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2026.05.25 その他の入試方式総合型選抜(旧AO入試)

早稲田大学国際教養学部(SILS) AO入試対策完全ガイド|国内選考から国外選考・9月入学まで全ての方式について徹底解説

早稲田大学国際教養学部(SILS) AO入試 完全ガイド|国内選考・国外選考・9月入学まで全ての方式について徹底解説

早稲田大学国際教養学部(SILS) のAO入試は、英語力・批判的思考力,自己表現力を総合的に問う独自の選考です。

「帰国子女だけど、周りもみんな帰国生だから差別化はどうすればいいの?」

「SILS(国際教養学部) のAO入試はどう対策すればいいかわからない…」

「そもそも早稲田の国際教養 (SILS) なんて、帰国生でないと無理なのでは?」

と感じている高校生も多いでしょう。

この記事では、早稲田大学SILS(国際教養学部) のAO入試について、その全体像から選考内容・合格戦略・学年別ロードマップまでを徹底解説します。

帰国子女の方はもちろん、海外経験がない国内生でも戦略的に取り組めるよう、具体的な情報をお届けしますのでぜひ最後までお読みくださいませ。

本題に入る前に、ホワイトアカデミー高等部では早稲田大学国際教養学部(SILS)のAO入試に向けた無料の受験相談を実施しています。

国内生・国外生・帰国生全てのサポートに対応しておりますので、ぜひご参加くださいませ。
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この記事を書いた人:竹内健登(たけうち・けんと)

東京大学工学部卒業。内定率100%の就活塾ホワイトアカデミーの創立者であり、ホワイトアカデミー高等部の校長。

自身の大学受験は東京大学に加えて倍率35倍の特別選抜入試を使って東京工業大学にも合格し、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。

高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると丸10年。現在は大学生の就活支援を通して培った書類添削スキルと面接指導力を武器に総合型選抜並びに公募推薦の指導を担当中。

倍率300倍を超える就活で確かな結果を出してきたメソッドを利用し、過去担当した高校生は全て志望校に合格させている。

目次

早稲田大学国際教養学部(SILS) とはどんな学部か

早稲田大学国際教養学部(SILS)とはどんな学部か

早稲田大学国際教養学部(School of International Liberal Studies)、通称SILSは2004年に設立された学部です。

日本にいながら英語で学位を取得できる環境が整っており、授業の約8割が英語で行われます。

学生の約半数が帰国生または留学生であり、キャンパス全体が国際色豊かな環境です。

SILSの特徴とカリキュラム

SILS(国際教養学部) の最大の特徴は、リベラルアーツ教育を実践する7つのクラスター (科目群)です。

学生はひとつの専攻に縛られず、以下の7つの領域から興味に応じて多様な分野を横断的に学べます。

クラスター名 主な学習・研究内容
Life, Environment, Matter and Information (生命・環境・物質・情報科学) 生物学系を中心に、生命科学・生命倫理・環境科学・環境政策・地球科学・物質科学・化学・情報科学・数理統計などの分野。理系・文系どちらの学生にも理解しやすい内容で提供されます。
Philosophy, Religion and History(哲学・思想・歴史) 日本を含む世界の思想・哲学・宗教・倫理・歴史学・考古学を学びます。国際関係の根幹となる基礎知識を身につけ、現代社会で物事を深く考える技能を磨きます。
Economy and Business (経済・ビジネス) 経済・ビジネス・経営・金融・会計の各分野と、日米欧の関連政策について学びます。事象に対して分析的な考えを持ち、「なぜ・どのように」と問いかける力を養います。
Governance, Peace, Human Rights and International Relations (政治・平和・人権・国際関係) 政治、法学、平和、人権、マイノリティー論、国際関係、国際機関などの分野を網羅しています。歴史的背景を踏まえた今日的な内容を扱い、事象を整理・分析して自ら考え抜く力を磨きます。
Communication (コミュニケーション) 人が関わる「言語」の多様な分野を学習します。異なる言語間のコミュニケーションだけでなく、ジェスチャー、ボディランゲージ、機械を介した対話なども対象としています。
Expression(表現) 美術・映像・演劇・音楽・芸術・文学・メディア論・建築を連携させた学際的な科目を総合的に配置しています。ジャーナリズムやメディア、出版、翻訳などの分野を目指す方にも興味深い内容です。
Culture, Mind and Body, and Community (文化・心身・コミュニティ) 「文化」(比較文化・ジェンダー論・社会学・人類学など)、「心身」(心理学・哲学・身体論・健康など)、「コミュニティー」(都市・地域・グローバル社会・NPO/NGOなど) の3要素から構成され、多角的な視点を養います。

授業はほぼすべて英語で行われ、アカデミックな英語力が自然と養われます。少人数ゼミやディスカッション形式の授業も多く、主体的に学ぶ姿勢が求められます。

また、日本語を母語とする学生には1年間の海外留学が卒業要件として課せられています。留学を通じて、異文化理解と国際的な視野を実践的に深めることができます。

このように、SILS (早稲田国際教養学部)で学ぶことは、「英語で世界と対話できる力」を身につけることを意味します。

4年間を通じて、グローバルな課題に対して自分の意見を持ち、発信できる力が鍛えらるでしょう。

参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS)の学部概要について

SILSが求める学生像(アドミッションポリシー)とは

SILSが求める学生像(アドミッションポリシー)とは

SILS(国際教養学部)のアドミッションポリシーは、「多様な視点・学際的な知識・問題分析能力を持つ学生」を求めることを明確にしています。

具体的には、以下のとおりです。

早稲田大学の掲げる『学問の独立』という理念のもと、高い基礎学力を持ち、かつ知的好奇心が旺盛で、進取の精神に富む、勉学意欲の高い学生を、わが国をはじめ世界から迎え入れる。

