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2025.09.24 総合型選抜(旧AO入試)

【2026年入学者向け】東京農業大学の総合型選抜と公募推薦の特徴と対策方法

【2026年入学者向け】東京農業大学の総合型選抜と公募推薦の特徴と対策方法

この記事では、東京農業大学の総合型選抜と公募推薦について解説していきます。

東京農業大学の受験を考えている方や総合型選抜と公募推薦の制度・試験内容・合格難易度などを知りたい方にぴったりの内容となっているので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

この記事で紹介している主な内容は以下の通りです。

  • 東京農業大学の総合型選抜と公募推薦の特徴
  • 2025年度の合格倍率
  • 東京農業大学の受験生が対策すべき8項目
  • 学科ごとの事前課題一覧
  • 各選抜方法の対策すべきポイント
  • 東京農業大学の受験生からよく寄せられる質問

何か一つでも気になる項目があれば、ぜひ目を通してみてください。

目次

東京農業大学の総合型選抜・公募推薦とは?

東京農業大学の総合型選抜・公募推薦とは?
まずは、東京農業大学の総合型選抜と公募推薦の特徴や実施している学部・学科について解説します。

東京農業大学の総合型選抜・公募推薦の特徴

東京農業大学の総合型選抜・公募推薦の特徴
東京農業大学では、総合型選抜を5種類、公募制の学校推薦型選抜を1種類実施しています。

選抜方法 特徴
公募制学校推薦型選抜
  • 公募推薦で学校長からの推薦があれば誰でも出願できる
  • 全学部学科で実施している
  • 3.3〜3.5以上の評定平均が必要(一部例外あり)
生物産業学部総合型選抜(併願方式)
  • 生物産業学部のみで実施
  • 他大学との併願可能
  • 評定平均の条件なし
東京農大ファミリー 総合型選抜
  • 東京農大卒業生の子どもや孫が出願できる
  • 全学部学科で実施している
  • 3.2以上の評定平均が必要
高校で学んだ実践スキル総合型選抜
  • 農業高校出身者が出願できる
  • 全学部学科で実施
  • 4.0以上の評定平均が必要
全学部総合型選抜
  • 全学部学科で実施
  • 評定平均の条件なし
生物産業学部総合型選抜
  • 生物産業学部のみで実施
  • 評定平均の条件なし

参照元:公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026生物産業学部総合型選抜(併願方式) 募集要項 2026東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026
生物産業学部 総合型選抜 募集要項 2026

生物産業学部総合型選抜(併願方式)は他学科や他大学との併願が認められていますが、その他の選抜方法は全て専願であり、他学科や他大学との併願はできません。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜以外の選抜方法は、1浪生まで出願可能です。

各選抜方法が定める評定平均などの出願条件をクリアしていれば出願でき、調査書・自己推薦書(または推薦書)、事前課題などの書類審査と口頭試問(面接)で総合的に評価します。

なお、総合型選抜や公募推薦以外の特別選抜もあります。指定校推薦やスポーツ推薦などを狙いたい方はこちらをチェックしてみてください。

▶︎東京農業大学の特別選抜について

総合型選抜・公募推薦を実施している学部と募集人数

総合型選抜・公募推薦の実施学部と募集人数
東京農業大学では、全学部・全学科で総合型選抜と公募推薦を実施しています。

ただし、総合型選抜の種類によって実施学部が異なるので、事前に志望学部・志望学科ではどの総合型選抜を実施しているか確認しましょう。

参考までに各選考の実施学部と募集人数を一覧にしてみました。

学部 学科 全学部総合型選抜 生物産業学部総合型選抜(併願方式) 高校で学んだ実践スキル総合型選抜 東京農大ファミリー総合型選抜 生物産業学部総合型選抜 公募制学校推薦型選抜
農学部 農学科 8 18 2 30
動物科学科 20 10 2 15
生物資源開発学科 20 4 2 10
デザイン農学科 10 10 2 20
応用生物科学部 農芸化学科 5 2 2 12
醸造科学科 8 2 5 12
食品安全健康学科 7 2 2 18
栄養科学科 10 2 2 12
生命科学部 バイオサイエンス学科 5 2 2 12
分子生命化学科 3 2 2 8
分子微生物学科 7 2 2 15
地域環境科学部 森林総合科学科 5 3 2 25
生産環境工学科 5 3 2 25
造園科学科 5 2 2 25
地域創成科学科 3 2 2 16
国際食料情報学部 国際農業開発学科 15 5 2 15
食料環境経済学科 34 6 2 15
アグリビジネス学科 10 5 2 15
国際食糧科学科 10 6 2 15
生物産業学部 北方圏農学科 20 3 3 1 3 5
海洋水産学科 20 3 2 1 3 5
食香粧化学科 20 3 3 1 3 5
自然資源経営学科 20 3 3 1 3 5

引用元:東京農業大学「入学定員と主な入学者選抜制度の募集人員

昨年度(2025年度)の合格倍率

昨年度の合格倍率
東京農業大学の総合型選抜と公募推薦の2025年度の合格倍率を一覧にしました。

※合格倍率は志願者/合格者数で計算、小数第二位で四捨五入して記載。なお、全学部総合型選抜は、一次志願者数/二次合格者数で計算。

学部 学科 キャリアデザイン総合型選抜(現:全学部総合型選抜) 生物産業学部総合型選抜(併願型)(現:生物産業学部総合型選抜(併願方式)) 高校で学んだ実践スキル総合型選抜 東京農大ファミリー総合型選抜 “私の夢”北海道総合型選抜(現:生物産業学部総合型選抜) 一般学校推薦型選抜(現:公募制学校推薦型選抜)
農学部 農学科 4.1 1.8 1.6 1.8
動物科学科 2.2 1.3 1.1 2.1
生物資源開発学科 2.0 1.2 1.0 2.8
デザイン農学科 1.9 1.0 1.0 1.0
応用生物科学部 農芸化学科 2.8 2.0 1.0 1.7
醸造科学科 3.1 1.0 1.0 2.5
食品安全健康学科 3.7 3.0 2.0 2.1
栄養科学科 6.9 合格者なし 7.0 3.6
生命科学部 バイオサイエンス学科 2.9 2.0 1.7 1.9
分子生命化学科 1.8 志願者なし 1.0 志願者なし
分子微生物学科 1.5 2.0 1.0 2.3
地域環境科学部 森林総合科学科 1.7 1.4 1.0 1.2
生産環境工学科 1.1 1.0 1.0 1.3
造園科学科 2.2 2.8 1.3 1.9
地域創成科学科 4.1 1.7 1.5 2.0
国際食料情報学部 国際農業開発学科 3.2 1.8 1.5 2.4
食料環境経済学科 4.0 1.5 3.3 5.4
アグリビジネス学科 2.0 1.6 1.2 1.4
国際食糧科学科 3.5 1.3 1.7 1.4
生物産業学部 北方圏農学科 1.0 1.3 1.0 1.0 1.3 1.3
海洋水産学科 1.0 1.6 志願者なし 志願者なし 1.8 1.0
食香粧化学科 1.1 1.1 1.0 1.0 1.0 1.0
自然資源経営学科 1.0 1.0 志願者なし 1.0 1.2 1.0

引用元:2025年度 主な総合型選抜・学校推薦型選抜結果2025年度 生物産業学部総合型選抜(併願型) 結果
2025年度 ”私の夢”北海道総合型選抜 選抜結果

今回ご紹介しました通り、東京農業大学の総合型選抜の倍率は、一部学科を除いて1.0台がほとんどです。そのため、倍率の面では合格しやすいと言えます。

2026年度の出願期間・試験日程・合格発表日

選考スケジュール
東京農業大学の2026年度入試日程は、このようになっています。

選抜方法 出願期間 試験日 合格発表
全学部総合型選抜 [一次]
9月9日(火)~9月19日(金)

[二次]
10月3日(金)~10月8日(水)

[一次]
書類選考

[二次]
10月25日(土)

[一次]
10月3日(金)10時

[二次]
11月4日(火)10時

生物産業学部総合型選抜(併願方式) 10月1日(水)~10月8日(水) 10月26日(日) 11月4日(火)10時
高校で学んだ実践スキル総合型選抜 10月25日(土)
東京農大ファミリー総合型選抜
生物産業学部総合型選抜 11月21日(金)~12月8日(月) 12月13日(土) 12月17日(水)10時
公募制学校推薦型選抜 11月1日(土)~11月7日(金) 11月22日(土) 12月1日(月)10時

引用元:2026年度入学者選抜制度 主な入学者選抜制度の日程

東京農業大学の総合型選抜・公募推薦は、公募制学校推薦型選抜と生物産業学部総合型選抜以外は試験日が近くなっています。

全学部総合型選抜と高校で学んだ実践スキル総合型選抜、東京農大ファミリー総合型選抜は、試験日が重複していますが、生物産業学部総合型選抜(併願方式)は試験日が重なっていないため併願が可能です。

それぞれ合格発表が11月4日となっているため、公募制学校推薦型選抜と生物産業学部総合型選抜には、全学部総合型選抜、高校で学んだ実践スキル総合型選抜、東京農大ファミリー総合型選抜、生物産業学部総合型選抜(併願方式)の合格発表後に出願できます。

