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2024.05.02 総合型選抜(旧AO入試)

早稲田大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴と対策方法を大公開

早稲田大学の総合型選抜(旧AO入試)と推薦入試の特徴・各学部の対策方法を解説

この記事では、早稲田大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴や各学部の出願条件、対策すべきポイントについて解説しています。

取り上げる主な内容は以下の通りです。

  • 早稲田大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴
  • 2023年度(昨年度)の合格倍率
  • 早稲田大学の総合型選抜で必須の対策項目
  • 学部・選抜方法ごとの募集要項や出願条件
  • 学部・選考方法ごとの対策方法
  • おすすめの併願受験先
  • 早稲田大学の総合型選抜受験生がよく抱く疑問への回答

早稲田大学の合格を勝ち取りたい方には必見の内容となっていますので、受験を考えているならぜひご一読ください。

目次

早稲田大学の総合型選抜(旧AO入試)とは

早稲田大学の総合型選抜とは
まずは、早稲田大学の総合型選抜の特徴や実施している学部・学科などについて解説していきます。

早稲田大学の総合型選抜(旧AO入試)の特徴

早稲田大学の総合型選抜(旧AO入試)は、総合型選抜という括りがなく、各学部が独自の選抜を実施しているのが大きな特徴です。

学部 主な選抜名
社会科学部 全国自己推薦入試
創造理工学部 早稲田建築AO入試(創成入試)
先進理工学部 特別選抜入試
人間科学部 FACT選抜入試
スポーツ科学部 総合型選抜I〜Ⅲ群
文化構想学部 国際日本文化論プログラム 日本学生入試
国際教養学部 AO入試

また、「地域探究・貢献入試」という将来地域に貢献できる人材を選抜する入試では、法学部・商学部・文化構想学部・文学部・人間科学部・スポーツ科学部の6学部が募集をしています。

選考方法も学部によってさまざまで、書類審査・面接・プレゼンテーション・小論文・論述試験・筆記試験・大学入学共通テストなどが課せられます。

多くの学部は書類審査による一次選考と独自試験による二次選考を実施していますが、国際教養学部は選考1回、地域探究・貢献入試は選考3回となっているのが特徴です。

総合型選抜(旧AO入試)を実施している学部と募集人数

次に、早稲田大学で総合型選抜(旧AO入試)を実施している学部と募集人数を一覧にしました。

選考名 実施学部 募集人数
地域探究・貢献入試
  • 法学部
  • 商学部
  • 文化構想学部
  • 文学部
  • 人間科学部
  • スポーツ科学部
各学部若干名
全国自己推薦入試 社会科学部 35名
早稲田建築AO入試 創造理工学部 約25名
(建築学科)

*物理学科、応用物理学科は募集していない

特別選抜入試
(数学オリンピック入試
化学グランプリ入試
情報オリンピック入試
高校生・高専生科学技術チャレンジ入試
日本学生科学賞入試
日本生物学オリンピック入試
物理チャレンジ入試)
先進理工学部 各入試で若干名
FACT選抜入試 人間科学部 人間環境科学科、健康福祉科学科、人間情報科学科の全体で若干名
総合型選抜Ⅰ〜Ⅲ群 スポーツ科学部
  • I群…若干名
  • Ⅲ群…60名

(II群は公募制ではないため省略)

AO入試 国際教養学部
  • 4月入学・国内選考…100名
  • 4月入学・国外選考…100名
  • 9月入学…150名
国際日本文化論プログラム(JCulP) 文化構想学部
  • 日本学生入試…15名
  • 海外学生入試…15名
英語学位プログラム 政治経済学部 約100名
英語学位プログラム 基幹理工学部 30名
英語学位プログラム 創造理工学部 30名
TAISI AO入試 社会科学部 60名

参照元:2024年度 早稲田大学 地域探究・貢献入試 (旧名称・新思考入学試験(地域連携型)) 入学試験要項
早稲田大学 社会科学部 全国自己推薦入学試験 2024年度
2024年 4月入学 早稲田大学 創造理工学部 早稲田建築 AO 入試 (創成入試) 入学試験要項
2024年 4月入学 早稲田大学 先進理工学部 「特別選抜入学試験」 入学試験要項
2024年4月入学 早稲田大学人間科学部 FACT選抜 入学試験要項
早稲田大学スポーツ科学部 2024年度 総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験) 入学試験要項
早稲田大学国際教養学部 AO入学試験要項 (総合型選抜) <2024年4月入学・国内選考>
2024年度早稲田大学文化構想学部 JCulP:国際日本文化論プログラム 日本学生入学試験要項
早稲田大学「2023年度入試結果 総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国生/外国学生を対象とした入試・eスクール入試による入試結果

選抜方法によって募集人数が異なるため、受験予定の場合は最新の募集要項を必ず確認するようにしてください。

最新年度(2023年度)の合格倍率

最新年度の合格倍率
ここでは、2023年度に実施された総合型選抜の合格倍率をまとめて紹介します。

早稲田大学が第一志望の方や総合型選抜で合格を狙いたい方は要チェックです。

選考名 学部 志願者数 合格者数 倍率
地域探究・貢献入試 法学部 48 6 8.0
商学部 48 3 16.0
文化構想学部 87 5 17.4
文学部 20 0
人間科学部 21 1 21.0
スポーツ科学部 18 1 18.0
全国自己推薦入試 社会科学部 302 39 7.7
早稲田建築AO入試 創造理工学部 82 15 5.5
特別選抜入試(日本学生科学賞入試)
※他入試は志願者なし
先進理工学部 1 0
FACT選抜入試 人間科学部 14 10 1.4
総合型選抜Ⅰ群 スポーツ科学部 9 5 1.8
総合型選抜Ⅲ群 244 78 3.1
AO入試(4月入学・国内選考) 国際教養学部 602 149 3.8
AO入試(4月入学・国外選考) 250 120 2.1
AO入試(9月入学) 768 321 2.4
国際日本文化論プログラム(JCulP)
日本学生入試
文化構想学部 89 23 3.9
国際日本文化論プログラム(JCulP)
海外学生入試
89 31 2.9
英語学位プログラム 政治経済学部 458 191 2.4
基幹理工学部 227 62 3.7
創造理工学部 125 30 4.2
TAISI AO入試 社会科学部 201 63 3.2

参照元:早稲田大学「2023年度入試結果 総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国生/外国学生を対象とした入試・eスクール入試による入試結果

選抜方法ごとに差はありますが、低くても2〜3倍、高いところでは20倍以上と難易度が高いことがわかります。

特に地域探究・貢献入試はかなり狭き門です。受験を考えている場合は万全の対策をして臨みましょう。

人間科学部志望なら、FACT選抜入試が低倍率でおすすめです。

2024年度入試の出願期間・試験日・合格発表日

2024年度の入試スケジュール
早稲田大学の総合型選抜の2024年度入試スケジュールは以下のようになっています。

他大学との併願を考えている場合は出願期間や試験日、合格発表日を必ずチェックしましょう。

選考名 出願期間 試験日 合格発表日
地域探究・貢献入試 2023年9月1日(金)〜9月14日(木)締切日消印有効 第1次選考
書類審査

第2次選考
2023年10月29日(日)

最終選考
大学入学共通テスト
2024年1月13日(土)、14日(日)

第1次選考
2023年10月13日(金)

第2次選考
法・商・文化構想・文
…2023年11月16日(木)

人間科
…2023年11月17日(金)

スポーツ科
…2023年11月10日(金)

最終選考
法:2024年2月11日(日)

商:2024年2月9日(金)

文化構想・文:2024年2月10日(土)

人間科:2024年2月15日(木)

スポーツ科:2024年2月16日(金)

社会科学部
全国自己推薦入学試験
2023年9月22日(金)〜9月29日(金)締切日消印有効 第1次選考
書類選考

第2次選考
2023年11月19日(日)

第1次選考
2023年11月10日(金)

第2次選考
2023年12月15日(金)

創造理工学部
早稲田建築AO入学試験
2023年9月4日(月)〜9月12日(火)締切日必着 第1次選考
書類審査

第2次選考
2023年10月21日(土)

第1次選考
2023年10月10日(火)

第2次選考
2023年11月1日(水)

先進理工学部
特別選抜入学試験
2023年10月4日(水)〜10月12日(木)締切日必着 第1次選考
書類選考

第2次選考
2023年11月25日(土)

第1次選考
2023年11月9日(木)

第2次選考
2023年12月7日(木)

人間科学部
FACT選抜入試
2023年9月1日(金)〜9月5日(火)締切日消印有効 第1次選考
書類選考

第2次選考
2023年9月30日(土)

第1次選考
2023年9月22日(金)

第2次選考
2023年11月1日(水)

スポーツ科学部
総合型選抜Ⅲ群
2023年9月15日(金)〜9月28日(木)締切日消印有効 第1次選考
書類選考

第2次選考
2023年11月4日(土)

第1次選考
2023年10月25日(水)

第2次選考
2023年11月10日(金)

国際教養学部
AO入試(4月入学・国内選考)
2023年9月1日(金)〜9月7日(木)締切日消印有効 2023年10月29日(日) 2023年11月17日(金)
文化構想学部
国際日本文化論プログラム(JCulP)日本学生入試
2023年9月1日(金)〜9月7日(木)
締切日消印有効
※海外から発送する場合は締切日必着
第1次選考
書類選考

