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2025.06.06 その他の入試情報

英検準1級のライティングで高得点を取るための鉄板テンプレートと実践例

英検準1級のライティングで高得点を取るための鉄板テンプレートと実践例

「英作文の書き方がわからない」

「英検準1級のライティングで時間が足りない」

「英検準一級のライティングで簡単に点を取る方法を知りたい」

英検の準1級対策をしている方このように考えている方は多いのではないでしょうか。

実は、準一級のライティングセクション、特にエッセイ問題で高得点を簡単に取るコツがあります。

それは「テンプレ」をうまく活用することです。ライティングはテンプレートをうまく活用できれば、短期間でも得点を大きく伸ばすことができます。

本記事では、ライティングセクションの中でも、エッセイ問題におけるテンプレートや解答のコツを紹介します。

テンプレートだけでなく、すぐ使える表現や試験直前のコツまで、網羅的かつ分かりやすく解説していますので、最後まで読んで本番に役立ててください。

この記事を書いた人:竹内健登(たけうち・けんと)

東京大学工学部卒業。内定率100%の就活塾ホワイトアカデミーの創立者であり、ホワイトアカデミー高等部の校長。

自身の大学受験は東京大学に加えて倍率35倍の特別選抜入試を使って東京工業大学にも合格し、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。

高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると丸7年。現在は大学生の就活支援を通して培った書類添削スキルと面接指導力を武器に総合型選抜並びに公募推薦の指導を担当中。

倍率300倍を超える就活で確かな結果を出してきたメソッドを利用し、過去担当した高校生は全て志望校に合格させている。

英検準1級ライティング問題の基本と採点基準

英検準一級のライティング問題の基本と採点基準
ますは、英検準1級のライティングセクションがどのような試験なのかという概要について紹介します。

英検準1級ライティング問題の特徴

英検準一級のライティング問題は、2問で構成されています。制限時間はリーディングセクションと合わせて90分となっています。

1問目は、150語程度の課題文を60〜70語で要約する問題です。2問目は、120~150語で自分の意見を英語でエッセイとしてまとめる問題です。

ライティングにはおよそ35分割り当てるのが良いでしょう。要約問題で15分、エッセイ問題で20分という分け方が一般的です。

出題されるテーマには以下のような、現代社会で話題になっている事柄が幅広く含まれます。

  • 社会問題(少子高齢化、格差社会など)
  • 教育・テクノロジー(AIやオンライン教育)
  • 環境問題(地球温暖化やリサイクル)
  • 国際関係(グローバル化や文化交流)

英検準1級ライティングセクションの採点基準

英検準一級ライティングセクションの採点基準
英検準1級のライティングセクションでは、内容(Content)・構成(Organization)・語彙(Vocabulary)・文法(Grammar)の4つが評価対象です。

それぞれが4点満点で採点され、エッセイ問題、要約問題がともに16点満点の合計32点満点でCSEスコアを判定します。

採点項目の詳細は以下の通りです。

  • 内容:課題文で求められている内容が含まれているかどうか
  • 構成:英文の構成た流れが分かりやすく論理的であるかどうか
  • 語彙:課題にふさわしい語彙を正しく使えているかどうか
  • 文法:文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているかどうか

参照元:英検におけるライティングの採点基準

特に、準一級では課題文で求められる内容も難易度が上がるだけでなく、求められる語彙の数や多様な文構造を使い分ける力が求められます。

それぞれの項目で高得点をとるためのポイントを解説します。

内容のポイント

内容で点を取るためには、自分の意見とその意見を支える理由を具体的に示す必要があります。そのため、後述のテンプレートに沿って書くことで、意見と根拠を明確に伝えることができます。

この時、多様な観点から考え、説得力のある論拠や説明を加えることが重要です。

感情論ではなく、事実やデータに基づいた説明を行いましょう。

構成のポイント

構成については、ライティングテンプレート(後述)に沿って書くことがもっとも重要です。言い換えれば、テンプレートに沿って書くことさえできていれば、この項目で大きく減点されることはないとも言えます。

