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ご存じかもしれませんが、総合型選抜(旧AO入試)の対策をしている塾は日本には数多くあります。どの塾に通おうとも頑張って勉強をすれば実力が付くのは事実です。
しかし、それぞれの塾が提供しているサービス内容や講師の質、各塾が注力しているポイントには違いがあります。
そのため、もしあなたが自分にぴったりな総合型選抜(旧AO入試)の対策塾をお探しであれば、各塾の特徴を知り、比較することが大切です。
この記事では総合型選抜(旧AO入試)で大学受験を考えているあなたのために、優良なサービスを提供しているおすすめの塾とその探し方についてまとめました。
この記事を書いた人:竹内健登(たけうち・けんと)
東京大学工学部卒業。内定率100%の就活塾ホワイトアカデミーの創立者であり、ホワイトアカデミー高等部の校長。
自身の大学受験は東京大学に加えて倍率35倍の特別選抜入試を使って東京工業大学にも合格し、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。
高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると丸7年。現在は大学生の就活支援を通して培った書類添削スキルと面接指導力を武器に総合型選抜並びに公募推薦の指導を担当中。
倍率300倍を超える就活で確かな結果を出してきたメソッドを利用し、過去担当した高校生は全て志望校に合格させている。
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総合型選抜(旧AO入試)対策塾の選び方のコツ8つ
実は総合型選抜(旧AO入試)対策塾を選ぶときには重視しておきたいポイントがいくつかあります。特に着目しておきたいポイントについてはこれからご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
何よりも確認したい合格保証
受験生や保護者にとって最大の損失は、高い受講料を払ったにも関わらず志望校に合格できないことです。そのため、保証制度が充実している塾をおすすめします。
塾によって保証サービスの内容はさまざまですが、一例として以下のようなものがあります。
- 書類審査で不合格だった場合、それまでの授業料を全額返金する
- 二次選抜で不合格の場合、合格するまで週3回の無料授業を行う
中には複雑な条件を設けてメリットを得にくくしているところもあります。シンプルな条件で、確実に保証を受けられることが分かる塾を選びましょう。
添削サービスの有無と利用回数
塾によっては授業以外の添削サポートを提供しているところもあります。添削サービスとは、志望理由書や自己推薦書、小論文などを添削してもらえるものです。
小論文や書類は自分で書いたものを第三者に評価してもらうことで、内容が磨かれより良いものに仕上がっていきます。
添削サービスの利用可能な回数は塾によって様々です。例えばA塾では「1回だけ無料」、B塾では「1回につき12,000円」といった形で各塾で大きな差があります。
添削サービスの有無は合否に大きな影響を与えるので、無料で利用できる回数とあわせて確認しましょう。
総額でかかる料金を確認する
塾の料金体系は一括で年間60万円や、月3万円といったように大きく異なります。
一見安く見えても、追加料金が発生する場合もあります。例えば、教科や志望大学に応じて有料の追加講習を多く開催していたり、書類の添削を受けるたびに追加料金がかかるなどです。
そのため、卒業までの間にトータルでいくらかかるかを確認したうえで塾を選ぶようにしましょう。
参考記事:総合型選抜の対策塾の料金相場を大公開
指導する講師の実績を確認する
