各大学の対策情報

東京大学の新たな挑戦、「カレッジオブデザイン(CoD)」は、デザイン分野の未来を切り開く革新的な学部です。
しかし、新設学部であるため入学を目指す多くの方が
「どのような人物像が求められるのか」
「入試対策はどうすればよいのか」
といった悩みを抱えています。
この記事では、東大CoDの概要から教育プログラムの特徴、入試制度、そして卒業後のキャリアパスまでを徹底解説し、あなたの疑問を解消します。
特に、5年制の全授業英語で行われる分野横断型プログラムは、グローバルな視点を持つ人材を育成するための鍵となっています。
この記事を読むことで、東大カレッジオブデザインが提供する可能性と、あなたが得られるメリットを明確に理解できることでしょう。
未来のデザインリーダーとしての第一歩を踏み出すための情報を、ここで手に入れてください。
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この記事を書いた人:竹内健登(たけうち・けんと)

東京大学工学部卒業。内定率100%の就活塾ホワイトアカデミーの創立者であり、ホワイトアカデミー高等部の校長。
自身の大学受験は東京大学に加えて倍率35倍の特別選抜入試を使って東京工業大学にも合格し、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。
高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると丸7年。現在は大学生の就活支援を通して培った書類添削スキルと面接指導力を武器に総合型選抜並びに公募推薦の指導を担当中。
倍率300倍を超える就活で確かな結果を出してきたメソッドを利用し、過去担当した高校生は全て志望校に合格させている。
目次
東京大学カレッジオブデザイン(CoD)とはどのような学部?

東大CoDの概要について
東京大学では2027年9月に新設学部として「UTokyo College of Design(CoD)」が開設されます。
全ての授業が英語で行われ、学士と修士の一貫プログラムとなっており、定員は各学年100名です。
東大で新設学部が設立されるのは、1958年の薬学部設置以来であり、約70年ぶりの学部新設として注目を集めています。
「デザイン」といっても、絵を描いたり物をつくったりする造形デザインではありません。
東大CoD(カレッジオブデザイン)が掲げるのは、社会課題を発見・解決する「広義のデザイン」です。
気候変動・高齢化・デジタル化など複雑な問題に、文理融合の視点と創造力で挑む人材を育てます。
CoDが生まれた背景と目的