国際教養学部は以下のような学生の選抜に努める。

  1. 英語で学習する強い意欲を持つ者
  2. 母語以外の言語で効果的に意思疎通できる言語能力、または、その潜在能力を有する者
  3. 複数の学問分野の視点から諸課題に取り組むにあたり、総じて高い学力、または、その潜在能力を有する者
  4. 独自の視点から問題を分析できる批判的能力、または、その潜在能力を有する者
  5. 考えや情報を発表するときに、明確かつ正確にそれらを伝達できる表現能力、または、その潜在能力を有する者
  6. 日本国内外での局所的かつ広域的な、多様な文化、修学の経験を持ち、本学部に多様性をもたらす者
  7. 新しい環境において生活、学習することに挑戦できる社会的・心理的な適応性と柔軟性を有する者
  8. 国際的、比較相対的視点から知的、道徳的問題に取り組む意思と意欲を有する者

国際教養学部の各入試制度では上記のうちの複数の原則に重きを置きつつ、全体として八原則を体現するよう努める。

引用元:早稲田大学国際教養学部アドミッションポリシー

アドミッションポリシーは、早稲田のAO入試において書類審査・Critical Writing・志望理由エッセイで問われるすべての内容に直結しています。

ここで重要なのは、「海外経験の有無」がアドミッションポリシーの中心ではないという点です。

SILSが求めているのは、自分の経験を通じて「多様な視点と問題意識を育てた」という実績と思考力です。

国内での活動・読書・探究学習でも、アドミッションポリシーに応える強みは十分に築けます。

早稲田大学国際教養学部の卒業生が活躍する業界とキャリアパス

SILS(早稲田大学国際教養学部)の卒業生は、多様な業界・職種で高く評価されています。

主な就職先の一例は以下の通りです。

  • 外資系企業: Amazon、アクセンチュア、マッキンゼー、EY、日本IBM
  • 日系大手企業: 三菱商事、双日、日本航空、大和証券、三菱UFJ銀行、日本通運

このように、日本のトップ企業はもちろん外資のトップ企業への内定も多く見られています。

早稲田大学国際教養学部 (SILS) の卒業生が評価される理由としては、以下の3つが挙げられます。

  • 高い英語力と異文化適応力(全授業英語+海外留学必修の実績)
  • リベラルアーツ教育による幅広い知識と多角的な視点
  • 変化の激しい現代社会で求められる批判的思考力と問題解決能力

このように、グローバルに活躍したい方にとって、早稲田大学国際教養学部(SILS) での学びは非常に魅力的であると言えます。

参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS)就職実績

早稲田大学SILS(国際教養学部) AO入試の概要と種類

早稲田大学SILS(国際教養学部)AO入試の概要と種類

SILSのAO入試には大きく分けて「4月入学」と「9月入学」の2種類が存在します。

さらに4月入学AO入試は「国内選考」と「国外選考」に分かれており、合計3つの区分から構成されています。

自分がどの区分に該当するかを最初に確認することが、対策の第一歩です。

SILSの4月入学AO入試(国内選考・国外選考) と9月入学AO入試の違い

早稲田国際教養 (SILS) のAO入試の3区分を整理すると、以下のようになります。

区分 募集人数 対象者 選考方法
4月入学 国内選考 100名 日本の中等教育課程修了者 書類審査+筆記審査(Critical Writing・日本語エッセイ)
国外選考 100名 日本国外の12年間中等教育課程修了者 書類審査(必要に応じてオンラインインタビュー)
9月入学 150名 国内外を問わない12年間中等教育修了者 書類審査(補欠合格者のみオンラインインタビュー)

多くの高校生が対象となるのは、4月入学AO入試(国内選考)です。

国内選考だけに「筆記審査」が課せられており、Critical Writingと日本語エッセイという独自の試験を突破する必要があります。

4月入学AO入試(国外選考)は、海外の教育課程 (IBDPなど)を修了した学生が主な対象であり、SAT・ACTなどの統一試験スコアの提出が求められます。

9月入学AO入試は国内外の区分はなく、「Early Admission」(1月出願開始)と「Regular Admission」(2月下旬出願開始)の2段階で実施されます。

AO入試(国外選考)と9月入学AO入試は、基本的には書類審査のみで合否が決まり、条件付き合格 (Waitlisted)となった場合のみオンラインインタビューが課されます。

そのため、国外選考および9月入学AO入試を受験する場合は、高い英語スコアと統一試験のスコアおよび出願エッセイの作り込みが全てとなっております。

参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS)AO入試・国内選考について
参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS)AO入試・国外選考及び9月入学AO入試について

国際教養学部(SILS) AO入試の出願基準(資格)・出願書類・選考内容について

国際教養学部(SILS)AO入試の出願基準(資格)・出願書類・選考内容について
先述の通り、早稲田大学国際教養学部(SILS)のAO入試には3つの区分があります。

それぞれの区分について、出願基準や選考内容についてまとめます。

4月入学AO入試・国内選考について

国際教養学部 (SILS) の国内選考AO入試の出願基準や書類および選考内容は以下の通りです。

項目 内容
出願条件 日本の中等教育課程の修了(見込)者(在外教育施設出身者等を含む)。
※国籍は問わない
出願書類
  • Application Form: オンライン出願システム (TAO) にて入力。
  • 成績証明書: 転入・編入元の学校または留学先が発行する成績証明書がある場合、郵送ではなくオンライン出願システム(TAO) にPDF形式でアップロードします。
試験内容 「書類審査」および「筆記審査」
・筆記試験の内容:
「Critical Writing(英語)」(120分)
「志望理由に関するエッセイ (日本語)(30分)」
※面接審査は実施されません。

2026年度入試からは「体験・取組内容証明書」の提出が不要になっています。

また選考内容についても、志望理由に関するエッセイを事前に提出する形から、筆記審査当日に記述する形式に変更されています。

書類審査で重要なのは、Application Formの記載内容です。

Application Formでは、高校時代に特に力を入れた内容・アドミッションポリシー(多様な視点・学際的な知識・問題分析能力)に合致した経験や姿勢を、具体的かつ論理的に示す必要があります。