講師の質や実績は、そのまま指導のクオリティに関わってきます。塾によっては大学に入学したばかりの学生が教えていることもあるので、必ずどんな講師が教えているのか確認しましょう。
他の受験生より多くの情報を手に入れ、成長していくためにも、講師の質や実績は重視すべきポイントです。
個別指導がある事
塾の授業形式には集団も個別もありますが、総合型選抜(旧AO入試)の対策において書き上げた提出書類や小論文を講師に添削してもらうことが欠かせません。そのため、必ず個別指導の有無を確認してください。
集団授業だと一人一人に細やかな指導を行うのが難しかったり、質問がしにくかったりと、メリットを享受できないことがあります。
一方で個別指導ならば疑問点をすぐに質問できますし、より詳しく丁寧な指導を受けられます。集団指導もメリットはゼロではありませんが、個別指導がある塾を選ぶのが無難です。
総合型選抜(旧AO入試)の合格実績
総合型選抜(旧AO入試)の合格実績がある塾であれば、必要な対策などの知識・情報が豊富です。
総合型選抜(旧AO入試)の具体的な合格実績に加えて、志望大学の合格実績もチェックすることが大切。
もしなければ、志望大学と同じ受験条件の大学の合格実績を見て、志望大学の総合型選抜(旧AO入試)合格に必要なノウハウがある塾かどうかの判断ができるでしょう。
合格に向けて必要な対策ができる塾かどうか
総合型選抜(旧AO入試)では、基本的には以下の3つの対策が求められます。
- 志望理由書
- 小論文
- 面接
それに、大学によってはグループディスカッションを課していたり、プレゼンテーションや筆記試験を課すケースもあります。
そのため、あなたが志望する大学・学部が実施する総合型選抜で課される各選考内容の対策がしっかりできる塾であるかもチェックしておく必要があります。
志望理由書
総合型選抜(旧AO入試)では、志望者がどんな人物なのかを見られることが多いので、自分の言葉で書く志望理由書は非常に重要。志望理由書の書き方や書く内容は合否を左右すると言っても過言ではありません。
そのため、総合型選抜の対策塾を選ぶ際には、以下の点を確認する事をおすすめします。
- 志望理由書の書き方を教えてくれる塾か
- 志望理由書の添削をしてくれる塾か
上記をチェックすることで、志望理由書の対策に力を入れている対策塾であるかどうかを入塾前にチェックしておきましょう。
小論文
総合型選抜(旧AO入試)で小論文を課す大学は多くあります。
ただし小論文と一口に言っても、課題文読解論述型、教科論述型、理科論述型など種類はさまざま。
まず、あなたが志望する大学の小論文がどのタイプなのか、そしてそれに応じた小論文対策ができる塾なのかを見極めることがポイントです。
そして具体的に塾がどのようなサービスを提供してくれるか、以下のポイントを中心にチェックしていきましょう。
- 小論文の書き方をゼロから教えてくれるか
- 小論文の添削をしてくれるか
- 何回まで添削をしてくれるか/無制限に添削してくれるか
面接
総合型選抜(旧AO入試)の面接では、志望者が大学のアドミッションポリシーとマッチするかの判断がなされます。
そのため、面接官からの質問に対して、自分の言葉でしっかりと表現することが大切です。
以下のように、面接対策として塾がやってくれることをチェックしましょう。
- 自己分析の手伝いをしてくれるか
- 総合型選抜(旧AO入試)の面接の練習をしてくれるか
学習計画を立ててくれる塾か
学習計画を立ててくれる塾であれば、志望者の個性やペースに合わせて総合型選抜(旧AO入試)の対策を進められる、といったメリットがあります。
合格に向けて毎日どのような勉強をすべきなのかを指示・サポートしてくれるので、迷いなくやるべきことに取りかかれるでしょう。
「自分がやっていることが合っているのか」などの不安も感じにくくなります。
塾での総合型選抜(旧AO入試)の対策はいつから始めるのが良い?