東京農業大学の総合型選抜・公募推薦で対策すべき8項目

対策すべき8項目
東京農業大学の総合型選抜と公募推薦は、出願条件や試験内容がほぼ同じになっています。

そのため、ここではどの選抜方式でもおさえておきたい対策のポイントとして以下の8つをご紹介します。

どの選抜方式でも対策すべき8つの対策項目

  • 事前課題に力を入れる
  • 自己推薦書(推薦書)を作り込む
  • 口頭試問(個人面接)の対策を万全にする
  • 評定平均を上げる
  • 欠席・遅刻の数を最小限にする
  • 2級以上の英検を取得する
  • 志望学科が求める科目の学習に力を入れる
  • 志望学科に評価される活動に取り組む

それぞれの詳細については、上から順番に1つずつご紹介していきます。

事前課題に力を入れる

事前課題に力を入れる
東京農業大学の総合型選抜・公募推薦は、『生物産業学部総合型選抜』と『生物産業学部総合型選抜(併願方式)』以外の全ての選抜方法で出願時に事前課題を設定しています。

事前課題のクオリティは合否に深く関わってくるので、早いうちから準備を進めてレベルの高いものを提出しましょう。

事前課題の内容は3つに分類可能

事前課題の内容は、大きく3つに分類できます。

  1. 学科に関わる問題の知識やあなたの考えを問う
  2. 高校で学んできたことや学科で学びたいことを問う
  3. 将来どのような人材になりたいかを問う

どれも共通しているのは、はっきりとした自分の考えが求められることです。

そのため、まずは志望する学科の研究内容などをしっかり調べて理解し、自分の学びたいことや将来の目標と関連する点を明確にしましょう。

またこの際、各学科が定めるアドミッション・ポリシーにも目を通しておきましょう。

▶︎教育研究上の目的・教育目標・3ポリシー

事前課題の内容は学科や選抜方式次第

事前課題の内容は、学科や選抜方式ごとにさまざまです。

データを用いて論理的な説明を求める小論文のようなものもあれば、高校生活での経験や大学で学びたいことについて書く志望理由書のようなものもあります。

総文字数も400字から1600字まで幅があるので、あなたの知識や経験、大学入学後に学ぶ事になる学問に対する熱意などを最も効果的に表現できる課題を選びましょう。

当記事内の「総合型選抜・公募推薦の事前課題【学科別一覧表】」では、各選抜方法の事前課題を学科別にまとめています。自分に合う事前課題を効率よく見つけられるので、受験生の方はぜひチェックしてください。

自己推薦書(推薦書)を作り込む

自己推薦書を作り込む
総合型選抜や学校推薦型選抜の出願書類に必ずある自己推薦書(推薦書)には、志望理由や卒業後のビジョンなどを記載します。

この内容も重要な評価項目となるため、事前課題の内容と重複しないように注意して作成しましょう。

各選抜方法の自己推薦書(推薦書)の内容は、以下の通りです。

選抜方法 内容
公募制学校推薦型選抜

志望理由

大学卒業後の希望する進路

生物産業学部総合型選抜(併願方式)

志望した理由

今までの活動歴や取得資格等を踏まえての自己PR

入学後の目標

東京農大ファミリー総合型選抜

卒業生の子または孫として語り継がれる本学の伝統と校風をどのように理解しているか、入学後、志望する学科で何を学び、本学の伝統と校風をどのように継承し、発展させていくかを800字以内で入力してください。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜

高校時代に学んだ実践スキルを高校教育のなかでどのように活かし、発展させてきましたか。また、本学入学後にその実践スキルを志望学科でどのように活かし学ぶことにより、卒業後のビジョンをどのように計画しているのかを800字以内で入力してください。

全学部総合型選抜

卒業後、社会で活躍する自身の未来像を記述するとともに、それを現実のものとするために、志望学科で学ぶ理由を800字以内で入力してください。

生物産業学部総合型選抜

志望した理由

今までの活動歴や取得資格等を踏まえての自己PR

参照元:公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026生物産業学部総合型選抜(併願方式) 募集要項 2026東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026
生物産業学部 総合型選抜 募集要項 2026

東京農業大学では、選抜方法ごとに自己推薦書に書く内容を細かく指定しています。

そのため、書く内容はそれぞれの選抜方法の指定に合わせましょう。

なお、文字数の指定はないため、枠の9割程度が埋まる文量を目安に作成しましょう。

書いた文章は必ず学校や塾の先生などの第三者に見てもらい、何度も書き直してブラッシュアップするのが大切です。

口頭試問(個人面接)の対策を万全にする

口頭試問の対策をする
東京農業大学の総合型選抜と公募推薦の試験は、口頭試問(個人面接)のみです。

書類審査と面接の評価のみで合否が決まるため、合格を勝ち取るには面接対策がかなり重要になります。

面接の形式について

東京農業大学の口頭試問は、時間は15分程度で、事前課題や自己推薦書に関する質問が多いようです。

また、志望学科の専門教育への理解度について聞かれることがあります。

アドミッション・ポリシーに

高等学校までに得られる国語、英語、数学をはじめ、農学を学ぶ上で必要な生物や化学などの基礎学力と知識を身につけている。

引用元:入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

のように科目に関する要件がある場合は、その科目の基礎的な内容がすらすら答えられるように準備しておくといいでしょう。

面接の対策方法

一般的な面接の対策方法は、こちらを参考にしてください。

  1. 自己推薦書や事前課題に書いた内容を覚える
  2. 学科に関連する科目や時事問題・社会問題の知識を蓄える
  3. 学校・塾の先生などに模擬面接をしてもらう
  4. 面接官からのフィードバックや答えられなかった質問を復習する

この1~4を繰り返して何度も模擬面接を行うと、その場で質問に対応する力や人前で自信を持って話す力が身につきます。

面接は練習と事前準備が最も大切なので、総合型選抜や推薦希望の方は頑張って練習しましょう。

評定平均を上げる

評定平均を上げる
東京農業大学の総合型選抜の一部と公募推薦では、出願に一定以上の評定平均が必要です。

選抜方法 出願に必要な評定平均
公募制学校推薦型選抜 3.5 以上
(生物産業学部のみ3.3 以上)
東京農大ファミリー 総合型選抜 3.2 以上
高校で学んだ実践スキル総合型選抜 4.0 以上

参照元:公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026

全ての選抜方法で調査書が出願書類に含まれているため、どの選抜方法を受験するにしても評定平均が高いに越したことはありません。

志望学科にもよりますが、東京農大ファミリー総合型選抜なら3.5、高校で学んだ実践スキル総合型選抜なら4.3くらいあると安心です。

公募制学校推薦型選抜は倍率が高い学科もあるため、できれば4.0以上あったほうがいいでしょう。

学校の定期テストや授業、小テストで好成績を取るのはもちろん、部活動や委員会活動などにも積極的に取り組んで学校の先生から高評価をもらいましょう。

欠席・遅刻の数を最小限にする

遅刻・欠席の回数を減らす
書類審査に調査書が含まれている以上、欠席や遅刻といった生活・態度面もしっかりチェックされると考えねばなりません。

無遅刻無欠席なら完璧ですが、難しい場合は少なくとも合わせて9回以内に収めましょう。

なぜなら、遅刻と欠席の数が一桁台なのか二桁なのかで印象が変わるためです。

欠席や遅刻が多いと生活態度や学習意欲の面でマイナス評価になってしまいます。試験官からの印象もあまりよくありません。

そのため、総合型選抜や学校推薦型選抜を受験しようと考えているなら、1年次からなるべく遅刻・欠席をしないように心がけましょう。

2級以上の英検を取得する

英検2級以上を取得する
東京農業大学では、出願条件に英検などの資格・検定試験の成績を定めていません。

しかし、調査書を提出する際に英検の有無は確認される以上、2級以上の英検を取得しておくと書類審査での加点が期待できます。

アドミッション・ポリシーを見ても、多くの学部は英語が優れた人を求めており、英検2級を持っておくと確実にアピール材料になります。

書類審査の段階で英検の有無や取得した級やスコアーは確認される以上、2級以上の英検を取得しておいて損はありません。

そのため、東京農業大学の総合型選抜や公募推薦に挑戦するのでしたら2級以上の英検を取得しておいて英語力があることをアピールしましょう。

特に評定平均や欠席・遅刻数、高校での活動実績にあまり自信がない人にはおすすめしたいです。

志望学科が求める科目の学習に力を入れる

志望学科が求める科目の勉強をする
東京農業大学の総合型選抜・公募推薦では、各学科を志望する受験生にどのような資質を持っていてほしいかを「入学者としての要件」にまとめています。

