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2025.02.01 公募推薦総合型選抜(旧AO入試)

獨協大学の総合型選抜と公募推薦の特徴と対策のポイント

獨協大学の総合型選抜と公募推薦の特徴とは?倍率や対策方法と共に解説

獨協大学は、語学の獨協と呼ばれ、外国語教育に力を入れていることで有名な大学です。

全学科でレベルや目標に合わせた手厚い英語学習があり、学部学科に関わらず英語を含む15言語を自由に学べます。さらに留学制度や国際交流といった外国語を学べる環境が非常に整えられているのも特徴です。

そこで今回は、そんな外国語教育が充実した獨協大学の総合型選抜と公募推薦の特徴や対策すべきポイントについて解説していきます。

昨年度の倍率や学部別の出願条件と対策すべきポイント、おすすめの併願校までまとめて紹介しているので、興味があればぜひ目を通してみてください。

目次

獨協大学の総合型選抜と公募推薦とは?

獨協大学の総合型選抜と公募推薦とは
まずは、獨協大学の総合型選抜と公募推薦の特徴や実施学部について解説します。

獨協大学の総合型選抜と公募推薦がどのような試験なのかそもそも知らない場合は、はじめにこちらをご覧ください。

獨協大学の総合型選抜と公募推薦の特徴

獨協大学の総合型選抜は、自己推薦入試という名称で実施されています。

2023年度までは公募制入試という名称で実施されており、2024年度から自己推薦入試に変更されました。

自己推薦入試は、獨協大学の全学部学科で実施しているのが特徴です。

多くの学部学科で英語や外国語検定試験に関する出願基準、評定平均の出願基準が設けられており、英語や小論文などの筆記試験と面接で審査されます。

公募推薦は、課外活動推薦入試という名称で実施されており、2025年度入試では外国語学部の一部学科と経済学部のみで募集しています。

経済学部の公募推薦出願には、基準以上の評定平均と都道府県レベル以上の大会での優秀なスポーツ活動実績が必要なのが特徴です。

試験内容は自己推薦入試と同様で、小論文または英語の筆記試験と面接によって合否が決定されます。

総合型選抜・公募推薦のどちらも共通して、出願基準である評定平均は基本的に3.5とそこまで高くありません

しかし、語学に強い獨協大学ということもあり、英語や外国語検定試験に関する出願基準が英検2級相当以上と比較的高めとなっています。

総合型選抜・公募推薦の実施学部と募集人数一覧

獨協大学で総合型選抜(自己推薦入試)と公募推薦(課外活動推薦入試)を実施している学部・学科は以下の通りです。

総合型選抜は全学部学科で募集をおこなっていますが、公募推薦は外国語学部の英語学科・交流文化学科と経済学部のみ募集となっています。

学部 学科 募集人数
総合型選抜 公募推薦
外国語 ドイツ語 10名 ×
英語 50名 若干名
フランス語 5名 ×
交流文化 10名 若干名
国際教養 言語文化 30名 ×
経済 経済 15名 若干名
経営 15名 若干名
国際環境経済 10名 若干名
法律 20名 ×
国際関係法 10名 ×
総合政策 10名 ×

参照元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項
獨協大学 2025年度 課外活動推薦入学試験要項

昨年度(2024年度)の合格倍率

昨年度の合格倍率
ここからは、獨協大学の総合型選抜・公募推薦の昨年度合格倍率をご紹介します。

総合型選抜【自己推薦入試】

獨協大学の総合型選抜【自己推薦入試】の2024年度合格倍率は、このようになっています。

学部 学科 グループ 受験者数 合格者数 実質倍率
外国語 ドイツ語 A 10 10 1.0
B 14 14 1.0
C 5 5 1.0
英語 A 34 32 1.1
B 37 35 1.1
フランス語 A 1 1 1.0
B 9 9 1.0
C 4 4 1.0
交流文化 A 22 19 1.2
B 16 16 1.0
国際教養 言語文化 A 98 70 1.4
B 21 14 1.5
経済 経済 A 19 12 1.6
B(簿記) 2 1 2.0
B(情報処理) 2 0
B(数検) 2 2 1.0
経営 A 39 17 2.3
B(簿記) 1 0
B(情報処理) 2 0
B(全商) 3 2 1.5
国際環境経済 A 8 4 2.0
B 0 0
法律 73 63 1.2
国際関係法 11 10 1.1
総合政策 14 11 1.3

参照元:獨協大学 2024年度総合型・学校推薦型・その他の選抜入試データ

倍率は多くの学部で1.0台で、そこまで高倍率の学部・学科はありません。

2024年度に実施された総合型選抜の中で最も倍率が高いのは、経済学部経営学科 Aグループの2.3倍となっています。

公募推薦【課外活動推薦入試】

続いて、公募推薦【課外活動推薦入試】の2024年度合格倍率は、このようになっています。

学部 学科 受験者数 合格者数 実質倍率
外国語 英語 9 9 1.0
交流文化 4 4 1.0
経済 経済 4 2 2.0
経営 10 6 1.7
国際環境経済 2 2 1.0