総合型選抜(旧AO入試)での受験を検討する場合、いつから塾に入って対策をすべきなのか迷う人もいるでしょう。
以下では、総合型選抜(旧AO入試)の対策開始時期と押さえておくべきことについて解説します。
高校2年生の夏ごろから対策をするのがおすすめ
早い段階で総合型選抜(旧AO入試)の準備に取り掛かれば、自己分析や対策に十分時間をかけられます。
高校生活での活動実績を積むことなどを考慮すると、高校2年生の夏休みごろから総合型選抜(旧AO入試)に特化した塾に入って対策をするのがおすすめです。
また、入試科目に英検の取得を必須としている大学の総合型選抜(旧AO入試)を受験する場合、高校2年生から余裕を持って準備を始めることで、資格取得のための勉強もできるでしょう。
高校2年生の春休みからでは、準備や対策に時間が取れない場合も
2年生までは部活動に力を注いでいたり、総合型選抜(旧AO入試)に関する情報を知らなかったりする人もいます。
そのため、高校3年生に上がる前の春休みごろから総合型選抜(旧AO入試)対策に取り掛かる人も多いです。
準備を始める時期としては遅くはありませんが、そのタイミングから高校の活動実績を増やす・評点を上げるのは難しい場合があります。
準備期間を十分に確保して余裕を持って進めるのであれば、やはり高校2年生の夏頃から総合型選抜(旧AO入試)に向けて準備することを意識した方が良いでしょう。
ジャンル別|おすすめの総合型選抜(旧AO入試)対策塾8選
おすすめの総合型選抜(旧AO入試)対策塾は次の8つです。
- 洋々
- ホワイトアカデミー高等部
- Loohcs志塾
- 早稲田塾
- 翔励学院
- トフルゼミナール
- AOI
- KOSSUN教育ラボ
以下では、これら8つの塾をジャンル別に詳しく紹介します。
完全個別指導|洋々/ホワイトアカデミー高等部
完全個別指導の塾なら、洋々やホワイアカデミー高等部がおすすめです。
洋々
完全個別指導の総合型選抜(旧AO入試)対策塾として人気の高い洋々。独自の受講生支援システム「Web塾」を使い、各種機能を通じて効率的なサポートを行っています。
特に便利なメッセージ機能は、サポート時間外でも講師に何でも質問することが可能です。課題の疑問点や不安なことを気軽に送れて対応してもらえるため、モチベーション維持にも繋がるでしょう。
難関大学を目指せるプランもある
洋々には、慶應や早稲田など難関大学を目指す人向けに、志望校別の受講プランも用意されています。
例えば慶應SFCの対策プランでは志望理由書のチェックからメンターによる個別指導、プロによる添削など総合的に書類作成をサポートしてもらえます。
洋々の基本情報
本校舎の所在地 |
渋谷本校 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-10-4 メゾン・ド・ユー2階 JR「渋谷駅」宮益坂口より徒歩6分 |
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授業形式 | 完全マンツーマン オンライン授業 |
主な提供サービス | ・志望理由書 ・自己推薦書の添削 ・面接 ・プレゼン練習 ・Webシステムによるサポート ・学科試験対策(英語・数学) ・実技試験対策 |
一押しポイント | ・独自の受講生支援システムで効率的なサポート ・各分野トップクラスのプロを集めた講師陣 ・受講生のタイプに合わせた柔軟な指導 |
ホワイトアカデミー高等部
ホワイトアカデミー高等部はMARCH・関関同立・上智大学をはじめとした有名私大を目指す高校生向けの総合選抜(旧AO入試)の対策塾です。
担当講師はプロの社会人
東大卒の社会人のプロ講師が主任講師を務めており、担当講師も学生ではなく全員社会人です。
プロの社会人講師がマンツーマンで指導するため、これまで奇跡的な志望校の現役合格を実現してきました。一例としては以下の通りです。
- 偏差値45以下の高校生が上智大学に推薦入試で合格
- たった1か月の対策で慶應大学の文学部に合格
ホワイトアカデミー高等部のサービスの特徴
ホワイトアカデミー高等部には、受験生が奇跡の現役合格を実現する事を後押しする、以下の7つの特徴があります。