また、接続詞や論理的なつながりを示す表現を効果的に使うことも重要です。こちらも、英作文で使える表現や便利なフレーズを後ほど紹介しますので、活用してください。

語彙のポイント

同じ語彙や表現の繰り返しを避け、多様な語彙を使用することが重要です。

また、文脈に合わせて適切な語彙を選択しましょう。同じような意味であってもニュアンスが異なる単語は往々にしてあります。

単語学習の際は、単に意味だけを覚えるのではなく、例文も交えて文脈で覚えることが有効です。

意見や理由を明確に伝えるための語彙力を養いましょう。

文法のポイント

同じような形の文の繰り返しを避け、多様な文のパターンを使用することが求められます。つまり、複雑な文構造や異なる時制を適切に使い分けることが重要です。

そのために、テンプレートについては、複数のパターン・バリエーションを紹介しますので、複数のテンプレートを押さえておきましょう。

その上で、文法的な正確性を保つことも重要です。複雑な文構造を使い分けることができていても、単数複数などの簡単な文法ミスがあれば減点されてしまいます。

後ほど、よくある文法ミスと対処法も紹介しますので、確認してください。

時間配分と合格点

英検準1級では、4技能それぞれが750点満点で評価されます。その上で1次試験は、リーディング・ライティング・リスニングの合計点が1792点以上で合格となります。

実施された回にもよりますが、合格者のライティングの正答率はおおよそ70%です。そのため、ライティングセクションでは23点以上を取ることを一つの目標にしましょう。

要約問題が苦手という方は多いですので、エッセイ問題では12点以上取得することを目指すと良いでしょう。この記事では、エッセイ問題で12点以上の高得点を獲得するための、テンプレートや実践例について解説していきます。

なお、要約問題の解答のコツやテンプレについては、以下の記事で詳しく解説していますのでそちらせひご覧ください。

参考:要約問題の解答のコツ

効果的な時間配分は要約問題に15分、エッセイ問題に20分です。

エッセイ問題では「アウトライン作成3分」「執筆15分」「見直し2分」という配分が良いでしょう。必ず見直しの時間を確保してください。

ライティングでは、簡単な文法ミスやスペルミスなどで1点のミスでCSEスコアが大きく変わるためです。もったいないミスで不合格とならないためにも、必ず見直しは行ってください。

英検準1級ライティングテンプレート

英検準一級ライティングテンプレート
では、英検準一級のライティング問題の中でも、エッセイ問題におけるテンプレートを活用例と合わせて紹介します。

エッセイの基本構成

まず、エッセイや小論文の基本的な構成は、以下の三段落構成です。

  • 序論(Introduction): トピック紹介し、自分の立場を明確にする
  • 本論(Body): 自分の意見の理由・根拠を具体例とともに示す
  • 結論(Conclusion): 自分の意見を再度提示し、主張を強調する

この構成でまとめることで「読みやすさ」と「論理性」がしっかり伝わります。準1級のライティング問題でもこの三段落構成に基づいて解答を作成します。

それでは、実際にそれぞれの段落で使えるテンプレートを見ていきましょう。

序論で使える鉄板テンプレート

序論で使えるテンプレート
序論では「トピックの紹介」と「自分の意見」をシンプルまとめましょう。

そのためのテンプレートは以下の通りです。

序論テンプレート

    These days, [トピック] has become a controversial issue.

    Some people think that [反対の意見], while others believe that [自分の意見].

    I personally believe that [自分の意見の詳細].

このように書き出すことで、どんなトピックでも自分の立場を明確にできます。文字数の調整のために、1文目や2文目を省略しても構いません。

実践例

    These days, [online education] has become a controversial issue.

    Some people think that [traditional classroom learning is irreplaceable], while others believe that [online education offers superior benefits].

  • I personally believe that [online education provides more flexible and accessible learning opportunities for students].

バリエーション

  • In recent years, [トピック] has attracted considerable attention.
  • There is an ongoing debate about whether [トピック].
  • [トピック] is one of the most pressing issues in modern society.
  • I think that [自分の意見]. + I have two reasons to support my idea.
  • I agree/disagree that [トピック] for the following two reasons.

これらのバリエーションを使いわせることで、文字数の調整などを行ってください。使える表現を複数覚えておくことで、臨機応変に対応できます。

本論で論理展開するテンプレート

本論では自分の意見に対する「理由」や「根拠」を「具体例」や「データ」と合わせて提示します。英検準1級のエッセイ問題では、文字数の観点から、理由・根拠は2つ提示しましょう。

では、本論部位のテンプレを紹介します。

本論テンプレート

    First and foremost, [理由1]. For example, [具体例]. This clearly shows that [理由1の補強].

    In addition, [理由2]. According to [情報源/一般的事実], [データや事実]. Therefore, [理由2の結論].

実践例

    First and foremost, [online education offers unprecedented flexibility for learners].

    For example, [working adults can attend classes after work hours, and students in remote areas can access quality education without geographical constraints].

  • This clearly shows that [online learning removes traditional barriers to education].

    In addition, [digital learning platforms provide personalized learning experiences].

    According to [recent studies], [adaptive learning technologies can adjust content difficulty based on individual progress].

    Therefore, [students can learn at their own pace and achieve better outcomes].

理由の提示は以下の表現も可能です。

理由1

  • Firstly, [理由1].
  • The first reason is that [理由1]

理由2

  • Secondly, [理由2].
  • The second reason is that [理由2].

英検準一級において、この本論が最も苦戦する部位です。なぜなら、テンプレートの活用できる範囲が狭いからです。

先ほど紹介した序論やこれから紹介する結論部位は、テンプレートを活用すればほぼ悩むことなく書くことができます。

そのため、後ほど、この本論で使える表現やフレーズをまとめて紹介いたします。まずは、このように構成するのだ、という書き方だけをテンプレートで押さえましょう。

結論で使えるテンプレートとまとめ方

結論で使えるテンプレート
結論では「意見の再提示」し、主張を強調して英文をまとめます。

テンプレートは以下の通りです。

結論テンプレート

    In conclusion, I strongly believe that [自分の意見].