第2次選考
2023年12月10日(日)

第1次選考
2023年11月16日(木)

第2次選考
2023年12月21日(木)

参照元:2024年度 早稲田大学 地域探究・貢献入試 (旧名称・新思考入学試験(地域連携型)) 入学試験要項
早稲田大学 社会科学部 全国自己推薦入学試験 2024年度
2024年 4月入学 早稲田大学 創造理工学部 早稲田建築 AO 入試 (創成入試) 入学試験要項
2024年 4月入学 早稲田大学 先進理工学部 「特別選抜入学試験」 入学試験要項
2024年4月入学 早稲田大学人間科学部 FACT選抜 入学試験要項
早稲田大学スポーツ科学部 2024年度 総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験) 入学試験要項
早稲田大学国際教養学部 AO入学試験要項 (総合型選抜) <2024年4月入学・国内選考>
2024年度早稲田大学文化構想学部 JCulP:国際日本文化論プログラム 日本学生入学試験要項

※スポーツ科学部 総合型選抜I群・II群と、英語による学位取得プログラムのうち、日本国外の中等教育期間修了者向けの選考は本記事で取り上げないため省略しています。

早稲田大学の総合型選抜(旧AO入試)で必ず対策すべき項目

早稲田大学の総合型選抜で必ず対策すべき項目
ここからは、早稲田大学の総合型選抜で必須の対策項目について詳しく解説していきます。

早稲田大学の総合型選抜でどのような力が求められるのかが簡単に確認できるので、ぜひ目を通してみてください。

評定平均や履修科目の条件を満たす

1つ目は、各学部・選考が定める評定平均や履修科目についての出願条件を満たすことです。

早稲田大学の総合型選抜では、多くの学部で評定平均や履修科目について出願条件が設けられています。

学部・選考名 評定平均・履修科目などの出願条件
社会科学部
全国自己推薦入試
評定平均が4.0以上
創造理工学部
早稲田建築AO入試(創成入試)

数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学Bを履修しており、かつ理科の合計取得単位数が10単位以上であること

先進理工学部
特別選抜入試

4.以下の科目を履修している者、および 2024 年 3 月 31 日までに履修見込の者。
(1)数学
【新教育課程】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
【旧教育課程】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B・数学C
(2)理科
① 先進理工学部生命医科学科・電気・情報生命工学科
【新教育課程】「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」の3組(6科目)のうち2組(4科目)
【旧教育課程】「物理Ⅰ・物理Ⅱ」「化学Ⅰ・化学Ⅱ」「生物Ⅰ・生物Ⅱ」の3組(6科目)のうち2組(4科目)
② ①以外の学科
【新教育課程】物理基礎・物理・化学基礎・化学
【旧教育課程】物理Ⅰ・物理Ⅱ・化学Ⅰ・化学Ⅱ

人間科学部
FACT選抜入試

3. 高等学校または中等教育学校後期課程の1年1学期または前期から3年(4年制定時制は4年)1学期または前期までの調査書記載の「全体の評定平均値」※1が3.9以上(小数点以下第2位を四捨五入)の者で、「理科」の「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」から3科目以上(ただし、「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目以上の履修を必須とする※2)および「国語」の3科目以上を履修し、「理科」および「国語」で履修したすべての科目を合わせた評定平均値が4.1以上(小数点以下第2位を四捨五入)の者。加えて、「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学A」「数学B」をすべて履修している者。

スポーツ科学部
総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)
全体の評定平均値が 3.5 以上

参照元:早稲田大学 社会科学部 全国自己推薦入学試験 2024年度
2024年 4月入学 早稲田大学 創造理工学部 早稲田建築 AO 入試 (創成入試) 入学試験要項
2024年 4月入学 早稲田大学 先進理工学部 「特別選抜入学試験」 入学試験要項
2024年4月入学 早稲田大学人間科学部 FACT選抜 入学試験要項
早稲田大学スポーツ科学部 2024年度 総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験) 入学試験要項

これらの条件を満たせないと出願できないため、まずは受験しようと考えている総合型選抜の出願条件を満たすことが重要です。

特に評定平均についての出願条件を定めている全国自己推薦入試などを受験予定なら、基準値 + 0.3くらい取れるといいでしょう。

また、早稲田大学の総合型選抜では多くの学部・選考で書類審査が一次選考となっているため、評定平均の条件がない場合でも最低3.5以上は持っておきたいところです。

なお、先進理工学部の特別選抜入試は数学オリンピックなど指定の大会結果を持つ人でないと出願できないため注意してください。

英検準1級またはそれに相当する英語資格を取得する

準1級以上の英検を取る
2つ目は、英検準1級または準1級に相当するTOEIC等のスコアを取る事です。

さらに言えば、英検準1級または英検準1級に相当する各種の英語資格や検定のスコアを取得した後にはより高い級の取得やスコアを伸ばす事に取り組むのが望ましいです。

参考までに、早稲田大学の総合型選抜では英語資格に関する出願条件が設けられているものが複数あります。

学部・選考名 英語資格に関する出願条件
社会科学部
全国自己推薦入試

⑸ 英語外部検定試験のうち、以下の基準点を満たすスコアをいずれか1つ提出できる者
◇実用英語技能検定(CSEスコア):1,950以上 ◇TEAP:225以上
◇GTEC CBT:930以上 ◇TOEFL iBT:42以上
◇IELTS:4.0以上 ◇TOEIC L&R / TOEIC S&W:1,150以上

人間科学部
FACT選抜入試
【出願資格A(国内生向け)】
以下のうちいずれか1種類のテスト結果を提出

TOEIC® Listening & Reading Test TOEFL iBT® IELTS(Academic Module)
GTEC(Advanced/CBT) TEAP(技能パターンは問わない) 実用英語技能検定試験(英検)
ドイツ語技能検定試験 ゲーテ・ドイツ語検定試験 実用フランス語検定試験
DELF/DALF(フランス国民教育省 認定フランス語資格試験) 実用中国語検定試験 HSK(中国語検定)
スペイン語技能検定 DELE(スペイン語検定試験)  

【出願資格B(帰国生向け)】

5. 次の(a)(b)(c)いずれかの要件を満たす者。注 3
(a)TOEFL iBT®(Home Edition を除く)のスコアが 72 以上の者。
(b)TOEIC® Listening & Reading Test / TOEIC® Speaking & Writing Tests のスコアが 1560 点以上(ただし、TOEIC® Speaking & Writing Tests のスコアを 2.5 倍にして TOEIC® Listening & Reading Test のスコアと合算)の者。
(c)国際バカロレア資格を取得見込みの者。

文化構想学部
国際日本文化論プログラム 日本学生入試
以下のうち基準点以上のテスト結果を1種類のみ提出
・TEAP…309
・TEAP CBT…600
・IELTS(Academic)…5.5
・実用英語技能検定(英検)…2300
・TOEFL iBT…72(※TOEFL ITP は不可)
・ケンブリッジ英語検定…160
・GTEC CBT…1190

国際教養学部
AO入試(4月・国内)
以下のいずれか1つ以上の英語外部検定試験の成績を証明する書類を提出
・英検(従来型、S-CBT、 S-Interview)
・TOEFL iBT(My Bestスコアは不可、Home Editionおよび Paper Editionは不可)
・IELTS(Academicのみ、Computerdelivered IELTSは可、IELTS Online は 不可)
・GTEC(検定版・CBT)

引用元:早稲田大学 社会科学部 全国自己推薦入学試験 2024年度
2024年4月入学 早稲田大学人間科学部 FACT選抜 入学試験要項
早稲田大学国際教養学部 AO入学試験要項 (総合型選抜) <2024年4月入学・国内選考>
2024年度早稲田大学文化構想学部 JCulP:国際日本文化論プログラム 日本学生入学試験要項

上記の総合型選抜を受験する場合は、指定の英語資格を持っていないと出願できません。

そのため、英語資格の勉強は早いうちから始めておくべきです。

人間科学部と国際教養学部では基準点が設定されていませんが、最低でも英検準1級くらいは持っておいた方がいいでしょう。

また、早稲田大学では世界に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指して英語教育や外国人学生の受け入れなども積極的に行っています(参照:WASEDA VISION 150

したがって、英語資格が特に求められていない選抜方法でも英検であれば2級は不十分だと考え、最低でも準1級を取得し、大学が求める英語力をしっかりアピールしましょう。

欠席・遅刻日数をできるだけ少なくする

3つ目は、欠席・遅刻の数をできるだけ少なくすることです。

早稲田大学の一部の総合型選抜では、出願条件として欠席・遅刻の日数が基準以下であることを設定しているものもあります。

学部・選考名 欠席・遅刻日数に関する出願条件
社会科学部
全国自己推薦入試
【2023年3月に高等学校または中等教育学校後期課程を卒業した人】

⑶ 高等学校または中等教育学校後期課程卒業時における調査書記載の欠席日数が45日以内の者
  ※4年制の定時制高等学校の場合は、卒業時における調査書記載の欠席日数が60日以内の者

【2024年3月に高等学校または中等教育学校後期課程を卒業見込みの人】

⑶ 1年1学期(または前期)から3年1学期(または前期)までの調査書記載の欠席日数が45日以内の者
  ※4年制の定時制高等学校の場合は、1年1学期(または前期)から最終学年の1学期(または前期)までの調査書記載の欠席日数が60日以内の者

