれば合否判定において大きく有利になります。

総合評価方式では英語力に関する出願条件はありませんが、APUの特色を踏まえると英検2級は取得しておいた方がいいでしょう。

志望理由書を作り込む

3つ目は、出願書類である志望理由書を作り込むことです。

志望理由書は、総合型選抜(旧AO入試)のどの選考方法でも作成する必要があります。内容と字数は以下の通りです。

本学のアドミッション・ポリシーとAPU2030 ビジョン「APU で学んだ人たちが世界を変える」を読んだうえで、下記の事項を参考にしながら、できるだけ具体的に述べてください。(日本語基準:800字以上1,000字以内)
①本学、本学部を選んだ理由、学びたいこと
②大学卒業時にありたい自分の姿
③大学在学中に取り組んでみたい活動
引用元:書式A 志望理由書

文字数は800〜1,000字と多めで、志望理由だけではなく卒業時の自分の姿や、在学中に取り組んでみたい活動も含めて書かなければなりません。

1,000字という字数から考えても、文章の構成からしっかり練り上げる必要があるでしょう。

なお、志望理由書では以下の点が審査されます。

●志望学部への興味・関心
●入学後の学修等に対する意欲・熱意、記述の論理性や説得力
引用元:入学試験ガイド 2025年4月入学・9月入学 国内学生入学試験向け

これを踏まえて、論理的かつ志望学部への興味関心・意欲が伝わる文章を作成しましょう。

ちなみに、英語基準で出願する場合は、英語で400〜500wordsで作成します。

大学・学部に評価される活動実績を作る

大学・学部に評価される活動実績をつくる
4つ目は、大学・学部のアドミッション・ポリシーと関連する活動実績を作ることです。

総合型選抜(旧AO入試)は、大学や学部が求める学生像に合った受験生が合格します。

そのため、大学や学部が求める学生像が書かれたアドミッション・ポリシーを読み込み、自分がそれに合致する学生だと大学にアピールすることが合格のカギとなります。

例えば、大学のアドミッション・ポリシーには以下のようなことが書かれています。

3) 主体性・多様性・協働性
  ● 目標に向かう行動力、やり抜く力
  ● 他者との相互理解に基づき他者を巻き込みつつ、他者に貢献する態度
  ● 多文化教育環境を十分に活用し「多文化協働学修」に参画する意欲
引用元:入学試験ガイド 2025年4月入学・9月入学 国内学生入学試験向け

こうした力があることをアピールするには、「部活動で目標の県大会ベスト4を達成した」「ボランティア活動で様々な国籍の人々と交流した」「自分で企画したイベントを成功させた」など、大学が求める学生像に関連した具体的な活動実績を作ることが有効です。

特に活動アピール方式での出願を考えているなら、自分から積極的に活動実績を作ってアピール材料を増やしましょう。

面接の練習を徹底的に行う

5つ目は、二次選考の面接練習に力を入れることです。

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)では、全ての選考方法で個人面接があります。

各選考方法における面接の内容と評価のポイントは以下の通りです。

選考方法 面接内容 面接の評価ポイント
総合評価方式・探究型~ロジカル・フラワー・チャート型~
  • オンラインでの個人面接
  • 20〜30分
  • 口頭試問を含む

●出願書類と筆記試験の解答内容に基づく質疑応答
●APUの多文化教育・生活環境やリソースを積極的に活用し、学び成長することができるかや、探究的な物の見方や考え方 など

総合評価方式・論述型
  • 録画面接
  • 出願期間終了後、約10日以内に提出

●APUの多文化教育・生活環境やリソースを積極的に活用し、成長することができるか・論理的思考力 など

活動アピール方式
  • オンラインでの個人面接
  • 約20分
  • 英語基準で出願する場合、面接は英語

●APUの多文化教育・生活環境やリソースを積極的に活用し、学び成長することができるか など


参照・引用元:入学試験ガイド 2025年4月入学・9月入学 国内学生入学試験向け

これを見ると、総合型選抜(旧AO入試)の個人面接では、APUの教育環境の理解度や成長のための明確なビジョンが問われることがわかります。加えて面接の形式がオンライン面接である事も押さえておきましょう。

(2025年度は総合評価方式・論述型のみ録画面接です。)

面接の対策について

効果的な面接の対策方法としては、学校や塾の先生に模擬面接をしてもらう事があります。特に本番日がオンライン形式で行われる以上、オンライン形式での模擬面接を行ってもらう事が一番です。