一部の学部学科ではこの要件に特定の教科を含めているため、それらの教科の学習はしっかり力を入れて取り組みましょう。

特に取り組んでおきたい教科は、化学・生物・英語です。

この3教科については高校の範囲をしっかり勉強しておきましょう。口頭試問で教科に関する質問をされることもあるので、その対策をしておくことも重要です。

また、学科によっては数学・物理の知識が求められることもあるので、詳しくはアドミッション・ポリシーを確認しておきましょう。

志望学科に評価される活動に取り組む

志望学科に評価される活動に取り組む
東京農業大学に総合型選抜・公募推薦で合格したいなら、部活動やボランティア活動、化学・生物のコンテストなど、志望学科に評価される活動に積極的に取り組みましょう。

特に総合型選抜は、志望度の高さやあなたが志望学部・志望学科にふさわしい学生であることを試験官に伝える事が大切です。

その際に、学業以外に志望学部・志望学科と関連した取り組みを行った実績があれば、強いアピール材料になります。

具体的な活動としては、このようなものが挙げられます。

  • 農業や酪農、地域に関わるイベント・ボランティア活動に参加する
  • 化学や生物のコンテストに挑戦する
  • 志望学科に関連する書籍をたくさん読む
  • 志望学科に関連する研究活動を行う

総合型選抜の実績作りでお困りの方は、ぜひ上記に取り組んでみてください。

総合型選抜・公募推薦の事前課題【学科別一覧表】

総合型選抜・公募推薦の事前課題一覧
次に学部・学科ごとに各選抜方法の事前課題をご紹介していきます。

あなたの得意な課題やあなたが取り組みやすい課題がある選抜方法を探すのに便利なので、ぜひご覧ください。

農学部編

農学部

農学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

あなたは将来、社会や農業に対してどのように貢献したいと考えていますか。その目標を実現するために、農学部農学科の中でどの研究室に所属し、どのようなことを学びたいと考えていますか。これまでの自身の経験や関心を踏まえて、あなたの考えを総字数800字以内で具体的に述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

あなたは将来、農業や食料に関してどのような課題の解決に取り組みたいと考えていますか。その目標を実現するために、農学部農学科の中でどの研究室に所属し、どのようなことを学びたいと考えていますか。これまでの自身の経験や関心を踏まえて、あなたの考えを総字数 800 字以内で具体的に述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

課題の内容は、総合型選抜・公募制学校推薦型選抜ともにほぼ同じです。

農学部農学科の研究室についてしっかり調べた上で、自分の興味関心や高校時代の経験、将来の目標などを含めたわかりやすい志望理由を800字以内で作成しましょう。

動物科学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

国内の酪農の分野では様々な問題を抱えている。問題を1つあげてそれに対してあなたはどのように解決したら良いと考えるのか総字数1,200字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

世界的な食糧問題に対して、動物科学の分野で今後行っていく必要があるとあなたが考えることを総字数1,200字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

総合型選抜では共通して国内の酪農について、公募制学校推薦型選抜では世界の食糧問題について扱います。

文字数は1200字で統一されているので、書きやすい課題内容の選抜方法を選ぶのがおすすめです。

生物資源開発学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

国際捕鯨委員会(IWC)は鯨資源の保存と捕鯨産業の秩序ある発展を目的に設置された国際的な委員会である。日本はこれに1951年に加盟し2019年に脱退している。IWCでの日本は商業捕鯨モラトリアムの撤廃に向けてその多くの時間を割いてきたと言っても過言ではない。このように日本が商業捕鯨を守ろうとした理由について説明するとともに日本の商業捕鯨推進政策に対するあなたの考えを総字数800字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

日本の捕鯨は多くの欧米諸国の批判にさらされている。それでも日本は捕鯨の必要性を訴える理由の一つとして日本の伝統的文化との関わりをあげている。この伝統的文化という側面に注目して日本に暮らす人々の生活に鯨がどのように関わってきたのか歴史を振り返り、それを踏まえてこれからの日本の捕鯨のあり方についてあなたの考えを総字数800字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

生物資源開発学科の事前課題の内容はほぼ同じですが、総合型選抜と公募制学校推薦型選抜で出題の切り口が異なる点に注意しましょう。

デザイン農学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

「豊かで持続可能な社会」に関する事案を1つ挙げ、その実現のために、デザイン農学の立場からどのような取り組みをすべきか、あなたの考えを総字数800字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

あなたが農学部デザイン農学科で学びたい内容について記し、その成果が社会に対してどのように役立つか、あなたの考えを総字数800字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

総合型選抜と公募制学校推薦型選抜で課題内容が異なるため、自分が書きやすい方を選択するといいでしょう。

応用生物科学部編

応用生物科学部編

農芸化学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

農芸化学は土壌から食料・健康までの幅広い領域にまたがる学問分野である。農芸化学はなぜこのような多岐にわたる領域を扱うようになったか、歴史的背景も含めて説明しなさい。また、農芸化学分野で活躍するためには、どのような知識や技術を習得する必要があるか、理由とともにあなたの考えを総字数1,200字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

農芸化学分野での研究には、化学の知識が重要となる。①土壌 ②作物生産 ③医薬・農薬 ④微生物利用 ⑤食品 ⑥栄養・健康、の6つのうちから3つを選び、それぞれにおける化学の重要性について、具体例を挙げながらあなたの考えを総字数1,200字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

農芸化学科の事前課題は、総合型選抜と公募制学校推薦型選抜で課題内容が異なりますが、どちらも農芸化学を扱っています。

学科の研究内容をしっかり調べて、志望理由や将来の目標とつなげましょう。

醸造科学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

日本で問題となっている醸造業界での後継者不足について調べ、それを基に自身の考えを総字数1,200字以内で述べなさい。なお、調べた内容の転記のみでの提出を認めない。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

戦後、安価で効率的に製造できる「アミノ酸醤油」により醸造醤油が危機に瀕した。その経緯を調べ、それに対する自分の考えを総字数1,200字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

醸造科学科は総合型選抜と公募制学校推薦型選抜で事前課題の内容が大きく異なります。

そのため、自分の得意な内容や学びたい分野に合った選抜方法を選択するといいでしょう。

食品安全健康学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

今後の食品開発において、安全性と品質を担保しながら、機能性や健康効果を高めるには、どのような研究開発や製品設計が必要か、あなたの考えを総字数1,200字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

気候変動が食品の安全性・品質管理に及ぼす影響について、あなたの考えを総字数1,200字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

総合型選抜は今後の食品開発について、公募制学校推薦型選抜は気候変動による食品の安全性・品質管理への影響についてで、それぞれテーマが大きく異なっています。

自分の考えを1200字にまとめる課題のため、テーマに対する意見がしっかりある方を選ぶのがおすすめです。

栄養科学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

近年、環境問題や人口増加、フードロス、健康志向などにより、私たちの食生活は大きく変化しつつある。今から20年後、私たちの「食卓」はどのようになっていると思いますか。科学技術の進歩や社会の課題を踏まえながら、あなた自身の体験や興味関心と結びつけて、あなたの考えを総字数1,200字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

現在では、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じて栄養に関する情報を迅速に入手できるようになっている。こうしたSNSなどを通じた栄養情報の拡散が、若者の健康にどのような影響を与えているかについて、管理栄養士の視点から総字数1,200字以内で論じなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

総合型選抜は環境問題や世界情勢による食生活の変化について、公募制学校推薦型選抜はSNSを通じた栄養情報の拡散と影響についてで、それぞれテーマが大きく異なっています。

興味があり、自分の意見を書きやすいものを選ぶといいでしょう。

生命科学部編

生命科学部

バイオサイエンス学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

生命科学部バイオサイエンス学科で学びたいことを具体的に挙げ(複数でも可)、①その理由、②入学時までに準備しておくこと、③卒業後に社会でどのように活用していきたいかを総字数1,200字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

生命科学部バイオサイエンス学科で学びたいことを学科パンフレット(https://www.nodai.ac.jp/application/files/3117/2257/1344/TokyoNodai_guidebook_bioscience_webdata-single.pdf)を参考にして具体的に記述し、それが将来どのような社会的課題の解決に繋がると考えているかを、あなた自身の問題意識と重ねて総字数1,200字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

総合型選抜と公募制学校推薦型選抜で微妙に内容が異なりますが、バイオサイエンス学科で学びたいことについて扱うことは共通しています。

自分が具体的に何を学びたいのかについて、しっかりと掘り下げておきましょう。

分子生命化学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

生命科学部分子生命化学科での「化学」の学びが社会の何に役に立つのかを示し、自分が将来どのように生かしていくのかについて総字数1,200字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

自然界に存在する有機化合物が人類の生活を豊かにすることに役立っている例を2つ挙げ、100年後にはどのような変化があると考えられるかについて総字数800字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

総合型選抜と公募制学校推薦型選抜で課題の内容はほぼ同じですが、総合型選抜は総字数800字に対して、公募制学校推薦型選抜は1,200字となっています。

そのため、簡単に書ける課題がいいなら総合型選抜がおすすめです。

分子微生物学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

遺伝子組換え微生物の利用が人の役に立った例を挙げ、将来、あなたが遺伝子組換え微生物を作出するとしたら、何の種類の微生物にどのような機能を付与し、その遺伝子組換え微生物を利用して何をしたいですか。遺伝子組換え微生物の利用の問題点も挙げながら、下線部について触れて、総字数1,200字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