人間科学部
FACT選抜入試
【出願資格A(国内者向け)】

4. 高等学校または中等教育学校後期課程の1年1学期または前期から3年(4年制定時制は4年)7月末までの調査書記載の「欠席日数」※3が40日以内である者。
※3 2023年4月1日時点で卒業している者は、高等学校または中等教育学校後期課程卒業時における調査書記載の欠席日数

スポーツ科学部
総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)
【2024年3月に高等学校または中等教育学校卒業見込みの人、または2024年3月に高等専門学校3年修了見込みの人】

② 高等学校または中等教育学校後期課程・高等専門学校の 1 年 1 学期(または前期)から 3 年 1 学期(または前期)までの欠席日数が 40 日以内であること

【2023年3月に高等学校または中等教育学校を卒業した人、または2023年3月に高等専門学校3年修了の人】

② 高等学校または中等教育学校後期課程・高等専門学校の 1 年 1 学期(または前期)から 3 年末(または後期)までの欠席日数が 40 日以内であること

引用元:早稲田大学 社会科学部 全国自己推薦入学試験 2024年度
2024年4月入学 早稲田大学人間科学部 FACT選抜 入学試験要項
早稲田大学スポーツ科学部 2024年度 総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験) 入学試験要項

上記の総合型選抜を受験する場合は、指定日数を超えないように十分注意しましょう。

出願書類を作り込む

出願書類を作り込む
4つ目は、出願書類を作り込むことです。

早稲田大学の総合型選抜は、ほとんどの場合一次選考が書類選考となっています。

そのため、一次選考を突破するには志望理由書や活動実績報告書、課題レポートなどの作り込みが欠かせません

そこで、各選抜方法の主な出願書類とポイントをまとめました。

選考名 主な提出書類 内容
地域探究・貢献入試 課題レポート

冒頭の本入試の目的を踏まえたうえで、以下の5点について所定用紙(4枚以内)へ項目別に記入してください。なお、課題レポート中には項目番号の①~⑤を用いて、それぞれの記述がどの項目にあたるかが明快に分かるように記述してください。パソコンでの作成を原則としますが、手書きでの作成も可とします。パソコンで作成する場合は、文字の大きさは11ポイント以上としてください。
① どのようなことを地域の課題と考えているか
② 志願者自身がその課題があることを意識したのはなぜか
③ その課題に関連して今までどのような活動を行ってきたのか
④ 本学のどの学部に入学し、何を学修したいと考えているか
⑤ 卒業後にどのように地域へ貢献することを考えているのか

社会科学部
全国自己推薦入試
志望理由書

①あなたの最もアピールしたい活動についての詳細*
*どのように取り組んだか、どのような役割をしたのか、どのような出来事があり、どのように解決したのか、など。
②そこから学んだこと
③合格したら、社会科学部での4年間において、それをどのように活かしたいかについて、それぞれバランスよく記述し(800字以内)、志願者本人が作成してください。

創造理工学部
早稲田建築AO入試(創成入試)
志願者自己報告書
  • 志望理由(学科を志望した理由、早稲田建築AO入試を知り、応募するに至った経緯を記載)
  • 入学後の抱負(建築学科入学後の抱負、勉強・研究計画等を記載)
  • 学業等履歴(小学校入学から出願に至るまでの学歴(予備校・大学・専門学校等含む)および職歴(該当者のみ)を記載)
  • 活動実績(興味を持って取り組んだ学校行事や研究活動、社会活動、創作活動、スポーツなどの活動実績履歴を7項目まで記載)
活動実績報告書

-志願者自己報告書「Ⅳ.活動実績」に記入した活動の中で、現在の自分をアピールする上で重要だと思われる事項について、具体的な活動内容を報告してください。

先進理工学部
特別選抜入試
志望理由書 学部・学科の志望理由、将来の進路等について2,000字以内で執筆
人間科学部
FACT選抜入試
志望理由書
  • 入学後のライフデザイン(入学後の履修計画・課外活動の計画・ビジョンを説明)
  • 志望理由(学科の具体的な志望理由、学部で研究したいこと、将来の抱負を1,200〜1,500字で書く)
事前課題 指定されたテーマについての実験を行い、結果や考察をA4用紙5〜10枚のレポートにまとめる
スポーツ科学部
総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)
競技活動および学業に関する調査書①〜③ 以下3点について各項目A4用紙1枚以内で記入する。

・自身の競技力について、同じ種目に取り組む高校生全体の中でどのような位置づけにあると考えるかおよびその理由について記入してください。
・高校入学後の、競技活動に関するこれまでの目標およびそれに向けた努力のプロセスについて記入してください。
・現在の学業への取り組みおよび早稲田大学スポーツ科学部入学後の学習計画について記入してください。

文化構想学部
国際日本文化論プログラム 日本学生入試
Application Form 海外での学習経験や学業関連で表彰された経験、学業以外での課外活動などについて記載する(すべて英語)
志望理由書 国際日本文化論プログラムを志望する理由について以下の2点を含めて800 words 以内で書く。
①国際日本文化論プログラムで特に興味を持った学習内容は何か
②あなたがこのプログラムに適した学生である理由は何か
国際教養学部
AO入試(4月・国内)
Application Form
  • 志望理由書①…今の自分を形作った国際体験について、それが今の自分にどのような影響を与えているかを日本語500字以内で記載
  • 志望理由書②…中学卒業以降、自分の強みを活かしながら一番力を入れて取り組んだことを日本語300字以内で記載
  • 志望理由書③…今までの経験と将来の夢をつなぐ場として国際教養学部を選んだ理由を日本語800字以内で記載

参照元:2024年度 早稲田大学 地域探究・貢献入試 (旧名称・新思考入学試験(地域連携型)) 入学試験要項
早稲田大学 社会科学部 全国自己推薦入学試験 2024年度
2024年 4月入学 早稲田大学 創造理工学部 早稲田建築 AO 入試 (創成入試) 入学試験要項
2024年 4月入学 早稲田大学 先進理工学部 「特別選抜入学試験」 入学試験要項
人間科学部「2024年度出願書類」「2024年度事前課題」「2024年度事前課題レポート表紙
早稲田大学スポーツ科学部 2024年度 総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験) 入学試験要項
早稲田大学国際教養学部 AO入学試験要項 (総合型選抜) <2024年4月入学・国内選考>
2024年度早稲田大学文化構想学部 JCulP:国際日本文化論プログラム 日本学生入学試験要項

早稲田大学の総合型選抜は各選考が明確な目的を持って実施されているため、書類作成時には選考の目的をしっかり理解した上で取り組む必要があります

これまでのあなたの経験や入学後の学びたいこと、将来の目標を各選考の目的とうまく関連づけながら丁寧に作成しましょう。

書類を作成した後は学校や塾の先生などの第三者に添削をお願いし、より伝わりやすい文章になるようにブラッシュアップすることも大切です。

また、選抜方法によっては提出すべき書類の種類が多かったり、複雑で難しかったりすることがあります。

抜け漏れがないように繰り返し確認することを心がけましょう。

志望学部・学科に評価される課外活動や学習に取り組む

5つ目は、志望する学部・学科に評価される課外活動や学習に取り組むことです。

早稲田大学の総合型選抜は、一般的な学生よりも飛び抜けた経験や学力、将来への明確なビジョンを持つ学生を求めています。

地域が抱える課題の解決や地域の発展に向けて、グローバルな視野を持ちつつ、自ら主体的に学び(「地域探究」)、社会的・文化的・学術的に貢献(「地域貢献」)する意欲のある人材を育成・輩出することを目的とします 。
引用元:2024年度 早稲田大学 地域探究・貢献入試 (旧名称・新思考入学試験(地域連携型)) 入学試験要項

勉学に励みつつも、それ以外の何かにも取り組んできた人、いわゆる受験勉強に力点をおいてきた人とは一風異なった「+αの個性」を持つ人を対象としています。”個性”を評価するとともに、その名のとおり”地域性”を重視し、全国から幅広い人材を歓迎しています。
引用元:総合型選抜(日本語による学位取得プログラム)「社会科学部 全国自己推薦入試」

先進理工学部の化学・生命化学科、応用化学科、生命医科学科、電気・情報生命工学科において、理工系科目の極めて優れた能力を有する学生を求める入試制度です。
引用元:総合型選抜(日本語による学位取得プログラム)「先進理工学部 特別選抜入試」

そのため、早稲田大学の総合型選抜で合格を狙うなら、志望する学部・学科と関連が深い課外活動や学習に熱心に取り組み、大学・学部が求める人材と合致していることをアピールする必要があります

まずは志望する学部学科・専攻、研究室(ゼミ)について詳しく調べ、関連する科目の学習などに力を入れましょう。

大学が実施しているイベントなどがあれば積極的に参加してみてください。

また、現在すでに力を入れている部活動・委員会活動、ボランティア活動などがあれば、今後の目標をしっかり定めて計画的に活動に取り組むことが大切です。

小論文や論述試験の対策に力を入れる

小論文や論述試験の対策に力を入れる
早稲田大学の総合型選抜では、二次選考で小論文や論述試験を実施している学部が多いです。

学部/選考名 二次選考の内容
地域探究・貢献入試 総合試験(筆記)
論理的思考力を問う800字程度の論述問題が2題出題される。
社会科学部
全国自己推薦入試
小論文(90分・800字以内)
社会問題に関する問題文が与えられ、それについての考えを書く。
過去の出題テーマ:SNS、東京オリンピック
人間科学部
FACT選抜入試
論述試験(120分)
事前課題に関する論述問題や実験の結果(グラフや表)を見て考えを述べる問題が大問3つ出題される。
スポーツ科学部
総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入試)
小論文(90分)
与えられたスポーツ関連のテーマについて自分の考えを601〜1,000字で述べる。