- 授業は講師とマンツーマン
- 授業外のタイミングでも相談が可能
- 出願書類の添削を行ってくれる
- 生徒に合わせた個別カリキュラムがある
- 対策の進捗が遅れている場合は追加の授業を行う
- 総合型選抜と推薦入試対策のプロが講師である
- 志望校の合格保証と条件付きの返金制度もある
なかでも他塾と決定的に異なる点は、7番目に挙げた志望校の合格保証を提供している点。
実はホワイトアカデミー高等部は、カリキュラムを消化したにもかかわらず受験した大学に1校も受からなかった場合は、授業料を返金しております。
授業のコマ数や指導回数をベースに料金を決める他塾とは異なり、志望校合格を保証した上で指導に取り組んでくれるのは受験生にとって非常に心強いです。
ホワイトアカデミー高等部の基本情報
志望校に合格できるだけのサポートをしてくれるホワイトアカデミー高等部のサービス内容や基本情報を一覧にしてみましたのでご確認ください。
本校舎の所在地 |
新宿校 〒163-1030 東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーセンターN30階92番 JR「新宿駅」南口より徒歩12分 |
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授業形式 | ・完全個別 ・WEB形式の授業も可能 |
主な提供サービス | ・回数無制限の小論文添削 ・大学への出願書類の作成の補助 ・回数無制限の面接練習 ・365日対応の受験相談 ・キャリアコーチング ・過去問研究 ・最適な志望校リストの洗い出し ・上智大学の推薦入試対策に特化したコースもある ・一般受験への切り替え後のサポート |
一押しポイント | ・出願書類の添削回数に制限が無し ・小論文の書き方もゼロから教えてもらえる ・2級以上の英検獲得のサポート環境もあり ・サポート回数に制限がない ・一般受験のサポートもあり ・合格保証と返金サービスも提供 |
早慶の合格実績が豊富|Loohcs志塾/早稲田塾
有名難関大学である早稲田大学や慶應大学の総合型選抜(旧AO入試)を受けるなら、Loohcs志塾や早稲田塾がおすすめです。
Loohcs志塾
Loohcs志塾は創業以来圧倒的な合格率を維持し続けている総合型選抜(旧AO入試)対策塾です。東大や早慶など、多くの難関大学の合格者数No.1を誇っています。
Loohcs志塾の強み
Loohcs志塾の一番の強みは、多くの専門家が携わって作り上げているカリキュラムです。塾の卒業生を中心に大学教授や現役弁護士、起業家など、大学が力を入れている分野に合わせたプロを集めています。
また独自の合格データベースも注目ポイント。合格者が実際に出願した書類や、面接で話した内容をはじめとした生のデータを塾生なら誰でも閲覧できます。
総合型選抜(旧AO入試)のトレンドを正確に把握した上で、柔軟な対策を取れるのが大きなメリットです。
合格実績について
過去の合格実績については、早慶の合格実績が高く、2022年度入試の総合・学校型選抜の結果によると、慶應の合格者数は124名。
特に法学部FIT入試は合格定員160名の中で合格者が64名となり、2.5人に1人がLoohcs志塾の生徒となっています。
過去10年間の実績を見ていくと、1,141名もの慶應大学の合格者を生み出しているのが分かります。
参照元:Loohcs志塾
卒業生の中には高3の5月から入塾し、慶應法学部と上智の国際教養学部に合格した人もいます。
Loohcs志塾の基本情報
Loohcs志塾の所在地などを一覧にしてみましたのでご覧ください。
本校舎の所在地 |
渋谷本校 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町15-14 フジビル40 6F JR「渋谷駅」南改札より徒歩3分 |
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授業形式 | 個別 集団 少数 |
主な提供サービス | ・提出書類の添削 ・小論文添削 ・面接練習 ・一般入試対策 (英語・現代文・歴史など) |