あなたが生命科学部分子微生物学科を卒業して社会で必要とされながら活躍するために、あなたはどのような大学生活を送ろうと今考えているのでしょうか。また、あなたの目指す人物像とはどのようなものでしょうか。自分の将来について総字数 1,200 字以内であなたの考えを述べなさい。必ずしも微生物に携わっていなくても構いません。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

分子微生物学科の事前課題は、総合型選抜と公募制学校推薦型選抜で異なります。

自分が書きやすい方の受験方式を選択しましょう。

地域環境科学部編

地域環境科学部

森林総合科学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

令和5年度「森林・林業白書」の第1章「森林の整備・保全」(p.37-79)を読み、あなたが、解決が必要だと考える課題を1つ取り上げて簡潔に説明し、自分の身の周りの事例を踏まえて、その解決策を総字数1,000字以上1,200字以内で述べなさい。
1)「令和5年度 森林・林業白書」は、次のアドレスから閲覧が可能です。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/r5hakusyo/zenbun.html
2)図表類の掲載は、最小限として可とします。図表を白書など文献から引用する場合はかならず出典を明記しなさい。図表類は、文字数には含めません。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

令和5年度「森林・林業白書」の第3章「木材需要・利用と木材産業」(p.117-164)を読み、あなたが、解決が必要だと考える課題を1つ取り上げて簡潔に説明し、自分の身の周りの事例を踏まえてその解決策を総字数1,000字以上1,200字以内で述べなさい。
1)「令和5年度 森林・林業白書」は、次のアドレスから閲覧が可能です。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/r5hakusyo/zenbun.html
2)図表類の掲載は、最小限として可とします。図表を白書など文献から引用する場合はかならず出典を明記しなさい。図表類は、文字数には含めません。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

全て令和5年度の「森林・林業白書」についての課題ですが、総合型選抜は1章、公募制学校推薦型選抜は3章が対象となっている点に注意しましょう。

生産環境工学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

地域環境科学部生産環境工学科において取り組みたいフィールドワークや実験・実習について、①なぜその分野に興味を持ったのか、②どのように学びを深めていきたいか、③将来それをどのように活かしたいと考えているかを総字数400字以内で具体的に述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜

地域環境科学部生産環境工学科において取り組みたいフィールドワークや実験・実習について、①なぜその分野に興味を持ったのか、②どのように学びを深めていきたいか、③高校在学中に培った実践的なスキルとの関連を踏まえて、総字数400字以内で具体的に述べなさい。

東京農大ファミリー総合型選抜

地域環境科学部生産環境工学科において取り組みたいフィールドワークや実験・実習について、①なぜその分野に興味を持ったのか、②どのように学びを深めていきたいか、③影響を受けた人物または出来事・経験との関連を踏まえて、総字数400字以内で具体的に述べなさい。

公募制学校推薦型選抜

地域環境科学部生産環境工学科において取り組みたい研究テーマについて、①現時点で考えられる課題や問題点を挙げ、②それらを克服するために必要と考える知識や技術について、総字数400字以内で具体的に述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

全ての方式で出題される課題が異なりますが、大枠では似た内容となっています。

事前にしっかりと生産環境工学科でやりたいことを考えておきましょう。

造園科学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

地域環境科学部造園科学科を卒業後、学科での学びを活かしたあなたのキャリアデザインについて、総字数800字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

あなたが造ってみたい緑地空間について、A4用紙(1枚)に描き、さらに造りたい理由と想定した周辺の環境およびその空間の特徴について、別途原稿用紙に総字数800字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

総合型選抜では造園科学科で学んだ後のキャリアデザインについて、公募制学校推薦型選抜は造ってみたい緑地空間について述べる課題となっています。

公募制学校推薦型選抜では、800字の記述に加えてA4用紙へ図を記入する必要があるので注意してください。

地域創成科学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

次の2つの課題についてそれぞれ総字数800字以内で別々の用紙に記述しなさい。
課題1.あなたが住んでいる市区町村の以下の6項目について調べ、これらのデータをふまえたうえで、あなたが住んでいる地域の魅力と課題を総字数800字以内で記述しなさい。
①全人口、年齢3区分別人口(15歳未満人口、15~64歳人口、65歳以上人口)と構成比
②道路や鉄道などの交通インフラ
③農地や公園などの緑地面積とその特徴
④災害ハザードマップ
⑤自然資源(山岳・丘陵、河川、湖沼、海岸、森林、草原・湿原、 動植物など)
⑥文化資源(神社、仏閣、史跡、祭り、伝統芸能など)
課題2.地域環境科学部地域創成科学科での学びを含むあなたのキャリアの中で、あなたが住んでいる地域の課題解決のためにどのように取り組んでいくのかについて総字数800字以内で記述しなさい。
なお、それぞれの課題の文末に「引用文献・参考文献」を記載しなさい。図書の場合は「著者名.書名.出版社.出版年.引用ページ」、雑誌論文の場合は「著者名.タイトル.雑誌名.出版年.引用ページ」、Web サイトの引用の場合は「著者名.“Web ページのタイトル”.Web サイトの名称.入手先(URL).参照年月日」を記載しなさい。引用文献・参考文献の記載は文字数に含みません。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜

次の2つの課題についてそれぞれ総字数800字以内で別々の用紙に記述しなさい。
課題1.あなたが住んでいる市区町村の以下の6項目について調べ、これらのデータをふまえたうえで、あなたが住んでいる地域の魅力と課題を総字数800字以内で記述しなさい。
①全人口、年齢3区分別人口(15歳未満人口、15~64歳人口、65歳以上人口)と構成比
②道路や鉄道などの交通インフラ
③農地や公園などの緑地面積とその特徴
④災害ハザードマップ
⑤自然資源(山岳・丘陵、河川、湖沼、海岸、森林、草原・湿原、動植物など)
⑥文化資源(神社、仏閣、史跡、祭り、伝統芸能など)
課題2.高校で学んだスキルと地域環境科学部地域創成科学科での学びを活かして、あなたが住んでいる地域の課題解決のためにどのように取り組んでいくのかを総字数800字以内で記述しなさい。
なお、それぞれの課題の文末に「引用文献・参考文献」を記載しなさい。図書の場合は「著者名.書名.出版社.出版年.引用ページ」、雑誌論文の場合は「著者名.タイトル.雑誌名.出版年.引用ページ」、Web サイトの引用の場合は「著者名.“Web ページのタイトル”.Web サイトの名称.入手先(URL).参照年月日」を記載しなさい。引用文献・参考文献の記載は文字数に含みません。

東京農大ファミリー総合型選抜

次の2つの課題についてそれぞれ総字数800字以内で別々の用紙に記述しなさい。
課題1.あなたが住んでいる市区町村の以下の6項目について調べ、これらのデータをふまえたうえで、あなたが住んでいる地域の魅力と課題を総字数800字以内で記述しなさい。
①全人口、年齢3区分別人口(15歳未満人口、15~64歳人口、65歳以上人口)と構成比
②道路や鉄道等の交通インフラ
③農地や公園などの緑地面積とその特徴
④災害ハザードマップ
⑤自然資源(山岳・丘陵、河川、湖沼、海岸、森林、草原・湿原、動植物など)
⑥文化資源(神社、仏閣、史跡、祭り、伝統芸能など)
課題2.地域環境科学部地域創成科学科での学びを活かして、あなたが住んでいる地域の課題解決のためにどのように取り組んでいくのかを総字数800字以内で記述しなさい。
なお、それぞれの課題の文末に「引用文献・参考文献」を記載しなさい。図書の場合は「著者名.書名.出版社.出版年.引用ページ」、雑誌論文の場合は「著者名.タイトル.雑誌名.出版年.引用ページ」、Web サイトの引用の場合は「著者名.“Web ページのタイトル”.Web サイトの名称.入手先(URL).参照年月日」を記載しなさい。引用文献・参考文献の記載は文字数に含みません。

公募制学校推薦型選抜

次の2つの課題についてそれぞれ総字数800字以内で別々の用紙に記述しなさい。
課題1.あなたが住んでいる市区町村の以下の6項目について調べ、これらのデータをふまえたうえで、あなたが住んでいる地域の魅力と課題を総字数800字以内で記述しなさい。
①全人口、年齢3区分別人口(15歳未満人口、15~64歳人口、65歳以上人口)と構成比、将来人口予測
②道路や鉄道などの交通インフラ
③農地や公園などの緑地面積とその特徴
④災害ハザードマップ
⑤自然資源(山岳・丘陵、河川、湖沼、海岸、森林、草原・湿原、動植物など)
⑥文化資源(神社、仏閣、史跡、祭り、伝統芸能など)
課題2.地域環境科学部地域創成科学科での学びを活かして、あなたが住んでいる地域の課題解決のためにどのように取り組んでいくのかを総字数800字以内で記述しなさい。
なお、それぞれの課題の文末に「引用文献・参考文献」を記載しなさい。図書の場合は「著者名.書名.出版社.出版年.引用ページ」、雑誌論文の場合は「著者名.タイトル.雑誌名.出版年.引用ページ」、Web サイトの引用の場合は「著者名.“Web ページのタイトル”.Web サイトの名称.入手先(URL).参照年月日」を記載しなさい。引用文献・参考文献の記載は文字数に含みません。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