オンライン面接の練習に取り組む事で以下を行えるようになれば合格が近づきます。

  • 活動実績をきちんと伝えられるようになる。
  • 出願書類に記載した内容と関連した質問に答えられるようになる。
  • オンライン面接の場で面接官と自然に目を合わせられるようになる。
  • オンライン面接の際に映る事になる背景を自然なものにしておく。

さらに余裕があれば、出願書類に基づいた主な質問と回答を事前に用意して覚えておくと合格により近づきます。

オープンキャンパスに行っておく

総合型選抜で立命館アジア太平洋大学の合格を勝ち取る際にオープンキャンパスに足を運んでおく事も重要です。

なぜなら、オープンキャンパスに参加をすると立命館アジア太平洋大学の雰囲気により詳しくなれるので、志望理由に厚みを持たせられるためです。

加えて面接の場で「オープンキャンパスに参加をしましたか?」という質問を投げかけられる可能性もある以上、できる事ならば足を運んでおきたいです。

キャンパスは大分である以上、オープンキャンパスに参加するのは大変かもしれませんが、足を運ぶ価値は十分にある事は知っておきましょう。

総合評価方式は筆記試験の対策が重要

総合評価方式は筆記試験の対策が重要
7つ目は、総合評価方式を受験するなら一次選考の筆記試験対策に力を入れることです。

総合評価方式の探究型と論述型は、それぞれ一次選考で筆記試験(オンライン解答試験)が課されます。

選考方法 筆記試験の内容 主な評価ポイント
総合評価方式・探究型

探究的な学びを深めるための独自の思考ツール(ロジカル・フラワー・チャート)を活用して構成された設問に解答

与えられた資料から、自分なりの「問い」を立て、自分なりの答え(仮説)を設定した上で、設問に解答(試験時間90分)

着眼点やデータ読解力、発想力、論理性などを踏まえた探究的な事象の見方や考え方の基本素養

総合評価方式・論述型

社会で生起するさまざまな問題(文化・社会、政治・経済、国際関係、環境、教育等の分野)に関する評論、記事、エッセイなどの課題文を読んで設問に解答します。

社会で生起する様々な問題に関する評論文・エッセイ等の課題文を読み、小論文を作成(試験時間90分、記述量1,200字)

課題文に対する読解力、論理的思考力、文章表現力など

引用元:立命館アジア太平洋大学 入学試験要項 2025年度4月・9月入学 国内学生入学試験(日本国籍保持者・永住者)
2025年度4月・9月入学/総合型選抜要項 総合評価方式・探求型~ロジカル・フラワー・チャート型〜
2025年度4月・9月入学/総合型選抜要項 総合評価方式・論述型

探究型はロジカル・フラワー・チャートを用いた独自の試験、論述型は課題文を読んで取り組む小論文試験です。

論述型の小論文は一般的な小論文試験と変わりませんが、探究型はAPU独自の試験のため、丁寧に対策する必要があります。

探究型を受験する場合は、大学が公開している解答のポイントや出題例をしっかり読み込んで対策しておきましょう。

▶︎【総合型選抜】総合評価方式・探究型~ロジカル・フラワー・チャート型~のポイント

総合評価方式の出願条件と募集要項のポイント

総合評価方式の概要
ここからは、APUの総合型選抜(旧AO入試)の選考方法ごとに出願条件や募集要項のポイントを解説していきます。

【探求型~ロジカル・フラワー・チャート型〜】募集要項の概要と出願条件

出願期間 第1回
2024年9月2日(月)〜9月17日(火)

第2回
2024年11月21日(木)〜12月4日(水)

試験日 第1回
一次選考 :9月28日(土)
二次選考 :10月19日(土)

第2回
一次選考 :12月14日(土)
二次選考 :2025年1月25日(土)または1月26日(日)

合格発表日 第1回
一次選考 :10月11日(金)
二次選考 :11月1日(金)

第2回
一次選考 :2025年1月17日(金)
二次選考 :2025年2月6日(木)

出願時の主な提出書類 (一次選考)
  1. 出願確認票
  2. 写真
  3. 志望理由書
  4. 調査書等
  5. 英語外部資格試験証明書(保持している場合)
選考内容 一次選考

  • 書類審査
  • 解答試験/オンライン

    与えられた資料から、自分なりの「問い」を立て、自分なりの答え(仮説)を設定した上で、設問に解答(試験時間90分)