参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS)4月入学AO入試・国内選考募集要項

4月入学AO試験・国外選考について

早稲田大学国際教養学部(SILS) の4月入学AO入試・国外選考の出願条件や書類・選考内容は以下の通りです。

項目 内容
出願条件 日本国外の12年間の中等教育課程を修了(見込)の者(日本国内のインターナショナルスクール等を含む)。
※2027年4月入学の場合、2027年3月31日までに修了(見込)であることが条件です。
出願書類
  • Application Form
  • Essay(指定課題に対するエッセイ)
  • 卒業(見込)証明書・IBディプロマ予測スコア証明書(該当者のみ)
  • GCE Aレベル予測スコア証明書(該当者のみ)
  • 表彰および課外活動証明書・個別審査フォーム(出願資格を満たしているか確証がない場合のみ必須)など。

※ご自身の受けてきた教育システムによって必要な提出書類が異なるため、必ず「教育システム別出願書類一覧」を確認してください。

試験内容 基本的に「書類審査」のみであり、筆記試験は行われない。
ただし、大学側が必要と判断した対象者のみ、「面接審査 (Interview)」が実施されます。

参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS)4月入学AO入試・国外選考募集要項

9月入学AO試験について

SILSの9月入学 AO入試の出願条件や書類・選考内容は以下の通りです。

項目 内容
出願条件(対象) 12年間の中等教育課程の修了(見込)者(国内外を問わない)。
※2026年9月入学の場合、2026年9月21日までに修了(見込) であることが条件です。
出願書類
  • Application Form (出願フォーム)
  • Essay (Early Admission または Regular Admission の指定課題に対するエッセイ)
  • 卒業(見込)証明書・GCEAレベル予測スコア証明書(該当者のみ)
  • 学業表彰および課外活動証明書・個別審査フォーム(出願資格を満たしているか確証がない場合のみ必須)など。

※ご自身の受けてきた教育システムによって必要な提出書類が異なるため、「教育システム別出願書類一覧」を確認する必要があります。

試験内容 基本的に「書類審査」のみであり、筆記試験は行われない。
ただし、大学側が必要と判断した対象者のみ、「面接審査 (Interview)」が実施されます。

参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS)9月入学AO入試募集要項

早稲田大学SILS(国際教養学部) AO入試の出願日程について

出願日程についても、3区分それぞれについてまとめます。

4月入学AO入試・国内選考の出願日程や選考スケジュールについて

2026年度の早稲田国際教養学部(SILS)の4月入学AO入試(国内選考)の受験スケジュールは以下の通りです。

フェーズ 時期
出願期間 2026年9月1日~9月8日
筆記審査(Critical Writing・日本語エッセイ) 2026年10月25日
合格者発表 2026年11月23日

参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS)AO入試国内選考の日程について

4月入学AO入試・国外選考の出願日程や選考スケジュールについて

AO入学試験(4月入学・国外選考/AO April Entry Overseas)の2026年の入試スケジュールは以下の通りです。

選考内容 日程
オンライン出願システム開放 2026年8月19日 10:00~9月8日 17:00
出願および検定料支払期間 2026年9月1日 0:00~9月8日 17:00
面接審査(該当者のみ) 2026年11月7日
合格者発表 2026年11月24日 10:00

参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS)AO入試・国外選考について

9月入学AO入試の出願日程や選考スケジュールについて

9月入学AO入学試験の入試スケジュールは以下の通りです。

選考内容 日程
出願期間(Early Admission) 2026年1月8日~1月13日 23:59
出願期間(Regular Admission) 2026年1月14日~2月10日 17:00
Early Decision 結果発表 2026年3月10日 10:00
書類審査結果発表 2026年4月14日 10:00
面接審査(該当者のみ) 2026年4月17日 または18日
補欠合格者発表(Waitlist) 第1回:2026年5月19日 10:00
第2回:2026年6月2日 10:00

参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS)9月入学AO入試について

早稲田大学国際教養学部AO入試の倍率と難易度

早稲田大学国際教養学部AO入試の倍率と難易度

SILS AO入試(4月入学 国内選考) は募集人数95名に対し、毎年多くの志願者が集まります。

難関私立大学の中でも屈指の人気を誇る学部であり、倍率も高くなっています。

具体的には以下の通りです。

AO入学試験(4月入学・国内選考)の入試結果

入試年度 志願者 筆記審査受験者(A) 合格者(B) 実質倍率(A)/(B)
2026年度 721名 668名 150名 4.5倍
2025年度 736名 690名 147名 4.7倍
2024年度 633名 591名 163名 3.6倍

AO入学試験(4月入学・国外選考) の入試結果

入試年度 志願者(A) 合格者(B) 実質倍率(A)/(B)
2025年度 332名 105名 3.2倍
2024年度 279名 113名 2.5倍
2023年度 250名 120名 2.1倍

AO入学試験(9月入学選考)の入試結果

入試年度 志願者(A) 合格者(B) 実質倍率(A)/(B)
2025年度 1,018名 364名 2.8倍
2024年度 788名 348名 2.3倍
2023年度 716名 362名 2.0倍

このように、「4月入学・国内選考」が他の区分と比較して実質倍率が高く、3.6倍~4.7倍で推移しています。

一方、「4月入学・国外選考」および「9月入学選考」の倍率は、直近のデータでは2.8倍~3.2倍となっており、国内選考と比べるとやや落ち着いた倍率傾向にあります。

しかし、いずれの区分も近年は志願者数・倍率ともに上昇傾向にあることが伺え、難易度が上がっていることがわかります。

参照元:早稲田大学国際教養学部AO入試過去の入試データ

SILS国内選考の書類審査対策について

SILS国内選考の書類審査対策について

SILS AO入試(4月入学国際選考)では、書類審査の点数と筆記試験(critical writingと志望理由書エッセイ)の統合評価で合否が決まります。

そのため、書類の内容が不十分であれば、どれほど二次試験のスコアが高くても合格できません。

Application Form (出願書類)で見られるポイント

Application Formの主な記載項目は、高校で最も力を入れた取り組みについて (300字)・高校時代の交際体験について (500字) ・志望理由(800字)です。

