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この記事では、学習院大学の公募推薦に落ちた後の受験戦略・受験対策を立てるための情報を解説します。
最後までこの記事を読むと、「どうしても学習院大学に入学したい人が選べる受験方法」や「学習院大学以外を受験する際におすすめの大学」などを把握できます。
また「一般選抜への切りかえや浪人、編入などを含めた受験方法」の他、「学習院大学に落ちた後の受験で合格を勝ち取れる人の特徴」などもお伝えするので、受験を成功させて希望の未来を実現するため、お役立てください。
目次
学習院大学公募推薦に落ちた後の選択肢・受験対策
「学習院大学の公募推薦に落ちた後、どんな選択ができるのか知りたい」という方は、以下をご覧ください。
- 一般選抜を受ける
- 他大学の公募推薦に出願する
- 他大学の総合型選抜(旧AO入試)を受ける
次の項目から、上記3つの出願期間などを順に解説していきます。
一般選抜を受ける
学習院大学の公募推薦に落ちた際に一般選抜に切りかえれば、自身の学力に応じた大学に合格できます。
学力に自信のある人や一般選抜対策をしてきた人には、一般選抜へ切りかえがおすすめです。
一般選抜は大学によって受験科目が異なるため、自身の得意科目を活かして合格を狙える点もメリットです。
入試で得意分野が出題されれば、学習院大学より高い偏差値の大学に合格することも可能なうえ、滑り止め校の受験もできるので、賢く受験戦略を練れば、公募推薦に落ちた後の受験を成功させられます。
また一般選抜は公募推薦と違い、評定平均や学校長の推薦などの特別な出願資格がないケースが多く、出願可能な大学が多い点も特徴的です。
大学入試における一般選抜の出願期間は、以下の通りです。
学校区分 | 出願期間 | 試験日 |
---|---|---|
私立大学 | 1月上旬頃 | 1月下旬~2月下旬 |
国公立大学 | 1月下旬~2月上旬頃 | 2月下旬~3月中旬 |
私立大学と国公立大学の入試内容は異なるケースが多いです。
具体的には、国公立大学は基本的に共通テストと二次試験を受ける必要がありますが、私立大学は共通テストを受けていなくても一般選抜で受験できます。
国公立・私立を問わず、どの大学に出願するかによっても試験内容は異なるため、出願先に応じて受験対策を立てることが大切です。
共通テスト・一般選抜の試験は1月下旬から開始されることが多いため、学習院大学の公募推薦に落ちた後からの受験対策をいかに効率良く進めるかを意識しながら、受験対策を立てましょう。
他大学の公募推薦に出願する
「公募推薦で合格を勝ち取れるなら、他の大学も受験したい」という場合、学習院大学の公募推薦で落ちた後でも出願できる大学を探しましょう。
例えば多摩大学経営情報学部(※)など、12月以降に出願できる大学があるため、学習院大学に落ちた人でも他大学の公募推薦で合格を狙えます。
(※)出願期間:11月28日~12月18日(2025年 公募方式Ⅱ期)
参考:多摩大学 令和7(2025)年度(2025年4月 入学者向け) 入学者選抜要項
多摩大学経営情報学部の選考方法は面接と5分程度の口頭試問のみとなっているため、学習院大学の公募推薦受験時の受験対策の延長で合格率を高めることも可能です。
また学習院大学の公募推薦受験時の出願資格である「全体の評定平均3.8以上」をクリアできていたら、多摩大学経営情報学部の出願資格の「全体の評定平均3.0以上」を満たせます。
以上のように、出願資格や受験対策が似ている大学を選べば、学習院大学の公募推薦を受験した経験を活かしながら、他大学での合格を狙えます。
他大学の総合型選抜(旧AO入試)を受ける
小論文・面接など、学習院大学の公募推薦へ向けた受験対策経験を活かしたい場合は、総合型選抜(旧AO入試)に挑戦する方法もあります。
例えば帝京大学文学部における2025年度総合型選抜(Ⅲ期)の出願期間は11月27日~12月9日です。選考内容も課題作文方式を選べば小論文と面接で受けられます。