参照元:2024年度 早稲田大学 地域探究・貢献入試 (旧名称・新思考入学試験(地域連携型)) 入学試験要項
早稲田大学 社会科学部 全国自己推薦入学試験 2024年度
2024年4月入学 早稲田大学人間科学部 FACT選抜 入学試験要項
早稲田大学スポーツ科学部 2024年度 総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験) 入学試験要項
早稲田大学 入学センター「過去の入試問題」内の各入試のページを参照

どの学部も出題傾向は例年変わらないので、まずは過去問に挑戦して傾向を掴みましょう。

過去問は早稲田大学 入学センターで3年分閲覧できます。

傾向がわかったら、頻出テーマについての知識をつけたり、自分の考えとその根拠を整理したりしておくのがおすすめです。

面接の事前準備をしっかり行う

最後7つ目は、面接の事前準備をしっかり行うことです。

面接試験は以下の選抜で実施されます。

  • 社会科学部 全国自己推薦入試
  • 創造理工学部 早稲田建築AO入試(創成入試)
  • 先進理工学部 特別選抜入試
  • 人間科学部 FACT選抜入試
  • スポーツ科学部 総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入試)
  • 文化構想学部 国際日本文化論プログラム 日本学生入試(※英語でのオンライン面接)

志望理由や入学後の学習計画、将来の目標など、聞かれやすい質問についてしっかり準備しておきましょう。

何度も模擬面接を行い、落ち着いて話せるように場慣れしておくことも重要です。

なお、早稲田建築AO入試は、グループ面接と個人面接、さらに自己PRのプレゼンテーションがあるため、個別の対策が欠かせません

面接の内容は以下のように示されています。

複数の受験生と複数の面接員によるグループ面接(30 分間)の後、面接員が受験生一人ずつと面接する個人面接(10 分間)を行います。〔中略〕面接では、筆記試験の答案に関する質疑の他、受験生本人のこれまでの活動内容・学習成果・意欲も評価対象とし、必要に応じて本人によるプレゼンテーションを認めます。
引用元:2024年 4月入学 早稲田大学 創造理工学部 早稲田建築 AO 入試 (創成入試) 入学試験要項

二次選考では自己PR資料の提出が求められているため、忘れずに作成するようにしましょう。

地域探究・貢献入試の出願条件と対策のポイント

地域探究・貢献入試の概要
ここからは、各選抜方法の募集要項の概要や対策ポイントについて詳しく解説していきます。

まずは地域探究・貢献入試(旧:新思考入学試験(地域連携型))についてです。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2023年9月1日(金)〜9月14日(木)締切日消印有効
試験日 第1次選考
書類審査

第2次選考
2023年10月29日(日)

最終選考
大学入学共通テスト
2024年1月13日(土)、14日(日)

合格発表日 第1次選考
2023年10月13日(金)

第2次選考
法・商・文化構想・文:2023年11月16日(木)
人間科:2023年11月17日(金)
スポーツ科:2023年11月10日(金)

最終選考
法:2024年2月11日(日)
商:2024年2月9日(金)
文化構想・文:2024年2月10日(土)
人間科:2024年2月15日(木)
スポーツ科:2024年2月16日(金)

出願時の主な提出書類 ・入学志願票
・出願資格を証明する書類(調査書等)
・課題レポート
選考内容 第1次選考
書類審査

第2次選考
総合試験(筆記)…論理的思考力を問う総合試験(120分)

最終選考
大学入学共通テストの指定科目

募集人数 各学部若干名
出願時必要最低評定平均 なし
併願の可否 他大学・早稲田の他の入試制度の受験可能。ただし地域探究・貢献入試での複数の学部・学科の併願は不可。
倍率
(2023年度)
法学部…8.0倍
商学部…16.0倍
文化構想学部…17.4倍
文学部…受験者20名、合格者なし
人間科学部…21.0倍
スポーツ科学部…18.0倍
(参照元:早稲田大学「2023年度入試結果 総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国生/外国学生を対象とした入試・eスクール入試による入試結果」)
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
特になし

参照元:2024年度 早稲田大学 地域探究・貢献入試 (旧名称・新思考入学試験(地域連携型)) 入学試験要項

対策のポイント

対策のポイント
地域探究・貢献入試に合格するために対策すべきポイントは、この4つです。

  1. 志望学部・学科に評価される課外活動や学習に取り組む
  2. 出願書類の課題レポートを作り込む
  3. 二次選考の総合試験(筆記)対策をしっかり行う
  4. 大学入学共通テストで8割以上取れるようにする

以下のポイントについては、必須の対策項目にて解説している内容をご参照ください。

対策ポイント 詳細
志望学部・学科に評価される課外活動や学習に取り組む 対策内容はこちら
出願書類の課題レポートを作り込む 対策内容はこちら

その他のポイントについてはここから詳しく解説していきます。

二次選考の総合試験(筆記)対策が重要

地域探究・貢献入試の二次選考では、120分の総合試験(筆記)が実施されます。

2023年度の試験内容は以下の通りです。

  1. 課題レポートで取り上げた地域の課題とその解決案や展望に対し、志望学部の3つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)を踏まえた上で、大学の授業や課外活動を通して何を学ぼうと想定しているか601〜800字で述べる
  2. 日本の人口減についての記事と人口や地域別就業率などについての図表を読み、具体的な地域を取り上げてあなたの考える課題と解決策、今後の展望を801〜1000字以内で述べる

参照元:2023年度 問題 新思考入試(地域連携型)

人口統計などの表を読んで地域の課題と解決策を述べる問題は複数の年度で出題されているため、過去問や類似問題を解いて対策しておくべきでしょう。

また、自身の課題レポートに対しての問いも2022年度、2023年度と続けて出題されています。

そのため、課題レポートを改めて読み直し、内容を精査しておくことも重要です。

総合試験の過去問は早稲田大学の入学センターで公開されているので、必ずチェックしておきましょう。

▶︎早稲田大学 入学センター 過去の入試問題

大学入学共通テストの勉強にも力を入れる

大学入学共通テストの勉強をする
地域探究・貢献入試の最終選考は大学入学共通テストです。

学部によって指定科目は異なりますが、全学部で300点満点中240点以上が合格基準となっており、8割以上の得点が必要となります。

学部ごとの指定科目は以下の通りです。

学部 科目 配点
法学部 外国語(次のうちから1つ選択)
①英語
②ドイツ語
③フランス語
④中国語
100
国語 100
地歴・公民または数学(次のうちから1つ選択)
①世界史B
②日本史B
③政治・経済
④数学I・A、数学II・B(合計200点を100点に換算)
100
商学部 外国語(次のうちから1つ選択)
①英語
②ドイツ語
③フランス語
④中国語
⑤韓国語
100
国語 100
地歴・公民または数学(次のうちから1つ選択)
①世界史B
②日本史B
③政治・経済
④数学II・B
100
文化構想学部 外国語(英語) 100
国語 100
地歴(世界史B、または日本史B) 100
文学部 外国語(英語) 100
国語 100
地歴(世界史B、または日本史B) 100
人間科学部 外国語(英語) 100
国語または数学(次のうちから1つ選択)
①国語
②数学I・A、数学II・B(合計200点を100点に換算)
100
理科(ABどちらかを選択)
A:①物理基礎 ②化学基礎 ③生物基礎 ④地学基礎 から2つ
B:①物理 ②化学 ③生物 ④地学 から1つ
100
スポーツ科学部 外国語(英語) 100
国語、地歴・公民、数学、理科のうちから2科目選択

※地歴・公民は以下から1つ選択
①世界史A ②日本史A ③地理A ④世界史B ⑤日本史B ⑥地理B ⑦現代社会 ⑧倫理 ⑨政治・経済 ⑩倫理、政治・経済

数学は以下から1つ選択
①数学Ⅰ ②数学Ⅰ・数学A ③数学Ⅱ ④数学Ⅱ・数学B ⑤簿記・会計 ⑥情報関係基礎

理科はABどちらかを選択
A:①物理基礎 ②化学基礎 ③生物基礎 ④地学基礎 から2つ
B:①物理 ②化学 ③生物 ④地学 から1つ

100・100

参照元:2024年度 早稲田大学 地域探究・貢献入試 (旧名称・新思考入学試験(地域連携型)) 入学試験要項

最終選考は得点が高い人から順に合格させる試験ではなく、人数に関係なく合格点に達していれば合格で達していなければ不合格になる試験です。

そのため、8割以上取れるように万全の試験対策をすることが重要です。

社会科学部 全国自己推薦入試の出願条件と対策のポイント

社会科学部 全国自己推薦入試の概要
次に、社会科学部が実施している全国自己推薦入試の出願条件や対策ポイントについて解説します。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2023年9月22日(金)〜9月29日(金)締切日消印有効
試験日 第1次選考
書類審査

第2次選考
2023年11月19日(日)

合格発表日 第1次選考
2023年11月10日(金)

第2次選考
2023年12月15日(金)