その他にも以下のような表現が可能です。

バリエーション

  • In conclusion, for these two reasons, [理由1] and [理由2], I think that [自分の意見].
  • For these two reasons, I agree/disagree that [トピック].

これらの表現を文字数に合わせて使い分けましょう。

実践例

    In conclusion, I strongly believe that online education represents the future of learning.

例題と解答例

英検準一級のエッセイ問題の例題と解答例
では、実際にライティングのテンプレートを使いどのような英文を作ることができるのかについて、例題と合わせて見ていきましょう。

ライティングの上達には、解答例や模範解答を読み、使える表現やフレーズを真似したり、テンプレートをどのように当てはめるのかを理解したりすることも重要です。

ここでは英検準一級で出題されやすい、社会問題、教育・技術、環境問題の3つの分野に分けてテンプレを活用した解答例を紹介します。

解答例については、賛成の場合と反対の場合のそれぞれを提示していますので、参考にしてください。

社会問題

まずは、社会問題の例題として、「日本は高齢化社会を解決できるか」という問題です。

問題

    Can Japan Solve the Problems of an Aging Society?

解答例(賛成)

    These days, whether Japan can solve the problems of an aging society has become a controversial issue. Some people think that Japan cannot overcome these challenges, while others believe that Japan can successfully address them. I personally believe that Japan can solve the problems related to its aging population.

    First and foremost, Japan has advanced technology to support elderly people. For example, robotic caregivers and AI-assisted healthcare systems are being introduced in nursing homes. This shows that technology can help reduce the burden on caregivers and improve life for older adults.

    In addition, the Japanese government is developing policies to address the aging society. According to recent reports, measures like raising the retirement age and encouraging more seniors to work are showing results. Therefore, with continuous innovation and policy efforts, Japan can overcome these problems.

    In conclusion, I strongly believe that Japan can solve the challenges of its aging population.

解答例(反対)

    These days, whether Japan can solve the problems of an aging society has become a controversial issue. Some people think that Japan can overcome these challenges, while others believe that it cannot solve them. I personally believe that Japan will have great difficulty solving the problems related to its aging population.

    First and foremost, the number of elderly people continues to rise rapidly, and there are not enough young workers to support them. For example, many rural areas in Japan are losing population, and hospitals and nursing homes are facing staff shortages. This clearly shows that the aging society problem is getting worse.

    In addition, social security costs are increasing every year. According to government statistics, Japan’s pension and healthcare expenses have reached record levels. Therefore, it is unlikely that Japan will find a complete solution without major changes in society.

    In conclusion, I strongly believe that Japan cannot completely solve the challenges of its aging society.

教育・技術

次に、教育や技術・テクノロジーに関する問題例です。トピックは、「学校教育にAIの導入を推進するべきか」です。

問題

    Should the Introduction of AI in School Education Be Promoted?

解答例(賛成)

    In recent years, the introduction of AI in school education has attracted considerable attention. There is an ongoing debate about whether AI should be actively promoted in schools. I think that integrating AI into school education is beneficial. I have two reasons to support my idea.

    Firstly, AI can personalize learning for each student. One clear example is how AI-powered platforms can adapt to individual students’ strengths and weaknesses, offering tailored exercises. As a result, students can study at their own pace and gain a deeper understanding of subjects.

    Secondly, AI can reduce teachers’ workload by automating repetitive tasks, such as grading assignments and managing schedules. This enables teachers to focus on more meaningful interactions with students, such as providing guidance and emotional support.

    In conclusion, for these two reasons, personalization and reduced workload, I think that AI should be promoted in school education.

解答例(反対)

    School education and AI is one of the most pressing issues in modern society. There is an ongoing debate about whether AI should be widely introduced in schools. I disagree that AI should be promoted in school education for the following two reasons.

    The first reason is that AI may increase educational inequality. Since not all schools can afford advanced AI technology, only wealthy schools and students will benefit. Consequently, the gap between rich and poor students could widen.

    The second reason is that students may become too dependent on AI. When students rely on AI for answers and guidance, their ability to think independently and solve problems on their own might decline.

    In conclusion, for these two reasons, inequality and dependence, I think that schools should not promote the introduction of AI in education.

環境・健康

最後に、環境問題や健康に関する例題として、「プラスチック使用量を削減するべきか」についてです。

問題

    Should the Use of Plastics Be Reduced?

解答例(賛成)

    In recent years, plastic pollution has attracted considerable attention. There is an ongoing debate about whether we should reduce the use of plastics. I think that society should reduce plastic usage. I have two reasons to support my idea.

    Firstly, plastic waste causes serious environmental problems. For instance, plastic debris often ends up in oceans, harming marine animals and polluting ecosystems. This shows that reducing plastics can help protect the environment and biodiversity.