参考:帝京大学 入学試験要項 2025
このような点から、学習院大学における公募推薦対策の経験を活かして大学受験を成功させたい場合、総合型選抜(旧AO入試)での合格を狙う方法も検討しましょう。
学習院大学の公募推薦対策を通じて磨いた面接力や提出書類の作成能力などを活かせる総合型選抜(旧AO入試)を受ければ、合格率を高められると期待できます。
公募推薦に落ちた後に学習院大学に入学する方法
「公募推薦に落ちたけど、どうしても学習院大学に入学したい」という人は、以下の方法があることをおさえておきましょう。
- 一般選抜を受ける
- 浪人して再度公募推薦を受ける
- 浪人して総合型選抜(AO)を受ける
- 編入する
あなたの状況や考え方に応じて最適な受験方法を選べるよう、上記4点を順に見ていきましょう。
一般選抜を受ける
学習院大学の公募推薦に落ちた後、効率良く受験対策を進めれば一般選抜で合格を勝ち取れます。
例えば学習院大学経済学部の一般選抜コア試験の出願期間は1月7日(火)~1月22日(水)までとなっており、基本的に以下の3科目の総合点で合否が判定されます。
試験科目 | 概要 |
---|---|
国語 | 「現代の国語+言語文化+論理国語+古典研究(漢文は含まない)」 |
外国語 |
以下から1科目を選択 「英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ+論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」 「ドイツ語」 「フランス語」 |
地理歴史・公民・数学 |
以下から1科目を選択 「歴史総合+日本史研究」 「歴史総合+世界史研究」 「地理総合+地理研究」 「公共+政治・経済」 「数学Ⅰ・Ⅱ・A(図形の性質・場合の数と確率)・B(数列)・C(ベクトル) |
学習院大学の一般選抜は、同一学部を2回受験することが可能なため、受験方法を工夫すると、より合格のチャンスを広げられます。
学習院大学の一般選抜試験日は受験する科目などによって、1月中旬から2月中旬と異なるため、他大学の一般選抜も受ける場合、併願可能かどうかに注意しましょう。
浪人して再度公募推薦を受ける
浪人することを含めて今後の受験方法を考えている場合、翌年以降の公募推薦を利用して学習院大学に入学する方法もあります。
学習院大学の公募推薦は、文学部以外なら浪人生でも出願できるため、「浪人してでも学習院大学に入学したい」という人は、公募推薦の利用を検討しましょう。
浪人して学習院大学の公募推薦に出願する際は、一般選抜など、他の受験対策もしておくことをおすすめします。
翌年の学習院大学公募推薦に落ちた場合でも、一般選抜などの受験方法で学習院大学に合格する確率を高められるからです。
浪人して総合型選抜(AO)を受ける
学習院大学の総合型選抜(AO)入試は、浪人生でも受験可能なので、翌年に出願して合格を目指すことが可能です。
総合型選抜(AO)は公募推薦の合否判定基準と似ているため、学習院大学の公募推薦対策をした人は、公募推薦対策をしていない人より、翌年の総合型選抜(AO)で合格率を高めやすいと考えられます。
他にも学習院大学の公募推薦では面接が実施され、総合型選抜(AO)では口頭試問が実施されるなど、「話す力が求められる」という似た点があることも、浪人して学習院大学の総合型選抜(AO)を受験する際、有利になりやすいポイントです。
浪人して学習院大学の総合型選抜(AO)を受験する際は、出願期間が10月頃と、公募推薦より早い時期になる傾向がある点もおさえておきましょう。
※参考
令和7(2025)年度 経済学部 学校推薦型選抜(公募制) 学生募集要項|学習院大学
令和7(2025)年度 国際社会科学部 総合型選抜(AO) 学生募集要項|学習院大学
編入する
学習院大学の公募推薦に落ちた人でも、一般選抜などで他大学に入学した後、学習院大学に編入することが可能です。