二次選考
個人面接/オンライン(20~30分、口頭試問を含む)

募集人数
(4月・9月入学合算)
各学部27名(探究型・論述型合わせて)
出願時必要最低評定平均 なし
倍率(2024年度) アジア太平洋学部: 2.0倍
国際経営学部: 3.6倍
サステイナビリティ観光学部: 2.4倍
特筆すべき出願内容 (一部抜粋)

次の(1)~(3)のすべてに該当する者。
※出願資格を満たす他の入試方式と併願できます(同日実施の方式を含む)。
(1)出願学部に対する関心と学修意欲を十分に備えた者
(2)以下のいずれかに該当する者
卒業・修了・合格・取得の「見込み」で出願し、入学試験に合格した者が、4月入学[2025年3月31日]、9月入学[2025年9月20日]までに卒業・修了・合格・取得しなかった場合は入学を許可しません。
①高等学校(中等教育学校を含む。以下同じ。)を卒業した者、または卒業見込みの者
②特別支援学校の高等部、および高等専門学校の3年次を修了した者、または修了見込みの者
③外国の大学入学資格である国際バカロレア、アビトゥア、バカロレア、GCEA レベルを保有する者、または取得見込みの者
④国際的な評価団体(WASC、CIS、ACSI、NEASC、Cognia、NCA CASI、NWAC、SACS CASI)の認定を受けた教育施設の12年の課程を修了した者、または修了見込みの者
⑤上記のほか、学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、またはこれに該当する見込みの者
(3)オンライン解答試験を日本国内で受験できる者

参照元:立命館アジア太平洋大学 入学試験要項 2025年度4月・9月入学 国内学生入学試験(日本国籍保持者・永住者)2025年度4月・9月入学/総合型選抜要項 総合評価方式・探求型~ロジカル・フラワー・チャート型〜

【論述型】募集要項の概要と出願条件

出願期間 第1回
2024年9月2日(月)~9月17日(火)

第2回
2024年10月18日(金)~11月5日(火)

第3回
2024年11月21日(木)~12月4日(水)

試験日 第1回
一次(最終)選考 :9月28日(土)

第2回
一次(最終)選考:11月16日(土)

第3回
一次(最終)選考:12月14日(土)

合格発表日 第1回
一次(最終)選考 :11月1日(金)

第2回
一次(最終)選考 :12月12日(木)

第3回
一次(最終)選考:2025年1月30日(木)

出願時の主な提出書類 (一次選考)
  1. 出願確認票
  2. 写真
  3. 志望理由書
  4. 調査書等
  5. 英語外部資格試験証明書(保持している場合)
選考内容 出願期間内に提出

  • 書類審査
  • ・志望理由書
    ・その他提出書類

出願期間終了後、大学が指定する期間内に提出(提出期間約10日間)

  • 録画面接
  • デジタル面接システムを用いた面接

一次(最終)選考

  • 解答試験/オンライン

    社会で生起する様々な問題に関する評論文・エッセイ等の課題文を読み、小論文を作成(試験時間90分、記述量1,200字)

募集人数
(4月・9月入学合算)
各学部27名(探究型・論述型合わせて)
出願時必要最低評定平均 なし
倍率(2024年度) アジア太平洋学部: 1.3倍
国際経営学部: 1.5倍
サステイナビリティ観光学部: 1.4倍
特筆すべき出願内容 (一部抜粋)

次の(1)~(3)のすべてに該当する者。
※出願資格を満たす他の入試方式と併願できます(同日実施の方式を含む)。
(1)出願学部に対する関心と学修意欲を十分に備えた者
(2)以下のいずれかに該当する者
卒業・修了・合格・取得の「見込み」で出願し、入学試験に合格した者が、[4月入学]2025年3月31日、[9月入学]2025年9月20日までに卒業・修了・合格・取得しなかった場合は入学を許可しません。
①高等学校(中等教育学校を含む。以下同じ。)を卒業した者、または卒業見込みの者
②特別支援学校の高等部、および高等専門学校の3年次を修了した者、または修了見込みの者
③外国の大学入学資格である国際バカロレア、アビトゥア、バカロレア、GCEA レベルを保有する者、または取得見込みの者
④国際的な評価団体(WASC、CIS、ACSI、NEASC、Cognia、NCA CASI、NWAC、SACS CASI)の認定を受けた教育施設の12年の課程を修了した者、または修了見込みの者
⑤上記のほか、学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、またはこれに該当する見込みの者
(3)オンライン解答試験を日本国内で受験できる者