出願時の主な提出書類 ・全国自己推薦入学試験(第一次選考)志願票
・調査書
・志望理由書
・活動記録報告書(複数提出も可)
・活動記録報告書の添付資料(任意)
・英語外部検定試験のスコア
選考内容 第1次選考
書類選考(成績評価、活動記録、出席状況、その他を考慮のうえ選考)

第2次選考
小論文(90分・800字以内)、面接

募集人数 35名
出願時必要最低評定平均 4.0
併願の可否 他大学・他学部との併願可能
倍率
(2023年度)
7.7倍
(参照元:早稲田大学「2023年度入試結果 総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国生/外国学生を対象とした入試・eスクール入試による入試結果」)
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
⑴ 2023年3月に高等学校または中等教育学校後期課程を卒業した者、
または2024年3月に高等学校または中等教育学校後期課程を卒業見込の者
【2023年3月に高等学校または中等教育学校後期課程を卒業した者】 【2024年3月に高等学校または中等教育学校後期課程を卒業見込の者】
⑵ 高等学校または中等教育学校後期課程卒業時における全体の評定平均値が4.0以上の者 ⑵ 1年1学期(または前期)から3年1学期(または前期)までの全体の評定平均値が4.0以上の者
  ※4年制の定時制高等学校の場合は、1年1学期(または前期)から最終学年の1学期(または前期)までの全体の評定平均値が4.0以上の者
※新型コロナウイルス感染拡大の影響による休校措置等の事情により、出願資格に定める期間の評定平均値を算出することが困難な場合に限り、その期間を除いた評定平均値での代用を認める。また、その場合は調査書の備考欄にその期間および状況を記入すること。
⑶ 高等学校または中等教育学校後期課程卒業時における調査書記載の欠席日数が45日以内の者
  ※4年制の定時制高等学校の場合は、卒業時における調査書記載の欠席日数が60日以内の者
⑶ 1年1学期(または前期)から3年1学期(または前期)までの調査書記載の欠席日数が45日以内の者
  ※4年制の定時制高等学校の場合は、1年1学期(または前期)から最終学年の1学期(または前期)までの調査書記載の欠席日数が60日以内の者
⑷ 高等学校または中等教育学校後期課程在籍期間の活動において、次の一つ以上に該当する者。ただし資格に関しては、高等学校または中等教育学校後期課程在籍期間以前に取得したものの出願も受け付ける。
◇学芸系またはスポーツ系クラブなどに所属し、都道府県以上の大会・コンク-ル・展覧会などにおいて優秀な成績を収めた者
◇生徒会活動においてめざましい活躍をした者
◇資格(語学検定や財務・会計資格など)を有する者
◇その他、学校外での諸活動(クラブ活動・ボランティア活動など)においてめざましい活躍をした者
※新型コロナウイルス影響拡大により大会等が開催されていない場合でも、大会等に出場予定あるいは出場見込みがあったことを示す客観的根拠(7ページ参照)があれば出願資格ありとみなす。
⑸ 英語外部検定試験のうち、以下の基準点を満たすスコアをいずれか1つ提出できる者
◇実用英語技能検定(CSEスコア):1,950以上 ◇TEAP:225以上
◇GTEC CBT:930以上 ◇TOEFL iBT:42以上
◇IELTS:4.0以上 ◇TOEIC L&R / TOEIC S&W:1,150以上
※TOEIC L&R / TOEIC S&Wについては、TOEIC S&Wのスコアを2.5倍にして合算したスコアとする。
※出願期間以前に取得したスコアに限り有効とする。なお、2023年3月に卒業した者は、前文の条件を満たす場合において、卒業後に取得したスコアも出願資格として有効とする。

参照元:早稲田大学 社会科学部 全国自己推薦入学試験 2024年度

対策のポイント

社会科学部の全国自己推薦入試に合格するために対策すべきポイントは、この7つです。

  1. 評定平均をできるだけ上げる
  2. 英検準1級またはそれに相当する英語資格を取得する
  3. 欠席・遅刻日数をできるだけ減らす
  4. 志望学部・学科に評価される活動・学習に取り組む
  5. 志望理由書などの出願書類を丁寧に作成する
  6. 二次選考の小論文対策を万全にする
  7. 面接の準備をしっかり行う

各ポイントの詳しい対策内容は、必須の対策項目にて解説しているのでぜひご参照ください。

対策ポイント 詳細
評定平均をできるだけ上げる 対策内容はこちら
英検準1級またはそれに相当する英語資格を取得する 対策内容はこちら
欠席・遅刻日数をできるだけ減らす 対策内容はこちら
志望学部・学科に評価される活動・学習に取り組む 対策内容はこちら
志望理由書などの出願書類を丁寧に作成する 対策内容はこちら
二次選考の小論文対策を万全にする 対策内容はこちら
面接の準備をしっかり行う 対策内容はこちら

創造理工学部 早稲田建築AO入試の出願条件と対策のポイント

創造理工学部 早稲田建築AO入試の概要
続いて、創造理工学部 建築学科が実施している早稲田建築AO入試(創成入試)の出願条件と対策ポイントについて解説します。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2023年9月4日(月)〜9月12日(火)締切日必着
試験日 第1次選考
書類審査

第2次選考
2023年10月21日(土)

合格発表日 第1次選考
2023年10月10日(火)

第2次選考
2023年11月1日(水)

出願時の主な提出書類 ・入学志願票
・調査書等
・志願者自己報告書(志望理由、入学後の抱負、学業等履歴、活動実績)
・活動実績報告書(志願者自己報告書で記載した活動実績について具体的な活動内容を報告)
・推薦状
選考内容 第1次選考
書類選考

第2次選考
・筆記試験(120分、提示されたテーマについてのドローイングと文章説明による提案・表現)
・面接試験(グループ面接30分、個人面接10分、自己PRのプレゼンテーションあり)

募集人数 建築学科…約25名
出願時必要最低評定平均 なし
併願の可否 併願不可ではないが、第一志望とする者のみ出願可能
倍率
(2023年度)
5.5倍
(参照元:早稲田大学「2023年度入試結果 総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国生/外国学生を対象とした入試・eスクール入試による入試結果」)
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)

(1) 創造理工学部建築学科を第一志望とする者
(2) 履修科目について、次の基準を満たす者
数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学Bを履修しており、かつ理科の合計取得単位数が10単位以上であること
※理科については科目を問わない
※ただし、外国の高等学校に在学したことのある、あるいは高等学校等の独自のカリキュラムにおいて数学・理科に相当する内容を履修している者は、出願時に「履修科目の振り替え表」/「履修内容確認表」を提出すること。(詳細は別紙「履修科目の振り替え表/履修内容確認表」を参照)
〔中略〕
※創造理工学部建築学科では、原則として高等学校にて数学I、数学II、数学III、数学A、数学B、物理基礎、物理、化学基礎、化学(旧課程*の場合は、数学I、数学II、数学III、数学A、数学B、数学C、物理I、物理II、化学I、化学II)の範囲を履修していることを前提としてカリキュラムを編成しています。これらの科目を履修していない場合は、入学までに同範囲の内容を修得しておくことが望まれます。また合格者に対し、入学までに課題を課す場合があります。
*旧課程:平成11年度告示高等学校学習指導要領に基づきます

参照元:2024年 4月入学 早稲田大学 創造理工学部 早稲田建築 AO 入試 (創成入試) 入学試験要項

対策のポイント

対策のポイント
創造理工学部の早稲田建築AO入試に合格するためのポイントは、この4つです。

  1. 履修科目の出願条件を満たす
  2. 出願書類を作り込む
  3. 面接対策を万全にする
  4. 二次選考の筆記試験対策に力を入れる

以下のポイントの詳しい対策内容は必須の対策項目にて解説しています。

対策ポイント 詳細
履修科目の出願条件を満たす 対策内容はこちら
出願書類を作り込む 対策内容はこちら
面接対策を万全にする 対策内容はこちら

二次選考の筆記試験対策についてはここから詳しく解説します。

二次選考の筆記試験対策に力を入れる

早稲田AO建築入試(創成入試)の二次選考では、筆記試験が実施されます。

・提示されたテーマに対して、鉛筆によるドローイングと文章説明による提案・表現を行います。造形的観点からの空間描写法だけでなく、広く社会的知識と思考力、工学的観点に立った総合的な論理構築力などが反映されるものとします。
引用元:2024年 4月入学 早稲田大学 創造理工学部 早稲田建築 AO 入試 (創成入試) 入学試験要項

例年の試験内容は、提示されたテーマに対してのドローイングと、320字以内でドローイングの着想とテーマに関するあなたの考えを書くものです。

2023年度は「30年後のあなたが、理想的と思う生活の風景」、2022年度は「地球の内側」と、抽象的なテーマが提示される傾向があるためしっかり対策しておく必要があります。

日頃から鉛筆画を描く習慣をつけたり、想像力や文章力を磨くトレーニングを行ったりしましょう。

場合によっては美大予備校や絵画教室に通うのもおすすめです。

先進理工学部 特別選抜入試の出願条件と対策のポイント

先進理工学部 特別選抜入試の概要
続いて、先進理工学部が実施している特別選抜入試の出願条件と対策のポイントについて解説していきます。

なお、特別選抜入試は物理学科と応用物理学科は募集していないのでご注意ください。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2023年10月4日(水)〜10月12日(木)締切日必着
試験日 第1次選考
書類審査