具体例として、以下の学習院大学文学部における編入学出願資格をご覧ください。
- 修業年限4年以上の大学に2年以上在学した者で、60単位以上を修得している者
- 短期大学もしくは高等専門学校を卒業した者、または2024年3月に卒業見込みの者
など
※参考:令和7(2025)年度 編入学 学生募集要項|学習院大学
学習院大学に編入する場合、公募推薦を受けた経験や、公募推薦対策をした経験が活かせることがあります。
例えば学習院大学文学部の編入学選考は筆記試験(歴史は小論文を含む)・面接となっているため、公募推薦対策を活かせるはずです。
受験する学部によって編入学出願資格や選考方法が異なるため、学習院大学への編入を考える際には、希望の学部に関する募集要項を予め確認しておきましょう。
不合格後に一般選抜に切りかえた後のおすすめの受験先
学習院大学に落ちた後、一般選抜に切りかえる人におすすめの受験先は、以下の通りです。
- 日東駒専(日本大学など)
- 成成明学獨國武(成城大学など)
次の項目からは、「上記大学と学習院大学の偏差値の比較」や「一般選抜受験で賢く出願先を選ぶ方法」などを解説していきます。
日東駒専(日本大学など)
学習院大学の公募推薦で落ちた後に一般選抜に挑戦する場合は、次の志望校としては学習院大学よりも1ランク偏差値が低い日東駒専がおすすめです。参考までに学習院大学と日東駒専の偏差値については、以下の比較表をご覧ください。
大学名 | 偏差値 |
---|---|
学習院大学 | 52.5~57.5 |
日本大学 | 40.0~65.0 |
東洋大学 | 42.5~57.5 |
駒澤大学 | 40.0~57.5 |
専修大学 | 42.5~55.0 |
※参考
パスナビ|学習院大学/偏差値・共テ得点率|2024年度入試|大学受験|旺文社
パスナビ|日本大学/偏差値・共テ得点率|2024年度入試|大学受験|旺文社
パスナビ|東洋大学/偏差値・共テ得点率|2024年度入試|大学受験|旺文社
パスナビ|駒澤大学/偏差値・共テ得点率|2024年度入試|大学受験|旺文社
パスナビ|専修大学/偏差値・共テ得点率|2024年度入試|大学受験|旺文社
経済学部・文学部など、日東駒専には偏差値40台の学部があるため、学習院大学狙いの人は滑り止め校として検討しましょう。
ただし日本大学生物資源科学部など、学習院大学の偏差値を超える学部がある点には注意が必要です。
成成明学獨國武(成城大学など)
学習院大学の公募推薦で落ちた後に一般選抜に切りかえる場合に「日東駒専よりは上の大学を狙いたい」という人には、成成明学獨國武がおすすめです。学習院大学と成成明学獨國武の偏差値比較表は、以下をご覧ください。
大学名 | 偏差値 |
---|---|
学習院大学 | 52.5~57.5 |
成城大学 | 50.0~57.5 |
成蹊大学 | 47.5~60.0 |
明治学院大学 | 47.5~60.0 |
獨協大学 | 40.0~55.0 |
國學院大学 | 45.0~60.0 |
武蔵大学 | 55.0~60.0 |
※参考
パスナビ|学習院大学/偏差値・共テ得点率|2024年度入試|大学受験|旺文社
パスナビ|成蹊大学/偏差値・共テ得点率|2024年度入試|大学受験|旺文社
パスナビ|明治学院大学/偏差値・共テ得点率|2024年度入試|大学受験|旺文社
パスナビ|獨協大学/偏差値・共テ得点率|2024年度入試|大学受験|旺文社
パスナビ|國學院大学/偏差値・共テ得点率|2024年度入試|大学受験|旺文社
パスナビ|武蔵大学 経済学部/偏差値・共テ得点率|2024年度入試|大学受験|旺文社
成成明学獨國武の偏差値は学習院大学と日東駒専の間くらいになる学部があるため、学習院大学の公募推薦を落ちて一般選抜に切りかえる際の志望校としてはぴったりです。
偏差値とあわせて、「希望の学部があるか」「得意科目を活かして受験できるか」などをふまえて受験戦略を立てると、成成明学獨國武における一般選抜での合格率を高められます。
不合格後に逆転合格する人の特徴
