総合型選抜(旧AO入試)対策の専門塾ホワイトアカデミー

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2021.07.19 学習塾

総合型選抜(旧AO入試)対策塾の料金相場を大公開

総合型選抜(旧AO入試)対策塾の料金相場を大公開

  • 「塾に通って総合型選抜(旧AO入試)の対策をやりたい」
  • 「総合型選抜(旧AO入試)対策している塾の費用はいくらだろうか?」

こんなことを考えている受験生並びに受験生の親御様はたくさんおります。

一般入試と違い学力以外のポイントも評価される総合型選抜(旧AO入試)は、一人で対策するのが難しいので塾の利用を考えるのは非常に賢明な選択です。

しかし、どこに通えばよいのか、それに通うとなるとどの程度の料金(費用)がかかるのかわからないと塾選びは大変ですよね。特に費用の面は切実だと思います。

そこでこのページでは総合型選抜(旧AO入試)対策の専門塾の価格相場各塾を比較する際の注意点失敗しない塾の選び方等をご紹介します。

この記事を書いた人:竹内健登(たけうち・けんと)

東京大学工学部卒業。内定率100%の就活塾ホワイトアカデミーの創立者であり、ホワイトアカデミー高等部の校長。

自身の大学受験は東京大学に加えて倍率35倍の特別選抜入試を使って東京工業大学にも合格し、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。

高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると丸7年。現在は大学生の就活支援を通して培った書類添削スキルと面接指導力を武器に総合型選抜並びに公募推薦の指導を担当中。

倍率300倍を超える就活で確かな結果を出してきたメソッドを利用し、過去担当した高校生は全て志望校に合格させている。

総合型選抜(旧AO入試)の塾の価格相場はいくらなのか?

授業の相場はいくらなのか
総合型選抜(旧AO入試)の塾の価格相場は、授業の体系によって変わってきます。

基本的な50分単位の1コマ単価でいえば、相場の金額は1.5万円〜2万円が相場です。

加えて志望校の合格までに掛かる費用は80万円〜100万円になることも少なくありません。決して安くはない金額です。

授業料の体系について

総合型選抜の対策塾の3種類の料金体系
総合型選抜(旧AO入試)対策の専門塾に支払う料金は各塾が採用している料金体系によって大きく変わります。そのため、ここでは多くの総合型選抜(旧AO入試)の対策塾が採用している3種類の料金体系の違いをご紹介します。

コマ制

受講するコマの数とコマ単価のかけ合わせで授業料が決まります。

1コマの相場は先ほどご紹介しましたように1.5万円〜2万円です。仮に1コマ1.5万円のケースで4コマを使った場合は単純計算で1.5万円×4で算出される6万円が授業料になります。

セットになっていないので見かけ上の料金はコースタイプの料金プランよりも安く見えますが、受けるコマを増やしていくと最終的に割高になる可能性もあります

理由はシンプルでセット割がきかないからです。

そのため、コマ制は小論文の添削を数回だけお願いしたい、といった形で数回の指導を希望する人向けの料金プランといえます。

コース(パック)制

コマ数や添削回数がセットになっている料金体系です。

例えば30コマ分の授業に加えて添削を30回受けられて50万円、みたいな形になります。

1回あたりのコマ単価に関してはセットになっている分、1回○○万円と定められた通常のコマ単価制の料金プランよりは安くなるケースがほとんど。安くなる理由はセット割がきくためにコマ単価を比較するとお得になるためです。