参照元:獨協大学 2024年度総合型・学校推薦型・その他の選抜入試データ

公募推薦の倍率も1.0〜2.0倍で、比較的低めです。

しっかりと試験対策をおこなっていれば、十分合格が狙える倍率と言えるでしょう。

2025年度の出願期間・試験日程

2025年度の試験スケジュール
獨協大学の2025年度総合型選抜・公募推薦の試験日程は、以下の通りです。

試験に関する日程はすべて同一となっています。

出願期間 【ネット出願登録・入金】
2024年10月1日(火)10:00〜

【書類郵送受付期間】
2024年11月1日(金)〜11月8日(金) ※消印有効

試験日 2024年11月30日(土)
合格発表日 2024年12月5日(木)9:00〜
入学手続き期間 2024年12月5日(木)〜12月16日(月)

参照元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項
獨協大学 2025年度 課外活動推薦入学試験要項

獨協大学の総合型選抜・公募推薦で必ず対策すべき項目

必ず対策すべき項目
ここからは、獨協大学の総合型選抜や公募推薦を受験するなら必ず対策すべき内容について解説していきます。

取り上げるのは、この6項目です。

  1. 英検2級以上に相当する資格を取得する
  2. 評定平均をできるだけ高くする
  3. 学部・学科が指定する出願条件を満たす
  4. 志望理由書または自己推薦書を作り込む
  5. 筆記試験対策を万全にする
  6. 面接対策に力を入れる

それでは詳しく見ていきましょう。

英検2級以上に相当する資格を取得する

1つ目は、英検2級以上に相当する英語外部検定試験の資格・スコアを取得することです。

獨協大学の総合型選抜(自己推薦入試)は、各学科でいくつかの出願基準のパターンを設けています。各学科の出願基準パターンとパターンごとの詳細は以下の通りです。

学部 学科 出願基準パターン 詳細
外国語 ドイツ語 Aグループ ドイツ語技能検定試験をはじめとする6種類の出願資格・検定試験スコアのうちいずれか一つを満たせば出願可能(※ドイツ語以外不可)。
Bグループ 英検CSE1980をはじめとする10種類の出願資格・検定試験スコアのうちいずれか一つを満たせば出願可能。
Cグループ 教育機関での学習か独学かを問わず、ドイツ語既習者であれば出願可能(※出願資格基準は無し)。
フランス語 Aグループ 実用フランス語語技能検定試験をはじめとする5種類の出願資格・検定試験スコアのうちいずれか一つを満たせば出願可能(※フランス語以外不可)。
Bグループ 英検CSE1980をはじめとする8種類の検定試験スコアのうちいずれか一つを満たせば出願可能。
Cグループ 教育機関での学習か独学かを問わず、フランス語既習者であれば出願可能(※出願資格基準は無し)。
英語、交流文化 Aグループ 英検CSE2100をはじめとする10種類の出願資格・検定試験スコアのうちいずれか一つを満たせば出願可能(※Bグループ出願基準を満たす場合も出願可能)。
Bグループ 英検CSE2200をはじめとする10種類の出願資格・検定試験スコアのうちいずれか一つを満たせば出願可能。
国際教養 言語文化 Aグループ 英検CSE2000をはじめとする10種類の英語出願資格・検定試験スコア、8種類のスペイン語・中国語・韓国語の検定試験スコアのうちいずれか一つを満たせば出願可能(※Bグループ出願基準を満たす場合も出願可能)。
Bグループ 英検CSE2200をはじめとする10種類の英語出願資格・検定試験スコア、8種類のスペイン語・中国語・韓国語の検定試験スコアのうちいずれか一つを満たせば出願可能。
経済 経済、経営 Aグループ 英検CSE1980をはじめとする10種類の出願資格・検定試験スコア、ドイツ語技能検定試験・実用フランス語技能検定試験の出願基準のうちいずれか一つを満たせば出願可能。
Bグループ 語学系資格以外の出願基準
国際環境経済 Aグループ 英検CSE2000をはじめとする10種類の出願資格・検定試験スコアのうちいずれか一つを満たせば出願可能。
Bグループ 語学系資格以外の出願基準
法律、国際関係法、総合政策 共通 英検CSE1728をはじめとする8種類の検定試験スコア、ドイツ語技能検定試験・実用フランス語技能検定試験の出願基準のうちいずれか一つを満たせば出願可能。

参照元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項

細かい基準スコアや対象となる出願資格・検定試験の種類は異なるものの、多くの学部学科・グループで英検2級の合格スコア1980以上が求められています

また、英検2級の合格スコアが1980で英検準1級の合格スコアが2304であることを考えると、英検CSEスコア2200以上が求められるグループでは英検準1級に近い高度な英語力が必要であると言えるでしょう。

公募推薦(課外活動推薦入試)に関しては、外国語学部の英語学科・交流文化学科のみ英検2級以上に相当する資格・検定試験スコア基準(例:英検CSE1980)を設けています。

したがって、獨協大学の総合型選抜(自己推薦入試)や公募推薦(課外活動推薦入試)に出願するなら、多くの学部学科で英検2級以上もしくは準1級に相当する英語外部検定試験の資格・スコアを取得することが重要です。

なお、対象となる英語外部検定試験が複数あるほか、獨協大学が主催する英語コンテストで本選出場した場合でも出願基準を満たせます

対象となる出願資格・英語外部検定試験の種類
  • 実用英語技能検定(英検)
  • TEAP(R+L,W,S)
  • TEAP CBT
  • GTEC 4技能版(AdvancedまたはCBT)
  • TOEIC L&R + TOEIC S&W
  • IELTS
  • ケンブリッジ英語検定
  • 獨協大学 全国高校生英語プレゼンテーションコンテスト
  • 獨協大学 全国高校生英語ストーリーテリングコンテスト