一押しポイント | ・多くの専門家が徹底して策定したカリキュラム ・独自の合格データベースに基づいて、柔軟に対策を取れる ・平均的な授業料金は40万円/年と比較的安価 ・慶應大学の合格者数は10年間で1,000人以上 |
早稲田塾
早稲田塾は1979年の創業以来、徹底して「現役合格」にこだわった教育姿勢の大学受験予備校です。
時間が限られている現役生のために、スタッフや講師陣がチームを組んで総合的なサポートを行ってくれます。
受講生の興味関心をもとに、その分野に精通している講師を招いて面談の機会を設けるなど、一人ひとりに寄り添った対応が魅力です。
英語力を上げられる環境がある
早稲田塾のサービスの中で特に目をつけたいのが英語特訓道場です。英語特訓道場では、同時通訳者の要請にも活用されている本格的な英語習得法が使われています。
「聴く・読む・話す・書く」を総合的に伸ばしてくれるので、英語力が問われる大学を受ける受験生に特におすすめです。
過去の合格実績について
2024年度入試の総合・学校型選抜の結果では、慶應の合格者が170名(2024年2月19日時点)で合格者の3.2人に1人が早稲田塾生でした。その他、早稲田・上智大学でも続々と合格者が出ています。
参照元:早稲田塾
早稲田塾の基本情報
本校舎の所在地 |
池袋校 〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-7-9 JR「池袋駅」西口より徒歩4分 |
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授業形式 | 集団 個別 |
主な提供サービス | ・ポートフォリオ作成指導 ・小論文添削 ・面接練習 ・英語特訓道場 ・英語4技能資格試験系講座 ・ワークショップ |
一押しポイント | ・日本を代表する教授や有識者を招いた独自授業 ・スタッフや講師がチームを組んでトータルサポート ・「聴く・読む・話す・書く」技能が向上する英語特訓道場 |
小論文に強い|翔励学院
翔励学院は小論文専門の個別指導塾です。圧倒的な指導力を誇り、志望大学合格率94%を実現しています。
翔励学院の小論文指導の特徴
翔励学院では書き手の思考が問われる小論文において、採点者から評価されやすい回答の作成を目指しています。
書き上げた小論文に対し「なぜこれを書いたのか?」を共に考え対話する体制を取っているため、適切に仕上げる力が身につくでしょう。
また講師が受講生の指導に専念できるよう、指導以外の業務を可能な限り簡素化しているのも特徴的。指導に集中させることで水準を上げ、学費も必要最小限に抑えています。
翔励学院の基本情報
本校舎の所在地 |
渋谷本校(旧代々木校) 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-1-9 YAZAWAビル4F JR・私鉄各線「渋谷駅」より徒歩5~7分程度 |
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授業形式 | 個別 |
主な提供サービス | ・小論文指導(自己分析・添削) ・志望理由書・提出書類指導 ・面接指導(想定質問と回答のリスト化・添削・演習) ・学習指導 ・進路指導 |
一押しポイント | ・小論文の専門家による指導 ・生徒の性格・目標に合わせた指導 ・生徒と対話し、生徒自らが軌道修正できる力を身につけられるような指導力 |
英語力を強化できる|トフルゼミナール
トフルゼミナールは英語学習に力を入れている塾です。総合型選抜(旧AO入試)における判断基準や出願条件として、英語に関する資格を挙げている大学は少なくありません。
そのため、英語力を強化することは総合型選抜(旧AO入試)に合格するための対策のひとつと言えるでしょう。
トフルゼミナールの学習環境の特徴
トフルゼミナールでの英語学習で使用する教材は、New TOEFL®やNew TOEIC®に対応していて、さらに英検の面接対策も万全です。
校内テストを定期的に行い、一人ひとりの実力に合わせて対策。カウンセラーが入り、自分の目標達成に向けてこれから何をしなければいけないのかのアドバイスがもらえるのも魅力です。