全て「日本語」で提出する点に留意してください。

なお、2026年度早稲田大学国際教養学部(SILS) 4月入学AO入試(国内選考)では、この志望理由書エッセイについては、事前提出から筆記試験当日のエッセイという方式に変更となっております。

入試方式の変更はよくありますので、必ず最新の出願要項を確認することが重要です。

その上で、このApplication Formの記載において最も重要な視点は、SILSのアドミッションポリシーとの一致です。

各項目の記述を通じて、「多様な視点・学際的な知識への関心・問題分析能力」を持つ学生であることを示す必要があります。

書き方の基本戦略は以下の通りです。

ポイント 詳細
具体的なエピソードを使う 「異文化に興味があります」ではなく、「○○という経験を通じて〜という視点を得ました」という形で書く
SILS(国際教養学部)の学びとの接続を示す 自分の経験が、なぜSILSの学びにつながるのかを論理的に説明する
将来の展望を明確にする SILSで学んだ後にどのような問いに向き合いたいか、ビジョンを示す

その上で、基本的な文章構成は以下の通り、序論→本論→結論です。

構成 記載内容
序論 国際体験:体験の概要
力を入れた取り組み:取り組みの概要
志望理由:早稲田SILSを志望した理由や取り組みたい研究テーマ
本論 国際体験:体験での学びや気づき、自分が受けた影響
力を入れた取り組み:困難だったポイントおよびそれをどのように乗り越えたのか
志望理由:研究テーマに興味を持ったきっかけおよびそのテーマに対してのこれまでの探究活動
結論 国際体験:影響や気づきを踏まえた今後の展望や目標
力を入れた取り組み:取り組みから何を学びどのように早稲田で活かすか
志望理由:早稲田SILSで具体的に取り組みたい研究計画および卒業後の展望

SILS合格に英語外部検定スコア(英検/TOEFL/IELTS)はどれくらい必要か

早稲田の国教 (SILS) は英語外部検定スコアに「特定の最低基準」を公式には設けていませんが、実際の合格者の水準から見ると、CEFR C1レベルが一つの目安です。

実際に早稲田大学は、国内選考についての合格者の平均は公開していませんが、AO入試国外選考と9月入学AOでの合格者の英語力の平均を公開しており、以下の通りとなっています。

English proficiency test scores:
Competitive applicants score 100 or above on TOEFL, 7 or above on IELTS.

引用元:早稲田大学国際教養学部国外選考・9月入学AO入試の合格者平均

このように、早稲田のSILSに合格するためには、英検であれば1級、TOEFL・IELTSであればそれぞれ100点・7.0以上必要であると考えてください。

なお、新形式TOEFLの場合は、5.0以上でCEFR C1となりますので、5.0を目指してください。

高2のうちにC1レベルに到達しておくと、高3からはCritical Writing対策に集中できますので、早めにスコアを確定させることが、長期的な受験準備の効率を高める最大のポイントです。

筆記試験(志望理由書エッセイ・Critical Writing)対策について解説

筆記試験(志望理由書エッセイ・Critical Writing)対策について解説

早稲田大学SILS(国際教養学部) の4月入学AO入試(国内選考)では、二次選考(筆記審査)はCritical Writing(英語論述・120分) と志望理由エッセイ (日本語・30分)の2科目で、面接は行われません。

2026年度入試から求められる志望理由書エッセイの対策について

早稲田国際教養(SILS)のAO入試では2026年度入試から、これまでの「事前提出の志望理由書」は廃止され、志望理由に関するエッセイは試験当日に記述する形式に変更されました。

試験当日には、提示された主題と関連付けながら「なぜ国際教養学部を志望するのか」を日本語で論述します。

試験時間は30分で、制限時間内に論理的な文章を構成する力が求められます。

実際に、SILS2026年度4月入学AO入試の試験では、17世紀の哲学者パスカルの文章(学問の分類と、先人の見解を乗り越えることの重要性について)が課題文として提示され、以下の3つの設問が出題されました。

  1. 課題文の概念への当てはめ:パスカルが提示した「学問の二つの分類」のうち、自分がSILSで学びたい学問はどちらの性質に属するかを答える。
  2. 過去の学習経験との結びつけ:1のように分類した理由を、「自分自身が中学卒業以降に学んだこと」を踏まえて具体的に説明する。
  3. 批判的考察・意見の構築:課題文における筆者の考え (パスカルの分類) そのものに対して、自分はどのように考えるか(賛成、反対、その他の意見)を、論拠とともに述べる。
このように、単に「なぜSILSに入学したいか」を自由に書かせるのではなく、

「抽象的・哲学的なテクストの読解力」
「自らの過去の学習経験を客観視する力」
「他者の思想に対して論理的に自分の意見を構築する力 (クリティカル・シンキング)」

を総合的に測る高度な内容となっています。

参照元:2026年度早稲田大学国際教養学部(SILS)4月入学AO国内選考の志望理由書エッセイ過去問

志望理由書エッセイに向けた具体的な対策方法について

志望理由書エッセイに向けた具体的な対策方法について

日本語での志望理由書エッセイで高得点を取るためには、以下の4つの対策が有効です。

  1. 過去の学習経験の棚卸しと整理
  2. SILSで学びたい内容の明確化
  3. 抽象的な文章の読解と「批判的思考」のトレーニング
  4. 厳しい制限時間 (30分) への対応