参照元:立命館アジア太平洋大学 入学試験要項 2025年度4月・9月入学 国内学生入学試験(日本国籍保持者・永住者)2025年度4月・9月入学/総合型選抜要項 総合評価方式・論述型

総合評価方式(探究型・論述型)の対策のポイント

総合評価方式の対策ポイント
総合評価方式・探求型~ロジカル・フラワー・チャート型〜と論述型で、特に対策すべきポイントはこの3つです。

  • 志望理由書を作り込む
  • 面接練習に力を入れる
  • 一次選考の筆記試験対策を万全にする

それぞれの詳しい対策内容は、こちらを参考にしてください。

対策項目 対策の記載項目
志望理由書を作り込む 対策内容はこちら
面接練習に力を入れる 対策内容はこちら
一次選考の筆記試験対策を万全にする 対策内容はこちら

活動アピール方式の出願条件と募集要項のポイント

活動アピール方式の概要
次に、活動アピール方式の募集要項の概要や対策すべきポイントについて解説します。

【活動アピール方式】募集要項の概要と出願条件

出願期間 第1回
2024年9月2日(月)~9月17日(火)

第2回
2024年10月18日(金)~11月5日(火)

第3回
2024年12月2日(月)~12月16日(月)

第4回
2025年3月7日(金)~3月21日(金)

試験日 第1回
一次選考:書類選考
二次選考:10月12日(土)または 10月13日(日)

第2回
一次選考:書類選考
二次選考:11月30日(土)または 12月1日(日)

第3回
一次選考:書類選考
二次選考:2025年1月25日(土)または 1月26日(日)

第3回
一次選考:書類選考
二次選考:2025年4月26日(土)

合格発表日 第1回
一次選考:10月4日(金)
二次選考:11月1日(金)

第2回
一次選考:11月22日(金)
二次選考:12月12日(木)

第3回
一次選考:2025年1月17日(金)
二次選考:2025年2月6日(木)

第4回
一次選考:2025年4月18日(金)
二次選考:2025年5月8日(木)

出願時の主な提出書類 (一次選考)
  1. 出願確認票
  2. 写真
  3. 志望理由書
  4. 調査書等
  5. 英語外部資格試験証明書(保持している場合)
  6. 活動報告書と活動(証明書)等
  7. エッセイシート
  8. 在学期間証明書等(該当者のみ)
  9. 英語能力認定書(該当者のみ)
二次選考 個人面接/オンライン(約20分)
※英語基準で出願する場合は英語で実施
募集人数
(4月・9月入学合算)
アジア太平洋学部:51名
国際経営学部:48名
サステイナビリティ観光学部:48名
出願時必要最低評定平均 なし
倍率(2024年度) アジア太平洋学部: 1.4倍
国際経営学部: 1.8倍
サステイナビリティ観光学部: 1.5倍
特筆すべき出願内容 (一部抜粋)

次の(1)~(3)のすべてに該当する者。また、英語基準出願者は、(4)も満たすこと。
※出願資格を満たす他の入試方式と併願できます(同日実施の方式を含む)。
(1)出願学部に対する関心と学修意欲を十分に備えた者
(2)以下のいずれかに該当する者
卒業・修了・合格・取得の「見込み」で出願し、入学試験に合格した者が、[4月入学]2025年3月31日、[9月入学]2025年9月20日までに卒業・修了・合格・取得しなかった場合は入学を許可しません。
①高等学校(中等教育学校を含む。以下同じ。)を卒業した者、または卒業見込みの者
②特別支援学校の高等部、および高等専門学校の3年次を修了した者、または修了見込みの者
③外国の大学入学資格である国際バカロレア、アビトゥア、バカロレア、GCEA レベルを保有する者、または取得見込みの者
④国際的な評価団体(WASC、CIS、ACSI、NEASC、Cognia、NCA CASI、NWAC、SACS CASI)の認定を受けた教育施設の12年の課程を修了した者、または修了見込みの者
⑤上記のほか、学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、またはこれに該当する見込みの者
(3)中学校卒業以降、優れた活動に取り組まれた方(但し、評価する活動は3つまで)
以下の1~8は目安ですので、下表の活動以外でもアピールすることが可能です。