地域創成科学科の事前課題は、方式ごとに細かい箇所が異なりますが、大まかな出題内容は共通しています。

どの方式でも自分が住んでいる市区町村についての課題が出題されるので、しっかりとリサーチすることが重要です。

国際食料情報学部編

国際食料情報学部

国際農業開発学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

あなたが農業や農村に関心を持つようになったきっかけと、国際食料情報学部国際農業開発学科でどのような学びを深めたいと考えているのかについて総字数1,000字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

開発途上国において農業開発や農村開発はどのような役割を果たすべきか、あなたの考えを総字数1,000字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

総合型選抜と公募制学校推薦型選抜で課題の内容が異なります。

そのため、学びたい分野に近いテーマや書きやすいテーマを選ぶといいでしょう。

食料環境経済学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

あなたが考える将来の自分の仕事について述べ、①その仕事に国際食料情報学部食料環境経済学科での学びはどのように生かせるか、②あなたの仕事は社会にとってどのような意義を持つか、について総字数1,000字以内で説明しなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜

あなたが高校で学んだ実践的なスキルについて詳しく説明しなさい。その上で、国際食料情報学部食料環境経済学科での学びにそのスキルがどのように生かせるか、総字数1,000字以内で説明しなさい。

東京農大ファミリー総合型選抜

あなたがこれまで経験したことや取り組んだこと、本や資料を読んで考えたことなどをもとに、食料・農業・環境に関わる社会的問題について、何が問題なのかを簡潔に説明したうえで、どんな解決策が考えられるか、あなたの考えを総字数1,000字以内で述べなさい。

公募制学校推薦型選抜

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

選抜ごとに課題の内容が異なるので注意しましょう。

それぞれあなたの興味関心や高校での学び、将来の目標などと食料環境経済学科の学びを関連づけて書く課題となっています。

アグリビジネス学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

令和5年度の「食料・農業・農村白書」には、食料が十分に供給されなかったり、食品アクセスが困難であったりする人々が一定数存在すると報告されています。この食品アクセス問題について、①日本国内における現状となぜ起きているのかという理由を述べなさい。また、②公共私が関わる取り組みを一つ例示し、③あなた自身の考えや解決策等を、総字数1,200字以内で具体的に説明しなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

令和5年度の「食料・農業・農村白書」において、農業と福祉の課題を解決する取り組みとして「農福連携」について記載されている。この「農福連携」の取り組みについて、①農業経営体と障害者就労施設(障害者)に対して、それぞれにどのような効果があるかを説明しなさい。また、②農福連携の具体的な事例を1つあげ、その取り組みの特徴を説明しなさい。最後に、③②で取り上げた事例を基に、農福連携の取り組みを推進する上での課題を指摘し、その解決策を総字数1,200字以内で提案しなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

総合型選抜と公募制学校推薦型選抜で課題の内容が異なります。

自分の考えを述べるのが得意な方は総合型選抜、小論文のような課題がやりやすい方は公募制学校推薦型選抜がおすすめです。

国際食糧科学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

あなたは、小中学校における学校給食の意義と問題点をどのように考えますか。また、学校給食とそれを取り巻く活動を通じて、児童・生徒への教育効果を上げるとすれば、どのような取り組みの推進が重要と考えますか。総字数1,200字以内(指定の原稿用紙3枚以内)で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

訪日外国人旅行客が近年増加しています。こうした方々に対して、あなたは、日本の食に関連する分野で、特にどのような体験をお勧めしたいですか。その内容や勧めたい理由を総字数1,200字以内(指定の原稿用紙3枚以内)で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

総合型選抜は小中学校の学校給食について、公募制学校推薦型選抜は訪日外国人旅行客と日本食について書く課題となっています。

興味のある内容やアピールしたいポイントに合わせて選択しましょう。

生物産業学部編

生物産業学部

北方圏農学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

近年、日本は農林業従事者の高齢化、減少の傾向が続いている。それによって生じる問題、その問題をどう解決するかのあなたのアイデアについて、総字数600字以上800字以内で述べなさい。作成にあたっては公的な機関が発表した数字を、例えば(農水省 2024)のように明記した上でいくつか引用すること。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜

あなたが、一番心に残る高校で得られた生物生産に関わる学びについて、その学びを生物産業学部北方圏農学科での学びにどのように活かし、将来、社会にどのように貢献していきたいと考えているかについて、総字数600字以上800字以内でできるだけ具体的に述べなさい。

東京農大ファミリー総合型選抜

東京農業大学卒業生である父母・祖父母からどのような話を聞き、なぜ生物産業学部北方圏農学科を学びの場として選びましたか。そしてあなたが生物産業学部北方圏農学科で学ぼうとしていること、それを将来どのように活かしたいかについて、総字数600字以上800字以内でできるだけ具体的に述べなさい。

公募制学校推薦型選抜

北海道の畑作農業、畜産業あるいは野生動植物のいずれか一つについて、その特徴を解説した上で論述対象となる生物を選び、あなたが興味を持っている現象や農業上の課題について、あなたが生物産業学部北方圏農学科で学びたいことに関連付けて総字数600字以上800字以内で述べなさい。記述に当たって参考にした出典は、論述文の後に参考文献として明記してください。出典の記載は文字数に含めません。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

北方圏農学科は、各選抜方法で事前課題の内容が異なっています。

それぞれの課題内容をよく読み、一番取り組みやすいものを選択するといいでしょう。

海洋水産学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

持続可能な開発目標SDGsは2030年までに達成を目指す17の目標が掲げられている。そのうちのひとつに「海の豊かさを守ろう」という目標がある。あなたにとって〝海の豊かさ〟とはどのようなことか?自身が考える〝海の豊かさ〟について説明し、その豊かさを守るためにどのようなことを行うべきか、自身の今後の生き方を踏まえ、総字数800字以内で具体的に述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜

持続可能な開発目標SDGsは2030年までに達成を目指す17の目標が掲げられている。そのうちのひとつに「海の豊かさを守ろう」という目標がある。あなたにとって〝海の豊かさ〟とはどのようなことか?自身が考える〝海の豊かさ〟について説明し、その豊かさを守るためにあなたはこれまでどのようなことを行ってきたか?そして今後どのようなことを行うべきと考えているか、総字数800字以内で具体的に述べなさい。

東京農大ファミリー総合型選抜

持続可能な開発目標SDGsは2030年までに達成を目指す17の目標が掲げられている。そのうちのひとつに「海の豊かさを守ろう」という目標がある。あなたにとって〝海の豊かさ〟とはどのようなことか?自身が考える〝海の豊かさ〟について説明し、南国の透明度の高い海域と緑色に色付く透明度の低いオホーツク海、それぞれの豊かさについて総字数1,200字以内で論じなさい。

公募制学校推薦型選抜

日本の水産業の課題のひとつに漁業生産量の減少がある。天然資源を対象とした漁業の生産量は1984年に1170.6万トンであったが、2022年には300.6万トンと約25%まで激減している。海面養殖による生産量は1990年代には130万トン前後であったが、その後減少傾向を示し、2022年には91.2万トンと最盛期の70%を下回っている。このように天然資源を対象とした漁業そして養殖業、いずれも減少傾向にある。なぜ天然資源漁業のみならず養殖業も生産量が減少しているのか?今後、養殖業はどのようにあるべきか自身の考えを総字数1,200字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

総合型選抜は、SDGsと海の豊かさについて述べる課題なのに対し、公募制学校推薦型選抜は養殖業の生産量の減少の原因と今後どうするべきかについて述べる課題となっています。

また、総合型選抜内でも細かな違いがあるので、自分が一番やりやすいものを選びましょう。

食香粧化学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

自分のキャリア形成のために、生物産業学部食香粧化学科で学びたいこと、研究したいことについて総字数800字以内で述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜

高校時代に獲得したスキルを、生物産業学部食香粧化学科の学びでどのように発展させて将来の自分に活かしたいと考えているのかを総字数800字以内で述べなさい。

東京農大ファミリー総合型選抜

自分のキャリア形成のために、生物産業学部食香粧化学科で学びたいこと、研究したいことについて総字数800字以内で述べなさい。

公募制学校推薦型選抜

今後の食品、化粧品、香料産業を考慮して、あなたは大学での学びを通してどのような人材になりたいのかを総字数800字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

全ての選抜方法で課題内容が異なっています。

しかし、難しい内容のものはないため、各選抜方法の出願条件や課題との相性をみて決めるといいでしょう。

自然資源経営学科

選抜方法 事前課題
全学部総合型選抜

あなたが生物産業学部自然資源経営学科で研究したいことを、高校までの学びや経験を踏まえ、できるだけ具体的内容で述べなさい。またそれが自身の将来(職業や人生)にどのようにつながるかについて、総字数800字以内であなたの考えを述べなさい。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜
東京農大ファミリー総合型選抜
公募制学校推薦型選抜