    Secondly, plastics are made from non-renewable resources like oil. If we continue to rely heavily on plastics, these resources will eventually run out. As a result, finding alternatives and cutting down on plastic use can promote sustainability for future generations.

    In conclusion, for these two reasons, environmental protection and resource conservation, I think that reducing the use of plastics is necessary.

解答例(反対)

    Plastic use is one of the most pressing issues in modern society. There is an ongoing debate about whether we should reduce our dependence on plastics. I disagree that we should significantly reduce plastic usage for the following two reasons.

    The first reason is that plastics are essential in many industries, such as healthcare and food packaging. For example, plastic materials are used to keep medical tools sterile and to preserve food, preventing contamination and waste. Limiting plastics could compromise health and safety standards.

    The second reason is that alternatives to plastics are often more expensive and less efficient. If businesses and consumers are forced to use costly materials, it could increase prices and cause inconvenience.

    In conclusion, for these two reasons, necessity and cost, I think that we should not drastically reduce plastic usage.

使える表現・便利なフレーズ集

英検の英作文で使える表現・便利なフレーズ
英検準一級のライティング問題において、序論や結論はテンプレートをそのまま活用すれば、問題ありません。

一方で、本論部位には多様な表現が求められます。そこで、本論において使える表現をまとめて紹介します。

これらの使える表現を身につけることで、より自然で説得力ある文章が短時間で書けるようになります。

理由の提示

便利な表現・フレーズ

  • The main reason is that ~(主な理由は~だからです)
  • One key reason is ~(重要な理由の一つは~です)
  • This is mainly because ~(これは主に~だからです)
  • This is largely due to ~(これは主に~が原因です)
  • Another reason why I believe this is that ~(これを信じるもう一つの理由は~です)
  • Furthermore, it is important to note that ~(さらに、~という点に注意することが重要です)
  • In addition, ~(加えて/さらに~)
  • Moreover, ~(その上~)
  • What is more, ~(さらに重要なのは~)
  • Another point to consider is ~(考慮すべき別の点は~です)

具体例の導入

便利な表現・フレーズ

  • To illustrate, ~(例を挙げると~)
  • A good example of this is ~(その良い例は~です)
  • This can be seen in ~(これは~に見られます)
  • Take ~ as an example.(~を例に取ると)
  • A case in point is ~(典型的な例は~です)
  • As evidence, ~(証拠として~)
  • A classic example is ~(典型的な例は~です)
  • Such as ~(~のような)
  • Consider the case of ~(~の場合を考えてみましょう)
  • There are many instances where ~(~という事例が多くあります)

結果・影響の説明

便利な表現・フレーズ

  • As a result, ~(その結果~)
  • Consequently, ~(そのため~/結果として~)
  • Therefore, ~(したがって~)
  • Thus, ~(このようにして~/従って~)
  • For this reason, ~(この理由から~)
  • As evidence, ~(証拠として~)
  • This leads to ~(これが~につながります)
  • That is why ~(それが~の理由です)
  • As a consequence, ~(その結果として~)
  • It follows that ~(それゆえ~ということになります)
  • This means that ~(これは~を意味します)

補足・追加説明

便利な表現・フレーズ

  • In other words, ~(言い換えれば~)
  • In fact, ~(実際~)
  • Actually, ~(実は~)
  • More specifically, ~(より具体的に言うと~)
  • To put it another way, ~(別の言い方をすると~)
  • Indeed, ~(実際に~/確かに~)
  • Additionally, ~(さらに~)
  • On top of that, ~(その上~)

比較・対比

便利な表現・フレーズ

  • In contrast, ~(対照的に~)
  • On the other hand, ~(一方で~)
  • However, ~(しかし~)
  • While it is true that ~, ~(確かに~だが、~)
  • Conversely, ~(逆に~)
  • Whereas ~(一方~)
  • Nonetheless, ~(それにもかかわらず~)
  • Despite this, ~(これにもかかわらず~)
  • Even so, ~(それでも~)

根拠の強調・補強

便利な表現・フレーズ

  • This clearly shows that ~(これは明らかに~を示しています)
  • This demonstrates that ~(これは~を証明しています)
  • This highlights the fact that ~(これは~という事実を強調しています)
  • It is evident that ~(~は明らかです)
  • This proves that ~(これは~を証明しています)
  • Undoubtedly, ~(間違いなく~)
  • Needless to say, ~(言うまでもなく~)

データや情報源の導入

便利な表現・フレーズ

  • According to a recent study, ~(最近の研究によると~)
  • Research shows that ~(研究によれば~)
  • Statistics indicate that ~(統計によれば~)
  • Experts point out that ~(専門家は~と指摘しています)
  • It is reported that ~(~と報告されています)
  • Surveys have found that ~(調査によると~)
  • Data suggest that ~(データによれば~)

意見・判断の表明

便利な表現・フレーズ

  • I believe that ~(私は~と考えます)
  • I am convinced that ~(私は~と確信しています)
  • I would argue that ~(私は~と主張したいです)
  • I strongly believe that ~(私は強く~と信じています)
  • I am of the opinion that ~(私は~という意見です)