それぞれについて詳しく解説します。

1.過去の学習経験の棚卸しと整理

設問では、「自分自身が中学卒業以降に学んだことを踏まえて」説明することが求められます。

中学卒業以降の活動 (探究学習、部活、課外活動、個人的な読書や研究など)を単に羅列するのではなく、

「なぜそれに興味を持ったのか」
「そこから何を学び、自分の考え方がどう変化したか」

というプロセスを深く掘り下げておきましょう。

また、自分の個人的な経験を、学問という客観的な枠組みの中でどう位置づけられるか、言語化しておくことが重要です。

2.SILSで学びたい内容の明確化

課題文のテーマ (例: 学問の分類)に対して、自分がSILS(国際教養学部)で学びたい分野を当てはめて論じる必要があります。

シラバスなどを活用し、早稲田国際教養学部 (SILS) で提供されている7つのクラスターなど、自分が大学で具体的に何を、どのようなアプローチで深めたいのかを明確に設定しておきましょう。

その上で、棚卸しした過去の学習経験とSILS (早稲田大学国際教養学部)で学びたいことが、論理的に矛盾なく繋がるようにストーリーを構築しておくことが必須です。

3.抽象的な文章の読解と「批判的思考」のトレーニング

17世紀の哲学者パスカルの文章のように、抽象度が高く哲学的な評論文が課題文として提示され、それに対する自分自身の見解をまとめる必要があります。

思想、哲学、歴史などの難解な文章に日常的に触れ、筆者の主張を短時間で正確に把握する読解力を養いましょう。

他者の意見を鵜呑みにせず、「自分はどう考えるか」「それはなぜか」を常に問いかけ、多角的かつ論理的に自分の意見を組み立てるクリティカル・シンキングの訓練を繰り返してください。

4.厳しい制限時間 (30分) への対応

試験時間はわずか30分です。この短時間で初見の課題文を読み、自己の経験や志望内容と結びつけ、3つの設問に対して一貫性のある文章を原稿用紙に書き上げる必要があります。

「課題文の読解・設問の意図把握」「構成案の作成」「実際の記述」といった時間配分の目安をあらかじめ決めておきましょう。

また、過去問や類似の小論文テーマを利用し、実際に30分を測って手書きで原稿用紙を埋めるという、実践的な記述訓練を積むことが不可欠です。

Critical Writingの傾向について

Critical Writingは、SILS 4月入学AO入試(国内選考)の最大の特徴です。

試験時間は120分で、英語での長文読解と論述が問われます。

Critical Writingでは以下の4つの能力が測られます

  1. 高度な英語力:語彙・文法・読解・ライティングの総合力
  2. 複雑な英文を正確に読む力:アカデミックレベルの英文を素早く正確に理解する能力
  3. 批判的思考力:情報を鵜呑みにせず、多角的に検討して論拠を見つける力
  4. 論理的なエッセイ表現力:自分の意見を明確な構成で英語エッセイとして書く力

出題は一般入試並みの難易度と分量のアカデミックな英文長文が中心であり、例年内容読解問題と論述問題が含まれます。

SILS(国際教養) のAO入試 (国内選考) の筆記審査におけるCritical Writingの具体的な出題傾向については以下の通りです。

出題の要素 傾向と詳細
長文のテーマ (リベラルアーツ分野) The New York Times や専門的な書籍などから抜粋された、長くて難易度の高い英文が2題出題されます。
テーマは文系・理系を問わず非常に幅広く、以下のような分野から出題されています。

  • 社会・文化:アジアの高齢化社会、文化の盗用、古典小説の改訂論争
  • 科学・心理:脳科学と脳卒中の体験、実験用マウスの行動研究、先延ばしの心理学
  • 教育・環境:教育のジェンダー格差、標準化テストの是非、気候変動、オーガニック食品の裏側
客観式問題 (読解・文法・語彙) 長文の理解度や正確な文法知識を問う問題が多数出題されます。
具体的には、

  • 空所補充・語彙:文脈に合う適切な単語やフレーズを選ぶ問題
  • 文法誤り指摘:下線部の中から、標準的な書き言葉として文法的に間違っているものを1つ選ぶ問題
  • 内容理解・要約:本文の内容と合致するものを選ぶ問題や、重要な文を選んで正しい順番に並べ替え、要約を完成させる問題

などが出題されます。

自由記述式エッセイ (意見記述) 各長文の最後に、本文のテーマに関連した問いに対して自分の意見を英語で記述する問題が出題されます。
「賛成か反対か」「あなたならどうするか」といった問いに対し、2~3つの理由 (reasons / arguments)を挙げて、自分の立場を論理的に正当化 (defend) することが明確に求められます。

このように、単語を知っているだけでは通用せず、批判的に読んで自分の意見を組み立てる力が問われます。

critical writingの具体的な対策方法について

critical writingの具体的な対策について

Critical Writingは一朝一夕では身につかないため、高2から計画的に練習を重ねることが重要です。

具体的な対策は以下の5点です。

  1. 基本的な英語力の強化
  2. critical thinking(批判的思考力)の養成
  3. エッセイライティングの練習
  4. 幅広い知識の獲得
  5. 時間管理の訓練を行う

それぞれについて具体的に解説します。

基本的な英語力の強化

当然ですが、語彙力や文法力などの基本的な英語力の強化が基礎となります。

実際に客観問題では、標準的な英文法(standard written English) の知識が問われます。特に文法の誤りを指摘する問題は、正確な知識がないと正答できません。