参照元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項

英検にこだわらず、出願資格を満たせそうな検定試験やコンテストに標準を合わせて頑張ってみるのもいいでしょう。

評定平均をできるだけ高くする

評定平均をできるだけ高くする
2つ目の対策すべきポイントは、評定平均をできるだけ高くすることです。

獨協大学の総合型選抜と公募推薦では、出願基準である評定平均値がないと出願することができないケースがあります。

学部 学科 評定平均の基準の有無
総合型選抜 公募推薦
外国語 ドイツ語 ×
フランス語 ×
英語
交流文化
国際教養 言語文化 ×
経済 経済、経営 ×
国際環境経済 ×
法律、国際関係法、総合政策

参照元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項
獨協大学 2025年度 課外活動推薦入学試験要項

出願基準は、多くの学部学科で「履修教科全体の学習成績の状況が3.5以上引用元」です。

なお、例外もあります。

総合型選抜(自己推薦入試) 法学部

履修教科全体の学習成績の状況が3.9以上

公募推薦(課外活動推薦入試) 外国語学部
交流文化学科

履修教科全体の学習成績の状況が3.5以上、
又は外国語(英語)および国語の各教科の学習成績の状況がそれぞれ4.0以上

経済学部
国際環境経済学科

履修教科全体の学習成績の状況が3.5以上、かつ、外国語の学習成績の状況が3.5以上

引用元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項
獨協大学 2025年度 課外活動推薦入学試験要項

評定平均の出願基準がある学部学科志望の場合、これらの出願基準を満たせないといくら語学系の検定試験スコアや実績が優れていた場合でも出願できません。

そのため、評定平均はできるだけ高くできるように頑張りましょう。

学部・学科が指定する出願条件を満たす

3つ目は、学部・学科が指定する出願条件を満たすことです。

獨協大学の総合型選抜と公募推薦では、学部学科・グループごとに出願基準が定められています。

基本的には英語外部検定試験のスコアや資格と評定平均値ですが、特別な出願基準を定めているパターンもあるので注意が必要です。

総合型選抜の一部学部・学科では、外国語検定試験などの語学系の資格や簿記・数検などの資格条件があり、公募推薦一部学部・学科ではスポーツにおける優秀な実績が必要とされています。

このような特別な出願基準がある入試方法・学部学科・グループについては、後半の学部・入試方法ごとの解説部分で詳しくご紹介します。

志望理由書または自己推薦書を作り込む

志望理由書または自己推薦書を作り込む
4つ目のポイントは、志望理由書または自己推薦書を作り込むことです。

獨協大学の総合型選抜では志望理由書(500字程度)、公募推薦では自己推薦書(1000字程度)を出願書類として提出します。

総合型選抜や公募推薦といった特別選抜では、出願書類のクオリティはとても重要です。

なぜなら、学力試験の結果のみで選抜する一般選抜とは異なり、総合型選抜などの特別選抜は大学・学部学科が求める学生像と受験生のマッチングが何より大切で、志望理由書はその合致度をはかるための重要な書類だからです。

この書類作成に力を入れると、合格ラインギリギリだったとしても意欲面で高い評価を得て合格できる、という可能性も少なくないでしょう。

そのため、志望理由書や自己推薦書は必ず書いてから複数回推敲し、学校や塾の先生などの第三者からも添削してもらって、最高の状態で提出できるように作り込んでおきましょう。

筆記試験対策を万全にする

5つ目は、筆記試験対策を万全にすることです。

獨協大学の総合型選抜と公募推薦では、筆記試験として小論文・英語・語学試験のいずれか一つが課せられます。

試験の種類は学科によって異なるため、志望する入試方法・学部・学科・グループに合わせて対策を行うことが大切です。

2025年度の筆記試験の種類はこのようになっています。

学部 学科 グループ 筆記試験の種類
総合型選抜 外国語 ドイツ語
英語
フランス語
交流文化
A・B 小論文
ドイツ語 C ドイツ語
フランス語 C フランス語
国際教養 言語文化 A・B 小論文
経済 経済
経営
国際環境経済
A・B 英語
法律
国際関係法
総合政策
英語、小論文
公募推薦 外国語 英語
交流文化
小論文
経済 経済
経営
国際環境経済
英語

引用元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項
獨協大学 2025年度 課外活動推薦入学試験要項

なお、基本的に筆記試験は1科目のみとなっていますが、法学部のみ英語と小論文の2科目の試験があります

筆記試験の対策方法としては、過去問から出題傾向を分析したり演習に取り組んだりすることが効果的です。

小論文試験の場合は、過去問のテーマに基づいて小論文を書き、学校や塾の先生に添削してもらう学習を繰り返し行って小論文の書き方やコツをつかみましょう。

獨協大学の入試情報サイトに総合型選抜や公募推薦の過去問が一部掲載されているので、参考にしてみてください。

▶︎獨協大学 入試情報サイト 過去問題・出題傾向(3年分)