東京大学カレッジオブデザイン(CoD)が誕生した背景には、現代社会が直面する課題の複雑化があります。
気候変動・高齢化社会・急速なデジタル化などの問題は、もはや一つの学問分野だけで解決できません。
工学・人文学・社会科学など、異なる分野の知識と発想を掛け合わせた「分野横断型の思考」が不可欠です。
CoDはPEAK(東京大学の既存英語学位プログラム)の役割を引き継ぎつつ、さらに学際的・実践的な教育へと発展させた新しい学部です。
そのため東大では、「チェンジメーカー」と「次世代イノベーター」の育成を目標として掲げています。
複雑化・相互に絡み合った社会課題に対し、幅広い学術知とデザインの創造力を組み合わせることが不可欠だと考えます。
つまり、CoDが生まれた意図は明確であり、「頭が良くて知識がある人材」ではなく、「課題を発見し、解決策を設計し、社会を変える人材」を社会に送り出すことです。
東京大学はこの理念のもと、約70年ぶりの歴史的な教育改革に踏み切りました。
参照元:東京大学CoDとは?
参照元:CoD公式「Dean’s Message」
カレッジオブデザインの教育プログラムの特徴(5年制・全授業英語・分野横断型・寮生活)
では、東大CoDの教育プログラムの特徴について順にまとめます。
教育プログラムの基本方針
東大CoDの最大の特徴は、学士(4年)と修士(2年)を統合した教育プログラムですが、成績優秀者は修士課程を早期で修了することが可能であり、5年で修了することも可能です。
その上で、すべての授業は英語で実施されるため、英語は「勉強するもの」ではなく「考えるための道具」として使うことになります。
また、1年次から独自のカリキュラムで学ぶため、東京大学の進学選択、いわゆる「進振り」の対象にはならず、多様な学問領域を学際的に学びます。
特徴的な学びの環境と学生生活
特徴的なのは、1年次の寮生活が必須であることです。
日本人学生・留学生が同じ屋根の下で生活しながら、文化的背景を超えた対話を重ねることで、グローバルな感覚を自然に身につけることを目的として、目白台インターナショナルビレッジという学生宿舎での共同生活を送ります。
また、学びの中心となるのは「スタジオ」と呼ばれる学習空間です。
学生が日常的に集まり、教員・他学部の学生・外部の専門家と議論を交わしながら学びを深めます。
そして、9月入学のプログラムであるため、入学前サポートとして、「Gap Term」が設けられています。
合格発表から9月の入学までの期間、大学での学びにスムーズに移行できるよう、教員との会話セッションや英語力強化プログラムなどのオンラインサポートが提供されます。
年次別カリキュラムの構成
東大カレッジオブデザインは、分野横断的な約100科目から自分で選択し、デザインプロジェクトに取り組む能動的な学習スタイルです。
基礎から応用、そして実社会での実践へと段階的に学びを深めるカリキュラムが組まれており、以下のようなカリキュラム構成となっています。
| 年次 | 主な科目群 | 概要と目的 |
|---|---|---|
| 1年次 | Interdisciplinary Foundations (IF) | 東大が有する9つの学問分野に対応した、全科目必修の基礎科目群です。社会課題解決に向けた学びの入り口となります。 |
| 8 Track Design Series | リサーチやプロトタイピングなど、デザインの原理・方法論・倫理を体系的に学ぶ8つのワークショップです。 | |
| Viewpoint Series | 社会的課題のフロンティアに触れるため、学内外の第一線の専門家による多様な講義やワークショップを受講します。 | |
| 2年次 | Interdisciplinary Perspectives (IP) | 「環境とサステナビリティ」「先端技術とAI」など5つの領域に分かれた約100の科目から選択し、独自の社会デザインの視座を構築します。 |
| Change Maker Design Projects | 得られた学術知とデザインスキルを活用し、正解のない複雑な社会課題に対して新たな価値創造を探究するプロジェクト演習です。 | |
| 4年次 | Off-Campus Experience (Internship) | 4年生全員が国内外の企業や国際機関などで約半年間の長期インターンシップを行い、大学での学びを実社会でどう応用するかを実践的に学びます。 |
| Capstone Group Design Project | チームワークを通じて取り組む、集大成となるデザインプロジェクトです。 | |
| 5年次以降 | Capstone Solo Design Project | 修了展示を含む、個人による高度なデザインプロジェクトに取り組みます。 |
このように、幅広い学問知識の習得と実践的なデザイン手法の訓練を基盤とし、多様な人々との協働(スタジオや寮生活)や社会での実践(インターンシップ)を通じて、自ら課題を発見し解決する力を段階的に養うのが大きな特徴です。
学費について

カレッジオブデザインの学費については、現時点で以下の情報が公表されていますが、正式な学費については26年8月公開予定の募集要項で掲載される見込みですので注意してください。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学料 | 282,000円 |
| 授業料(年額) | 642,960円 |
最短の5年で卒業した場合の授業料合計は約350万円となり、私立大学や海外大学と比べると、圧倒的に低コストで世界最高水準の教育を受けられる環境です。
概要・学費を把握したところで、次はCoDが求める人物像と資質を確認しておきましょう。
東京大学カレッジオブデザイン入学に求められる人物像と資質

東大カレッジオブデザイン(CoD)はどのような学生を求めているのでしょうか。
まず、東京大学CoDは、多様な学術知をデザインによって繋ぎ、融合させることで様々な社会課題に取り組み世界にインパクトを与える人材の育成を目標としています。
そのため、以下の5つの資質が入試では評価されます。
- 知力と学習能力
- 優れたコミュニケーション能力及び英語力
- 論理的思考力に加えて創造的思考力
- 責任感・社会正義感・包摂性
- 自主性に加えて協調性
以上を踏まえると、CoDが求める人物像は次の4つに集約されます。
社会課題への深い関心と自分なりの視点
気候変動・教育格差・テクノロジーの倫理など、社会が直面する問題に対して「自分はどう考えるか」を持っていることが重要です。
「課題に気づき、問いを立てられる力」こそ、CoDが最も大切にする素養です。
異分野への好奇心と柔軟な思考
工学・社会学・哲学・経済学など、どれか一つだけを深掘りするのではなく、複数の分野を横断して考えられる人材が求められます。
また、「横断して幅広く学びたい」という姿勢ではなく、「多様な分野を横断し、融合させることで社会課題に向き合いたい」という姿勢が、CoDの学びと直結します。
高い英語コミュニケーション能力
カレッジオブデザインでは、授業・討論・プロジェクト発表のすべてが英語です。
英語は単なる試験科目ではなく、思考と表現のツールです。
日常的に英語で議論・発信できる実力を入学前から培っておく必要があります。
協調性とプロジェクト遂行能力
東大カレッジオブデザイン(CoD)のスタジオ学習は、チームで課題に取り組む場面が多くあります。
異なる文化・価値観を持つ学生と議論しながら、一つのプロジェクトを完成させる経験が重視されます。
部活・ボランティア・研究プロジェクトなど、チームで何かを成し遂げた経験があると強みになります。
これらを一言で表すなら、「頭が良いだけでなく、社会を変えようとする意志と行動力がある人」です。
偏差値や試験の点数だけで測れない、人間としての総合力が問われる入試です。
参照元:東大CoDが求める人物像について
求められる人物像を把握したら、次は具体的な入試制度と受験対策を確認しましょう。
東大CoDの入試制度について

