総合型選抜(旧AO入試)対策の専門塾ホワイトアカデミー

合格体験記

2025.01.14

高校2年生で倍率21倍の千葉大学飛び入学試験に唯一の合格!合格の秘訣とは、、、

高校2年生で倍率21倍の千葉大飛び入学試験に唯一の合格!その秘訣とは、、、

飛び入学選抜を考えたきっかけ

小学生の頃にはじめてウイルスの図鑑を見て、その美しさに夢中になりました。

ウイルスの世界に目覚めた私は、中学生の時に、某旧帝大学の教授に直接連絡をし、1週間泊まり込みで研究を共にさせていただきました。研究のためには大学数学もプログラミングも没頭して取り組める一方で、好きでないことには全く興味がわきません。

高校1年生の後半になって、自分は全科目満遍なく点数が求められるような一般入試の受験勉強はできないということに気づき始めました。やりたくないことはやりたくない。だけどやりたい研究はしたい。だから大学には行きたい。できれば研究設備の整った大学に、できれば1年でも早く行きたい。

友人のお兄さんが飛び級入試で千葉大の理学部物理学科に入っていたので、この入試のことは早くから知っていました。

私も生物関連のコンテストの世界大会でグランプリを獲得した実績もあったし、研究に対する熱意には自信がありました。これまでやってきたことを評価してもらえるはずのこの入試に賭けるしかない、どうにかして絶対に受かりたいと思うようになりました。

高校の先生に相談したところ「ちょっと結構なチャレンジだねぇ…」という反応だったこともあり、塾を探し始めました。

ホワイトアカデミーを選んだ理由

いくつかの塾に相談や見学に来ました。

他の塾には「いい人」はいたし、面倒は見てくれそうな印象だったのですが、自分のこれまでの研究を理解した上で、「これをこうしていったらいいよ」という先導をしてくれるような先生は一人もいませんでした。

だから、塾の見学で具体的な相談をしても、結局何をどの順番でどうやっていけば良いのかということが全くイメージできず、この入試に対する解像度が全く上がりませんでした。「行けるよ、●●さんならきっと合格できる」と言ってはくれるものの、「どうやって?」という疑問が解消していないので、信頼してついていきたいと思える先生が見つかりませんでした。

ホワイトアカデミーは、たまたまかもしれませんが無料相談会から理系の先生が担当してくれて、自分の研究内容を詳しく聞いてくれて、相談の段階から生物や物理、数学の談義をするのが純粋に楽しかったです。

ホワイトアカデミーでは「この入試はどういう入試で、このポイントをおさえれば良いけど、君はこれはすでにできているから、あとはこれとこれとこれだけやればいいよ」ということを最初から教えてくれたので、安心感がありました。

自分のできていることも、できていないことも適切に評価してもらっていることがわかりました。自分の研究のおもしろさをわかってもらえたことが何より嬉しかったし、総合型選抜のプロというだけではなく、理系の楽しさ、科学の楽しさを共有できる先生が担当してくれることにも安心感があり、入塾を決めました。

入塾後に行った対策

入塾してからは、自分の特性を理解した上で、どの学部・学科に出すのか、作成する書類のストーリーの方針を話し合うことから始めました。

英語は準1級対策を、数学は試験があったので過去問を解きながら苦手な確率分野についての対策方法について、宿題を出してもらい、コツコツ勉強を夏頃まで継続しました。自分は研究に関係のある大学数学には没頭してきたのですが、受験用の数学を疎かにしてきたので、塾でかなり対策してもらいました。

夏頃からは願書を本格的に書いていきました。当初はなかなか文章が書けず、最初に作った書類は自分で読んでも「ちょっとこれはひどくないか?」というものでした。

これまで自分がおこなってきた研究は生物・物理関連分野だったのですが、千葉大学の飛び入学制度があるのは工学関連分野の物質科学だったので、連動性をアピールすることに苦労しました。