また、早稲田大学・慶應大学・上智大学などいくつかの大学用に、専用カリキュラムを用意。合格に向けて徹底的な指導を受けられますよ。
トフルゼミナールの基本情報
本校舎の所在地 |
池袋校 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-41-6 菊邑91ビル7F JR線・地下鉄丸の内線・有楽町線・副都心線「池袋」駅東口から徒歩7分 |
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授業形式 | 個別 オンライン 映像 |
主な提供サービス | ・英語資格試験対策 ・大学入学前準備対策 ・講師によるカウンセリング ・大学別のオリジナルカリキュラム |
一押しポイント | ・授業スタイルが選択可能 ・総合型選抜は、専門の講師が担当 ・指導実績と所有している情報量の多さ |
関関同立に強い|AOI
AOIは生徒一人一人と向き合い、主体性や思考力の向上を重視した総合型選抜(旧AO入試)対策塾です。あえて正解を最初に示さず自分で考えて行動することを尊重し、一人の人間としてのステップアップを目指しています。
講師の質が高くオンラインで受けられる環境もある
AOIに関してまず注目すべき点は講師陣が精鋭揃いなことです。
採用率20%以下の狭き門を突破し、さらにAOI独自の厳しい研修システムを突破した人だけがつけるのです。トップクラスの実力と豊富な経験のある講師が合格へ導いてくれます。
「家から遠くて通学が難しい」という学生も、オンラインでクオリティの変わらない授業やコンサルティングを受けることが可能です。またオンラインサロンを通じて他の受験生と悩みを共有し、共に高め合っていける環境があります。
AOIの合格実績について
AOIは2023年度の関関同立の累計合格者数が480名以上です。
参照元:AOI
この驚異的な結果を生み出しているのが、大学別に対策できるカリキュラムでしょう。
受験生自身の本当にやりたいことを見つけ出し、志望校の選定から提出書類作成、面接練習など一貫してサポートしてもらえるのが強みです。
単なる受験対策に留まらず、生徒自身の個性を伸ばす教育方針が合格率を維持できる理由と言えます。
AOIの基本情報
本校舎の所在地 |
京都校 〒604-8132 京都府京都市中京区 高倉通三条下る丸屋町164 3階 「烏丸御池駅」より徒歩5分 |
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授業形式 | 個別 少数 映像授業 |
主な提供サービス | ・志望理由書の添削 ・小論文の添削 ・面接・プレゼン練習 ・コンサルティング ・課外授業 (ボランティア、先端技術学習など) ・その他各種イベント |
一押しポイント | ・生徒一人一人に合わせたオーダーメイド授業 ・一流のプロフェッショナルのみ集めた講師陣 ・課外授業や運動会・卒塾式などイベント多数 |
一人ひとりに寄り添ったマンツーマン指導|KOSSUN教育ラボ
KOSSUN教育ラボは、現役プロ講師によるマンツーマン指導が特徴の、総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した塾です。
「質が高い学習塾百選」にも選ばれていて、2011年の開塾以来5,800人もの生徒を指導してきた信頼と実績があります。
KOSSUN教育ラボの特徴
KOSSUN教育ラボの特徴としては、マンツーマンで生徒と向き合ってくれる事と入学前課題のサポートがある点です。
授業はマンツーマン
授業形式については完全マンツーマンの指導なので、生徒一人ひとりに合わせた対策が可能。
生徒としっかりと向き合い、生徒自身の今の状況を捉えた上で、二人三脚で合格までの道を歩みます。マンツーマンであるからこそ、抱えている悩みや不安を打ち明けやすいでしょう。
生徒が納得のいくまで対策できるよう、通信での添削やチャット相談の回数は無制限。72時間以内に返却・返答されるので、効率良く進められます。
入学前課題のサポートもある