この項目では以下の観点から、学習院大学の公募推薦に落ちた後、逆転合格をする人の特徴を解説します。
- どの入試形式でも共通の特徴
- 公募推薦・総合型選抜を受験する場合
- 一般選抜を受験する場合
適切な受験対策をして明るい春を迎えられるよう、上記3つの「逆転合格する人の特徴」を見ていきましょう。
どの入試形式でも共通の特徴
総合型選抜・一般選抜などの受験形式に関わらず、「学習院大学の公募推薦で落ちた後に逆転合格する人に見られやすい特徴」は以下の通りです。
- 志望理由を明確にしている
- 過去問・課題をふまえて対策をする
上記2点を次の項目から解説していくので、大学受験を成功させるための参考になさってください。
志望理由を明確にしている
「逆転合格する人は志望理由を明確にしている」という特徴が見られやすい理由は、学習院大学の公募推薦で落ちた後に、どの大学を受験すべきかを素早く決断でき、必要な対策のみに集中できるからです。
例えば「学習院大学の経済学部に受からなければ浪人する」と決めている場合、公募推薦で落ちた後の受験戦略は学習院大学経済学部の一般選抜に絞れて必要な科目に絞って受験対策を早く始められるため、合格率を高めやすいです。
反対に志望理由が曖昧だと、「この大学は偏差値が高いから受けるべきか…それとも倍率が高いから避けるべきか…」など、出願先の選定に迷ったり受験戦略全体の一貫性を保ったりしづらくなります。
具体的には「学習院大学の経済学部に合格するのが理想的だけど、不合格なら同レベルの大学に受かればいい」などと志望理由が曖昧な場合、多くの大学が出願候補となるため、受験先を決めるために多くの時間を要します。
そのうえ対策すべき科目が多くなり、学習が中途半端になりやすくなる点も、志望理由が曖昧な人が感じやすいデメリットです。
過去問・課題をふまえて対策をする
学習院大学の公募推薦で落ちた後、一般選抜に切りかえる際、過去問対策をしている人が逆転合格しやすい理由は、出題傾向を把握し、効率良く学習を進められるからです。
過去の出題傾向を分析すれば、どのような受験対策をすれば良いのかが見えてきて、学習計画を立てやすくなります。
また過去問を繰り返し解くと、出題傾向に慣れてくるため、より合格率を高められます。
学習院大学の出題傾向をふまえ、似た出題傾向がある他大学の過去問に取り組めば、さらに応用力が鍛えられるなどのメリットもあるため、工夫して受験対策を進めることが大切です。
このように学習院大学の公募推薦で落ちた後に逆転合格を勝ち取る人は、過去の問題・課題の傾向をふまえて、効率良く受験対策を進めるという特徴が見られやすいです。
公募推薦・総合型選抜を受験する場合
学習院大学の公募推薦に落ちた後、他大学の公募推薦や総合型選抜を受験して逆転合格をする人の特徴は、以下の通りです。
- 英検などの出願資格を満たしている入試を探すことができる
- 学習院大学の公募推薦で落ちた理由を明確化してから対策をする
逆転合格を勝ち取れる人の特徴を確認して、適切な受験対策を講じられるよう、上記2点を順に見ていきましょう。
英検などの出願資格があり、条件を満たせる大学を受ける
学習院大学の公募推薦で落ちた場合でも、英検などの出願資格があり、条件を満たせる大学に挑戦すれば、参入障壁が生じることにより、合格率を高められると期待できます。
例えば学習院大学経済学部の出願資格のひとつとして、「英検2級以上合格、かつCSEスコア1980 点以上」という条件があり、似た条件を出願資格とする大学を受験先に選べば、一般選抜などと比べて出願できる人が減るため、競争率が下がりやすいです。
参照元:令和7(2025)年度 経済学部 学校推薦型選抜(公募制) 学生募集要項|学習院大学
このように出願資格をふまえて賢く次の受験先を選べる人は、学習院大学の公募推薦で落ちたとしても、逆転合格を勝ち取りやすいです。
学習院大学の公募推薦で落ちた理由を明確化してから対策をする
学習院大学の公募推薦で落ちた理由を明確にしたうえで試験対策をすれば、次に受験する公募推薦・総合型選抜での合格率を高められます。