環境共生型ビジネスとはどのようなものか、また、その実現に向けてどのような事が課題になっているのかを具体例を挙げて説明しなさい。それらを踏まえて、あなたが生物産業学部自然資源経営学科で何をどのように学びたいか、総字数800字以内で述べなさい。

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

選抜方法によって課題の前半部分は異なりますが、「生物産業学部自然資源経営学科で何をどのように学びたいか」について書く点は共通しています。

そのため、前半部分の内容を見て、書きやすいものを選ぶのがおすすめです。

公募制学校推薦型選抜の出願条件と対策のポイント

公募制学校推薦型選抜
ここからは、東京農業大学の公募推薦である公募制学校推薦型選抜について詳しく解説していきます。

公募制学校推薦型選抜は2025年以前は『一般学校推薦型選抜』という名前で実施されていました。

公募制学校推薦型選抜は全学部・学科で実施しているため、東京農業大学が第一志望の方は必見です。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2025年11月1日(金)~11月7日(金)
試験日 2025年11月22日(土)
合格発表日 2025年12月1日(月)10時
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.推薦書
3.事前課題
4.日本農業技術検定3球以上合格証明書(生物産業学部のみ該当)
5.毎日農業記録賞高校生部門優秀賞の賞状のコピー(該当者のみ)
選考内容 1.書類審査
2.口頭試問(面接)
募集人数 【農学部】
農学科:30人
動物科学科:15人
生物資源開発学科:10人
デザイン農学科:20人

【応用生物科学部】
農芸化学科:12人
醸造科学科:12人
食品安全健康学科:18人
栄養科学科:12人

【生命科学部】
バイオサイエンス学科:12人
分子生命化学科:8人
分子微生物学科:15人

【地域環境科学部】
森林総合科学科:25人
生産環境工学科:25人
造園科学科:25人
地域創成科学科:16人

【国際食料情報学部】
国際農業開発学科:15人
食料環境経済学科:15人
アグリビジネス学科:15人
国際食糧科学科:15人

【生物産業学部】
北方圏農学科:5人
海洋水産学科:5人
食香粧化学科:5人
自然資源経営学科:5人

出願時必要最低評定平均 生物産業学部…3.3以上
その他学部…3.5以上
倍率
(2025年度)
【農学部】1.0〜2.8倍
【応用生物科学部】1.7〜3.6倍
【生命科学部】1.9〜2.3倍
【地域環境科学部】1.2〜2.0倍
【国際食料情報学部】1.4〜5.4倍
【生物産業学部】1.0〜1.3倍
※一般学校推薦型選抜の合格倍率を参照
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
農学部、応用生物科学部、生命科学部、地域環境科学部、国際食料情報学部

毎日農業記録賞高校生部門優秀賞受賞者については全体の学習成績の状況を定めない

生物産業学部

毎日農業記録賞高校生部門優秀賞受賞者および日本農業技術検定3級以上合格者については全体の学習成績の状況を定めない

参照元:公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026

対策のポイント

対策のポイント
公募制学校推薦型選抜に合格するための重要ポイントは、この3つです。

  1. 各学科が定める入学者としての要件を満たす
  2. できるだけ高い評定平均を取る
  3. 事前課題と面接対策に全力を注ぐ

公募制学校推薦型選抜は、出願に学校長からの推薦が必要です。そのため、学校長からの人物評価や学力評価が重要になります。

倍率の高い人気学科を受験するなら、推薦書・調査書ともに高い評価が必要になるでしょう。

出願に必要な評定平均は3.3~3.5ですが、4.0以上あれば安心して試験に臨めます。

選考は出願書類と口頭試問(面接)のみなので、推薦書と事前課題の作り込み、面接対策に全力を尽くしましょう。

面接では事前課題についての質問もあります。提出書類はコピーして面接までに覚え、書いた内容と同じことを話せるように練習しておきましょう。

生物産業学部総合型選抜(併願方式)の出願条件と対策のポイント

生物産業学部総合型選抜(併願方式)

生物産業学部総合型選抜(併願方式)は、北海道オホーツクキャンパスを拠点とする生物産業学部の志望者を対象とした総合型選抜です。

2025年では『生物産業学部総合型選抜(併願型)』という名称で実施されており、一部ですが名称が変更されています。

入学後は北海道で学ぶことになるので、受験予定の方は必ず把握しておきましょう。

また、名称に併願型とある通り、他大学や他学部・他学科との併願ができます。総合型選抜で併願可能な大学をお探しの場合におすすめです。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2025年10月1日(水)~10月8日(水)
試験日 2025年10月26日(日)
合格発表日 2025年11月4日(火)10時
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.志願確認票
選考内容 1.書類審査
2.口頭試問(面接)
募集人数 各学科3名
出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2025年度)
北方圏農学科:1.3倍
海洋水産学科:1.6倍
食香粧化学科:1.1倍
自然資源経営学科:1.0倍
※生物産業学部総合型選抜(併願型)の合格倍率を参照
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
なし

参照元:生物産業学部総合型選抜(併願方式) 募集要項 2026

対策のポイント

生物産業学部総合型選抜(併願方式)の対策のポイント

生物産業学部総合型選抜(併願方式)の対策ポイントは、主に3つです。

  1. 自己推薦書の作り込み
  2. 面接対策に全力を注ぐ
  3. 北海道の水産業・農林業・生物産業などに関連する経験・知識を積む

生物産業学部総合型選抜(併願方式)は、「北海道オホーツクにある生物産業学部で学ぶこと」に強い意欲を持った学生を求めています。

そのため、自己推薦書では「なぜ北海道のオホーツクにある生物産業学部で学びたいのか」、「北海道で学ぶことを将来にどう活かすか」という点を明確に示すことが大切です。

さらに言えば、入学後に学びたい事や研究したい事を具体的に伝えられるようにしておきたいです。

なお、生物産業学部総合型選抜(併願方式)は事前課題がありません。そのため、調査書と自己推薦書、面接の出来で合格が決まります。書類の作り込みと面接対策にはしっかり力を入れましょう。

北海道の水産業・農林業・生物産業と関連のある経験を積む

加えて北海道に関連する経験や実績がない場合は、夏休みなどの長期休みを利用して北海道でボランティアを行ったり、北海道と関連性のあるイベントに参加するといった活動を行いたいです。

特に北海道の水産業・農林業・生物産業と何らかの関連性のある活動だと理想的です。

「北海道の産業に貢献する」という思いの強さを証明できる何らかの活動経験を積んでおけば、面接の場でも出願書類の審査の段階でも高い評価をもらう事が期待できます。

東京農大ファミリー総合型選抜の出願条件と対策のポイント

東京農大ファミリーが受験できる選抜方法
東京農大ファミリー総合型選抜は、東京農業大学の卒業生の子どもまたは孫が出願できる選抜方法です。

出願条件が特殊なため、東京農業大学出身の親や祖父母がいる方は狙い目となっています。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2025年10月1日(水)~10月8日(水)
試験日 2025年10月25日(土)
合格発表日 2025年11月4日(火)10時
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.事前課題
4.本学卒業生との続柄を証明できる書類(戸籍抄本等)
選考内容 1.書類審査
2.口頭試問(面接)
募集人数 【農学部】
農学科:2人
動物科学科:2人
生物資源開発学科:2人
デザイン農学科:2人

【応用生物科学部】
農芸化学科:2人
醸造科学科:5人
食品安全健康学科:2人
栄養科学科:2人

【生命科学部】
バイオサイエンス学科:2人
分子生命化学科:2人
分子微生物学科:2人

【地域環境科学部】
森林総合科学科:2人
生産環境工学科:2人
造園科学科:2人
地域創成科学科:2人

【国際食料情報学部】
国際農業開発学科:2人
食料環境経済学科:2人
アグリビジネス学科:2人
国際食糧科学科:2人

【生物産業学部】
北方圏農学科:1人
海洋水産学科:1人
食香粧化学科:1人
自然資源経営学科:1人

出願時必要最低評定平均 3.2
倍率
(2025年度)
【農学部】1.0~1.6倍
【応用生物科学部】1.1〜7.0倍
【生命科学部】1.0倍~1.7倍
【地域環境科学部】1.0〜1.5倍
【国際食料情報学部】1.2〜3.3倍
【生物産業学部】1.0倍
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)

1) 本学に在籍し、卒業または修了した者(短期大学部・大学院を含む)の直系の子または孫(法定血族を含む。ただし法定血族の場合は、大学入学年度の3年前の4月1日以前に養子縁組をしていること)で、本学を敬愛し、本学の建学の精神に則り、将来、地域産業の発展かつ社会的に貢献が期待できる者

参照元:東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026

対策のポイント

対策ポイント
東京農大ファミリー総合型選抜の対策ポイントは、主に3つです。

  1. 自己推薦書の作り込み
  2. 事前課題に力を入れる
  3. 出願条件を確実に満たす

対策すべきポイントは他の選抜方法とほぼ同じです。

しかし、自己推薦書や事前課題では「卒業生である親や祖父母からどのような情報を得たか」「東京農業大学の伝統と校風をどのように理解しているか」といった内容が求められます。