各種英語スコアをC1レベルまで鍛えたあとで、以下の内容に取り組みましょう。

  1. 文法・語法問題に特化した問題集を利用し、主語と動詞の一致、時制、前置詞、関係詞、分詞構文などの文法事項を徹底的に復習する
  2. アカデミックな語彙・複雑な構文を集中的に学習する
  3. 英字新聞(BBC・The Guardianなど)の社説を毎日読んで英語での論理展開に慣れる

critical thinking(批判的思考力)の養成

critical writing で最も重要無力は、批判的思考力(critical thinking)です。

これを鍛えるためには、日頃から、

  1. ニュース・社会問題を「なぜそうなるか」 「別の見方はないか」と問い続ける習慣をつける
  2. 記事を読む際に「主張・根拠・反論」の構造を意識して分析する

ということが重要です。

critical thinking(批判的思考力) は一朝一夕で身につくものではありません。日々の積み重ねが重要であるため、毎日コツコツ継続して取り組みましょう。

エッセイライティングの練習

critical writing という問題ですので、必ず意見論述問題が出題されます。

まずは、「Introduction (意見の提示) → Body (2~3つの理由と具体例) → Conclusion(結論)」という、アカデミック・ライティングの基本的な型 (パラグラフ・ライティング)を身につけましょう。

その上で、日頃からニュースを見た際に、「自分は賛成か反対か」 「その理由は何か(少なくとも2つ)」を英語でメモする習慣をつけることで、短時間で意見を構築する訓練をしながら、本番に使用できるフレーズが蓄積できます。

また、過去問・類似問題での実践演習を繰り返し、必ず添削指導を活用して改善を重ねることが重要です。

幅広い知識の獲得

早稲田国際教養学部(SILS)はリベラルアーツであるため、critical writingにおいても学際的なテーマの長文が2題出題されます。

そのため、未知の分野の英文でも論旨を正確に追う力が必要です。具体的には以下のことに取り組みましょう。

  1. The New York Times The Guardian、BBC、科学系・社会系のニュースメディアを日常的に読み、人文科学、社会科学、自然科学の幅広い語彙 (ボキャブラリー) を増やす。
  2. パラグラフごとに「筆者は何を言いたいのか」を要約しながら読むパラリーディングの訓練を行う。

時間管理の訓練を行う

SILSのcritical writingでは、120分の中で難解な長文2題を読み込み、多数の客観問題を解いた上で2本のまとまった英語エッセイを書き上げる必要があります。

そのため、「長文1題+エッセイ1本」を60分以内で終わらせるなど、厳密なタイムマネジメントが必須です。

過去問を解く際は必ず120分のタイマーをセットし、途中で止めることなく最後まで書き切る「本番を想定した演習」を繰り返すことや、エッセイの構成案 (アウトライン) を5分程度で作る練習が有効です。

日本語での志望理由エッセイと合わせて、事前準備と時間のコントロールが合否を分ける非常にタフな試験です。ぜひ過去問などを活用し、実践的なトレーニングを積んでください。

合格戦略の核心が見えてきました。次は「いつ・何から始めればよいか」という時系列の準備ロードマップを見ていきましょう。

国際教養学部4月入学AO入試の合格から逆算する準備 ロードマップ

早稲田大学国際教養学部4月入学AO入試の合格から逆算する対策ロードマップ

SILS(国際教養学部) のAO入試は、1~2ヶ月の短期対策で合格できる試験ではありません。

英語スコアの取得・課外活動の積み上げ・志望理由の言語化・Critical Writingの練習は、すべて時間をかけて積み上げる必要があります。

「早期準備が合否を分ける」というのがSILS AO入試の大前提です。

高校1~2年生から始めるべき準備

高校1~2年生の段階で行う準備が、高3での合格を大きく左右します。この時期に「英語力の基盤」と「活動の積み上げ」を同時進行させることが理想です。

具体的に高校1年生のうちにやることは以下の通りです。

  1. 英語外部検定試験(英検・TOEFL IBT IELTS) に早期から取り組む
  2. 英検2級・IELTS4.5などCEFR B1以上のを取得し基礎英語力を固める
  3. SILSの学部特性 (7つのクラスター・リベラルアーツ・留学必修)を把握する
  4. 自分の関心分野(国際関係・環境・ビジネス・表現など)を意識して探求を始める

高校2年生前半 (~夏) のうちにやることは以下の通りです。

  1. 英検準1級・TOEFL iBT 80~90点台 (4.0~4.5) IELTS 6.0~6.5以上を目指して学習を加速する
  2. 課外活動(探究学習・模擬国連・英語ディベート・ボランティア等)を本格化させる
  3. SILS(早稲田国際教養学部) のオープンキャンパス・説明会に参加し、学部理解を深める

そして、高校2年生後半(秋~) から始めることは以下の通りです。

  1. 英検1級・TOEFL iBT 100点(5.0点)以上、IELTS 7.0以上(CEFR C1レベル) を目指す
  2. 自己分析を本格的に始め、「なぜSILSか」の答えを言語化する準備を開始する

特に、英語スコアを2年生のうちに確定できれば、高3での筆記審査対策や志望理由書エッセイの対策に集中できるので、高2のうちにCEFR C1以上が達成するようにしましょう。

高校3年生の直前対策スケジュール

高3になったら、いよいよ本番対策を本格化させます。

書類作成・Critical Writing対策・志望理由の言語化を同時並行で進める必要があります。

月別の目安スケジュールは以下のとおりです。

時期 やること
4月~6月 英語スコアの最終確認・Critical Writingの過去問演習開始・志望理由エッセイの粗案を作成
7月~8月 Critical Writingの添削練習・志望理由エッセイの精度を上げる・書類の下書き開始
9月 出願書類の最終仕上げ・TAOオンラインシステムで出願手続き・過去問想定の予想問題演習
10月 Critical Writingの直前演習・時間配分の確認・本番形式でのシミュレーション

高3は時間が非常に限られています。

英語スコアが未確定の場合は、4~6月に集中して取得し、それ以降は筆記審査対策に専念できる体制を作ることが理想です。

一人で計画が立てられないという方は、専門塾の個別指導を早期から活用することで、Critical Writingの実力は計画的に高められますので、ぜひ効果的に活用しましょう。

早稲田大学SILSの国外選考および9月入学AO入試対策について

Two smiling students in uniforms sit at a desk, with a banner about Waseda University SILS overseas admissions and September AO exam prep.