CoDの入試は従来の東京大学の入試とは大きく異なります。
なお、2026年8月に募集要項が公表予定のため、最新情報は必ずCoD公式ページで確認してください。
⇨参考:東大カレッジオブデザインAdmissionsページ
出願条件と試験の概要
まずCoDは「2ルート選抜」方式となっており、ルートA(国内)とルートB(国際)のどちらか一方を選んで出願します。
東大の一般選抜(前期日程)や学校推薦型選抜、外国学校卒業学生特別選考など、他の東大の入試との併願はできませんので注意してください。
また、出願において国籍要件はなく、高校卒業から長期間経過している社会人や、他大学に在籍中の学生(入学までに退学が必要)でも出願可能です。
基本的な出願要件
| 項目 | Route A | Route B |
|---|---|---|
| 主な対象 | 大学入学共通テストを受験する出願者 | 東大が指定する統一試験・資格を受験する出願者 |
| 提出書類 | 高校の調査書(または成績証明書)、評価書、エッセイ等 | 高校の成績証明書、評価書、エッセイ等 |
| 英語能力要件 | 必須 | 原則必須 ※高校卒業前の4年間のうち少なくとも3年間、「英語を教授言語とする教育」を受けた場合は免除 |
| 学力審査 | 大学入学共通テスト | 成績提出 |
| 面接 | 英語で実施(一部で日本語を使用することもある) | 英語で実施(海外在住の出願者には渡日を求めない) |
なお、出願書類について、エッセイなどの本人が作成するものは英語で作成する必要がありますが、その他の提出書類は日本語でも可能です。
指定される英語能力検定試験と期待されるスコア

出願時に提出が認められている英語試験と、その目安となるスコア(Expected Scores)は以下の通りです。
これらは「足切り(Cut-off)スコア」ではありませんが、出願時にこのレベルの英語力を示せることが期待されています。
| 対象となる英語試験 | 期待されるスコア |
|---|---|
| TOEFL iBT® (Home Edition含む) | 旧:80以上 新:4.0以上 |
| IELTS Academic Module(IELTS online含む) | 6.0以上 |
| Cambridge English Qualifications(B2 First, C1 Advanced, C2 Proficiency) | 169以上 |
| Duolingo English Test | 110以上 |
| 実用英語技能検定(準1級 または 1級) | CSEスコア2,400以上 |
いずれの試験も、2025年1月1日以降に受験したスコアのみが有効です。
学力審査における統一試験・資格の目安
出願する際に提出する共通テストや海外の統一試験や資格についても、目安となるスコアが設定されています。
代表的なものは以下の通りです。
| 資格・統一試験 | 期待されるスコア・要件の目安 |
|---|---|
| 共通テスト | 8割以上 |
| SAT | 1480以上(Superscore不可) |
| ACT | 33以上(Superscore不可) |
| 国際バカロレア(IB) | 6科目合計で 38点以上(42点満点中) かつTOK・EEの合計で2点以上 |
| 国際Aレベル | Aレベルにおいて 3科目でA以上 |
このようにルートに関わらず、選考は「書類審査→筆記・スコア評価→面接」の総合評価です。
共通テストの点数だけでなく、エッセイや活動実績が合否を大きく左右します。
参照元:東京大学CoDの入試について
次に具体的な対策について解説して行きます。
東大カレッジオブデザインに合格するための具体的な対策ポイント