無生物主語

便利な表現・フレーズ

  • It enables 人 to ~(人が~することを可能にする)
  • It allows 人 to ~(人が~することを許す/可能にする)
  • It provides 人 with ~(人に~を提供する)
  • It gives 人 the opportunity to ~(人に~する機会を与える)
  • It makes it possible to ~(~することを可能にする)
  • It improves ~(~を改善する)
  • It increases ~(~を増加させる)
  • It decreases ~(~を減少させる)
  • It reduces ~(~を減らす)
  • It enhances ~(~を高める)
  • It strengthens ~(~を強化する)
  • It promotes ~(~を促進する)
  • It boosts ~(~を高める)
  • It facilitates ~(~を促進する/容易にする)
  • It leads to ~(~という結果につながる)
  • It results in ~(~という結果をもたらす)
  • It causes ~(~を引き起こす)
  • It contributes to ~(~に貢献する/~の要因となる)
  • It prevents ~ from ~ing(~が…するのを防ぐ)
  • It solves ~(~を解決する)
  • It addresses ~(~に対処する)
  • It helps 人 to ~(人が~するのを助ける)
  • It supports ~(~を支援する)
  • It ensures ~(~を確実にする)
  • It makes ~ easier(~をより簡単にする)
  • It plays an important role in ~(~において重要な役割を果たす)
  • It serves as ~(~として役立つ/機能する)
  • It is essential for ~(~に不可欠である)

受動態(受け身)

便利な表現・フレーズ

  • People are often affected by ~(人々はしばしば~の影響を受ける)
  • Many people are concerned about ~(多くの人が~を心配している)
  • Students are expected to ~(学生は~することが求められている)
  • Efforts are being made to ~(~する努力がなされている)

「There is/are」構文

便利な表現・フレーズ

  • There is no doubt that ~(~には疑いの余地がない)
  • There are several reasons for ~(~にはいくつか理由がある)
  • There is growing interest in ~(~への関心が高まっている)
  • There is a possibility that ~(~の可能性がある)

比較・最上級の表現

便利な表現・フレーズ

  • ~ is becoming more and more important.(~はますます重要になってきている)
  • ~ is one of the most significant issues today.(~は今日最も重要な問題の一つです)
  • ~ is more effective than ~(~は~より効果的です)
  • ~ is less likely to ~(~する可能性が低い)

重要性・必要性の強調

便利な表現・フレーズ

  • It is essential/necessary/important to ~(~することは不可欠/必要/重要です)
  • What matters most is ~(最も重要なのは~です)
  • It cannot be denied that ~(~は否定できません)
  • One cannot ignore the fact that ~(~という事実を無視できません)

因果・条件

便利な表現・フレーズ

  • If ~, then ~(もし~なら、~)
  • When it comes to ~, ~(~に関して言えば、~)
  • Unless ~, ~(~でない限り、~)
  • Once ~, ~(一度~すれば、~)

一般論や社会的事実

便利な表現・フレーズ

  • It is commonly believed that ~(一般的に~と信じられている)
  • Many people argue that ~(多くの人が~と主張している)
  • It is often said that ~(よく~と言われる)

対比・譲歩

便利な表現・フレーズ

  • While ~, …(~だけれども、…)
  • Although ~, …(~にもかかわらず、…)
  • Despite ~, …(~にも関わらず、…)
  • Even though ~, …(たとえ~でも、…)

これらの表現を使い分けて、準1級のライティング対策を行なってください。

英検準1級のライティングで高得点を取るコツ

英検準一級のライティングで高得点をとるコツ
次に、テンプレートの活用だけでなく、エッセイ問題で高得点を取るための3つのコツを紹介します。

なお、英検準一級のエッセイ問題だけでなく、要約問題でも高得点をとるためのコツについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