国外選考AO入試と9月入学AOでは基本的に書類審査のみで合否が決まります。

そのため、重要なポイントは以下の2つです。

  1. 基本的な英語力および学力
  2. 課題エッセイの作り込み

それぞれについて解説します。

基本的な英語力および学力

早稲田大学は公式で、国際教養学部 (SILS) の国外選考および9月入学AO入試での合格者平均となる、英語スコアと統一スコアの試験を公開しており、以下の通りとなっています。

Average standardized test scores of successful applicants:
SAT (Redesigned): 1,416
ACT: 32.3
IBDP: 36.9/42

English proficiency test scores:
Competitive applicants score 100 or above on TOEFL, 7 or above on IELTS.

引用元:早稲田大学SILS(国際教養学部) 4月入学AO入試・国外選考および9月入学AO入試の合格者データについて

このように、それぞれかなり高いスコアとなっていますので、早めに準備を行い取得するようにしましょう。

SILSの国外選考および9月入学 AO入試における課題エッセイの出題内容と要件

SILSの国外選考及び9月入学AO入試における課題エッセイの出題内容と要件

次に、SILS(早稲田大学国際教養学部) の「4月入学・国外選考」および「9月入学」における事前の課題エッセイについて、各区分の課題概要と対策ポイントを解説します。

9月入学は「Early Admission」と「Regular Admission」で課題内容が大きく異なるため、分けて記載しています。

4月入学・国外選考(AO April Entry Overseas)

課題内容の概要 その他の要件・指定
様々な学問分野からの5つの引用文(歴史、社会学、言語学、メディア論、パ学など)から2つを選び、以下の内容を記述する。
1. その2つの視点を、1つの観点から検討した自分自身の考え。
2. なぜその2つを選んだのかという「自身の学問的関心」と、それが「SILSでの将来の学習」にどう結びつくかの説明。
・英語で約800語
・自分自身で作成すること(生成AIの使用は不正行為とみなされる可能性がある)

9月入学(Early Admission)

課題内容の概要 その他の要件・指定
様々な学問分野からの6つの引用文から2つを選び、以下の内容を記述する。
1. その2つの視点を、1つの観点から検討した自分自身の考え。
2. なぜその2つを選んだのかを、高校等の授業や個人的な学問的経験に基づいて説明する。
3. それが 「SILSでの将来の学習」にどう結びつくかを、具体的なコース(科目)の例を挙げて説明する。
・英語で約800語
・自分自身で作成すること
※SILSのシラバス等を参照して具体的な科目名を挙げる必要がある。

9月入学(Regular Admission)

課題内容の概要 その他の要件・指定
「なぜ他の学部でなくSILSで学びたいのか」について、以下の点を含めて詳細かつ具体的に記述する。
1. SILSでの4年間に何を学ぶ計画か(注力したい分野とその理由)。
2. 卒業後の進路をどう考えているか。
3. 自身の問題意識を裏付ける、高校での具体的な経験、活動、履修した授業の名称や内容への言及。
・英語で約800語
・自分自身で作成すること
・エッセイの末尾に、記載した経験・活動・授業を証明できる人物の連絡先(氏名、連絡先、所属、役職)を記載すること
※該当者がいない場合は理由を記載

参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS)4月入学AO入試・国外選考および9月入学AO入試の出願エッセイについて

早稲田国際教養学部の国外選考・9月入学AO入試の課題エッセイに向けた具体的な対策ポイントについて

SILSのAO入試において、4月入学・国外選考と9月入学 (Early) では引用文型エッセイが課され、9月入学AO (Regular) では志望理由特化型エッセイが課されます。

なお、大学側は「生成AIを使用して作成し、自分の作品として提出することは不正行為とみなされる可能性がある」と明記しています。

AIは構成のアイデア出しや文法チェックの補助に留め、必ずご自身の言葉と経験に基づいたオリジナルなエッセイを執筆してください。

出願エッセイに向けた具体的な対策ポイントは以下の4点です。

  1. 引用文の深い読解と視点の統合
  2. 具体的な経験との強力な結びつけ
  3. SILSのカリキュラムへの深い理解
  4. アカデミックな英語構成力

それぞれについて解説します。

1.引用文の深い読解と視点の統合

「4月・国外」と「9月・Early」では、全く異なる分野の短い引用文を2つ選び、それらを「1つの観点(one perspective)」から論じることが求められます。

各引用文の背景にある学問的テーマ(例: 歴史の解釈、言語の限界、メディアの影響など)を正確に読み取った上で、選んだ2つの引用文が、どのような共通のテーマや対立する概念で結びつけられるか(例: 「テクノロジーの発展」という観点から、歴史の複雑さとメディアの影響を論じるなど)について、独自の切り口を見つけることが重要です。

2.具体的な経験との強力な結びつけ

すべての区分において、「なぜSILSで学びたいのか」を過去の経験と結びつけることが求められます。

特に「9月・Early」と「9月・Regular」では、高校での授業や活動を具体的に言及するよう強い指定があります。

また、9月・Regularでは経験の証明者(推薦者のような存在)の連絡先記載が求められるため、客観的に証明可能な課外活動や探究学習、ボランティアなどの経験を棚卸しし、「その経験からどのような問題意識を持ったかを言語化する必要があります。

3.SILSのカリキュラムへの深い理解

課題エッセイでは、「SILSでの4年間で何を学ぶ計画か」を詳述する必要があります。

特に、9月入学AO入試・Earlyでは実際のシラバス等を参照し、具体的なコース (科目)名を挙げる指示があります。

SILSの「7つのクラスター」や実際のシラバス (Syllabus Search)を熟読し、自分の関心領域に合致する具体的な科目名や教授名をピックアップしましょう。