東京大学は誰もが認める日本一の難関大学です。
そんな東大CoDに合格するための対策ポイントについて順に解説します。
対策ポイント1:高い英語スコアと統一試験のスコア
CoDの選考は、書類選考・学力試験の結果・面接の3つから成り立ちます。
その中で、英語力と共通テストや統一試験のスコアは、CoDが求める知能と学習能力を証明する項目になります。
東大が公式に「目安」を提示していますが、それを踏まえて「合格」のために目標とするべきスコアをまとめます。
- TOEFL:100点(5.0)
- IELTS: 7.5
- 共テ:8割5分
- SAT:1550点
- IB:40点
これらはあくまで、合格に向けて目標としてほしいスコアです。
合否は総合評価で決まるため、これらに満たない場合でも十分に合格することは可能ですが、少しでも合格率を高めるためには、これらを目標にしてください。
対策ポイント2:学術的な課外活動とエッセイ

次に、一般入試とは異なる最も重要な対策が、学術的な課外活動と志望理由書エッセイです。
CoDは、ただ頭の良い学生を求めているわけではありません。
学際的な学びにより、社会課題の解決への推進力のある学生を求めています。
そのため、自分が興味関心のある「社会問題」について、解決するためにはどうすればいいのかを学術的に考察してきた経験が求められます。
そして、その経験を踏まえた仮説をもとにどのようにCoDで学びを深め、社会課題を解決していくのかを志望理由書エッセイでまとめましょう。
求められる活動実績について
東京大学CoDの選考においては、自分がこれまでどのような問題に関心を持ち、どう行動してきたかを「実績として示す」ことが求められます。
具体的には次のような活動が有効です。
- 社会課題に関連したプロジェクト
- 研究発表・コンテスト・ハッカソンへの参加
- 異文化交流・海外留学・ボランティア活動
また、これらの経験の中で自分でアイデアを出し、チームと協同して実行したエピソードがあるとなお良いです。
重要なのは「何をしたか」ではなく、「何を考え、どう行動し、何を学んだか」を具体的に語れることです。
志望理由書(エッセイ)の書き方
志望理由書では、以下の3点を明確に伝えることが核心です。
- どんな社会課題に関心があるか
- その社会課題についてどのように取り組んできたのか
- CoDで課題についてどのように取り組みたいのか
- 学びを踏まえて自分はどのように社会に貢献していくのか
これらを、論理的に「独自の言葉で語れるか」が評価のポイントです。
一般的な表現ではなく、自分にしか書けない視点と経験を盛り込んでください。
自力では、アカデミックな活動やエッセイがかけないという方は、ぜひプロのサポートを受けることを検討してみてください。
ホワイトアカデミー高等部では、講師が全員社会人のプロであり一人一人の学問性に合わせた講師が担当します。
自分の興味関心をアカデミックに深めるサポートがほしいという方はぜひ無料相談会にお越しくださいませ。

対策ポイント3:英語面接
東大CoDの試験において、面接は原則英語で行われます。
重要なことは、発音が良いことや難しい単語を知っているかどうかではありません。
英語でのコミュニケーション能力があるかどうかです。
自分のこれまでの取り組みや自己PR、志望理由や研究計画、そして卒業後の展望などについて、英語で面接官と対話ができるかどうかです。
もちろん、社会課題について論じていく必要があるため、ある程度の専門用語についての知識は必要となります。
しかし、自分の興味のある社会課題であれば、これまで英語での論文調査や海外メディアなどに多数触れてきたはずですので、面接前に改めておさらいしておくと良いでしょう。
これまでの学びを踏まえて、自分がどのように東大カレッジオブデザインで学びたいのか、学ぶのに値する学生なのかについてしっかりとアピールしましょう。
カレッジオブデザイン卒業後のキャリアパス

日本最高峰の大学で学んだ後のキャリアパスは非常に魅力的かつ他分野にわたります。
その上で、「社会の仕組みそのものを再設計できる人材」を目指すのが、CoDのキャリアビジョンです。
また、CoDは修士号取得までが5年間に凝縮されています。
卒業後は「修士号を持つグローバルな問題解決者」として、幅広いキャリアを選べる立場になります。
以上を踏まえると、卒業後には次のようなキャリアパスが選択肢に入るでしょう。
①経営企画
企業のブランド戦略・製品開発・組織改革にデザイン思考を持ち込むリーダー人材として活躍できます。
近年、「デザイン経営」を掲げる日本企業は増加しており、CoDの修士号は大きな武器になります。
②起業家
自ら課題を見つけ、新しいビジネスや社会的な仕組みをつくるチェンジメーカーとして活躍する道があります。
CoDの5年間で培った問題発見力・プロジェクト設計力は、起業家にとって不可欠なスキルセットです。
③研究職・アカデミア
修士号取得後、国内外の大学院(博士課程)へ進学し、研究者・教員の道を歩む選択肢もあります。
CoDの国際的な環境は、海外大学院への接続においても有利に働きます。
④国際機関・NPO・行政
UNESCO・UNDP・WHOなどの国際機関や、社会変革を担うNPO・行政機関でのキャリアも視野に入ります。
CoDのキャリアビジョンを踏まえた上で、次は万全の受験準備のために重要な「併願校」の選択肢を見ていきましょう。
東京大学CoDと併願しやすい大学について