分野 本学が入学者に求める活動実績・成果の水準(目安)
1 海外留学等の国際経験 ●3ヵ月以上の海外留学や留学先での学業経験
●インターナショナルスクール等外国における高等学校に相当する課程で、正規の教育制度に基づき、通算3ヵ月以上の学業経験
●国際バカロレア(IB)のディプロマを取得または取得見込み
2 語学※ 【英語】次の基準を満たすこと※

TOEFL iBT® 42
IELTS 4.5
TOEIC® (L&R/S&W) 1150
実用英語技能検定 1980
TEAP 225
TEAP CBT 420
GTEC 960
ケンブリッジ英検 140
PTE Academic 42

【中国語】中国語検定4級、実用中国語技能検定4級、HSK2級
【韓国語】韓国語能力検定2級、「ハングル」能力検定4級
【スペイン語】スペイン語技能検定4級
【上記以外の言語】検定試験等の資格取得またはスピーチコンテスト等への出場

3 探究 学校もしくはその他の機関または自主的に探究学習を進め、探究・自由研究の成果をまとめたうえで、コンテストまたは研究会等で発表したこと
4 学業 UNITE Program(学部指定単元AI学習プログラム)において本学が指定する単元を期間内に修了したこと
※UNITE Programの受講は、別途所定の期限内に申請が必要です。詳細は、受験生サイトAPUmateをご確認ください。https://www.apumate.net/info/2025uniteprogram.html
5 文化・芸術
スポーツ
活動分野、種目問わず、熱心に文化・芸術・スポーツの活動に打ち込み、試合、コンクール、コンテスト等でその成果を発揮したこと
6 生徒会 生徒会(会長・副会長等執行部)の活動
7 自主活動
ボランティア
外部コンテスト等
・社会的に評価を得た(新聞に掲載された等)社会的な活動(ボランティアや地域交流等)
・高校生を対象とする弁論・スピーチ、ビジネスプラン、課題学習等各種コンテストへの出場
・起業経験において具体的な活動実績がある
8 各種資格等 ・基本情報技術者試験合格、日商簿記2級以上、日商珠算能力検定1級、ニュース時事能力検定1級
・2年以上の公文式学習履歴があり、公文認定テストの高校基礎課程テスト
(または最終教材修了テスト)で英語を含む2教科以上に合格

※語学能力に関する試験結果は、証明書に記載された受験日が 2022年10月1日以降のものを有効とします。
※TOEFL iBT® Testは、TOEFL iBT®Home Editionも対象とします。Test Data Scores に加え、MyBest™ Scoresでの出願も可能です。
※IELTS について、ワンスキルリテイク(IELTS One Skill Retake)も受け付けます。
※TOEIC®(L&R/S&W)については、TOEIC® S&W のスコアを2.5倍にして合算したスコアを示します。
※実用英語技能検定は、英検 CBT、英検 S‒CBT、英検 S‒Interview も含みます。また、受験の合否によらず、英検CSE2.0 スコアに基づき評価します。
※GTEC は、オフィシャルスコアに限ります。
※ケンブリッジ英検はリンガスキルも含みます。

(4)【英語基準出願者のみ】英語能力に関して、次の①~③のいずれかに該当する者。
① 英語能力に関して、次の基準を満たす者。

TOEFL iBT® 75
IELTS(Academic Module) 6.0
TOEIC® (L&R/S&W) 1600
実用英語技能検定 2304
TEAP 318
TEAP CBT 630
GTEC 1215
ケンブリッジ英検 169
PTE Academic 50

※英語能力に関する試験結果は、証明書に記載された受験日が 2022年10月1日以降のものを有効とします。
※TOEFL iBT® Testは、TOEFL iBT® Home Editionも対象とします。Test Data Scoresに加え、MyBest™ Scoresでの出願も可能です。
※IELTS については、各項目が 5.5 以上であることとします。また、ワンスキルリテイク(IELTS One Skill Retake)も受け付けます。
※TOEIC®(L&R/S&W)については、TOEIC® S&W のスコアを2.5倍にして合算したスコアを示します。
※実用英語技能検定は、英検 CBT、英検 S‒CBT、英検 S‒Interview も含みます。また、受験の合否によらず、英検CSE2.0 スコアに基づき評価します。
※GTEC は、オフィシャルスコアに限ります。
※ケンブリッジ英検はリンガスキルも含みます。
②国際バカロレア(IB)のディプロマを英語で取得もしくは取得見込みの者。
③日本の中学校と高等学校の課程に相当する期間に受けた教育の原則全科目(言語教育科目を除く)を英語で受講した者や英語を母語とする者など十分な英語力を有していると本学が認めた者。