自分の問題意識の解決には、この科目のこのアプローチが不可欠である」という論理的かつ一貫性を持って構築しましょう。

4.アカデミックな英語構成力

約800語の英語エッセイは、かなりの分量です。

単に求められている内容を羅列するのではなく、大学での学修に耐えうる論理的でアカデミックな文章構成が求められます。

具体的には、「Introduction (背景・問題意識・選んだ引用文の提示) → Body (過去の経験、引用文の分析、SILSでの学習計画) → Conclusion (将来の展望と結論)」といった明確なパラグラフ構成で執筆しましょう。

完成後は、学校の先生やネイティブスピーカーの指導・添削を受け、論理の飛躍や文法的な不自然さを徹底的に修正することをお勧めします。

早稲田大学国際教養学部(SILS) のAO入試に関するよくある質問と回答

早稲田大学国際教養学部(SILS)のAO入試に関するよくある質問と回答

帰国子女ではない純ジャパですが国内選考AO入試で合格できますか?

はい、可能です。

「SILSのAO入試は帰国生しか合格できない」という思い込みは、正しくありません。

重要なのは、海外経験があるかどうかではなく、「SILSが求める資質を持っているか」を示せるかどうかです。

以下の内容に取り組むことで、帰国子女でなくとも十分に早稲田大学SILS(国際教養学部)の4月入学AO入試 (国内選考) に合格できます。

  • 英語スコア (CEFR C1レベル)を早期に確保し、筆記審査対策に集中できる時間を作る
  • 国内での探究活動・課外活動を「SILSが求める資質」と結びつけて言語化する
  • Critical Writing で英語力+論理力を存分に発揮し、書類の弱点をカバーする
  • 志望理由エッセイで「なぜSILSか」「なぜ自分か」を明確に示す

一方で、海外経験は不要ですが「国際経験」は必要となります。

国内でどのような国際経験を積むことができるのかが分からない受験生には、専門家によるマンツーマン指導が必要不可欠でしょう。

ホワイトアカデミー高等部では、プロが個別の経験・強みを丁寧に掘り起こし、SILSが評価するアピール内容を一緒に作り上げることができます。

早稲田大学国際教養学部(SILS) 志望におすすめの併願先はどこですか?

早稲田大学国際教養学部(SILS)志望におすすめの併願先はどこですか?

SILS(早稲田国際教養) 志望の方におすすめの併願先は以下の通りです。

  • 慶應義塾大学SFC
  • ICU教養学部
  • 上智大学国際教養学部(FLA)
  • 国際教養大学国際教養学部
  • 立教大学GLAP
  • 法政大学GIS
  • 立命館大学グローバル教養学部

入試方式によって向き不向きや、おすすめの大学は異なりますので、併願校に悩んでいるという方はぜひ一度ホワイトアカデミー高等部の無料相談会にお越しくださいませ。

プロがあなたの状況に合わせて最適な併願校の提案を行います。

ホワイトアカデミー高等部の無料の受験相談会

英検準1級レベルですがSILSに合格できますか?

不可能ではありませんが、かなり厳しいです。

理由は2つです。

1つ目は、相対評価です。受験生の多くが英検1級以上レベルを取得しているため、書類審査において、評価が低くなります。

2つ目は、critical writing点数です。

当然ですが、英語力が低いということは、筆記審査のcritical writingで高得点を獲得することは難しいと思います。

もちろん、本来英検1級以上のスコアを獲得できるレベルはあるが、どうしても受験できる機会がなかった方や本番で実力以上の力を発揮できた場合などは合格することも可能です。

しかし、基本的には厳しい戦いとなりますので、基本的な英語力は必須と考えて学習に取り組むのが良いでしょう。

AO入試・国内選考のcritical writingの過去問は公開されていますか?

AO入試・国内選考のcritical writingの過去問は公開されていますか?

はい、公開されています。

早稲田大学公式の公式HPから確認することができます。

過去問で傾向を確認してから対策を始め、最後は過去問演習で仕上げるようにしましょう。

参照元:早稲田大学国際教養学部(SILS) 4月入学AO入試(国内選考)の過去の問題について

まとめ: 早稲田大学国際教養学部 (SILS) AO入試とは

まとめ:早稲田大学国際教養学部(SILS)AO入試とは
ここまで、早稲田大学国際教養学部(SILS)のAO入試における国内選考・国外選考・9月入学AOという3つの区分について、それぞれの内容から選考対策まで詳しく解説してきました。

この記事で解説してきた要点を整理します。

今回のまとめ

  • SILSは英語×リベラルアーツの学部であり、授業の約8割が英語で行われ、7つのクラスターを横断的に学べる
  • AO入試には3区分があり国内生が対象の「4月入学国内選考」では、書類審査と筆記審査(Critical Writing・日本語エッセイ)が課される
  • 英語スコアは早期確保が鉄則であり、CEFR C1レベル (英検1級・TOEFL iBT 100点以上・IELTS 7.0以上)を高2までに目指す必要がある
  • 海外経験がなくても、国内で国際経験を積み、「多様な視点・問題意識」を示すことで国内生でも合格を勝ち取れる
  • 英語力・課外活動・志望理由の言語化は、長期的に積み上げるものであり、早期からの対策が求められる

SILS AO入試の対策は、英語力・論理力・自己分析のすべてを同時に磨く必要があります。

「どこから手をつければいいかわからない」「書類や志望理由の書き方に自信がない」という場合は、専門家のサポートを活用することが最短ルートです。

ホワイトアカデミー高等部では、プロが完全個別マンツーマン指導で、課外活動の作り込み・志望理由書・Critical Writing対策・英語スコアアップまで一貫してサポートしています。

合格保障制度も設けており、プロ講師があなたの強みを最大限に引き出します。

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※1 合格率98%はカリキュラム消化者が対象です。
※2 上智大学合格率83%は2025年度入試における上智大学受験者が母数です。

その他の入試方式総合型選抜(旧AO入試)

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