そのため、大学の研究内容などを調べると同時に、親や祖父母から大学の話を聞いて自分の志望理由と関連づけられるようにしておきましょう。

また、主な出願条件は、評定平均3.2以上を取ることと卒業生の親や祖父母との続柄を証明することです。

証明には公的書類の提出が必要となるため、出願の締め切り日を把握した上で日付に余裕を持って準備しましょう。

高校で学んだ実践スキル総合型選抜の出願条件と対策のポイント

高校で学んだ実践スキルを活かす選抜方法
高校で学んだ実践スキル総合型選抜は、現役の農業高等学校出身者を対象とした選抜方法です。

出願のハードルは他の選抜方法より高めですが、全体的に合格倍率が低いため条件を満たしている方はぜひ挑戦してみましょう。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2025年10月1日(水)~10月8日(水)
試験日 2025年10月25日(土)
合格発表日 2025年11月4日(火)10時
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.事前課題
選考内容 1.書類審査
2.口頭試問(面接)
募集人数 【農学部】
農学科:18人
動物科学科:10人
生物資源開発学科:4人
デザイン農学科:10人

【応用生物科学部】
農芸化学科:2人
醸造科学科:2人
食品安全健康学科:2人
栄養科学科:2人

【生命科学部】
バイオサイエンス学科:2人
分子生命化学科:2人
分子微生物学科:2人

【地域環境科学部】
森林総合科学科:3人
生産環境工学科:3人
造園科学科:2人
地域創成科学科:2人

【国際食料情報学部】
国際農業開発学科:5人
食料環境経済学科:6人
アグリビジネス学科:5人
国際食糧科学科:6人

【生物産業学部】
北方圏農学科:3人
海洋水産学科:2人
食香粧化学科:3人
自然資源経営学科:3人

出願時必要最低評定平均 4.0
倍率
(2025年度)
【農学部】1.0〜1.8倍
【応用生物科学部】1.0〜3.0倍
【生命科学部】2.0倍
【地域環境科学部】1.0〜2.8倍
【国際食料情報学部】1.3〜1.8倍
【生物産業学部】1.0倍
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)

1) 全国農業高等学校長協会会員の高等学校において、2026年3月卒業見込みの者

参照元:高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026

対策のポイント

対策のポイント
高校で学んだ実践スキル総合型選抜の対策ポイントは、主に3つです。

  1. 出願条件に定められた評定平均を満たす
  2. 高校時代の学びや修得したスキルを入学後にどう活かすかをまとめる
  3. 事前課題と自己推薦書に力を入れる

出願条件に定められた評定平均を満たす

この選抜方法でまず重要なのは、出願条件を満たすことです。

評定平均4.0以上が出願条件となっているため、合格するには4.3程度は最低でもあった方が確実です。

つまり、4.0という評定平均は出願時の最低条件である以上、4.0を満たすだけでは不十分と思いましょう。

高校時代の学びや修得したスキルを入学後にどう活かすかをまとめる

加えて高校で学んだ実践スキル総合型選抜では、以下のように高校時代の学びや高校時代に身に付けたスキルを大学入学後にどのように活かすのかを出願書類でまとめる必要があります。

高校時代に学んだ実践スキルを高校教育のなかでどのように活かし、発展させてきましたか。また、本学入学後にその実践スキルを志望学科でどのように活かし学ぶことにより、卒業後のビジョンをどのように計画しているのかを800字以内で入力してください。

引用元:高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026

この高校時代に学んだ実践スキルと大学入学後の学びや将来の計画との関連性については面接でも聞かれる可能性があるので、口頭で説明できるようにもしておきましょう。

事前課題と自己推薦書に力を入れる

他の試験形式と同様に事前課題と自己推薦書の提出が求められるので、作り込みが欠かせません。

事前課題や自己推薦書の完成度を高めるためのポイントについては全学部・学科共通の対策項目で取り上げた内容が参考になるので以下よりご確認ください。

事前課題の完成度を高めるポイント
自己推薦書(推薦書)を作り込むコツ

倍率は1.0倍台の学科がほとんどため、出願条件を満たして丁寧に出願書類を作成していれば問題なく合格できるはずです。

全学部総合型選抜の出願条件と対策のポイント

全学部総合型選抜
全学部総合型選抜は、全学部学科で実施しており、出願に評定平均の条件もないのが特徴です。

2025年以前は『キャリアデザイン総合型選抜』という名称で実施されていました。

東京農業大学を志望していて、農業高校出身ではない方や東京農業大学出身の家族がいない方はこちらを受験しましょう。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 [第一次選考]
2025年9月9日(火)~9月19日(金)

[第二次選考]
2025年10月3日(金)~10月8日(水)

試験日 [第一次選考]
書類選考

[第二次選考]
2025年10月25日(土)

合格発表日 [第一次選考]
2025年10月3日(金)10時

[第二次選考]
2025年11月4日(火)10時

出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.事前課題
選考内容 [第一次選考]
書類審査

[第二次選考]
口頭試問(面接)

募集人数 【農学部】
農学科:8人
動物科学科:20人
生物資源開発学科:20人
デザイン農学科:10人

【応用生物科学部】
農芸化学科:5人
醸造科学科:8人
食品安全健康学科:7人
栄養科学科:10人

【生命科学部】
バイオサイエンス学科:5人
分子生命化学科:3人
分子微生物学科:7人

【地域環境科学部】
森林総合科学科:5人
生産環境工学科:5人
造園科学科:5人
地域創成科学科:3人

【国際食料情報学部】
国際農業開発学科:15人
食料環境経済学科:34人
アグリビジネス学科:10人
国際食糧科学科:10人

【生物産業学部】
北方圏農学科:20人
海洋水産学科:20人
食香粧化学科:20人
自然資源経営学科:20人

出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2025年度)
【農学部】1.9〜4.1倍
【応用生物科学部】2.8〜6.9倍
【生命科学部】1.5〜2.9倍
【地域環境科学部】1.1〜4.1倍
【国際食料情報学部】2.0〜4.0倍
【生物産業学部】1.0〜1.1倍
※キャリアデザイン総合型選抜の合格倍率を参照
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
なし

参照元:全学部 総合型選抜 募集要項 2026

対策のポイント

対策ポイント
全学部総合型選抜の対策ポイントは、この3つです。

  1. 評定平均を上げる
  2. 志望学科に評価される実績を作る
  3. 自己推薦書と事前課題を作り込む

全学部総合型選抜は第一次選考と第二次選考に分かれているため、合格するにはまず第一次選考の書類審査を突破しなければなりません。

そのため、他の受験生よりも秀でた学業成績や課外活動の実績、クオリティの高い出願書類でアピールする必要があります。

学業成績に自信があるなら評定平均をできるだけ高く、課外活動に力を入れているなら志望学科に関連する活動を1つでも多く行って実績を作りましょう。

また、全学部総合型選抜は「本学において自らのより良い生き方を設計し、卒業後、社会
の発展に貢献し活躍することが期待できる者(引用元:募集要項」を求めています。

つまり、学業成績がいいだけでなく、大学で学びたいことや将来の目標に関して明確なビジョンを持つ学生を求めていると考えられます。

自己推薦書や事前課題に取り組むときには、この点を踏まえて自分のビジョンをしっかりアピールしましょう。

生物産業学部総合型選抜の出願条件と対策のポイント

北海道で夢を叶えたい人向けの選抜方法
生物産業学部総合型選抜は、生物産業学部のみで実施している選抜方法です。

2025年以前は『“私の夢”北海道総合型選抜』という名称で実施されていました。

「北海道で自分の夢に向かって邁進したい!」という方にぴったりの総合型選抜となっています。

募集要項の概要と出願条件

出願期間 2025年11月21日(金)~12月8日(月)
試験日 2025年12月13日(土)
合格発表日 2025年12月17日(水)10時
出願時の主な提出書類 1.調査書
2.自己推薦書
3.志願確認票
選考内容 1.書類審査
2.口頭試問(面接)
募集人数 各学科3名
出願時必要最低評定平均 なし
倍率
(2025年度)
【生物産業学部】
北方圏農学科:1.3倍
海洋水産学科:1.8倍
食香粧化学科:1.0倍
自然資源経営学科:1.2倍
※“私の夢”北海道総合型選抜の合格倍率を参照
特筆すべき出願内容
(一部抜粋)
なし

参照元:生物産業学部 総合型選抜 募集要項 2026

対策のポイント

対策のポイント
生物産業学部総合型選抜の対策ポイントは、主に3つです。

  1. 将来の夢とそれを実現するプロセスを明確にする
  2. 志望学科に関連する知識や活動実績をできるだけたくさん積む
  3. 書類作成や面接対策に力を入れる

生物産業学部総合型選抜では、北海道オホーツクキャンパスで将来の夢を実現したいという強い意志を持つ学生を求めています。

そのため、まずは自分の将来の夢を明確に描き、大学での学びを通してどのように夢を実現するのかをはっきりさせることが重要です。

将来の夢に向かって邁進していることが伝わるように、高校の頃から関連する課外活動や勉強にも積極的に取り組みましょう。

高校時代から熱心に取り組んでいれば、提出書類や面接の内容もおのずと充実していくはずです。

東京農業大学の総合型選抜の受験希望者におすすめの他の大学

東京農業大学の総合型選抜や公募推薦に出願する人におすすめの他の大学
東京農業大学の総合型選抜と学校推薦型選抜は基本的に専願のみで併願できませんが、参考までに東京農業大学とレベル感が近い大学をまとめてみました。