東大のカレッジオブデザインと併願しやすい大学について紹介します。
慶應義塾大学Pearl

まず一校目は、慶應義塾大学経済学部のPearl入試です。
慶應のPearlは、経済学の学位を英語で取得するというプログラムです。
東大のカレッジオブデザインとは異なり、経済学を中心としますが、Pearlの教育目的についても、世界で活躍するリーダーの育成にあります。
また、基本的に書類選考のみであり、SATやIBのスコア、TOEFLまたはIELTSのスコア、そしてエッセイなどの出願書類のみで合否が決まります。
経済学関連の経験を積んできた方であれば、追加の特別な対策が不要であるため併願しやすいと言えます。
なお、慶應Pearlのプログラムの概要や入試対策については以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご確認くださいませ。
早稲田大学SILS

次におすすめの併願大学は早稲田大学SILS(国際教養学部)です。
SILSはCoDと同様に分野を横断的に学習できるカリキュラムとなっているだけでなく、授業もほぼ全て英語です。
特に、SILSのAO入試は国内選考だけでなく、国外選考もあり、国内外の受験生が併願先として入れることが可能です。
それぞれの対策については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご確認くださいませ。
参考記事:早稲田大学SILSはどんな学部?
アイビーリーグ

海外大学もおすすめの併願先になります。
特に、ハーバード大学・イェール大学・コロンビア大学などアイビーリーグはおすすめです。
なぜなら、これらのアメリカトップレベルの大学に求められる水準と東大CoD合格に求められる水準が近いためです。
アイビーリーグ合格の目安については以下の通りです。
| 要件 | 目安 |
|---|---|
| 高校の評定 | 5.0(GPA換算で4.0相当) |
| 統一試験スコア | SAT 1500点以上 / IB 40点以上 |
| 英語スコア | TOEFL iBT 100点以上 / IELTS 7.0以上 |
| 課外活動 | 国際大会レベルの実績(科学オリンピック等) |
| エッセイ | 独自性の高い「自分だけのストーリー」 |
もちろん、簡単ではないレベルですが、日本最難関を目指す東大志望の学生であれば、併願先として選択肢の一つに入れるのも良いでしょう。
なお、評定基準などでなかなか難しいという方には、次の選択肢が有効です。
コミカレからのUC編入

東京大学を志望する方に併願の選択肢として強くお勧めしたいのが、「コミュニティカレッジ(コミカレ)→UC編入」というルートです。
なぜなら、このルートは比較的お手軽に世界有数の名門大学への進学を勝ち取れるからです。
このルートのポイントは以下の通りです。
- CoD不合格時のセーフティネット:コミカレには英語資格だけで入学できる場合が多いため、ほぼ「確実に」コミカレへの進学というセーフティネットになります。
- コストを抑えて海外名門大学進学:コミカレの学費はアイビーリーグへの直接入学と比べてはるかに低コストであり、2年間の学費を節約できます。
- 高校時代の成績が不問:編入時に求められる成績は、コミカレの成績であるため、高校の評定が低くても関係がなく、どんな方でもUCBを目指して仕切り直しができます。
このコミカレ→UC編入ルートを専門的にサポートするのが当塾の姉妹校であるU-LABOです。
U-LABOはコミカレへの入学準備から単位計画・UCへの出願戦略まで、一貫して伴走するサービスを提供しています。
このような一貫して手厚いサポートを行なっているため、U-LABOは創業以来UC編入プログラム受講者の合格率100%となっています。
東大に落ちてしまった場合の選択肢としてぜひご検討くださいませ。
CoDを目指しながらも「海外大学という選択肢も持っておきたい」という方は、ぜひホワイトアカデミー高等部の姉妹校であるU-LABOへの相談を検討してください。
⇨UC編入合格率100%のU-LABOとは?
東大CoDに関するよくある質問(FAQ)