参考:英検準一級のライティングで高得点をとるコツ

コツ①:時間内に完成させる書き方・思考法

まずは、時間内に完成させるための書き方や思考法です。以下の3つのことを意識しましょう。

英語で書きやすい立場で書く

最も重要な点は、「あなたの意見」を書くのではなく、「英語で書きやすい意見」を書くことです。

ライティングで点数を取るために、その意見が「あなたが本当に考えていること」である必要は全くありません。

採点基準に則り適切な解答であれば問題ないのです。

そのため、問題と与えられたキーワードから、賛成・反対のどちらの立場であればあなたの英語力で表現しやすいのか、ということを考えましょう。

ここで、賛成・反対どちらの立場でも論理的に意見を構成するためには、日常的なトレーニングが必要です。

ニュースや新聞などを見ながら、両者の意見を考えたり、参考書で練習をする際に、逆の立場でもエッセイを書いてみたりすることが有効です。

テンプレ・使える表現の引き出し強化

試験前にテンプレートを完全に暗記しておくとともに、使える表現の引き出しを増やしておきましょう。

テンプレートも文字数が調整できるように、必ず1つのパターンではなく複数のパターンを暗記しておきましょう。

使える表現は暗記できていればできているほど良いです。この時、単に表現のフレーズだけを覚えるのではなく、使用法まで正確に覚えましょう。

その表現の後ろには名詞だけで良いのか、また主語と動詞が必要なのかなど活用方法まで暗記しましょう。

アウトライン作成の習慣化

いきなりエッセイを書き始めるのではなく、必ず3分程度でアウトラインを作成しましょう。

この時、賛成・反対のどちらともアウトラインを作成することで、どちらの方が描きやすいのかを判断できます。

序論で述べる意見、本論の理由2つと補足材料を洗い出して、アウトラインを作成しましょう。

コツ②:語数の確認

ライティングのコツ②:語数の確認
準一級のライティング問題では、120〜150wordsの中で英文を作成する必要があります。この時、以下の2点を意識するとスムーズに語数の確認ができます。

段落ごとの語数配分

まず、段落ごとの語数配分は以下の配分を目安にしましょう。

  • 序論:30-40語
  • 本論:70-90語
  • 結論:20-30語

序論は、テンプレートを活用して、10〜20語の文を2〜3文で構成しましょう。

本論では、理由・根拠を2つ提示する必要があるため、それぞれの理由・根拠に対して15〜20語の文を2〜3文作成し、本論全体で、5〜6文作成すると良いでしょう。

最後に、結論として、テンプレートを活用し20語程度の文でまとめましょう。

このように、おおよその文の数や各段落での語数の目安を意識するだけで、語数の調整をしやすくなります。

1行あたりの文字数

次に、1行あたりの単語数を固定させると良いです。

英検準1級のライティング問題では回答用紙が25行で構成されています。1行に対し、7wordsまたは8words書くというように、固定しましょう。

そうすることで、語数確認の際に、単語を数えるのではなく行数を数えるだけで済みます。

語数の確認に無駄な時間を使わなくて良いだけでなく、各段落の目安の文字数になっているのかの確認もできるためおすすめです。

コツ③:文法ミスの削減

英検の試験において、ライティングでの文法ミスによる減点はかなり痛手になります。

なぜなら、たったの2問でリーディングやリスニングセクションと同様の750点満点で評価されるからです。

そのため、文法のミスが重なり、評価項目の「文法」で1〜2点の減点をされてしまうと、CSEスコアが大きく減少します。

文法ミスを防ぐ最大のコツは「書いた後のセルフチェック」と「ミスの傾向を自分で把握すること」です。

エッセイを見直す際には、1回通して読むだけでなく、項目ごとに重点チェックしたり、自分がよく間違うポイントはノートにまとめて意識的に復習したりしましょう。

可能であれば、第三者(先生・友達・AIなど)に添削してもらい、ミスを指摘してもらうことが最も有効です。

よくある文法ミスを紹介します。普段から確認を繰り返し、ミスを減らしましょう。

時制の一致ミス

英語では、述べている内容が「今」「過去」「未来」のどれなのかを明確に時制で示す必要があります。

特に、意見や普遍的な事実は現在形、個人的な経験や歴史的事実は過去形を使い分けるのが基本です。

自分の経験を話している途中で時制が混乱したり、説明の流れで無意識に現在形・過去形が混ざったりしがちです。

誤→正

  • Many people believed that technology is important.
    →Many people believe that technology is important.
  • Last year, I visit my grandmother in Osaka.
    →Last year, I visited my grandmother in Osaka.

日本語では時制が曖昧になりがちですが、英語では特に意識しましょう。不安な人は文法書で復習しましょう。

単数・複数の区別

日本語ではあまり区別しませんが、英語では主語が単数か複数かで動詞や名詞、代名詞の形が変わります。複数形のsや、主語と動詞の一致ミスが非常に多いです。

また、可算名詞と不可算名詞(「informations」「advices」など不可算名詞を複数形にしない)の区別も要注意です。

誤→正

  • These problem is difficult.
    →These problems are difficult.
  • A people thinks that…
    →A person thinks that…
  • There is many reasons.
    →There are many reasons.
  • informations
    →information

エッセイを書いた後、sが抜けていないか、また余計についていないかなどを必ず確認するようにしましょう。

冠詞(a/an/the)の誤用

冠詞の使い分けは日本語にない概念なので、よくあるミスの一つです。

「a/an(初出の単数名詞)」「the(特定の名詞)」の違いを理解し、迷ったら文の流れを見直しましょう。

誤→正

  • I have the cat.
    →I have a cat.
  • I read book yesterday.
    →I read a book yesterday.
  • The dogs are loyal animals.(一般論なら “Dogs” だけで良い)
    →Dogs are loyal animals.