参照元:立命館アジア太平洋大学 入学試験要項 2025年度4月・9月入学 国内学生入学試験(日本国籍保持者・永住者)2025年度4月・9月入学/総合型選抜要項 活動アピール方式

活動アピール方式の対策のポイント

活動アピール方式の対策ポイント
活動アピール方式で合格するために対策しておくべき点は、この5つです。

  • 英検2級、可能なら準1級を取得する
  • 大学・学部に評価される活動実績を作る
  • 志望理由書を作り込む
  • エッセイを作り込む
  • 面接練習に力を入れる

それぞれの詳しい対策内容は、こちらを参考にしてください。

対策項目 対策の記載項目
英検2級、可能なら準1級を取得する 対策内容はこちら
大学・学部に評価される活動実績を作る 対策内容はこちら
志望理由書を作り込む 対策内容はこちら
面接練習に力を入れる 対策内容はこちら

また、活動アピール方式独自の項目については、ここから詳しく解説していきます。

出願資格を満たしているか確認する

活動アピール方式に出願するには、中学卒業以降にAPUが定める8つの分野のうちいずれかの活動実績を作る必要があります。
(2025年度から下記の8つ以外の活動でもアピールすることが可能になりました。)

  1. 海外留学等の国際経験
  2. 語学
  3. 探究
  4. 学業
  5. 文化、芸術、スポーツ
  6. 生徒会
  7. 自主活動、ボランティア、外部コンテスト等
  8. 各種資格等

出願はいずれか1つの活動実績があれば可能ですが、最大3つまで評価の対象となります。

活動実績がたくさんあればそれだけ有利です。

なお、それぞれの活動実績は活動報告書で本人の活動であることを証明する必要があります。

証明書や新聞の切り抜きなど、客観的に活動を証明できるものを用意しましょう。

エッセイを作り込んでおく

エッセイを作り込む
活動アピール方式では、出願書類にエッセイが含まれています。

内容は以下の通りです。

▶︎高校時代の学修や課外活動等を通じて、あなたにとって大切な経験となった出来事について述べてください。成果を挙げられたことはもちろん、困難な状況に直面し、さらにはそれに対処したことを振り返り、あなた自身の成長や変化について分析してください。言及する活動は、1つでも、複数でもかまいません。

▶︎日本語で800字以上1,000字以内で作成してください。入力フォーム(書式C)は縦置き・横書きです。用紙の上段に氏名を、下段右にはページ番号を記入してください。

▶︎入力フォーム(書式C -1/2)には約1,500字まで入力できますが、改行やスペースの使い方によっては1,000字に満たない内容でも全てを入力できなくなることがあります。その場合は、残りの内容を2ページ目(書式C -2/2)に入力してください。本フォームに入力ができない場合は自由書式でも構いませんが、その際、文字数は厳守してください。
引用元:エッセイ(書式C)記入上の注意【日本語基準】

提出した活動実績を通じてどのような成長・変化があったかを述べるエッセイとなっています。

文字数も最大1,000字と多いので、最初に書く内容や構成を練っておくと書きやすいでしょう。

ただ自分がどう成長・変化したかを述べるのではなく、大学・学部のアドミッション・ポリシーや入学試験要項にある「本入学試験の目的」に沿った内容にすると高評価が期待できます。

英語基準で出願する場合は、書式D Essay Sheet(英語基準用)を参考にしてください。

英語基準の出願者は英語資格の提出が必要

活動アピール方式は、日本語基準だけでなく英語基準でも出願できます。

英語基準で出願する場合は以下の出願条件を満たしている必要があるので、出願の際には必ずチェックしてください。

(4)【英語基準出願者のみ】英語能力に関して、次の①~③のいずれかに該当する者。
① 英語能力に関して、次の基準を満たす者。

TOEFL iBT® 75
IELTS(Academic Module) 6.0
TOEIC® (L&R/S&W) 1600
実用英語技能検定 2304
TEAP 318
TEAP CBT 630
GTEC 1215
ケンブリッジ英検 169
PTE Academic 50

引用元:立命館アジア太平洋大学 入学試験要項 2025年度4月・9月入学 国内学生入学試験(日本国籍保持者・永住者)