第2次選考
2023年11月25日(土)

合格発表日 第1次選考
2023年11月9日(木)

第2次選考
2023年12月7日(木)

出願時の主な提出書類 ・入学志願票
・志望理由書(学部・学科の志望理由、将来の進路等について2,000字以内で執筆)
・当該入試の出願資格を証明する書面
・調査書等
選考内容 第1次選考
書類選考

第2次選考
学科別面接試験

募集人数 各入試若干名
出願時必要最低評定平均 なし
併願の可否 学科の併願、各入試の併願は不可。
倍率
(2023年度)
合格者なし
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)

1.出願学科を第一志望とする者。
2.次のいずれかの条件を満たす者。
【数学オリンピック入試】
下記いずれかの条件を満たす者
a. 過去の「日本数学オリンピック」において、予選合格(A ランク)した者。ただし、2021 年(第 31 回)以降にオンライン試験で実施された日本数学オリンピックの予選の結果は受付不可とする。
b. 2021 年(第 31 回)以降で、予選をオンライン試験とした日本数学オリンピックの本選において、金賞、銀賞、銅賞、優秀賞のいずれかを受賞した者。
【化学グランプリ入試】
下記いずれかの条件を満たす者
a. 過去の「全国高校化学グランプリ」一次選考において、上位10%以内の成績を修めた者。ただし、2020 年以降にオンライン試験で実施された化学グランプリの一次選考の結果は受付不可とする。
b. 2020 年以降で、一次選考をオンライン試験とした化学グランプリの二次選考において、大賞、金賞、銀賞、銅賞のいずれかを受賞した者。
【情報オリンピック入試】
過去の「日本情報オリンピック」本選において、Aランクとなった者。
【高校生・高専生科学技術チャレンジ入試】
過去の「高校生・高専生科学技術チャレンジ(「高校生科学技術チャレンジ」を含む)」において、文部科学大臣賞・科学技術政策担当大臣賞・科学技術振興機構賞のいずれかを受賞した者
(個人受賞に限る)
※過去の受賞履歴で出願可否を確認したい場合は、早稲田大学理工センター入試・広報オフィス特別選抜入学試験担当までお問い合わせ下さい。
【日本学生科学賞入試】
過去の「日本学生科学賞」高校の部において、内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞・環境大臣賞・科学技術政策担当大臣賞・全日本科学教育振興委員会賞・読売新聞社賞・科学技術振興機構賞・日本科学未来館賞・読売理工学院賞・旭化成賞のいずれかを受賞した者
(個人受賞に限る)
【日本生物学オリンピック入試】
過去の「日本生物学オリンピック」(旧「全国生物学コンテスト 生物チャレンジ」、「日本生物学オリンピック 2020 代替試験」含む)において、金賞・銀賞・銅賞を受賞した者。
【物理チャレンジ入試】
過去の「全国物理コンテスト 物理チャレンジ」において、金賞・銀賞・銅賞を受賞した者。
〔中略〕
4.以下の科目を履修している者、および 2024 年 3 月 31 日までに履修見込の者。
(1)数学
【新教育課程】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
【旧教育課程】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B・数学C
(2)理科
① 先進理工学部生命医科学科・電気・情報生命工学科
【新教育課程】「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」の3組(6科目)のうち2組(4科目)
【旧教育課程】「物理Ⅰ・物理Ⅱ」「化学Ⅰ・化学Ⅱ」「生物Ⅰ・生物Ⅱ」の3組(6科目)のうち2組(4科目)
② ①以外の学科
【新教育課程】物理基礎・物理・化学基礎・化学
【旧教育課程】物理Ⅰ・物理Ⅱ・化学Ⅰ・化学Ⅱ
※【新教育課程】:平成 21 年度告示高等学校学習指導要領に基づく
※【旧教育課程】:平成 11 年度告示高等学校学習指導要領に基づく
5.これまで当該入試に出願していない者。

参照元:2024年 4月入学 早稲田大学 先進理工学部 「特別選抜入学試験」 入学試験要項

対策のポイント

先進理工学部の特別選抜入試に合格するためのポイントは、この3つです。

  1. 出願条件を満たす
  2. 志望理由書を作り込む
  3. 面接対策に力を入れる

各ポイントの対策内容は、必須の対策項目にて解説しています。受験予定の方はぜひご参照ください。

対策ポイント 詳細
出願条件を満たす 対策内容はこちら
志望理由書を作り込む 対策内容はこちら
面接対策に力を入れる 対策内容はこちら

人間科学部 FACT選抜入試の出願条件と対策のポイント

人間科学部 FACT選抜入試の概要
続いて、人間科学部 FACT選抜入試の出願条件と対策ポイントについて解説します。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2023年9月1日(金)〜9月5日(火)締切日消印有効
試験日 第1次選考
書類審査

第2次選考
2023年9月30日(土)

合格発表日 第1次選考
2023年9月22日(金)

第2次選考
2023年11月1日(水)

出願時の主な提出書類 ・調査書等
・入学志願票
・志望理由書(入学後のライフデザイン、志望理由(1,200〜1,500字))
・外国語資格・検定試験の合格証明書またはスコアシート(原本) または 国際バカロレア(IB)「最終試験の成績見込評価証明書 (Predicted Score)」
・事前課題
選考内容 第1次選考
書類選考

第2次選考
論述試験、面接試験

募集人数 各学科若干名
出願時必要最低評定平均 全体の評定平均値が3.9以上かつ、理科および国語で履修したすべての科目を合わせた評定平均値が4.1以上
併願の可否 FACT選抜入試内での学科の併願は不可。
倍率
(2023年度)
1.4倍(参照元:早稲田大学「2023年度入試結果 総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国生/外国学生を対象とした入試・eスクール入試による入試結果」)
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
【出願資格A(国内生向け)】

1. 本学部への入学を第一志望とする者。
〔中略〕
3. 高等学校または中等教育学校後期課程の1年1学期または前期から3年(4年制定時制は4年)1学期または前期までの調査書記載の「全体の評定平均値」※1が3.9以上(小数点以下第2位を四捨五入)の者で、「理科」の「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」から3科目以上(ただし、「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目以上の履修を必須とする※2)および「国語」の3科目以上を履修し、「理科」および「国語」で履修したすべての科目を合わせた評定平均値が4.1以上(小数点以下第2位を四捨五入)の者。加えて、「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学A」「数学B」をすべて履修している者。注2 注3 注4
※1 2023年4月1日時点で卒業している者は、高等学校または中等教育学校後期課程卒業時における全体の評定平均値
※2 カリキュラムの都合により「物理」「化学」「生物」「地学」の科目を履修することが不可能である場合に限り、「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から3科目以上の履修で出願を認めます。なお、履修が不可能であることを説明する根拠資料を必ず出願書類に同封してください。
4. 高等学校または中等教育学校後期課程の1年1学期または前期から3年(4年制定時制は4年)7月末までの調査書記載の「欠席日数」※3が40日以内である者。
※3 2023年4月1日時点で卒業している者は、高等学校または中等教育学校後期課程卒業時における調査書記載の欠席日数
以下 5 または 6 のいずれかを満たすこと。
5. 本学部の指定する外国語資格・検定試験注 5のいずれか 1 つのスコア、結果を提出できる者。
6. 国際バカロレア資格を取得見込みの者。注 6
※出願時にはIB Predicted Scoreを提出してください。

【出願資格B(帰国生向け)】

1. 本学部への入学を第一志望とする者。
2. 次の(a)(b)いずれかの要件を満たす者。
(a)日本国籍を有する者。
(b)「出入国管理及び難民認定法の別表第二」に掲げる者。
3. 次の(a)(b)いずれかの要件を満たす者。
(a)出願時に日本の教育制度以外の課程にて教育を実施する日本国外所在の中等教育機関に在籍し、2024年3月31日までに卒業(修了)見込の者。注1
(b)日本の教育制度以外の課程にて教育を実施する日本国外所在の中等教育機関を卒業(修了)し、かつ出願時に卒業(修了)後2年以内の者。
4. 日本国外所在の中等教育機関において、最終学年を含め、2学年以上を継続して在籍した者、または在籍予定の者。注2
5. 次の(a)(b)(c)いずれかの要件を満たす者。注 3
(a)TOEFL iBT®(Home Edition を除く)のスコアが 72 以上の者。
(b)TOEIC® Listening & Reading Test / TOEIC® Speaking & Writing Tests のスコアが 1560 点以上(ただし、TOEIC® Speaking & Writing Tests のスコアを 2.5 倍にして TOEIC® Listening & Reading Test のスコアと合算)の者。
(c)国際バカロレア資格を取得見込みの者。
6. 日本国外所在の中等教育機関において、日本の高等学校に相当する期間に、物理・化学・生物・地学等の理科に関する科目の成績が著しく優秀であったことが示される者注4、または、理科についてそれと同等の成果を有する者。

参照元:2024年4月入学 早稲田大学人間科学部 FACT選抜 入学試験要項

対策のポイント

対策のポイント
人間科学部のFACT選抜入試に合格するためのポイントは、この6つです。

  1. 評定平均や履修科目などの出願条件を満たす
  2. 英検準1級またはそれに相当する英語資格を取得する
  3. 欠席・遅刻日数をできるだけ少なくする
  4. 出願書類の作成に力を入れる
  5. 面接練習をしっかり行う
  6. 事前課題と二次選考の論述試験対策を万全にする