面接対策に力を入れる

面接対策に力を入れる
最後6つ目のポイントは、面接対策に力を入れることです。

獨協大学の総合型選抜と公募推薦では、すべての試験で面接が課されます。そのため、面接対策は必須です。

面接内容については記載されていませんが、総合型選抜では募集要項に学部学科・グループごとの面接要領(面接時の言語)について記載されています。

学部 学科 グループ名 面接時の言語
外国語 ドイツ語 A・C ドイツ語と日本語(ドイツ語の質問にはドイツ語、日本語の質問には日本語で対応する)
B 日本語
フランス語 A・C フランス語と日本語(フランス語の質問にはフランス語、日本語の質問には日本語で対応する)
B 日本語
英語、交流文化 A・B 英語と日本語(英語の質問には英語、日本語の質問には日本語で答える)
国際教養
経済
各学科 日本語

引用元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項

面接中に2つの言語の使い分けが求められる学科・グループがあるため、該当する場合はシチュエーションを想定して模擬面接練習を繰り返し行いましょう。

面接練習は学校の先生に頼むのはもちろん、塾の先生や保護者などいろいろな身近な大人に面接官役をやってもらうのがおすすめです。

さまざまな面接パターンに慣れることができますし、面接の場数も増やせます。

外国語学部の出願条件と募集要項のポイント

外国語学部
ここからは、各学部の総合型選抜と公募推薦の概要・対策のポイントについて解説していきます。

まずは獨協大学の看板学部である外国語学部について見ていきましょう。

総合型選抜の募集要項の概要と出願条件

出願期間 【ネット出願登録・入金】
2024年10月1日(火)10:00〜

【書類郵送受付期間】
2024年11月1日(金)〜11月8日(金) ※消印有効

試験日 2024年11月30日(土)
合格発表日 2024年12月5日(木)9:00〜
出願時の主な提出書類 ・志願票
・大学入学資格を証明する書類
・出願資格申請書
・出願基準に関する試験の合格証明書、または成績証明書
・志望理由書
選考内容 【ドイツ語学科 A・Bグループ、英語学科、フランス語学科 A・Bグループ、交流文化学科】
小論文・面接

【ドイツ語学科 Cグループ】
ドイツ語・面接

【フランス語学科 Cグループ】
フランス語・面接

※面接は、ドイツ語学科・フランス語学科Bグループを除き、英語・ドイツ語・フランス語のうち1ヶ国語と日本語による面接を行う(言語は学科により指定)。ドイツ語学科・フランス語学科Bグループは日本語での面接を行う。

募集人数 ・ドイツ語学科…10名
・英語学科…50名
・フランス語学科…5名
・交流文化学科…10名
出願時必要最低評定平均 ・ドイツ語学科…なし
・英語学科…3.5
・フランス語学科…なし
・交流文化学科…3.5
倍率
(2024年度)
1.0〜1.2倍
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
ドイツ語学科とフランス語学科はA・B・Cの各3グループ、英語学科と交流文化学科はA・Bの各2グループがあり、グループにより出願基準が異なる。

参照元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項
獨協大学 2024年度総合型・学校推薦型・その他の選抜入試データ

公募推薦の募集要項の概要と出願条件

出願期間 【ネット出願登録・入金】
2024年10月1日(火)10:00〜

【書類郵送受付期間】
2024年11月1日(金)〜11月8日(金) ※消印有効

試験日 2024年11月30日(土)
合格発表日 2024年12月5日(木)9:00〜
出願時の主な提出書類 ・志願票
・大学入学資格を証明する書類
・推薦書2通
・出願資格申請書
・出願基準に関する試験の合格証明書、または成績証明書
・自己推薦書
選考内容 小論文、面接
募集人数 若干名
出願時必要最低評定平均 3.5
倍率
(2024年度)
1.0倍
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
英語学科

②高等学校又は中等教育学校後期課程在学中において、3年間同一の本学学友会体育会にある競技種目(P.3参照) のクラブ(部)に所属していた者で、入学後は、原則として4年間、高等学校又は中等教育学校在学中と同じ競 技種目の学友会体育会所属団体に在籍して活動する者。
③高等学校の校長又は中等教育学校の校長および所属クラブ(部)の指導教員(不在の場合は責任教師)の推薦を 受けられる者。
④次頁に示された各学科の出願基準を満たすこと。
高等学校の入学日から出願日まで、又は中等教育学校の後期課程開始日から出願日までにおいて、履履修教科全体の学習成績の 状況が3.5以上であり、かつ、出願資格基準別表のいずれか一つを満たしていること。

交流文化学科

②高等学校又は中等教育学校後期課程在学中、又は全国的に統括する組織(財団法人全国高等学校体育連盟等)に、 所属する同一のクラブ(部)におよそ3年間所属し、原則として、入学後の4年間、それまで継続してきた活動と 同一活動内容の本学学友会体育会もしくは文化会のクラブ(部)(P.3参照)に在籍して活動する者。
③高等学校の校長又は中等教育学校の校長および所属クラブ(部)の指導者(部活動以外の所属団体の場合は代表者)の推薦を受けられる者。
④次頁に示された交流文化学科の出願基準を満たすこと。
下記(1)および(2)の両方を満たしていること。
(1)高等学校の入学日から出願日まで、又は中等教育学校の後期課程開始日から出願日までにおいて、履修教科全体の学習 成績の状況が3.5以上、又は外国語(英語)および国語の各教科の学習成績の状況がそれぞれ4.0以上であること。
(2)出願資格基準別表のいずれか一つを満たしていること。