この塾ならではのもう1つの特徴が、入学前の課題をフォローしてくれる点です。
最近は、入学が決まった生徒に対して、課題図書レポートや小論文といった入学前課題を実施している大学が多くあります。
大学生活をスムーズにスタートさせるためにも、入学前に出される課題をサポートするアフターサービスを実施。このサポートを導入したのは、日本の塾業界においてKOSSUN教育ラボが初めてです。
KOSSUN教育ラボの基本情報
本校舎の所在地 |
〒141−0001 東京都 品川区 北品川5−5−15大崎ブライトコア4F JR山手線「大崎駅」より徒歩3分 |
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授業形式 | マンツーマン |
主な提供サービス | ・入学前課題サポート ・マンツーマン指導 ・プロ講師陣による指導 ・回数無制限の通信添削とチャット相談 ・合格保証制度 |
一押しポイント | ・生徒一人ひとりの合格プロジェクト立ち上げ ・受講タイプを対面・オンラインから選択可能 ・対面指導は、担任・副担任の2名体制で行いダブルチェック |
総合型選抜の対策塾・プラン選びを失敗しないためのポイント
塾や塾のプランを選ぶ前に大切なことが以下の2つです。
- 志望大学の試験内容の把握
- 試験日程の把握
以下の見出しで詳しく見ていきましょう。
総合型選抜(旧AO入試)の試験内容を把握する
自分の志望する大学がある程度絞られている場合は、志望大学の試験内容をしっかりと把握しておきましょう。なぜなら、志望大学の試験内容を把握しておけば、どのような塾に通うべきなのかが分かるためです。
総合型選抜の試験内容は大学・学部によってバラバラ
総合型選抜(旧AO入試)の試験は、志望理由書の提出や小論文の試験、面接などが基本的な内容です。
しかし、総合型選抜(旧AO入試)が「大学にマッチした人物像」を選び抜く試験であることから、なかにはディベートやディスカッションといった、大学独自の試験を実施するところもあります。
例えば、立命館大学の国際関係学部国際関係学科国際関係学専攻における総合型選抜(旧AO入試)では、第2次選考で60分のグループ・ディスカッションを課しています。
参照元:2024 年度(総合型選抜)AO 選抜入学試験国際関係学部「国際関係学専攻講義選抜方式」入学試験要項(立命館大学)
志望大学・志望学部の選考内容に対応できる塾を選ぼう
もしあなたが、今回ご紹介した立命館大学の総合型選抜(旧AO入試)を受験する場合は、2次試験のディスカッションの対策をする必要があります。
つまり、ディスカッションのコツを学べたり実践できたりする塾を選ぶのが、合格の近道になります。一方で、グループディスカッションの対策に対応していない塾を利用する場合、合格を遠のかせる事に繋がりかねません。
総合型選抜(旧AO入試)の試験の時期・日程を把握する
総合型選抜の対策塾を選ぶ際には、あなたが志望する大学・学部の出願日や二次選抜の日程を大まかでもよいので把握しておく事が重要です。
なぜなら、出願日や二次選抜の日程を把握しておけば、各塾のカリキュラムを見て、その日時にまで間に合うように対応してくれるかどうかの判断ができるためです。
総合型選抜の日程の一例
試験の時期や日程は大学によってさまざまではありますが、オープンキャンパスへの参加を出願条件にしているところであれば、6月ごろから選考がスタートします。
例えば、明治大学文学部の総合型選抜(旧AO入試)の日程は以下の通りです。
日程 | |
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1次選考出願期間 | 9月22日〜9月28日 |
1次選考結果発表 | 10月18日 |
2次選考出願期間 | 10月20日〜10月24日 |
2次選考日 | 11月11日 |
2次選考結果発表 | 11月15日 |
参照元:文学部自己推薦特別入学試験要項(明治大学)
今取り上げた明治大学の文学部の総合型選抜を受ける場合、9月28日までに出願書類の作成を完了させる事ができるようにサポートしてくれる塾であることが欠かせません。