② 国際バカロレア(IB)のディプロマを英語で取得もしくは取得見込みの者。
③‌ 日本の中学校と高等学校の課程に相当する期間に受けた教育の原則全科目(言語教育科目を除く)を英語で受講した者や英語を母語とする者など十分な英語力を有していると本学が認めた者。

引用元:立命館アジア太平洋大学 入学試験要項 2025年度4月・9月入学 国内学生入学試験(日本国籍保持者・永住者)

なお、各資格・試験は「証明書に記載された受験日が2022年10月1日以降のもの」が有効となります。

また、公的試験の証明書を提出せずに出願する場合は、英語能力認定書の提出が必要です。

英語基準の志願者で教育言語が英語または母語が英語であるなどの理由で、公的試験の証明書を提出せずに出願する場合、公的試験の証明書に代えて、本学所定書式 英語能力認定書の提出が必要です。この書式は英語の先生に記入を依頼してください。その先生は少なくとも1年以上あなたを指導したことがある必要があります。

引用元:立命館アジア太平洋大学 入学試験要項 2025年度4月・9月入学 国内学生入学試験(日本国籍保持者・永住者)

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)の受験者がよく抱く疑問

よくある疑問
最後に、立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)を受験する方からよく寄せられる質問について回答していきます。

他大学や他学部との併願は可能?

立命館アジア大平洋大学(APU)では、他学部や他大学、他の選考方式との併願が可能です。

参考までに、併願できる例として挙げられているものをいくつか紹介します。

  • 同じ選考方法の1回と2回を併願
  • 総合評価方式・探究型と論述型、活動アピール方式の1回を併願
  • 総合型選抜(旧AO入試)と国際バカロレア(IB)、帰国生徒(海外就学経験者)入試との併願
  • 総合型選抜(旧AO入試)と一般選抜の併願
  • 他大学との併願

このように、立命館アジア太平洋大学(APU)の入試は併願の制限がほぼなく、受験形式の自由度が高いのが特徴です。

特に出願資格を満たせば、1つの募集区分で複数の入試方式を併願できる点は大きなメリットです。

例として、下記のような出願が可能になっています。

    【第一回の受験】
    総合評価方式〈探究型〉:サステイナビリティ観光学部
    総合評価方式〈論述型〉:アジア太平洋学部
    活動アピール方式:国際経営学部

上記はそれぞれ異なる学部ですが、同一学部でも出願可能です。
また、それぞれの試験日が同日でも出願可能となっています。

ただし、1つの募集区分では、同一の入試方式で複数の学部を併願することはできません。

例えば、活動アピール方式の第一回目の受験で、国際経営学部とアジア太平洋学部の2つを併願することはできません。

1つの募集区分で複数の学部を併願する場合は、異なる入試方式で受験する必要があるため、気を付けてください。

狙い目の学部・選考方式はある?

狙い目の学部
立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)で狙い目なのは、総合評価方式・論述型です。

なかでもアジア太平洋学部は2024年度の倍率が1.3倍で入りやすくなっています。
サステイナビリティ観光学部の倍率は1.4倍ですが、偏差値が他の学部よりも低いため、こちらも狙い目と言えます。

過去問の情報はどこで入手できる?

立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)の過去問は、公式サイトで公開されています。

ただし、総合型選抜(旧AO入試)の過去問は数年分の一部試験しかないため、最新の過去問を入手したい場合は総合型選抜(旧AO入試)の専門塾などを利用するのがおすすめです。

▶︎立命館アジア太平洋大学 公式サイトの過去問はこちら

浪人生でも試験を受けられる?

浪人生でも受験できる
立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)は、浪人生でも受験できます。

(1)出願学部に対する関心と学修意欲を十分に備えた者
(2)以下のいずれかに該当する者
卒業・修了・合格・取得の「見込み」で出願し、入学試験に合格した者が、4月入学[2025年3月31日]、9月入学[2025年9月20日]までに卒業・修了・合格・取得しなかった場合は入学を許可しません。
①高等学校(中等教育学校を含む。以下同じ。)を卒業した者、または卒業見込みの者
②特別支援学校の高等部、および高等専門学校の3年次を修了した者、または修了見込みの者
③外国の大学入学資格である国際バカロレア、アビトゥア、バカロレア、GCEA レベルを保有する者、または取得見込みの者
④国際的な評価団体(WASC、CIS、ACSI、NEASC、Cognia、NCA CASI、NWAC、SACS CASI)の認定を受けた教育施設の12年の課程を修了した者、または修了見込みの者
⑤上記のほか、学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、またはこれに該当する見込みの者
(3)オンライン解答試験を日本国内で受験できる者

引用元:立命館アジア太平洋大学 入学試験要項 2025年度4月・9月入学 国内学生入学試験(日本国籍保持者・永住者)

ただし、活動アピール方式を受験する場合は、学校での課外活動実績やそれを証明する資料が必要となることがあるので、出願条件をしっかり確認するようにしてください。

総合型選抜以外の受験方法は?