文章を書き終えた後、一度冠詞の有無だけに注目して読み返すと効果的です。

接続語と副詞の誤用

接続詞と副詞の誤用は非常に多いです。

典型例が「because」と「Therefore」です。「because」は接続詞であるため、理由を説明する従属節につなげますが、文頭で「Because.」のように単独で使うのはNGです。

一方「Therefore」は接続副詞で、理由の後に結果を述べる際に用いられます。

誤→正

  • Because I was tired. I went to bed early.
    →I went to bed early because I was tired.
    →I was tired. Therefore, I went to bed early.
  • I was late. Because the train was delayed.
    →I was late because the train was delayed.
    →The train was delayed. Therefore, I was late.

その他にも、以下のような誤用が多いです。

「Although/But」と「However」

「Although」と「But」は接続詞なので、後ろに主語+動詞(=節)が必要です。

「However」は副詞なので、通常は文頭や文中に置き、2つの文をつなぎます。

「So」と「Therefore」

「So」は等位接続詞なので、文と文を直接つなげることができます。

「Therefore」は接続副詞なので、ピリオドやセミコロンで文を分けて使います。

前置詞の誤用

前置詞の後ろには必ず名詞や名詞句が続きます。前置詞の後に動詞(主語+動詞)が来るのは間違いです。

誤→正

  • After I finished my homework, I watched TV.
    → After finishing my homework, I watched TV.
    →After I finished my homework, …
  • By to do my best, I can succeed.
    →By doing my best, I can succeed.

前置詞+動名詞の形(by doing, after finishing など)を意識するとミスが減らせるでしょう。また、一度間違えてしまった前置詞はリストを作って見直す習慣をつけることも有効です。

最上級の表現ミス

最上級(the + 形容詞est, the most + 形容詞)は、必ず名詞を伴うか、省略する場合でも意味が明確でなければなりません。

また、「one of the most ~」の後の名詞は必ず複数形です。

誤→正

  • Mount Fuji is the highest in Japan.
    →Mount Fuji is the highest mountain in Japan.
  • One of the most popular singer in Japan.
    →One of the most popular singers in Japan.

簡単なミスですが、意外とよくあるミスですので、自分は大丈夫だと考えず確認してみましょう。

主語と動詞の一致

主語が長い場合や、「of ~」など修飾語が挟まり主語と動詞が離れると、動詞の単数・複数を間違えやすくなります。

誤→正

  • The number of students have increased.
    →The number of students has increased.
  • A group of people are waiting.
    →A group of people is waiting.

これらは、単数形と複数形のミスや時制の不一致とも関連しています。確認の際は、文の主語と動詞だけに着目して確認すると誤りに気づきやすいです。

不定詞と動名詞

「enjoy」「finish」などは後ろに動名詞(~ing)、「want」「decide」などは不定詞(to+動詞の原形)を取ります。
どちらを使うかは動詞によって決まっています。

誤→正

  • I enjoy to play soccer.
    →I enjoy playing soccer.
  • I want playing soccer.
    →I want to play soccer.

よく使う動詞+to/動名詞のセットをまとめて暗記したり、ライティング練習の際に、不安な動詞はその場で辞書や文法書で確認したりするようにしましょう。

3単現のsのつけ忘れ

3単現のs、つまり3人称単数現在形のsのつけ忘れも意外に多い文法ミスです。

このような簡単にミスで減点されてしまうので非常に痛いです。見直しの時間を作るだけで防げるミスですので、必ず見直しをしましょう。

英検準1級のライティング練習法

準一級の英作文練習法
では、実際にテンプレートを活用し、英検準1級のライティング問題で高得点を取るための練習法を解説します。

なお、ライティング対策も含めて、英検準一級対策におすすめの教材は以下のページでまとめておりますので、ぜひご覧ください。

参考:英検準1級対策におすすめの教材

段階的学習

まずは、段階的に学習してください。以下の段階でエッセイ対策を行いましょう。

第1段階:テンプレートの完全暗記

まず基本テンプレートを完全に暗記します。

意見を正確に書けるようになることや多様な表現を覚えることよりも先に、テンプレートを使いスムーズにアウトラインが作成できる段階を目指しましょう。

第2段階:表現の拡張

次に、テンプレート内の語彙や表現を同義語に置き換える練習を行います。これにより、同じ構造でも多様な表現ができるようになります。

使える表現やフレーズをまとめておき、語数や内容に合わせて使い分けできるようにしましょう。

自分が書いた英文を書き換えることも良いですし、模範回答を書き換えることなども有効です。

また、良質な例文を暗記し、使える表現を増やすことも効果的です。

他にも、動詞の使い方や語法(例:allow O to do, prevent O from ~ing)などを意識的に学習し、動詞を正確に使いこなせるようにすると良いでしょう。