つまり、仮にあなたが目を付けた塾のカリキュラムでは出願日に間に合わないようでしたら利用しないのが無難なのです。
逆に料金が高額だったとしても出願日までに出願書類が完成するようにサポートしてくれる塾はよい塾になります。
塾選びで失敗しないコツは試験スケジュールの把握
以上のように、志望する大学・学部の総合型選抜の大まかな試験スケジュールを把握する事は、塾選びで失敗をしないためにも不可欠なのです。
ちなみに、志望する大学・学部が決まっていない場合であっても一般的な総合型選抜のスケジュールを把握しておくだけでも塾のカリキュラムで間に合うかどうかはある程度分かります。
そのため、総合型選抜の対策塾選びで失敗しないためにも総合型選抜のスケジュールについては改めて押さえておきましょう。
塾の無料相談会や無料体験授業に参加するのがおすすめ
通う総合型選抜(旧AO入試)対策塾を決める際には、料金を払う前に無料相談会や無料体験授業に参加するのがおすすめです。
無料相談会や無料体験授業に参加をすれば塾の雰囲気を味わえるのに加え、質問会などを通して講師との相性も確認できるので入塾後のミスマッチを避けられます。
参加時にチェックしておきたいチェックポイントについても一覧にしてみましたのでご覧ください。
- 直近の合格率が高いか
- 合格実績に難関大学が掲載されているか
- 料金体系がどうなっているのか
- 対策内容は豊富か(面接、小論文、グループディスカッション、筆記試験など)
- 集団指導ではなくて個別指導であるか
- 講師の品質が高いか
- 合格保証があり、条件が分かりやすく掲載されているか
- 定期面談が行われるか(進捗状況やメンタル面の問題を把握してくれるか)
- 雰囲気が受験生本人に合っているか
特に3の料金体系は重要です。良心的な塾は年間でかかる料金や追加でかかる恐れのある支出について詳しく説明してくれます。
その一方で質問されない限り教えない塾もあります。あとから多額の費用を請求されないように細かく聞いておきましょう。
加えて合格率についても確認しておきたいところです。合格率の高さは指導力の高さを意味していますので、合格率が低いまたは出していない塾は避けるのが無難です。
このページのまとめ
今回はおすすめの総合型選抜(旧AO入試)対策塾と塾選びのポイントなどについて解説してきました。
最後にここまで取り上げた内容の中で特に押さえておきたいポイントを振り返りの意味合いも込めて一覧にしてみました。
特に重要なポイント一覧
- 総合型選抜(旧AO入試)対策塾を選ぶときは、「合格保証・添削サービスの有無と回数・トータルでかかる料金・講師の実績・個別指導があること」を確認する
- 早慶の合格実績が豊富な塾は、Loochsと早稲田塾
- 小論文に強い塾は翔励学院
- 英語力を強化できる塾はトフルゼミナール
- 関関同立に強いのはAOI
- 一人ひとりに寄り添うマンツーマン指導が魅力なのはKOSSUN教育ラボ
- 完全個別指導なら洋々
- 手厚い指導をお求めだったり、奇跡的な志望校の現役合格を目指すのならホワイトアカデミー高等部がおすすめ
- 事前に無料相談会や無料セミナーに参加し、合格率や講師の質、雰囲気などを確認しておく
ぜひこの記事を参考にして、最高の総合型選抜(旧AO入試)対策の専門塾を見つけてみてください。
最後になりますが、このページでサポートの手厚い塾として紹介したホワイトアカデミー高等部は現在無料相談会を実施しております。
当ページをご覧の方のご予約は優先的に受け付けますので総合型選抜(旧AO入試)対策塾をお探しでしたらご利用ください。
⇒ホワイトアカデミー高等部の無料相談会のお申し込みページはこちら
この記事の監修者:諏訪孝明
東京大学経済学部卒。学生時代・社会人時代と合わせると受験指導歴は約15年のベテラン講師。
過去受験指導をした生徒数は400人を超えており、東大・早慶・MARCHの合格者も多数。一般選抜だけではなく、総合型選抜・公募推薦の指導歴も豊富であり、旧AO入試時代と合わせると30名以上を担当。
2020年度に関しても公募推薦で上智大学に合格をした生徒の主担任を務め、奇跡の合格獲得を実現。当スクールの高大接続のビジョンに共感し、主任講師という形で当スクールの設立時より参画。