大学・学部名 おすすめの理由
明治大学 農学部
(自己推薦特別入学試験)
  • 東京農業大学と似た学部学科がある
  • 合格発表日が公募制学校推薦型選抜の出願期間中のため併願可能
  • 評定平均が4.0~4.3以上、または優れた課外活動の実績がある人におすすめ
東京都市大学
(総合型選抜(2段階選抜制))
  • 他大学と併願可能
  • 評定平均などの出願条件がない
  • 東京農業大学と似た学部学科があり、偏差値帯が近い
神奈川大学 理・工・化学生命学部
(総合型選抜(総合評価型 / 適性検査型))
  • 他大学との併願を禁止していない
  • 適性検査型は評定平均の出願条件がない(総合評価型は3.7程度必要)
  • 書類審査と面接、基礎的な内容の筆記試験のみで受験できる学科もある

参照元:2026年度 明治大学農学部 自己推薦特別入学試験要項東京都市大学 令和8(2026)年度 総合型選抜(2段階選抜制)神奈川大学 2026年度 入学試験要項 総合型選抜(総合評価型 / 適性検査型)

3校とも東京農業大学と似た学部学科を設置しているので、興味があれば特集ページか公式サイトをチェックしてみてください。

▶︎明治大学の特集ページはこちら
▶︎東京都市大学
▶︎神奈川大学

東京農業大学の総合型選抜・公募推薦を受験する人によくある疑問点

よくある疑問
最後に、東京農業大学の総合型選抜や公募推薦を受験する方からよく寄せられる疑問をまとめて解説します。

併願はできるの?

併願はできるの?
東京農業大学の総合型選抜・公募推薦は、生物産業学部総合型選抜(併願方式)を除いて基本的には専願です。

「学内の他学科、他大学との併願はできない」と募集要項に記載されている場合は、併願ができないので注意しましょう。

ただし、生物産業学部総合型選抜(併願方式)以外の選抜方法でも一部例外があるため、併願を希望する方はこちらをご覧ください。

選抜方法 併願に関する記載 選考日程
全学部総合型選抜

本学への入学が第一志望であり、第一次選考に合格した者は、第二次選考を受験するものとし、第二次選考に合格した者は入学することを前提とします。

[一次選考合格発表]
2025年10月3日(金)10時

[二次試験日]
2025年10月25日(土)

[二次選考合格発表]
2025年11月4日(火)10時

高校で学んだ実践スキル総合型選抜

本学への入学が第一志望であり、合格した場合は入学することを前提とします。

[出願期間]
2025年10月1日(水)~10月8日(水)

[試験日]
2025年10月25日(土)

[合格発表日]
2025年11月4日(火)10時

東京農大ファミリー総合型選抜

本学への入学が第一希望であり、合格した場合は入学することを前提とします。

生物産業学部総合型選抜(併願方式)

総合型選抜 生物産業学部〔併願方式〕の入学手続完了までの期間を前提として、本学の入学者選抜、他大学の併願を認めます。
本学の他の総合型選抜、学校推薦型選抜に出願し、両方合格した場合は専願となる総合型選抜、学校推薦型選抜への入学が優先されます。

[出願期間]
2025年10月1日(水)~10月8日(水)

[試験日]
2025年10月26日(日)

[合格発表日]
2025年11月4日(火)10時

公募制学校推薦型選抜

出願は専願に限り、合格した場合は入学することを前提とします。他大学との併願はできません。

[出願期間]
2025年11月1日(土)~11月7日(金)

[試験日]
2025年11月22日(土)

[合格発表日]
2025年12月1日(月)10時

生物産業学部総合型選抜

本学への入学が第一志望であり、合格した場合は入学することを前提とします。

[出願期間]
2025年11月21日(金)~12月8日(月)

参照元:公募制 学校推薦型選抜 募集要項 2026生物産業学部総合型選抜(併願方式) 募集要項 2026東京農大ファミリー 総合型選抜 募集要項 2026高校で学んだ実践スキル総合型選抜 募集要項 2026全学部 総合型選抜 募集要項 2026生物産業学部 総合型選抜 募集要項 2026

これらの条件を見ると、学内で以下のような受験パターンが考えられます。

  • 全学部総合型選抜が一次で不合格だったため、他の選抜方法を再受験
  • 全学部総合型選抜/高校で学んだ実践スキル/東京農大ファミリーのうちいずれか1つと生物産業学部総合型選抜(併願方式)を併願
  • 高校で学んだ実践スキル/東京農大ファミリー/全学部総合型選抜が不合格だったため、公募制学校推薦型選抜・生物産業学部総合型選抜を再受験
  • 公募制学校推薦型選抜が不合格だったため、生物産業学部総合型選抜を再受験

この形ですと、どの学部でも複数回総合型選抜や公募制学校推薦型選抜を受験するチャンスがあります。

「東京農業大学が第一志望で、何としても総合型選抜か公募推薦で合格したい!」という方は、こうした受験パターンがあることを頭に入れておきましょう。

狙い目の学部・学科は?

東京農業大学で出願条件がゆるく、倍率が低い狙い目の学部学科は、この4つです。

特に狙い目の学部・学科4選

  • 農学部・デザイン農学科
  • 生命科学部・分子生命化学科
  • 地域環境科学部・生産環境工学科
  • 生物産業学部

これらの学部学科はどの受験方式でも倍率1.0倍台で、出願したほとんどの受験生が合格しています。

しかもほとんどの学部・学科で受験方式によっては1.0倍と事実上の全員合格となっています。

評定平均の条件がない総合型選抜も実施しているので、評定平均があまり高くない人でも問題なく合格できるでしょう。

なお、東京農業大学は選抜方法によって倍率が大きく異なるため、ここで紹介した以外の学科も倍率1.0台のケースが多々あります。

そのため、東京農業大学が第一志望の方は、ぜひいろいろな選抜方法の合格倍率をチェックしてみてください。

東京農業大学の総合型選抜・公募推薦に強い塾は?

東京農業大学の受験生におすすめの塾は?
東京農業大学の総合型選抜や公募推薦を受験する方におすすめの塾は、この3つです。

  1. ホワイトアカデミー高等部
  2. Loohcs志塾
  3. 総合型選抜専門塾AOI

なかでもホワイトアカデミー高等部では、一流の社会人プロ講師が出願書類の作成や添削から事前課題・面接の指導まで丁寧にサポートする体制が整っています。

東京農業大学の合格に必要な面接指導と事前課題(小論文)の指導は回数無制限のため、自分の納得がいくまで対策できるのも魅力です。

また、試験対策だけでなく、評定平均の向上や英検対策までサポートしています。

「総合型選抜や公募推薦を利用したいけど、学校の成績がいまいち…」という方は、ぜひホワイトアカデミー高等部で調査書の評価アップを狙いましょう。

ホワイトアカデミー高等部の公式サイトはこちら

北海道キャンバスで受験しないといけない?

生物産業学部は北海道オホーツクキャンパスにある学部ですが、試験は都内にある世田谷キャンパスでも受験できます。

出願時に世田谷キャンパスか北海道オホーツクキャンパスを選択できるので、どちらか好きな方を選んでください。

東京農業大学の総合型選抜・公募推薦に関するまとめ

このページのまとめ
今回は、東京農業大学の総合型選抜と公募推薦の概要、合格するためのポイントなどについて解説してきました。

最後にこの記事で特におさえておきたいポイントをまとめます。

特におさえるべきポイント

  • 東京農業大学では総合型選抜5種類と公募推薦を実施している
  • 全学部学科で実施しており、倍率は1.0~2.0台が多い
  • 主な出願書類は調査書・自己推薦書(推薦書)・事前課題
  • 選考方法は書類審査と口頭試問(面接)のみ
  • 基本的に専願だが、選抜日程によっては他大学との併願可能
  • 自分に合った選抜方法・事前課題を選ぶのが大事

ぜひこの記事で紹介した内容を参考にして、東京農業大学の合格を勝ち取ってください!応援しています!

最後に、ここまでの内容を見て東京農業大学の特別入試の対策が一人では難しそうだと感じましたら、ホワイトアカデミー高等部の無料相談会を一度ご利用ください。

ホワイトアカデミー高等部の無料相談会では、東京農業大学の総合型選抜や公募推薦の攻略方法に加えて、現時点での合格見込みまで講師がお話しします。

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当記事の参考ページ
▶︎東京農業大学 公式サイト
▶︎東京農業大学 入試情報サイト

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※1 合格率98%はカリキュラム消化者が対象です。
※2 上智大学合格率83%は2025年度入試における上智大学受験者が母数です。

総合型選抜(旧AO入試)