自己PRや志望理由の伝え方の他、小論文の書き方など、学習院大学の公募推薦受験を振り返ることで、改善点を見つけられることがあります。
学習院大学の公募推薦に落ちた理由を振り返らず、不合格になった要因を解消できないままだと、次に受ける公募推薦・総合型選抜の合格率を十分に高められません。
このような点から、学習院大学の公募推薦で落ちた後に合格を勝ち取れる人の特徴として、不合格になった要因を明確にし、適切に対策できることが挙げられます。
一般選抜を受験する場合
公募推薦に落ちた後、一般選抜を受験して逆転合格する人の特徴は、志望校の一般選抜の試験で合格点を取れるだけの学力がある人です。
なぜなら、一般選抜の場合、基本的には試験当日の試験の点数だけで合否が決まる以上、合格点を取れるかどうかで合否が決まるためです。
そのため、試験当日に合格点を取れるように試験対策に取り組む事が欠かせません。
少し余談になりますが、一般選抜では各大学・学部で問題の傾向や受験に使える科目が異なります。そのため、あなたが得意な科目で受けられる上に問題の傾向があなたと相性が良い大学・学部を受験する事は合格率を高める事になります。
受験まで日数が少ない中で色々な大学・学部の過去問や受験科目を調べるのは大変かもしれませんが、学力を高める事と並行して各大学・学部で選択が可能な受験科目や問題の傾向を調べる事は是非行っておきましょう。
学習院大学の公募推薦に落ちた人によくある質問
学習院大学の公募推薦に落ちた人は、以下の疑問を抱くことがあります。
- 12月以降に出願できる公募推薦・総合型選抜を実施している大学の探し方は?
- 学習院大学一般選抜の倍率は?
- 学習院大学の公募推薦に落ちた後に一般選抜に切りかえても合格できる?
- 短期間で一般選抜の偏差値を上げて失敗を避けるコツは?
- 学習院大学の指定校推薦は浪人生も出願可能?
- 一般選抜を利用せずに今から現役合格するためにはどうするべきですか?
次の項目から、上記の「よくある質問」を順に解説していきます。
12月以降に出願できる公募推薦・総合型選抜を実施している大学の探し方は?
学習院大学の公募推薦で落ちた後に出願できる他大学の公募推薦や総合型選抜を探す場合、インターネットで「公募推薦 出願 12月」、「総合型選抜 出願 12月」などと検索し、12月以降に出願できる大学の一覧表などの情報を探しましょう。他にも以下のようなキーワードで検索をするのも有効です。
- 公募推薦 2期(Ⅱ期)
- 公募推薦 3期(Ⅲ期)
- 総合型選抜 2期(Ⅱ期)
- 総合型選抜 3期(Ⅲ期)
上記のようなキーワードで検索をし、ヒットした大学の中で出願がまだできる上にあなたが学びたい事を学べる環境がある大学を探すのが重要です。
1つ気をつけたいのは、インターネットの情報は古かったり間違っていたりする可能性があるため、気になる大学の出願期間は公式ページで確認することをおすすめします。
学習院大学の公募推薦に落ちた後の受験戦略を早く立てるため、効率良く正しい情報を入手しましょう。
学習院大学一般選抜の倍率は?
2024年4月入学者向けの学習院大学一般選抜(合計)の倍率は、以下の通りです。
学部名(学部全体) |
倍率 (志願者÷合格者) |
---|---|
法学部 | 3.6倍 |
経済学部 | 4.3倍 |
文学部 | 3.2倍 |
理学部 | 4.2倍 |
国際社会科学部 | 4.3倍 |
学習院大学における一般選抜の倍率を確認することは大切ですが、倍率のみで出願先を選ばないよう注意しましょう。
なぜなら受験者の学力が全体的に低い場合、倍率が高くても合格できるからです。
また得意科目で受験すれば、倍率が高くても合格率を高めやすいと考えられます。
反対に倍率が低くても受験者全体の学力が高い場合、不合格になるかもしれないため、倍率のみで出願先を決めないようご注意ください。
学習院大学の公募推薦に落ちた後に一般選抜に切りかえても合格できる?