参照元:獨協大学 2025年度 課外活動推薦入学試験要項
獨協大学 2024年度総合型・学校推薦型・その他の選抜入試データ

対策のポイント

外国語学部の対策ポイント
外国語学部の総合型選抜(自己推薦入試)と公募推薦(課外活動推薦入試)で対策すべきポイントは共通しています。

特に対策しておきたいのは、この5つです。

  1. 英検2級以上に相当する資格を取得する
  2. 評定平均をできるだけ高くする
  3. 志望理由書や自己推薦書を作り込む
  4. 筆記試験対策を万全にする
  5. 面接対策に力を入れる

各ポイントの詳しい対策内容は、必須の対策項目にて解説しています。外国語学部志望の場合は、ぜひ参考にしてみてください。

対策ポイント 詳細
英検2級以上に相当する資格を取得する 対策内容はこちら
評定平均をできるだけ高くする 対策内容はこちら
志望理由書や自己推薦書を作り込む 対策内容はこちら
筆記試験対策を万全にする 対策内容はこちら
面接対策に力を入れる 対策内容はこちら

なお、外国語学部の総合型選抜(自己推薦入試)は出願基準が学科・グループごとに細かい違いがあるため、必ず最新の募集要項を確認して出願基準を満たせるかチェックするようにしましょう。

国際教養学部の出願条件と募集要項のポイント

国際教養学部
続いて、国際教養学部の出願条件と募集要項のポイントについて解説していきます。

2025年度入試において、国際教養学部では総合型選抜(自己推薦入試)のみ実施しており、公募推薦(課外活動推薦入試)は実施していません。

総合型選抜の募集要項の概要と出願条件

出願期間 【ネット出願登録・入金】
2024年10月1日(火)10:00〜

【書類郵送受付期間】
2024年11月1日(金)〜11月8日(金) ※消印有効

試験日 2024年11月30日(土)
合格発表日 2024年12月5日(木)9:00〜
出願時の主な提出書類 ・志願票
・大学入学資格を証明する書類
・出願資格申請書
・出願基準に関する試験の合格証明書、または成績証明書
・志望理由書
選考内容 小論文、面接
募集人数 30名
出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2024年度)
・Aグループ…1.4倍
・Bグループ…1.5倍
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
Aグループ

本学部の教育目的を十分理解し、2外国語の習得と幅広い国際的教養を身につけることに熱意を持っていることに加え、出願資格基準別表A P.6 のうち、いずれか一つを満たしていること。

Bグループ

本学部の教育目的を十分理解し、2外国語の習得と幅広い国際的教養を身につけることに熱意を持っていることに加え、出願資格基準別表B P.6 のうち、いずれか一つを満たしていること。

参照元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項
獨協大学 2024年度総合型・学校推薦型・その他の選抜入試データ

対策のポイント

国際教養学部の対策ポイント
国際教養学部の総合型選抜(自己推薦入試)で対策すべきポイントは、この5つです。

  1. 英検2級以上に相当する資格を取得する
  2. 学部・学科が指定する出願条件を満たす
  3. 志望理由書を作り込む
  4. 筆記試験(小論文)対策を万全にする
  5. 面接対策に力を入れる

以下の4つのポイントの詳しい対策内容は、必須の対策項目にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

対策ポイント 詳細
英検2級以上に相当する資格を取得する 対策内容はこちら
志望理由書や自己推薦書を作り込む 対策内容はこちら
筆記試験対策を万全にする 対策内容はこちら
面接対策に力を入れる 対策内容はこちら

国際教養学部が指定する出願条件については、ここから詳しく解説していきます。

国際教養学部の総合型選抜の特別な出願条件について

国際教養学部の総合型選抜では、英語外部検定試験だけでなく、スペイン語・中国語・韓国語の検定試験スコアでも出願が可能です。

試験名 出願基準
Aグループ Bグループ
スペイン語 スペイン語技能検定試験 4級 4級
DELE(スペイン語認定証) A2 A2
SIELE Global A2 A2
中国語 中国語検定試験 3級 2級
HSK(漢語水平考試) 4級又は5級以上で300点満点の6割(180点)以上取得 5級以上で300点満点の6割(180点)以上取得
韓国語 ハングル能力検定試験 4級 3級
韓国語能力試験 2級 3級

参照元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項

スペイン語・中国語・韓国語の検定試験スコアを使って出願できるのは国際教養学部のみのため、これらの言語スキルに自信がある場合はチャレンジしてみるといいでしょう。

経済学部の出願条件と募集要項のポイント

経済学部
次に、経済学部の総合型選抜(自己推薦入試)と公募推薦(課外活動推薦入試)の出願条件と募集要項のポイントを見ていきましょう。

総合型選抜の募集要項の概要と出願条件

出願期間 【ネット出願登録・入金】
2024年10月1日(火)10:00〜

【書類郵送受付期間】
2024年11月1日(金)〜11月8日(金) ※消印有効

試験日 2024年11月30日(土)
合格発表日 2024年12月5日(木)9:00〜
出願時の主な提出書類 ・志願票
・大学入学資格を証明する書類
・出願資格申請書
・出願基準に関する試験の合格証明書、または成績証明書
・志望理由書
選考内容 英語、面接
募集人数 ・経済学科…15名
・経営学科…15名
・国際環境経済学科…10名
出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2024年度)
1.0〜2.3倍
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
Aグループ