以下のポイントについては必須の対策項目にて詳しく解説しています。

対策ポイント 詳細
評定平均や履修科目などの出願条件を満たす 対策内容はこちら
英検準1級またはそれに相当する英語資格を取得する 対策内容はこちら
欠席・遅刻日数をできるだけ減らす 対策内容はこちら
出願書類の作成に力を入れる 対策内容はこちら
面接練習をしっかり行う 対策内容はこちら

事前課題と二次選考の論述試験についてはここから詳しく解説していきます。

事前課題と二次選考の論述試験対策を万全にする

人間科学部のFACT選抜入試では、事前課題と二次選考の論述試験で特徴的な問題が出題されます。

この選抜では「⽂系・理系の区別を問わず,科学に対する親和性と,探究する姿勢を有する⼊学者引用元」が求められており、事前課題では以下のような力について測るとされています。

■ 1次選考(書類審査):「事前課題」のねらい
上記の前提に⽴ち,特に “FACT 選抜” の「事前課題」においては,「実験や観察による検証」のために必要な,「⽣じている事象を,主観や先⼊観,思い込みにとらわれずに鋭敏に知覚する⼒,そして,それを客観的なデータに落とし込む⼒」について,重点的に確かめたいと考えています。これは従来型の試験制度では評価することが難しかった能⼒であり,しかし同時に,当学部が⼊学者に強く期待する能⼒でもあります。
このような理由から,“FACT 選抜” の「事前課題」では,何らかの現象を観察することが課せられます。そして,この観察の過程をいかに丁寧に扱うかが,課題レポートの成否を分ける重要な鍵となると予想されます。なぜなら,観察を通じて得られるデータこそが,それ以降の検証作業や思考の前提となるからです。
引用元:「“FACT 選抜” において求める⼒と2024 年度 1次選考(書類審査):「事前課題」のねらい

2023年度の事前課題は、感じられる時間の長さ(主観的2分)を朝と夕方に測り、結果や気が付いたことをレポートにまとめ、さらに感じられる時間の長さはどのような条件によって影響を受けるのか考えをまとめて実験することです(参照:“FACT 選抜” において求める⼒と2024 年度 1次選考(書類審査):「事前課題」のねらい*

そして2023年度の二次選考 論述試験では、事前課題の研究結果の要点を述べる問題と時間に関する実験の結果を見て論述する問題などが出題されています(参照:2023年度 早稲田大学 人間科学部 総合型選抜 FACT選抜 【論述試験】 問題冊子

したがって、FACT選抜入試の事前課題と二次選考の論述試験では、同じ傾向の問題が出題され、各実験についてのあなたの考えと論述力が問われることがわかります。

そのため、対策方法としては過去問で出題傾向を確認し、実際に実験をしてあなたの考えを文章にまとめる経験を積むことが有効でしょう。

同じような学習経験を積める方法として、学校内外での探究学習に積極的に取り組んでみるのもおすすめです。

スポーツ科学部の出願条件と対策のポイント

スポーツ科学部の概要
次に、スポーツ科学部で実施している総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)の出願条件と対策ポイントについて解説していきます。

なお、総合型選抜I群(トップアスリート入学試験)とII群(アスリート選抜入学試験)は今回の解説では省略しています。

詳しい情報を知りたい場合は、スポーツ科学部公式サイトの入学試験情報をご参照ください。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2023年9月15日(金)〜9月28日(木)締切日消印有効
試験日 第1次選考
書類審査

第2次選考
2023年11月4日(土)

合格発表日 第1次選考
2023年10月25日(水)

第2次選考
2023年11月10日(金)

出願時の主な提出書類 ・入学志願票
・スポーツ競技歴調査書
・スポーツ競技成績証明書
・競技活動および学業に関する調査書
・調査書等
選考内容 第1次選考
書類選考

第2次選考
小論文、面接

募集人数 60名
出願時必要最低評定平均 3.5
併願の可否 総合型選抜Ⅱ群に「受験可」となった方は総合型選抜Ⅲ群の受験不可(試験日同一のため)。
他大学や他学部との併願可。
倍率
(2023年度)
3.1倍(参照元:早稲田大学「2023年度入試結果 総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国生/外国学生を対象とした入試・eスクール入試による入試結果」)
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)

(2) スポーツ科学部への入学を強く希望し、当学部が求める高い学力を有する者
(3) あらゆるスポーツ種目で、高等学校または中等教育学校・高等専門学校等(3 年まで)の在学時に全国大会出場等の優秀な競技成績(高校日本代表および同候補を含む)を有する者
※2024 年度入試に限り、出場予定または出場見込みの全国大会が新型コロナウイルス感染症の影響により中止・延期され、大会に出場予定または出場見込みがあったことを示すことができる者の出願を認める。
(4) 入学後の勉学について明確な志向と熱意をもち、それにふさわしい能力を備えた者
(5) 調査書について以下の基準を満たす者
1) 2024 年 3 月高等学校または中等教育学校卒業見込み、または 2024 年 3 月高等専門学校 3 年修了見込みの者で以下の基準を満たす者
① 高等学校または中等教育学校後期課程・高等専門学校の 1 年 1 学期(または前期)から 2 年末(または後期)までの全体の評定平均値が 3.5 以上であること
② 高等学校または中等教育学校後期課程・高等専門学校の 1 年 1 学期(または前期)から 3 年 1 学期(または前期)までの欠席日数が 40 日以内であること
2) 2023 年 3 月高等学校または中等教育学校卒業、または 2023 年 3 月高等専門学校 3 年修了の者で以下の基準を満たす者
① 高等学校または中等教育学校後期課程・高等専門学校の 1 年 1 学期(または前期)から 3 年末(または後期)までの全体の評定平均値が 3.5 以上であること
② 高等学校または中等教育学校後期課程・高等専門学校の 1 年 1 学期(または前期)から 3 年末(または後期)までの欠席日数が 40 日以内であること
3) 上記 1)、2)以外の者については当学部において、欠席日数および評定平均値に類するものが上記と同等以上であると認められること

参照元:早稲田大学スポーツ科学部 2024年度 総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験) 入学試験要項

対策のポイント

スポーツ科学部の総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入試)に合格するためのポイントは、この5つです。

  1. 評定平均の出願条件を満たす
  2. 欠席・遅刻日数をできるだけ減らす
  3. 出願書類を抜け漏れなく作成する
  4. 小論文対策を万全にする
  5. 面接対策に力を入れる

各ポイントの詳しい対策内容については以下で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

対策ポイント 詳細
評定平均の出願条件を満たす 対策内容はこちら
欠席・遅刻日数をできるだけ減らす 対策内容はこちら
出願書類を抜け漏れなく作成する 対策内容はこちら
小論文対策を万全にする 対策内容はこちら
面接対策に力を入れる 対策内容はこちら

文化構想学部の出願条件と対策のポイント

文化構想学部の概要
続いて、文化構想学部が実施している英語による学位取得プログラム「国際日本文化論プログラム(JCulP)」の日本学生入試について解説していきます。

なお、この記事では海外学生向けの入試情報は取り上げていません。詳細は文化構想学部公式サイトの入試情報をチェックしてください。

また、文化構想学部の地域探究・貢献入試について知りたい場合は、地域探究・貢献入試の出願条件と対策のポイントをご参照ください。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2023年9月1日(金)〜9月7日(木)
締切日消印有効
※海外から発送する場合は締切日必着
試験日 第1次選考
書類審査

第2次選考
2023年12月10日(日)

合格発表日 第1次選考
2023年11月16日(木)

第2次選考
2023年12月21日(木)

出願時の主な提出書類 ・Application Form
・出願資格を証明する書類
・成績を証明する書類(調査書等)
・志望理由書(800 words)
選考内容 第1次選考
書類選考

第2次選考
英語による面接試験(Zoomで実施)

募集人数 文化構想学部 文化構想学科 多元文化論系(JCulP:国際日本文化論プログラム)…15名
出願時必要最低評定平均 なし
併願の可否 他大学や他学部、他入試制度との併願可能。
倍率
(2023年度)
3.9倍(参照元:早稲田大学「2023年度入試結果 総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国生/外国学生を対象とした入試・eスクール入試による入試結果」)
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)

以下の英語4技能テストについて、基準点以上の結果を提出する。

テスト種類 基準点
✧ TEAP 309
✧ TEAP CBT 600
✧ IELTS(Academic) 5.5
✧ 実用英語技能検定(英検) 2300
✧ TOEFL iBT ※TOEFL ITP は不可 72
✧ ケンブリッジ英語検定 160
✧ GTEC CBT 1190