立命館アジア太平洋大学(APU)では、総合型選抜(旧AO入試)の他に3つの入試方式を実施しています。

入試方式 概要
帰国生徒(海外就学経験者)選抜/国際バカロレア(IB)選抜 海外での2年以上の就学経験がある生徒や国際バカロレア(IB)の資格取得者・取得見込み者が対象。書類審査と面接で合否判定。
学校推薦型選抜 指定校推薦。大学から指定された高校の生徒のみが出願可能。(公募推薦は無し)
一般選抜 以下の7方式から選択して出願する。

  • 前期方式 【スタンダード3教科型】
  • 後期方式(英国の2教科)
  • 英語重視方式
  • 大学入学共通テスト方式
  • 大学入学共通テスト併用方式
  • 大学入学共通テスト+面接方式
  • 大学入学共通テスト方式(後期型)
編入学・転入学 編入学:国内外の短期大学、高等専門学校、専門学校等で豊かな学修経験を積んだ学生を2回生、または3回生編入学生として受け入れる。
転入学:国内外の大学で豊かな学修経験を積んだ学生を2回生、または3回生転入学生として受け入れる。

参照元:立命館アジア太平洋大学 入試方式

総合型選抜(旧AO入試)を受験した方でも帰国生徒 / 国際バカロレア選抜や一般選抜を受験できるので、万が一総合型選抜(旧AO入試)が不合格でも諦めずに挑戦しましょう。

また、総合型選抜(旧AO入試)の全ての選抜方式で秋期(9月)入学の試験も実施しています。

海外滞在中で4月入学が難しい方にはこちらもおすすめです。

最大で何回受験ができる?

立命館アジア大平洋大学(APU)では、これまでご紹介した3つの選抜方式で、最大で9回の受験が可能です。

また、帰国生徒(海外就学経験者)選抜/国際バカロレア(IB)選抜を併願することも可能です。

更に、1つの募集区分で複数の異なる入試方式を利用することもできます。
詳しくはこちらをご覧ください。

APUの総合型選抜(旧AO入試)に関する総括

立命館アジア太平洋大学のまとめ
今回は、立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)の概要や各学部・選考方法の出願条件、対策すべきポイントなどについて解説してきました。

最後にこの記事で特におさえてほしいポイントをまとめます。

特におさえておくべきポイント

  • 立命館アジア太平洋大学(APU)の総合型選抜(旧AO入試)は3つの選考方法がある
  • 総合評価方式は書類審査と解答試験、面接を実施
  • 探究型は独自の試験対策、論述型は小論文対策が必須
  • 活動アピール方式は活動実績や志望理由書、エッセイなどの書類審査と面接を実施
  • 活動実績づくりや資格取得、出願書類の作り込みが重要
  • 異なる募集区分なら同一学部・他学部の併願可能
  • 異なる選抜方式なら1つの募集区分で同一・他学部の併願が可能
  • 他大学との併願や他の選抜方法との併願も可能

立命館アジア太平洋大学(APU)は24時間365日英語を学べる環境参照元が整っており、将来英語を活かした仕事や国際的な仕事に就きたい方に最適な大学です。

総合型選抜は最大9回の受験チャンスがあり、併願の制限もないので、立命館アジア太平洋大学(APU)が第一志望ならぜひ積極的に挑戦してみてください!

最後になりますが、当スクールホワイトアカデミー高等部では立命館アジア太平洋大学の総合型選抜に特化した対策授業も実施可能です。体験授業も実施していますので、少しでもご興味があればぜひ以下の公式サイトから無料相談会にお申し込み下さいませ。

APUに特化した対策授業が可能な塾の公式HP

参考ページ
立命館アジア太平洋大学(APU) 公式サイト
受験生サイト APUmate
2025年4月・9月入学 / 総合型選抜要項

総合型選抜(旧AO入試)