しかし、コース(パック)制は一度契約をすると途中解約が難しいことがほとんど。

そのため、1コマ分受けて「この塾は微妙・・・」と感じる状況が発生してしまうと支払った多額のお金が無駄になる可能性もあります。

月謝制

月謝制は1ヶ月に受講するコマ数が決まっている(決める)形であり、契約の継続を続けるか契約を終了するかを月単位で選べます。

毎月決められた金額を支払えば、規定のコマ数を受け続けられます。毎月の金額の変動がないので親御さんも安心です。

課題としては、既定のコマ数以上の指導は受けられないので短期集中で対策をしたいケースには向かない事がある点。

それに毎月決められたコマ数や添削回数を消化できなかったケースで翌月以降への繰り越しが認められるかは各塾の方針次第です。

そのため、月謝制を利用する際には利用する頻度や必要なサポート量を事前にきちんと考える必要があります。

各塾の料金を比較する際の4つの注意点

塾の授業料を比較する際の注意点
次に総合型選抜(旧AO入試)の対策塾の料金を比較する際の4つの注意点を解説します。

見かけの金額ではなく合格までに掛かる金額を考える

総合型選抜(旧AO入試)対策の専門塾の料金を比較する際に見かけの金額だけで判断するのはあまりおすすめできません

理由は月単位の料金が安くても、「合格までの費用を合計すると実は他の塾の方が安くかった」なんてことが良く起こるからです。

よくあるのは月単位での料金とは別途で講習会の参加を求められたり、授業以外の添削には別途お金がかかる、なんてケース。

そうしたことから、見かけ上の料金だけではなく合格までに要することになる全体的な費用を各塾とも洗い出したいですね。洗い出した各塾の料金を比較してはじめてどの塾がお得なのかが分かります。

金額とサポートの両面から費用対効果を考える

授業料と合格サポートの質はある程度関係しています。そのため、費用が高いからと早々に断念するのは勿体ないのです。そのため、

  • 「サポートをどこまでしてくれるのか」
  • 「カリキュラムは満足するものなのか」
  • 「学びたい内容が学べるのか」

といった観点からサービスレベルとの兼ね合いから授業料の費用対効果を見る事をおすすめします。

同時に「安い塾は良い塾である。」、「高い塾は通わない方が良い。」といったようにサービスレベルを見ずに金額だけで塾の良し悪しを判断する事は控えたいですね。

高額な教材費や毎月掛かる授業料以外の費用には注意

総合型選抜(旧AO入試)の対策塾の中には月謝謝やコマ制などの授業料に加え、教材費や登録料が掛かることもあります。

費用が掛かることは決して悪いことではありませんが、内容に合った費用かどうかは確認したいところ。

それに塾によっては「施設管理費」、「光熱費」といった授業とは関係のない費用をコマ単価とは別に毎月請求することもあります

これらの金額は月単位では決して高額ではないにせよ、年単位で見ると相当な額になるので入会前に必ず確認したいですね。

入会金の有無にこだわらない

総合型選抜(旧AO入試)の塾を選ぶ際に気になるポイントの1つに入会金があると思います。

入会金の相場は2万円〜5万円ほどですが、入学金がない方が助かりますよね。しかし、入学金の有無よりも重要なのは合格までにかかる総合的な費用です。

そのため、入会金の有無や入会金の金額にこだわりすぎるのはあまりおすすめできません。目先の入会金の有無よりもトータルでかかる金額に目を向けたほうが損をしなくて済みます。

塾選びで失敗しないための5つのポイント

失敗しない塾選びのポイント
最後に、総合型選抜(旧AO入試)の対策塾選びで失敗しないための5つのポイントをご紹介します。

カリキュラムを必ず確認する

一口に総合型選抜(旧AO入試)の対策塾といっても各塾のカリキュラムは大なり小なり異なります。

そのため、各塾が提供しているカリキュラム内容があなたが受けたいサポートを満たす内容になっているかは必ず確認しましょう。

加えて「合格に繋がるサポートがあるか」、「指導内容が求めるレベルに見合っているか」を調べる事も欠かせません。

そのためにも現時点のあなたの実力とあなたが最終的に目指すレベルの両方を把握する。そしてあなたが目指すレベルにまで上がるのに十分なカリキュラムがあるかどうかをベースに各塾を比較したいですね。

誰が教えるかを確認する

指導にあたる先生がどんな方なのかも確認する必要があります。

総合型選抜(旧AO入試)の対策塾の中には指導を担当する講師が学生の場合もあります。学生が講師を務めるのが悪いとは言いませんが、社会人のプロの先生と比較をすると実力が劣るケースがほとんど。