参照元:2024 年度早稲田大学文化構想学部 JCulP:国際日本文化論プログラム 日本学生入学試験要項

対策のポイント

文化構想学部の国際日本文化論プログラムの総合型選抜に合格するためのポイントは、この3つです。

  1. 英語資格の出願条件を満たす
  2. 出願書類を抜け漏れなく作成する
  3. 面接試験対策を万全にする

各ポイントの詳しい対策内容は、必須の対策項目にて解説しています。受験を考えている場合はぜひ参考にしてみてください。

対策ポイント 詳細
英語資格の出願条件を満たす 対策内容はこちら
出願書類を抜け漏れなく作成する 対策内容はこちら
面接試験対策を万全にする 対策内容はこちら

国際教養学部の出願条件と対策のポイント

国際教養学部の概要
最後に、国際教養学部で実施しているAO入試の出願条件と対策ポイントについて解説します。

なお、国際教養学部では4月・国内、4月・国外、9月の3種類のAO入試を実施していますが、今回は4月・国内のAO入試を取り上げます。

国外生向けのAO入試の情報を知りたい場合は、国際教養学部公式サイトの入試情報をご参照ください。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2023年9月1日(金)〜9月7日(木)締切日消印有効
試験日 2023年10月29日(日)
合格発表日 2023年11月17日(金)
出願時の主な提出書類 ・Application Form(志望理由書等)
・調査書等
・英語外部検定試験の成績証明書
選考内容 書類審査、筆記審査(120分・critical writing)
募集人数 100名
出願時必要最低評定平均 なし
併願の可否 他大学や他学部、他入試制度との併願可能。
倍率
(2023年度)
3.8倍(参照元:早稲田大学「2023年度入試結果 総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国生/外国学生を対象とした入試・eスクール入試による入試結果」)
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
特になし

参照元:早稲田大学国際教養学部 AO入学試験要項 (総合型選抜) <2024年4月入学・国内選考>

対策のポイント

対策のポイント
国際教養学部のAO入試(4月・国内)に合格するための対策ポイントは、この3つです。

  1. 英検準1級またはそれに相当する英語資格を取得する
  2. 出願書類を抜け漏れなく作成する
  3. 筆記試験対策を万全にする

以下のポイントについては必須の対策項目にて詳しく解説しています。

対策ポイント 詳細
英検準1級またはそれに相当する英語資格を取得する 対策内容はこちら
出願書類を抜け漏れなく作成する 対策内容はこちら

筆記試験についての解説は以下をご参照ください。

筆記試験(リーディング・ライティング)対策が必須

国際教養学部 AO入試の試験は、書類審査と筆記試験です。

書類審査による一次選考がないため、受験する場合は筆記試験の対策が必須となります。

筆記試験の内容は、長文読解3題と長文に関連したエッセイ2題です。

試験時間120分でこれらの問題を解く必要があるため、ハイレベルな速読力と読解力、ライティング力が求めらます。

一般選抜と出題傾向が似ている部分もあるので、AO入試の過去問はもちろん、一般選抜の過去問も解いて対策しておくといいでしょう。

▶︎国際教養学部の過去問はこちら

早稲田大学の総合型選抜受験者におすすめの併願先

おすすめの併願先
早稲田大学の総合型選抜では、多くの学部で他大学との併願が認められています。

そのためここでは、早稲田大学の総合型選抜を受験する方におすすめの併願受験校を4つご紹介します。

併願校選びでお悩みの場合はぜひ参考にしてみてください。

大学名 おすすめの理由
中央大学

特集ページはこちら

  • 他大学との併願が可能
  • 実施学部が早稲田と似ている
  • 英語資格を活かせる
明治大学

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  • 他大学との併願が可能
  • 共通テスト利用の選抜方法がある
  • 英語資格を活かせる
立教大学

特集ページはこちら

  • 他大学との併願が可能
  • 実施学部が多く選択肢が広い
  • 英語資格を活かせる
  • 将来英語を活かして仕事したいなら国際コース選抜入試はぴったり
上智大学

特集ページはこちら

  • 英語資格を活かせる
  • 論述型試験と面接の学部が多く、早稲田の対策内容が活かせる
  • 外国語学部は倍率が低く狙い目

早稲田大学の総合型選抜を受験する人によくある疑問点

よくある疑問
最後に、早稲田大学の総合型選抜を受験する方からよく寄せられる質問にまとめて回答していきます。

他の大学と併願できるの?

早稲田大学の総合型選抜は、選抜方法によっては他大学や他学部との併願が可能です。

ただし、出願資格に「第一志望とする者」「〜での学びを強く志望する者」といった文言がある選抜方法も多いので、併願を検討する際は注意しましょう。

ここでは併願の可否と関連する出願資格を一覧にまとめました。

学部・選抜名 併願の可否 関連する出願資格
地域探究・貢献入試 他大学・早稲田の他の入試制度の受験可能。ただし地域探究・貢献入試での複数の学部・学科の併願は不可。 特になし
社会科学部
全国自己推薦入試
他大学・他学部との併願可能 特になし
創造理工学部
早稲田建築AO入試
併願不可ではないが、第一志望とする者のみ出願可能

(1) 創造理工学部建築学科を第一志望とする者

先進理工学部
特別選抜入試
学科の併願、各入試の併願は不可。他大学・他学部との併願は不可ではないが、第一志望とする者のみ出願可能

1.出願学科を第一志望とする者。

人間科学部
FACT選抜入試
FACT選抜入試内での学科の併願は不可。他大学・他学部との併願は不可ではないが、第一志望とする者のみ出願可能

1. 本学部への入学を第一志望とする者。

スポーツ科学部
総合型選抜Ⅲ群
総合型選抜Ⅱ群に「受験可」となった方は総合型選抜Ⅲ群の受験不可(※試験日同一のため)。他大学や他学部との併願可能

(2) スポーツ科学部への入学を強く希望し、当学部が求める高い学力を有する者
〔中略〕
(4) 入学後の勉学について明確な志向と熱意をもち、それにふさわしい能力を備えた者

文化構想学部
国際日本文化論プログラム 日本学生入試
他大学や他学部、他入試制度との併願可能

① 早稲田大学文化構想学部多元文化論系国際日本文化論プログラムで学ぶことを強く希望する者。

国際教養学部
AO入試(4月・国内)
他大学・他学部との併願可能 特になし

参照元:2024年度 早稲田大学 地域探究・貢献入試 (旧名称・新思考入学試験(地域連携型)) 入学試験要項
早稲田大学 社会科学部 全国自己推薦入学試験 2024年度
2024年 4月入学 早稲田大学 創造理工学部 早稲田建築 AO 入試 (創成入試) 入学試験要項
2024年 4月入学 早稲田大学 先進理工学部 「特別選抜入学試験」 入学試験要項
2024年4月入学 早稲田大学人間科学部 FACT選抜 入学試験要項
早稲田大学スポーツ科学部 2024年度 総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験) 入学試験要項
早稲田大学国際教養学部 AO入学試験要項 (総合型選抜) <2024年4月入学・国内選考>
2024 年度早稲田大学文化構想学部 JCulP:国際日本文化論プログラム 日本学生入学試験要項

過去問はどこで入手できる?

過去問はどこで入手できる?
早稲田大学の総合型選抜の過去問は、入学センター公式サイトにて過去3年分閲覧できます

一般選抜の入試問題も同ページに掲載されているので、過去問対策をしたい場合はご活用ください。

▶︎早稲田大学 入学センター「過去の入試問題」

評定などの出願条件がない学部はある?

早稲田大学が実施している総合型選抜のうち、評定などの出願条件がない学部・選抜は以下の通りです。

  • 地域探究・貢献入試
  • 創造理工学部 早稲田建築AO入試(創成入試)
  • 国際教養学部 AO入試(4月・国内)

これらの選抜方法は他と比べて出願条件が緩く、評定平均があまり高くない場合でも挑戦しやすくなっています。

ただしその分倍率が高めなので、受験する場合は試験対策を万全にして臨みましょう。

早稲田大学に推薦入試はある?

早稲田大学に推薦入試はある?
早稲田大学では、誰でも出願できる公募推薦は実施しておらず、指定校推薦のみとなっています。

そのため、一般選抜や大学入学共通テスト利用入試以外の試験を受けたい場合は、総合型選抜や地域探究・貢献入試を利用しましょう。

学校推薦型選抜(指定校推薦)の詳細について知りたい場合は、以下のページをご参照ください。

▶︎早稲田大学 学校推薦型選抜

早稲田大学の総合型選抜(旧AO入試)に関する総括

このページのまとめ
今回は、早稲田大学の総合型選抜(旧AO入試)の概要や各学部の出願条件、合格するために対策すべきポイントなどについて解説してきました。

最後にこの記事でおさえてほしいポイントをまとめます。

  • 早稲田大学は10学部で総合型選抜を実施している
  • 選抜方法は各学部が独自に設定
  • 評定平均や履修科目、英語資格の出願条件があるものが多い
  • 倍率は1.0倍台〜20倍以上とかなり幅広い
  • 小論文や論述試験、面接を実施する学部が多い
  • 地域探究・貢献入試は大学入学共通テストがある
  • 他大学・他学部との併願可能な学部が多い

私立大学のトップと言われる早稲田大学ともあって、総合型選抜の難易度も他大学より抜きん出ています。

しかし、学部や選抜方法によっては倍率がそこまで高くなく、合格の可能性があるものも少なくありません。

特に人間科学部やスポーツ科学部、国際教養学部が第一志望の方は総合型選抜にも挑戦してみるのがおすすめです。

今回紹介した内容を参考にして、ぜひ総合型選抜での合格を掴み取ってください!

最後になりますが、総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部では早稲田大学の総合型選抜の攻略に特化したマンツーマン指導も実施可能です。

無料の受験相談会も実施していますので、総合型選抜を利用して早稲田大学の合格を狙うのでしたらホワイトアカデミー高等部のご利用をお考え下さいませ。

当スクールの公式サイトはこちら

総合型選抜(旧AO入試)