合格体験記
留学経験を活かし、早稲田大学社会学部に合格!対策のポイントとは?
愛知県の進学校→カナダへ留学
僕はもともと愛知県の自称進学校(笑)に通っていたのですが、ひたすら受験勉強のための暗記やテスト勉強をすることに嫌気がさし、留学を考えました。海外に行ったら全然違う世界があると思ったので、ワクワクしたんですよね。
今思えば逃げだったのかもしれません。ただ、留学に行きたい気持ちだけはあったので、その後必死に英語の勉強をして、高1の9月から1年ほど、カナダ留学をしました。学校と交渉し、単位が認定される留学に行くことができました。
留学先では日本との文化や教育の違いについてびっくりしました。授業を好きに取ることができるし、何でも全部自分で決めないといけないなどの点があり、自立心が育まれる環境だな、と思いました。
特に面白かったのは、メディアの報道についてです。報道の仕方も、それを受け取る側の感じ方も日本とは違うということをホストファミリーで学びました。
こうした体験から、日本と海外のメディアの違いについて大学では学びたいなぁと思うようになりました。
メディアについて学びたいと思ったとき、最初に出てきた志望校は早稲田大学でした。マスコミのイメージがあったためです。
ただ、1年間海外留学に使ってしまっていたこともあり、古文や漢文などの日本の教科が抜け落ちてしまっていたので、一般入試で早稲田大学に行くことは難しそうだなと思いました。そこで、総合型選抜などの入試で早稲田大学を目指すことが僕の受験戦略となりました。
ホワイトアカデミーに入塾したきっかけ
早稲田大学の中でもメディアについて学べる学部を探したら、社会学部が出てきました。そこで、社会学部のグローバル入学試験を受験することに決めました。
ただ、社会学部については小論文が必要だったため、それを自分一人でやることは難しいなと思い、塾を探し始めました。
塾は7校ほど見ましたが、ホワイトアカデミーは個別指導で、なおかつ英語もやってくれそうなので選びました。
また、無料相談をさせてもらったところ、全部の塾の中で最も情報量がある感じでしたし、受験にとどまらず就職を見据えて能力的に吸収できそうなものが多そうだったため、ホワイトアカデミーにお世話になることに決めました。
入塾後に行ったこと
僕は高2の10月ごろに入塾したので、まずは社会学部につながる探究活動を実施しました。
具体的には、国内・国外でのメディアの報道についての受け取り方の違いについて興味があったので、日本とカナダの友達に対してアンケートを行い、認知形成のプロセスについて調査しました。そしてその内容を志望理由書や活動報告書に盛り込んでいきました。
次に、英語の勉強をしました。留学というバックグラウンドを活かして社会学部に確実に合格するために、英検は1級が必要だと思っていたので、1級の対策を先生と一緒にやっていきました。
1級は社会や経済、政治についての広範な範囲が出るため、その対策を先生と行いました。ボキャブラリーを増やしたり、ライティング・スピーキングの授業を通じて、着実に英語力を伸ばすことができ、それが英検1級の合格につながりました。
英検合格後は、社会学部の入試に向けて小論文の対策をしていきました。僕は小論文は学校の授業で少しやった程度だったので、基礎からしっかり見直すと同時に、社会学部で頻出のテーマについて応用演習を行ったり、過去問を解いたりしていきました。
また、面接についても何度も練習しました。僕は話すことはそれなりにできると思っていたのですが、相手が要求している答えをすぐにパッと出すのは苦手だったので、面接想定問答集を先生と一緒に作って、どんな質問が来ても困らないように対策をしていきました。
それが本番で活き、合格することができました。
今後の抱負
今は卒業まで時間があるので、英語を勉強中です。せっかく英語を武器にしたので、今後もそれを強化しようと思っています。
大学入学後はメディアについてさらに学び、卒業後はマスコミ関係で働きたいなと考えています。
これから受験する人へのメッセージ
僕は通常の受験生とは違ったやり方で合格することができました。
正直、1年間の留学をするとなった時、大学受験はどうしようかなと思ったのですが、留学先でいろいろな体験をした結果、総合型選抜という選択肢が見えてきました。
ですので、もし普通のやり方の受験を諦めることになったとしても、別のやり方で志望校に受かる方法はあるということをぜひ知っておくと良いと思います。
また、ホワイトアカデミーは「トビタテ留学japan」などの奨学金制度の書類作成なども対応してくれるので、これから留学する人は一度相談すると良いと思います。
一度きりの高校生活、悔いのないように過ごしてください。