出願資格基準別表A P.6 のうち、いずれか一つを満たしていること。

経済・経営学科 Bグループ

(1)日本商工会議所簿記検定試験2級以上に合格。
(2)独立行政法人情報処理推進機構実施の情報処理技術者試験において、以下①又は②のいずれか一つ に合格していること。
①ITパスポート試験
②基本情報技術者試験
(3)公益財団法人全国商業高等学校協会主催の検定試験において、下記①から④の4種類のうち3種類 以上を取得していること。
①簿記実務検定試験1級
②情報処理検定試験1級
③英語検定試験1級
④商業経済検定試験1級
(4)実用数学技能検定2級以上に合格。
(5)国際科学技術コンテストの下記のいずれかに該当する者。
①日本数学オリンピック予選のBランク以上
②日本情報オリンピック予選のBランク以上
③科学地理オリンピック日本選手権第二次予選通過者
④日本学生科学賞(物理、化学、生物、地学、広領域)地方審査通過者、又は日本学生科学賞(情報技術) 中央予備審査通過者
⑤高校生科学技術チャレンジ (JSEC)最終審査進出者
但し、(1)の取得日は出願締切日から遡って2年以内、(2)は3年以内であること。

国際環境経済学科 Bグループ

下記(1)および(2)のいずれか一つを満たしていること。
(1)実用数学技能検定2級以上に合格。
(2)国際科学技術コンテストの下記のいずれかに該当する者。
①日本数学オリンピック予選のBランク以上
②日本情報オリンピック予選のBランク以上
③科学地理オリンピック日本選手権第二次予選通過者
④日本学生科学賞(物理、化学、生物、地学、広領域)地方審査通過者、又は日本学生科学賞(情報技術) 中央予備審査通過者
⑤高校生科学技術チャレンジ (JSEC)最終審査進出者
但し、(1)の取得日は出願締切日から遡って2年以内、(2)は3年以内であること。

参照元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項
獨協大学 2024年度総合型・学校推薦型・その他の選抜入試データ

対策のポイント

経済学部総合型選抜の対策ポイント
経済学部の総合型選抜(自己推薦入試)で対策すべきポイントは、この5つです。

  1. 英検2級以上に相当する資格を取得する
  2. 学部・学科が指定する出願条件を満たす
  3. 志望理由書を作り込む
  4. 筆記試験(英語)対策を万全にする
  5. 面接対策に力を入れる

以下の4つのポイントの詳しい対策内容は、必須の対策項目にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

対策ポイント 詳細
英検2級以上に相当する資格を取得する 対策内容はこちら
志望理由書や自己推薦書を作り込む 対策内容はこちら
筆記試験対策を万全にする 対策内容はこちら
面接対策に力を入れる 対策内容はこちら

経済学部の総合型選抜(自己推薦入試)における特別な出願条件については、ここから詳しく解説していきます。

経済学部の総合型選抜における特別な出願条件

経済学部の総合型選抜(自己推薦入試)では、他学部・学科にはない特別な出願条件があります。

まずAグループでは、経済学科・経営学科において、英語に関する出願基準のほか、ドイツ語とフランス語に関する出願基準を満たすことでも出願可能です。なお、国際環境経済学科は英語に関する出願基準のみとなっています。

学科 言語 試験名 出願基準
経済、経営 ドイツ語 ドイツ語技能検定試験 3級
フランス語 実用フランス語技能検定試験 3級
国際環境経済

参照元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項

また、Bグループでは、簿記や情報系資格・検定試験、数学検定、国際科学技術コンテストなどの基準を満たす場合に出願が可能です。

対象となる資格等の種類が、経済・経営学科と国際環境経済学科とで異なるので注意しましょう。

Bグループ出願基準
経済学科、経営学科

下記(1)〜(5)のいずれか一つを満たしていること。
(1)日本商工会議所簿記検定試験2級以上に合格。
(2)独立行政法人情報処理推進機構実施の情報処理技術者試験において、以下①又は②のいずれか一つ に合格していること。
①ITパスポート試験
②基本情報技術者試験
(3)公益財団法人全国商業高等学校協会主催の検定試験において、下記①から④の4種類のうち3種類 以上を取得していること。
①簿記実務検定試験1級
②情報処理検定試験1級
③英語検定試験1級
④商業経済検定試験1級
(4)実用数学技能検定2級以上に合格。
(5)国際科学技術コンテストの下記のいずれかに該当する者。
①日本数学オリンピック予選のBランク以上
②日本情報オリンピック予選のBランク以上
③科学地理オリンピック日本選手権第二次予選通過者
④日本学生科学賞(物理、化学、生物、地学、広領域)地方審査通過者、又は日本学生科学賞(情報技術) 中央予備審査通過者
⑤高校生科学技術チャレンジ (JSEC)最終審査進出者
但し、(1)から(4)の取得日は出願締切日から遡って2年以内、(5)は3年以内であること。

国際環境経済学科

下記(1)および(2)のいずれか一つを満たしていること。
(1)実用数学技能検定2級以上に合格。
(2)国際科学技術コンテストの下記のいずれかに該当する者。
①日本数学オリンピック予選のBランク以上
②日本情報オリンピック予選のBランク以上
③科学地理オリンピック日本選手権第二次予選通過者
④日本学生科学賞(物理、化学、生物、地学、広領域)地方審査通過者、又は日本学生科学賞(情報技術) 中央予備審査通過者
⑤高校生科学技術チャレンジ (JSEC)最終審査進出者
但し、(1)から(4)の取得日は出願締切日から遡って2年以内、(5)は3年以内であること。