学習院大学の公募推薦に落ちた後に一般選抜に切りかえた場合、あなたの学力に見合った大学・学部であれば十分に合格が狙えます。
というのも、一般選抜は試験日に合格点を取れるかどうかで合否が決まる以上、合格点を取れるだけの学力があれば合格できるためです。
そのため、学習院大学の公募推薦に落ちた後に一般選抜に切りかえるのであれば試験日までに試験本番で志望校の合格点を取れるだけの学力を身に付ける事が欠かせません。
短期間で一般選抜の偏差値を上げて失敗を避けるコツは?
「学習院大学の公募推薦に落ちたから、短期間で偏差値を上げて合格率を少しでも高めたい」という人は、受験のプロの力を借りて猛勉強に励みましょう。
高い実績を誇り、経験豊富な受験のプロを頼れば、学習院大学の公募推薦に落ちた後から志望校に合格するために必要な事を洗い出してくれるはずです。
その洗い出してもらった対策内容をきちんとこなせば、志望校の受験日の時点で合格を目指せるだけの学力がつくはずです。
受験のプロに短期間で志望校の合格に必要な学力を身に付けるメニューを組んでもらい、そのメニューをやり切る事が短期間で偏差値を上げる際には重要になります。
学習院大学の指定校推薦は浪人生も出願可能?
学習院大学の公募推薦に落ちた後、浪人して指定校推薦に出願することはできません。
基本的に指定校推薦は、浪人生が出願不可となるケースが多いです。
なお学習院大学の指定校に関する公式情報は、指定校のみに通知されるパスワードを入力すれば閲覧できます。
※参考:学校推薦型選抜(指定校)|学習院大学
一般選抜を利用せずに今から現役合格するためにはどうするべきですか?
学習院大学の合否が出た後からでも申し込める総合型選抜や公募推薦を実施している大学・学部を探し、その大学・学部に出願をして総合型選抜や公募推薦で合格を目指すのが王道です。
例えば学習院大学と同様に都内にある玉川大学の場合、第Ⅲ期の総合型選抜を実施しています。第Ⅲ期の総合型選抜の場合、年明けの2月でも出願が可能です。
他にも立命館アジア太平洋大学も活動アピール方式の第3回の総合型選抜であれば、12月の半ばまで出願が可能です。
以上のような大学・学部を探しましょう。ご自身で探すのが難しいようでしたら一度ホワイトアカデミー高等部の無料の受験相談会をご利用下さい。
無料の受験相談会の場では今からでも出願が可能な大学・学部の中で合格が狙える大学・学部名のご案内に加えて合格を勝ち取るための対策方法までご案内します。以下のページよりご予約をお取り頂けますので、是非ご覧くださいませ。
今回の内容のまとめ
今回は学習院大学の公募推薦に落ちた後の受験戦略・受験対策を解説しました。最後にこの記事で解説した内容のポイントを以下にまとめました。
この記事のおさえておくべきポイント
- 学習院大学の公募推薦に落ちた場合は一般選抜や他の大学の公募推薦・総合型選抜に切り替える
- 学習院大学の公募推薦は文学部以外であれば浪人してからも出願が可能
- 他の大学の公募推薦や総合型選抜に切り替える場合は出願資格や二次選抜の内容が学習院大学に似てる大学を選ぶ
- 一般選抜に切り替える場合は日東駒専や成成明学獨國武が受験先としておすすめ
- 公募推薦に落ちた後に逆転合格するには志望動機を明確にし素早く過去問対策に取りかかるのが大切
学習院大学の公募推薦に落ちた後は、できるだけ早く立ち直り今後どうするのかを決定する必要があります。
他の大学の公募推薦や総合型選抜に切り替えるにせよ、一般選抜に切り替えるにせよ、対策する期間があまり残っていないためです。
この記事を参考にして、悔いのない受験になるようにしましょう!
参考記事:推薦入試に落ちた後にとれる選択肢とは?