このようにテンプレートを押さえられたら、書き換えや便利なフレーズの暗記などを通じて多様な表現を身につけていきましょう。

第3段階:オリジナル要素の追加

基本テンプレートをベースに、自分なりの表現や具体例を加える練習をします。つまり、あなたのテンプレートを作成しましょう。

色々なテンプレートや表現の中でも、あなたが記憶しやすかった表現やフレーズ、文字数の調整に便利だった構文など、練習をしていく中で見つかってくるでしょう。

そのように、練習をしていく中で、あなたなりのテンプレートを見つけることができるようになりましょう。

そうすると、試験当日も悩まずに書くことができるようになるでしょう。

過去問を使った効果的な勉強法

準一級の過去問を使った英作文の効果的な勉強法
次に、過去問を使って実施する練習法を紹介します。

段階的アプローチ

まずは、上記の段階的アプローチにならって、過去問を解いてください。

最初は時間を機にする必要もありませんし、意見が出てこない場合は答えを見たり調べてもかまいません。とにかく、テンプレートを使ってアウトラインを作成することに注力しましょう。

テンプレートを暗記できれば、あなたが書いた英文や模範回答を書き換える練習をしたり、あなたと反対の意見で練習したりして、表現の幅を広げましょう。

過去問だけで問題の数が足りないと感じる方は、スピーキング問題も活用すると良いです。

何度も過去問を解き、書き直し、テンプレートを活用してスムーズに書けるようになりましょう。

時間感覚の養成

本番同様の20分という時間制限を設けて練習することで、実際の試験での時間感覚を身につけられます。最初は時間オーバーしても構いませんが、徐々に制限時間内に完成させられるよう調整しましょう。

3分でアウトラインの作成、15分で執筆、2分での見直しという配分を目安にしてください。

必ず見直しの時間をとり、文法ミスの確認などを行うようにしてください。

添削と改善

自分の書いたエッセイを第三者に添削してもらうことで、客観的なフィードバックを得ることができます。また、自分で過去のエッセイを見直し、改善点を洗い出すことも有効です。

定期的に添削を受けることで、ライティングスキルの向上が期待できます。

学校の先生や塾の先生に添削を受けることも良いですし、生成AIなどを活用して添削を受けることも良いでしょう。

添削を受けて改善を繰り返していきましょう。

意見出しの練習

最後に、意見出しの練習です。いかに多様な表現やテンプレートを暗記できても、肝心の意見が出てこなければ、エッセイを作成することができません。

そのためには、多様なトピックに日頃から触れ、賛否両論を考えることが必要です。

アスク出版より出版されている『英検準1級 ライティング大特訓』や旺文社から出版されている『分野別ターゲット英検準1級ライティング問題』などの参考書がおすすめです。

英検準1級で出題されやすい分野別に問題が用意されているため、多様なトピックに対するあなたなりの意見を考えるのにうってつけです。

その他にも、新聞やニュースなどで見聞きした社会問題について意見を考える癖をつけることも良いです。特に、英検準1級のライティングでは、時事問題が出題されることが多いです。

日頃から英語で時事問題に触れておくことが重要です。英字新聞などで日本の時事問題を英文で読み、関連する語彙や表現を学ぶとよいでしょう。

また、社会問題について家族や友達と意見交換してみることも、あなたとは違う意見を聞ける良い機会です。積極的に行なってください。

まとめ

英検準一級ライティングテンプレートのまとめ
ここまで、英検準1級のライティングセクションにおけるエッセイ問題で活用できるテンプレや使える表現から、よくある失敗まで紹介してきました。

ライティングはテンプレートや使える表現を押さえておくことで高得点が取りやすいセクションです。

最後に、この記事の特に重要なポイントをまとめますので、対策に活かしてください。

特に重要なポイント一覧

  • 英検準1級のライティングは、序論・本論・結論で構成する
  • 序論では、30〜40語程度でトピックの紹介と自分の意見を示す
  • 本論では、70〜90語程度で自分の意見に対する理由・根拠を具体例やデータとともに2つ示す
  • 結論では、20〜30語程度で自分の意見を再度提示し、主張を強調します
  • 英検準1級のライティング問題に取り組む際、アウトラインの作成に3分、執筆に15分、見直しに2分という時間配分を目安にすると良い
  • 英検準1級のライティングにおいて、主語と動詞のねじれや時制の不一致、単数と複数など簡単な文法ミスは致命的であるため、必ず見直しを行う

この記事を通じて、英検準1級のライティング問題で活用できるテンプレートについて理解を深め、効果的な対策を行なっていただければ幸いです。

最後になりますが、英検準1級のライティング問題が苦手であり、一人では難しいと感じられた方は専門塾を利用することも検討してみてください。

以下のページにて、英検対策専門塾についてまとめておりますので、ぜひご覧ください。

英検準1級対策ができるおすすめの塾のまとめはこちら

この記事の監修者:諏訪孝明

東京大学経済学部卒。学生時代・社会人時代と合わせると受験指導歴は約15年のベテラン講師。

過去受験指導をした生徒数は400人を超えており、東大・早慶・MARCHの合格者も多数。一般選抜だけではなく、総合型選抜・公募推薦の指導歴も豊富であり、旧AO入試時代と合わせると30名以上を担当。

昨年度に関しても公募推薦で上智大学に合格をした生徒の主担任を務め、奇跡の合格獲得を実現。当スクールの高大接続のビジョンに共感し、主任講師という形で当スクールの設立時より参画。

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