引用元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項

公募推薦の募集要項の概要と出願条件

出願期間 【ネット出願登録・入金】
2024年10月1日(火)10:00〜

【書類郵送受付期間】
2024年11月1日(金)〜11月8日(金) ※消印有効

試験日 2024年11月30日(土)
合格発表日 2024年12月5日(木)9:00〜
出願時の主な提出書類 ・志願票
・大学入学資格を証明する書類
・推薦書2通
・出願資格申請書
・出願基準に関する試験の合格証明書、または成績証明書
・自己推薦書
選考内容 英語、面接
募集人数 若干名
出願時必要最低評定平均 3.5
倍率
(2024年度)
1.0〜2.0倍
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
経済学科・経営学科

下記(1)および(2)の両方を満たしていること。
(1)高等学校の入学日から出願日まで、又は中等教育学校の後期課程開始日から出願日までにおいて、履修教科全体の学習成 績の状況が3.5以上であること。

国際環境経済学科

下記(1)および(2)の両方を満たしていること。
(1)高等学校の入学日から出願日まで、又は中等教育学校の後期課程開始日から出願日までにおいて、履修教科全体の学習成績の状況が3.5以上、かつ、外国語の学習成績の状況が3.5以上であること。

共通

(2)下記のいずれかの基準を満たす者。
【個人競技】
・各種スポーツを全国的に統括する組織(公益財団法人全国高等学校体育連盟等)によって開催される都道府県レベル以上の大会において、ベスト8以上の成績をおさめた者。
【団体競技】
・各種スポーツを全国的に統括する組織によって開催される都道府県レベル以上の大会において、正選手として出場し、 ベスト 4以上の成績をおさめた者。

参照元:獨協大学 2025年度 課外活動推薦入学試験要項
獨協大学 2024年度総合型・学校推薦型・その他の選抜入試データ

対策のポイント

経済学部公募推薦の対策ポイント
経済学部の公募推薦(課外活動推薦入試)で対策すべきポイントは、この5つです。

  1. 評定平均をできるだけ高くする
  2. 学部・学科が指定する出願条件を満たす
  3. 自己推薦書を作り込む
  4. 筆記試験(英語)対策を万全にする
  5. 面接対策に力を入れる

以下の4つのポイントの詳しい対策内容は、必須の対策項目にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

対策ポイント 詳細
評定平均をできるだけ高くする 対策内容はこちら
自己推薦書を作り込む 対策内容はこちら
筆記試験(英語)対策を万全にする 対策内容はこちら
面接対策に力を入れる 対策内容はこちら

経済学部の公募推薦における特別な出願条件については、ここから詳しく解説していきます。

経済学部の公募推薦の特別な出願条件について

経済学部の公募推薦(課外活動推薦入試)では、評定平均の出願基準のほか、スポーツ活動実績についての出願基準が設けられています。

下記のいずれかの基準を満たす者。
【個人競技】
・各種スポーツを全国的に統括する組織(公益財団法人全国高等学校体育連盟等)によって開催される都道府県レベル以上の大会において、ベスト 8 以上の成績をおさめた者。
【団体競技】
・各種スポーツを全国的に統括する組織によって開催される都道府県レベル以上の大会において、正選手として出場し、ベスト 4 以上の成績をおさめた者。
引用元:獨協大学 2025年度 課外活動推薦入学試験要項

評定平均とスポーツ活動実績の両方の出願基準を満たさないと出願できないため、経済学部の公募推薦を検討している場合は注意しましょう。

法学部の出願条件と募集要項のポイント

法学部
最後に、法学部の出願条件と募集要項のポイントについて解説していきます。

なお、2025年度入試において、法学部は総合型選抜(自己推薦入試)のみ実施しており、公募推薦(課外活動推薦入試)は実施していません。

総合型選抜の募集要項の概要と出願条件

出願期間 【ネット出願登録・入金】
2024年10月1日(火)10:00〜

【書類郵送受付期間】
2024年11月1日(金)〜11月8日(金) ※消印有効

試験日 2024年11月30日(土)
合格発表日 2024年12月5日(木)9:00〜
出願時の主な提出書類 ・志願票
・大学入学資格を証明する書類
・出願資格申請書
・出願基準に関する試験の合格証明書、または成績証明書
・志望理由書
選考内容 英語、小論文、面接
募集人数 ・法律学科…20名
・国際関係法学科…10名
・総合政策学科…10名
出願時必要最低評定平均 3.9
倍率
(2024年度)
・法律学科…1.2倍
・国際関係法学科…1.1倍
・総合政策学科…1.3倍
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
英検CSEスコア1728点、TEAP(R+L.W.S)186点など、出願資格基準別表Aのうちいずれか一つを満たしていること

参照元:獨協大学 2025年度 総合型選抜 自己推薦入学試験要項
獨協大学 2024年度総合型・学校推薦型・その他の選抜入試データ

対策のポイント

法学部の総合型選抜(自己推薦入試)で対策すべきポイントは、この5つです。

  1. 外国語に関する出願基準を満たす
  2. 評定平均をできるだけ高くする
  3. 志望理由書を作り込む
  4. 筆記試験(英語、小論文)対策を万全にする
  5. 面接対策に力を入れる

以下の4つのポイントの詳しい対策内容は、必須の対策項目にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

対策ポイント 詳細
外国語に関する出願基準を満たす 対策内容はこちら
評定平均をできるだけ高くする 対策内容はこちら
志望理由書を作り込む 対策内容はこちら
筆記試験(英語、小論文)対策を万全にする 対策内容はこちら
面接対策に力を入れる 対策内容はこちら