そこで塾を選ぶ際には先生の実績や指導年数、そして社会人であるか、学生であるかの確認をしましょう

講師が全員社会人の総合型選抜の対策塾はこちら

総合型選抜の合格実績に注意する

塾の合格実績も塾の指導力を測る1つの指標になります。そのため、利用を検討している塾の合格実績を確認する事は欠かせません。

合格実績を確認する際には合格者数よりも合格者の数と塾の規模の関係性の確認が欠かせません

例えば『慶應義塾大学の合格者数が5名』というA塾とB塾があったとします。純粋な合格実績数だけを見れば両方の塾は互角。

しかし、仮にA塾の慶應義塾大学コースの生徒数が50名であり、B塾の慶應義塾大学対策コースの生徒数が15名だった場合は話が変わります。

明らかに合格率という点に照らし合わせればB塾の方が優秀です。つまり、各塾の合格実績を比較する際には合格者の総数よりも生徒数の数を念頭に置いた上での合格者数の確認が欠かせないのです。

学習環境が合うかを確認する

学習環境が自分に合うかも確認しておきましょう。

学習環境と聞いて塾の雰囲気をイメージする方も多いと思いますが、塾の雰囲気だけではありません。確認すべき項目の一例としては

  • 「宿題は出るのか」
  • 「学習計画は立ててくれるのか」
  • 「質問は気軽にできるのか」

といった授業以外のサポート面にも目を向けたいですね。

塾に求める学習環境や学習管理方法を明確にし、ご希望に沿った塾を探せば最高の塾が見つかるはずです。

合格保証の有無も確認する

「合格保証」の有無も確認しましょう。合格保証を提示する塾は、「合格に向き合う姿勢」が分かります。

多くの塾は受験生が試験に受かろうと落ちようと月謝を請求します。しかし、合格保証を提供している塾は受験生が結果を出さなければ何かしらの形で保証をします。

理想の保証は不合格時の全額返金ですが、浪人時の無料サポートを提供している塾もあります。合格保証を出す塾は良心的な塾が多いので、保証の有無については必ずチェックしたいですね。

このページのまとめ

このページのまとめ
ここまで総合型選抜(旧AO入試)の対策塾の料金相場や複数の塾を比較する時の注意点、そして失敗しない塾選びのポイント等について解説してきました。

最後に今回ご紹介した内容の中で特に重要なポイントをまとめましたのでご覧ください。

おさらいポイント!

  • 1コマあたりの相場の単価は1.5万円程度
  • 塾に支払う金額は料金体系で大きく変わる
  • 塾選びの際に金額だけに目を向けるのは控える
  • 授業料以外に掛かる費用も視野に入れる
  • 合格までに掛かる全体的な費用を算出してから比較する
  • 塾を選ぶ際には以下の4点の確認が欠かせない
    ①受講生が求めるカリキュラムの内容と合っているか
    ②塾はもちろん、指導にあたる先生の実績を確認する
    ③学習環境のサポートがどれくらいあるのか
    ④合格保証制度を提供しているかどうか

今回の記事を参考にして、あなたにぴったりな総合型選抜(旧AO入試)対策の専門塾を探してみてください。本当に質の高いサービスを提供しているおすすめの総合型選抜の対策塾については以下のページでまとめているので是非ご覧ください。

おすすめの総合型選抜の対策塾の特集ページ

この記事の監修者:諏訪孝明

東京大学経済学部卒。学生時代・社会人時代と合わせると受験指導歴は約15年のベテラン講師。

過去受験指導をした生徒数は400人を超えており、東大・早慶・MARCHの合格者も多数。一般選抜だけではなく、総合型選抜・公募推薦の指導歴も豊富であり、旧AO入試時代と合わせると30名以上を担当。

2020年度に関しても公募推薦で上智大学に合格をした生徒の主担任を務め、奇跡の合格獲得を実現。当スクールの高大接続のビジョンに共感し、主任講師という形で当スクールの設立時より参画。

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