先生と話していく中で、自分のこれまでとこれからを連動させて表現できるようになっていき、近年ウイルス学は学際的になっているから、工学の視点を取り入れた研究手法を編み出して、それをウイルス学者に提供することでウイルス関連の共同研究を行っていきたいという方針や、ウイルス学研究に必須となる化学や物理の素養も学べる点などをアピールするようにしました。

書いて、添削してもらって、書いて、添削してもらって、を何度も何度も繰り返して完成に近づけていきました。授業中の時間だけでは終わらないため、チャットで24時間いつでも授業時間外のサポートを受けられるのがとても助かりました。

先生のサポートのおかげで、入試の面接では面接官の教授から「文章がうまい、わかりやすい」「国語は結構得意なんじゃないかね?」と言っていただくことができ、嬉しかったです。

口頭試問では化学の問題も出題されるのですが、私は実は高校で化学を履修していないため、こちらの対策も塾に非常にお世話になりました。研究発表のスライド作成や練習も対策していただき、万全の準備で本番を迎えることができました。

試験本番はどうだったか

数学の試験では一番得意な微積が大問で2つもあって、精神的にかなり余裕を持って取り組めました。これはただの運ですが。

研究発表では面接官の教授が質問していることの意味がわからず、グダグダになってしまったタイミングがあったので、もうダメかもしれないと思い沈んでいたのですが、1日目に合格して翌日の面接に呼ばれた時は奇跡が起きたと思いました。

面接は教授20人が半沢直樹の役員会みたいなコの字型に座ってこちらを睨んでいる中にポツンと一人座る形になりました。

一人の先生が「これは圧迫面接じゃないからね」とフォローしますが、他の先生は全員真顔でこちらを睨んでくるので、そのギャップに内心笑ってしまいました。

面接では書類に則った質問をされたので、塾で書類を作り込んだことが功を奏してスムーズに進めることができました。教授の先生方を笑わせることにも成功して、その時は「これは受かったかも」と思いました。

今後の抱負

今は入学に向けて、これまでに研究した内容をまとめつつ、最近は経済学やトゥールディオンという機械式の時計がどんな原理で動いているのかに興味がわいたので、力学的に解析することをやってます。

将来はウイルスの研究がしたいということが主軸にありながら、理学方面に応用が効く素材や研究手法や理論を作成する、理学のための工学についての研究者としてやっていきたいと考えています。

過去に電子顕微鏡が開発されたことでウイルス学に衝撃が走ったように、それと同様のことをウイルス学の分野でいつか実現したいです。

受験生へのメッセージ

思えば、私の受験は運の要素も大きかったように思います。

研究活動発表型選抜という私にピッタリの入試ができたこと、その入試には偶然、私の苦手な物理の試験がなかったこと、当日に数学で得意な微積の問題が出たこと、努力だけではなく、運に恵まれたことは大きいと思います。

ホワイトアカデミー高等部との出会いも私にとって、とても幸運な出来事でした。ホワイトアカデミーでの宿題は苦労することも多かったですが、授業はとても楽しくて、先生と話していると予定していた1時間はいつもあっという間に感じる、濃い指導を受けられました。

合格後に先生に、自分は運が良いという話をしたら、ルイ・パスツール(フランスの細菌学者)の有名な言葉、「Chance favors the prepared mind」(幸運は用意された心のみに宿る)を教えていただきました。同じ言葉を受験生の皆さんに贈りたいと思います。

自分が精一杯努力していれば、きっと幸運が訪れてくれるはずです。受験、がんばってください。

総合型選抜・公募推薦入試に特化した専門塾

ホワイトアカデミー高等部とは?

総合型選抜・公募推薦入試に特化した専門塾。

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  • カリキュラム修了者の合格率98%※1
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※1 合格率98%はカリキュラム消化者が対象です。
※2 上智大学合格率83%は2025年度入試における上智大学受験者が母数です。

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