ちなみに、法学部の総合型選抜(自己推薦入試)は、出願基準である評定平均値や外国語検定試験の種類が他学部・学科と異なり、筆記試験の科目数も2科目と多いのが特徴です。

受験する場合は、必ず最新の募集要項をよく確認するようにしましょう。

獨協大学を志望する方におすすめの併願校

おすすめの併願校
獨協大学では、花形の外国語学部をはじめ、複数の学部・学科で他大学との併願を認めています。

そこで、獨協大学を志望する方におすすめの併願校を3つ取り上げました。

総合型選抜や公募推薦で併願を検討している場合は、ぜひこの3校をチェックしてみてください。

併願におすすめの大学 特徴
成城大学
  • 文芸学部に英文学科やヨーロッパ文化学科があり、外国語を学びたい方にぴったり
  • 他大学との併願可能
  • 選考が書類審査と面接のみ
  • 英検をはじめとする外国語検定試験のスコアが活かせる

この大学の総合型選抜の特集記事はこちら

神田外語大学
  • 他大学との併願可能
  • 語学系・国際関係の学科が豊富
  • 主な選考内容が小論文、英語テスト、面接で、獨協大学と共通点が多く対策しやすい
成蹊大学
  • 大学のレベルが獨協大学と近い(成成明学獨國武)
  • 学部構成が似ている
  • 獨協大学よりも少し難易度の高いチャレンジ校を探している方におすすめ

この大学の総合型選抜の特集記事はこちら

獨協大学の総合型選抜を受験する方がよく抱く疑問

よくある疑問
最後に、獨協大学の総合型選抜を受験する方がよく抱く疑問にまとめて回答していきます。

獨協大学の総合型選抜や公募推薦の過去問はある?

獨協大学の公式サイトでは、総合型選抜や公募推薦の過去問が3年間分掲載されています。

▶︎過去問題・出題傾向(3年分)はこちら

ただし、学部や試験形式、科目によっては過去問が公開されていない場合があるので注意しましょう。

なお、獨協大学のオープンキャンパスでは予備校講師による小論文対策講座を実施しています。

本格的に受験を考えている場合は、ぜひ足を運んでみるといいでしょう。

総合型選抜や公募推薦の小論文対策は何をするの?

総合型選抜と公募推薦の小論文対策
獨協大学に限らず、総合型選抜や公募推薦の小論文対策方法としては、このようなものが挙げられます。

  • 過去問から出題形式や頻出テーマなどを分析
  • 志望学部・学科に関連した時事問題、最近話題のニュースを調べて自分なりの主張を持つ
  • 実際に小論文を書く演習と添削を踏まえての書き直しを繰り返し行う

なかでも、演習と添削のサイクルを繰り返して小論文の書き方を習得することは特に重要です。

添削は第三者に頼む必要があるため、小論文対策に力を入れたい場合は総合型選抜専門塾などのプロ講師に指導してもらうといいでしょう。

狙い目の学部・学科・試験形式はどれ?

獨協大学の総合型選抜・公募推薦で狙い目の試験形式は、総合型選抜【自己推薦入試】です。

自己推薦入試は、英語外部検定試験のスコア基準をクリアしていれば出願できる学科が多く、倍率も1.0台が多いといった点から狙い目と言えます。

なかでも出願のハードルが比較的低く、試験の難易度もそこまで高くない学部・学科・グループは、以下の通りです。

  • 外国語学部 ドイツ語学科 Bグループ
  • 外国語学部 英語学科
  • 外国語学部 フランス語学科 Bグループ
  • 外国語学部 交流文化学科
  • 経済学部 経済学科 Aグループ

上記は、特別な出願資格がなく倍率が1.0台のため、合格の可能性は十分あります。

大学で学びたい内容と合致する場合は、ぜひ志望校の候補に加えてみてください。

このページのまとめ

このページのまとめ
今回は、獨協大学の総合型選抜と公募推薦の概要や学部別の対策ポイントなどについて詳しく解説してきました。最後にポイントをまとめます。

押さえておきたいポイント

  • 獨協大学では、総合型選抜として自己推薦入試、公募推薦として課外活動推薦入試を実施。
  • 総合型選抜は全学部学科、公募推薦は外国語学部の一部学科と経済学部で募集。
  • 総合型選抜は英語や外国語検定試験に関する出願基準、評定平均の出願基準がある。
  • 公募推薦は英語外部検定試験に関する出願基準、評定平均の出願基準があるほか、スポーツ活動実績についての出願基準もある。
  • 評定平均の基準は3.5でそこまで高くないが、英語や外国語検定試験に関する出願基準は英検2級相当以上と比較的高め。
  • 試験は英語や外国語、小論文のいずれか1科目の筆記試験と面接。
  • 倍率は基本的に1.0台で、2.0倍以上になるケースは少ない。

獨協大学が第一志望の場合は、ぜひ今回紹介した内容を参考に入試対策をおこなってみてください!

最後になりますが、総合型選抜と公募推薦対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部では、獨協大学の総合型選抜と公募推薦の対策に特化したマンツーマン授業の実施が可能です。

ホワイトアカデミー高等部のサービス内容は以下からご覧いただけますのでぜひご覧ください。

獨協大学の総合型選抜と公募推薦対策が可能な塾

公募推薦総合型選抜(旧AO入試)