Q.PEAKとCoDの違いは何ですか?
A.PEAKとCoD(UTokyo College of Design)は、どちらも東京大学における「全編英語で学位が取得できるプログラム」である点は共通していますが、対象とする学生の要件やプログラムの位置づけに違いがあります。
PEAK(Programs in English at Komaba)は、教養学部前期課程(およびその後)に設けられている特別なプログラムで、主に「日本語以外の言語で初等中等教育を一定期間以上受けた学生」を対象としています。
対して、CoD(カレッジオブデザイン)は、教養学部などの既存学部の枠組みとは異なり、独自の教育プログラムを提供する新しいカレッジです。
国籍や過去に受けた教育言語(日本語か英語かなど)による出願の制限はありません。
日本国内に限らず、世界中から広く多様なバックグラウンドを持つ学生を受け入れることを目的としています。
Q.日本の高校から直接受験できますか?

A.はい、ルートA(国内ルート)があります。
大学入学共通テストを受験し、英語能力検定試験(TOEFL iBT・IELTS等)のスコアを提出することで出願できます。
ただし、共通テストで概ね8割以上の得点が目安とされており、英語スコアも高い水準が求められます。
Q.英語が得意でなくても合格できますか?
A. 不可能です。
授業・面接・日常生活がすべて英語のため、英語力は合否に直結する要素です。
「英語が苦手でも他でカバーできる」という入試ではなく、英語力そのものが評価の核心です。
今から計画的にTOEFL iBTまたはIELTSの対策を始めることをお勧めします。
Q.一般入試との並行対策はできますか

A.まず前提として、東大の一般選抜(前期日程試験)や学校推薦型選抜等と、CoDの入試を同じ年度に併願することは認められていません。
東大内でどちらを受験するかは事前に決める必要があります。
その上で、「他大学の一般入試」とCoDの対策を並行できるかという点については、以下の特徴を踏まえた対策が必要になります。
共通する対策
Route Aで出願する場合、大学入学共通テストで指定科目の受験が必須となり、概ね8割以上の得点が目安とされています。
そのため、一般入試に向けた共通テストの学習自体はCoDの対策にも直結します。
CoDに特化して必要な対策
CoDの入試では学力だけでなく、高い英語力と総合的な表現力が求められます。
英語資格試験のスコア提出が必須であるとともに、志望理由書や英語面接の対策などが必要です。
したがって、他大学の一般入試に向けた共通テスト対策と並行することは可能ですが、CoDに合格するためには、高いレベルの英語資格の取得や、英語でのエッセイ執筆・面接の練習など、一般入試とは異なる独自の対策を並行して行う必要があります。
まとめ:東京大学カレッジオブデザイン

ここまで、約70年ぶりとなる東大の新設学部「CoD(カレッジオブデザイン)」について、プログラムの概要から入試の内容、そして合格に求められる水準と対策まで徹底的に解説してきました。
最後にこの記事で解説した内容をまとめます。
今回のまとめ
- CoD(カレッジオブデザイン)は東京大学が2027年9月に開設する画期的な新設学部であり、全授業英語・5年一貫制・定員100名の小規模精鋭教育で、社会課題解決型のチェンジメーカーを育てることを目標としている
- カレッジオブデザインの入試は「書類+英語スコア+面接」の総合評価である
- 東大CoDの入試には、ルートA(国内)とルートB(国際)の2ルートがあり、いずれも英語力・志望理由書・活動実績が重視される早期からの英語スコア対策と「社会課題への視点」の醸成が不可欠
- 東大CoDは、慶應Pearlや早稲田国際教養学部だけではなく、アイビーリーグなど海外大学とも併願しやすい
- 東大CoDは一般入試で東大を併願できないため、リスクヘッジとしては、コミカレからUCに編入するというルートが最もおすすめ
東京大学への合格は決して容易なものではありませんが、その分のリターンは絶大です。
当塾は代表が東大工学部卒であり、主任講師は東大経済学部卒です。
東京大学に特化した対策を受けたいという方は、ぜひ一度ホワイトアカデミー高等部の無料相談会にお越しくださいませ。
⇨ホワイトアカデミー高等部の無料相談会に申し込む
ホワイトアカデミー高等部とは?
総合型選抜・公募推薦入試に特化した専門塾。
プロ講師が活動実績作りから小論文・面接まで、
マンツーマンで徹底サポート。
- カリキュラム修了者の合格率98%※1
- 上智大学合格率83%(2025年度)※2
- 小論文・書類すべて添削無制限
- 全授業が社会人のプロ講師による1対1形式
- カリキュラム修了者には合格保証制度を提供
※2 上智大学合格率83%は2025年度入試における上智大学受験者が母数です。
